王女アイリスの世直し冒険記 (体験版)

RPG,R18王女アイリスの世直し冒険記

⇒製品版の感想はこっちに書きました

人気サークルさんのRPG第四弾。戦闘システム一新、エロの陵辱度アップ!

[アイリーン海賊団]から[行け!! 鳴神学園オカルト研究部]まで、同様のシステムを改善しつつエロを充実させ、人気を博してきたサークルさん。
今作はツクールMVという新ツールという事もあって、新しい戦闘システムを導入、そしてよりエロは陵辱度が増した…という感じかなと。

OP
▲一番分かりやすい変化は解像度でしょうか。1280*960。ツクールVX系の2倍です…

ストーリーとしては、盗賊団を潰しまくる跳ねっ返りのお姫様と、その妹や護衛の女騎士…という人並み外れて強い彼女たちの、女の子パーティーでワイワイする様をOPで描きつつも、
『その力を淫魔の呪いで奪われてしまい、しかも毎晩、精を吸収しないと倒れてしまう身体にされた』という本題へ。

じい
▲”じい”とか呼ばれてますが、見た目は脂ぎった中年。こいつは危ないと思っていたら…

そしてこれが過去作[姫騎士レイチェル]ですと、不特定多数の男性へと向かっていた訳ですが、今作ではお姫様の教育係で、信頼していた”じい”に漬け込まれ、処女喪失…という形に。
誰だか知らない相手にその場限りで犯されるより、身近な人間が、いつも舌なめずりするような不快な視線を送ってくる…
という状況の方が、やはりじっとりと暗い興奮を煽るというもの。

処女喪失1 処女喪失2
▲”じい”に次々と処女を喰われていくパーティーの女の子たち。

更にその際のシチュで上手いなぁと思ったのが
”ひとまず素股で呪いを鎮めようと誘い、そのままあっさりズプリと結合”
“しかも淫魔の呪いにより、処女を奪った相手には強制的に従順になる(なのでやり返したくても手を出せない)”
“また処女喪失に始まり、その後の行為も調教記録として、全て映像に撮られてる”
という重ね技での、追い込み具合。

フェラ1 フェラ2 フェラ3
▲じょじょに調教されていく…。差分もけっこう多めです。動きは小さいですがアニメする場面もあり。

主人公(お姫様)は自分だけで留めようとしますが、見てない所で妹が騙され、また女騎士も悪事にハメられ…
けっきょく同じ男相手に処女を散らされてると発覚する…という展開に至っては、このジジイ、女の子たちの処女喰いまくりだなあ…という突っ込みと共に、やはり湧き起こる興奮がありました。
(今回はプレイ約5時間の短編という事らしいですが、この辺りはむしろ短編だからこそやりやすかったのかな、という気も)
今回も女の子の数だけ、掛け算的にエロがあり、またテキストも執拗な男の言葉責めが目立つ、なかなか長いものとなっています。
(さすがに短編なので、主人公中心ぽいですが)

敗北エロ1 敗北エロ2
▲毎晩の行為に加えて、ボス戦の敗北エロもあり。泣き顔、子宮カット、連続射精、着床までのゲージ表示、事後のあふれる精液で興奮度アップ!

特に今回の新要素として「妊娠ガード」という値が良くて、これは中出しされる度にどんどん減っていき、0になるとガードはもはや無効、確実に妊娠するというもの。
エロシーン中にも普通にゲージとして表示されるので、
「うっ、出るぞ!!」「だ、ダメえぇえ!」
というやり取りの後に、無慈悲な膣内射精(ここでぐーっとゲージが減る)とか、
「おっ…まだ出る…っ」みたいな、射精の後の”残り汁”に応じてゲージも少し減る…といった、嫌がる女の子の膣内にぶちまける…というエロさの底上げに成功していました。

ステータス1 ステータス2
▲ステータス。「膣のガバり具合・従順度」と…。妹の場合、騙されて信じ込んでいるので、エロが進行するほど”じい”への愛情度も上がる

他にも従来ではあくまで着せ替えの一パーツだった身体へのラクガキを、行為後の会話シーンで、マーキング的に描かれてしまうとか(これは前作にも少しあったかな?)
お馴染みのステータスの文言のえげつなさとか、うーん、PDCA的なサイクルでしょうか、作品を出すたびにエロさが”分かってる”感じになっておる…という感慨を抱きました。

初めの攻撃でどれだけ兵数を削れるか…。探索にも影響を持つ、スマートな新戦闘システム

という事で、毎晩のように犯されることを受け入れつつ、なるべく早くダンジョンの最奥に潜んでるだろう、呪いの張本人の淫魔を目指すことになります。

戦闘1 戦闘2
▲敵の兵数と、スキル使用回数が重要。ちょっとFC版の天地を喰らうぽい…?

そしてここで新システム。
ダンジョンが自動生成でローグライクなのは変わらずですが、
特徴的なのは戦闘で、一つの敵が最大5体まで兵を持っていると。(言うならば”隊”のような扱い)
そしてこの敵はHPが減るとその兵数も減っていき、攻撃力などが落ちていく。
こちらの攻撃が必ず先制なのもあって、要は「こちらの初めの攻撃でどれだけ戦力を削り、相手ターンのダメージ量を減らせるか?」が争点のゲーム性かなと。

探索画面

そこを強調するように、
「1フロアごとに、スキル使用回数が決まっている」
「ただしフロアを降りれば使用回数は全回復」
という、いかに一回の戦闘ごとにうまくリソースを調整して戦えるか…が響きそうなルールもあり。
(実際に一回の戦闘でスキル全投入したらほぼ圧勝だけど、スキル回数が尽きれば、かなりダメージを覚悟しなきゃいけないバランス)

中ボス
▲たまに強い中ボス的なのも登場するようです

前作までの戦闘も面白かったですが、それは戦闘の枠内だけで留まりやすくもあった。
(満腹度とかも設けてましたが、それほど機能していたかは微妙)
今回のシステムで唸るのは、フロアをみっちり探索しようとするほど引いては戦闘回数が多くなり、ピンチにも陥りやすい…と他の場面のジレンマにもスムーズに繋がってるところ。
おかげでLVアップでスキル使用回数が増えたり、単純に強い武器を見つけたり、
スキルとは別に「1回の冒険で1回しか使えない大スキル」の活用を考える…みたいな一つ一つが、やけに嬉しく感じられましたね…

ここまで改善を継続するのも凄さですね…

また予告範囲ではちょっと感じられませんでしたが、
積極的にHするとより強くなる・魔法を使うと妊娠ガードが減る…といった、エロとゲームの戦略性との兼ね合いも考えられてるようです。
(さすがにちょっと強引な所もありましたが。
というか既に処女は奪われてるし、貞操を守りたい理由がそんなに無いような…)

ライデン
▲一を聞けば十を解説してくれる腹心、ライデンのおかげで話がとんとん拍子に進むw

製品版では妊娠や、売春(これも処女を奪った男に命じられて、という形らしい)へ繋がっていく…そうですが、
予告の最後では「このままじゃみんなビッチに早変わりよ!」みたいな、あけすけな発言もあって、エッチOKでなんだかんだ開き直る、いつものノリになりそうな気配も。
そろそろ最後までめちゃくちゃに陵辱される物が見たくもありますが、一方で、さすがにダーク過ぎる気もするかな…
この新しい戦闘システムの面白さ、そしてストーリー的にはお姫様の国の政情や、淫魔の行方といった二転三転もありそうで、気になる所ですね。