*この感想は[さたける]さんに書いて頂きました。

魔物娘図鑑の魅力を生かしながらも、新規に配慮した描写


堕落乙女異聞は、もんむすくえすと!に絵師として参加している健康クロス氏が展開する「魔物娘図鑑」を原作とした二次創作物語です。原作をご存知の方はニヤりとできる展開が無数にあり、また原作未経験の方も原作が持つ独特なフェチを体験するのに最適な一作です。

魔物娘図鑑の世界観を補足すると、魔物娘は女性を魔物に変化でき、それは善行だと思っています。性欲旺盛であらゆる手段で逆レイプするが、決して殺す事も吸い殺す事もありません。そして愛があり、一人の人間男性と共に暮らす魔物娘も大勢います。また、教団は魔物娘を悪と断じ、容赦なく滅しようとし、逆に滅ぼされてしまいます。その様は十字軍そのもの(そして幹部の腐敗が激しい)

たぶん、この程度を知っておけば問題ありませんが、エロ魔物娘図鑑・設定資料集にもう少し詳しい設定があります。

原作はいわゆる世界観・歴史・魔物娘の生態など設定が主です。そのため二次創作小説が活発でシェアード・ワールドっぽくなっています。本作はその一作であり原作ファンは勿論ですが、物語の主人公がオリジナルなので、原作未経験の方も楽しめるゲームです。(公式になりそうな予感)

まず、原作ファンへの魅力を語ると、「魔物娘図鑑ワールドガイド I 堕落の乙女達」で登場するキャラの数人がサブキャラ扱いですが、綺麗なドットで登場します。教団の腐敗や十字軍の如く魔物娘に対する容赦ない考え方など、レスカティエ末期の様子がゲームで描かれます。
また、主人公は夢で魔物娘に変貌を遂げるのですが、全て原作で人気の魔物娘。特性や性格などは全て原作の設定を反映しています。魔物娘と人間の夫婦、愛あるエッチなど魔物娘図鑑特有の設定を生かした世界描写も特徴。原作が健康クロス氏のCGであるのに対し、本作は全てがドットなので新鮮感もあります。おそらく、原作の史実に組み込まれる作品なので資料としての価値も出てくるかも。

脇役
▲魔物側として登場する人気キャラ「ウィルマリナ」と「デルエラ」。サブキャラに留まっていますが、「堕落の乙女達」読者ならニヤりものでしょう。ついでに原作未読だと後から調べたくなるかも。

原作未読の方への魅力は、魔物娘図鑑の特色である人間女性の魔物化と逆レイプ、愛あるセックスを求める魔物娘との姦淫などをしっかり味わえること。
また、魔物娘図鑑は世界観を守るため、二次創作に一定の規定があり本作も従っているので、その魅力を味わったうえでフェチの傾向があえば、さらに原作ホムペで二次創作小説を読むなど発展性もあります。物語は原作の舞台でありながら、世界観がわかる描写をしっかり入れているため入門編として最適な一作です。また、細かな魔物娘の設定など原作からの伝統を取り入れています。

教団の狂信者が堕落する物語


物語はレスカティエ最後の女勇者と少年の従者が遺跡を探検するも、あらゆる場所で女勇者はエッチな夢を見せられ、だんだん欲望が解き放たれていく内容です。女勇者は教団の教えを信じ、断固魔物は滅するべしの考えを持った狂信者一歩手前の性格。
しかし、遺跡の機能によって勇者の能力を抑えられ、遺跡に巣くう魔物娘とは融和しながら奥に進んでいきます。そこで知る魔物娘の生態や夫(たぶん人間)と仲良く暮らす魔物娘。そして遺跡各所で見る夢により教団の常識を外れ、だんだんと淫らになっていく思考。そこで女勇者が置き去りにしてしまった過去が明らかになり……。教団の腐敗・緊迫感と魔族側ののんびり感が対称的。

当然ですが、エンディングはハッピーエンドだしその後の物語も描き切っているので安心してください。

平和
▲遺跡の中には魔物娘が平和に人間の夫と暮らしているなど、主人公のアイデンティティを揺るがす出来事も。

ノベルアドベンチャーをRPGツクールで表現した作品で、一本道のストーリーを読む形式です。戦闘やミニゲームなど物語を楽しむ上で不要なシステムは全て省かれています。美麗なエンシェント・ダンジョンタイルセットを基本に光源などのエフェクトを利用してビジュアルの美しさにこだわり、CGは0枚で全てをドットで表現しています。テキストは一文一文にウェイトを入れて物語に重圧さを与えています。(ただ、ウェイトがテンポを悪くしている面もあり人によって無駄な処理と感じるかも)
いずれにしろ、RPG部分を放棄した分、物語の表現手法はしっかりとしておりシンプルな物語ながら素晴らしい演出を楽しめます。

夢が見せる、魔物娘のレズ→主人公魔物化→従者の少年への逆レイプ


夢がはじまると、全て大きめのドットエロになります。各夢は3段階に変化します。まず、最初は主人公が魔物娘に犯されるレズシーンです。主人公が抵抗できない状態で気持ち良さを体感させられ、喘いで最後にはイってしまいます。後半になると、最初から主人公は期待しちゃってるので、魔物娘に自分から身を任せるようになります。そしてイったが最後、第二段階は魔物娘に変貌して、人間時代の倫理を全て取り払ったかのような淫蕩さを持つように。最後は従者の少年への逆レイプです。少年も否定せず、ほぼ女性上位の和姦ですね。お互いが気持ちよくなりながらフィニッシュします。
そして余韻の後、魔物化した主人公のスペックが掲載されてからのゲームオーバーの演出。(ゲームオーバー後はたぶん主人公・従者とも幸せな夫婦生活してそう)…その後に夢落ちなのか主人公は元の場所で気がつきます。また、シナリオを進めると夢が侵食して最初からエッチを期待するような状態に……。

快楽

エロは計11シーン(夢10シーンとラスト1シーン)。全て上述のようにレズ(いきなり少年とのセックスの場合もあり)→魔物化→逆レイプの流れです。相手の魔物娘や主人公の魔物化は全て原作の人気魔物娘や定番魔物娘です。各種族の性格や習性、性癖などは原作の設定がしっかり反映されています。(設定だけなので未読でも問題ありません。)


例としてマインドフレイアを取り上げます。勿論原作設定が存在して、その設定に沿ったエロシナリオが展開します。
参考:
http://kurobine.sakura.ne.jp/mamonogirllover/zukan/mindflayer/page.shtml

マインドフレイアに捕まった主人公は、頭をクチュクチュされます。心を吸われ、そのあまりの気持ち良さからお股の汁がタラーリ。そのまま頭をいじられたのち、イッてしまいマインドフレイア娘に変身します。堕落した主人公は魔物娘になった喜びを表し、そのまま従者の少年を騎乗位で逆レイプ。犯しながら心を吸って、少年の心を感じながら同時に絶頂へ。その後はゲームオーバーになってから、マインドフレイア未遭遇パターンで物語が進みます。(だけど主人公は魔物化の記憶有り)

マインドフレイア1 マインドフレイア2 マインドフレイア3 マインドフレイア4

マインドフレイアは心を吸うちょっと特殊でコアな内容です。他には魔物娘の王道もあれば、見た目が本当の化け物な魔物娘も(主人公の魔物化は全て妖艶で美しいですが)。基本的に全てホムペに掲載されている魔物娘です。あるミルクを飲むと胸が切なくなってオナニーしたら、ある魔物娘になり従者の少年にパイズリをしたりなど。
参考:
http://kurobine.sakura.ne.jp/mamonogirllover/zukan/page/horusuta.jpg


とても大胆にヌルヌル動いており、性器や胸だけでなく身体全体で気持ち良さを表しています。例えば騎上位の場合、腰振りに合わせて胸の揺れなども強調していますが、広げられた少年の手がピクッピクッと動きます。女性型魔物に性器を手淫されると、頬がだらけて、気持ち良さに足がピクッピクッ。また、胸などの愛撫であまりに気持ちよくなりすぎると、股からお汁をドバー。初めて挿入する時は(男側が)派手な痙攣などエロも細かな点にこだわりを感じます。

一本道でクリアまで1時間半〜2時間。私はゲームクリア後に本棚の隅に眠っていた「魔物娘図鑑ワールドガイド I 堕落の乙女達」を読み直してしまいました。擦り合わせ楽しいです。今後こういう二次展開は続いてほしいかな。「淫乱な魔物化」、「愛ある逆レイプ」に反応できる方は楽しめる作品だと思います。