花開く魔種 (製品版)

RPG,R18ライター:さたける,花開く魔種,製品版の感想

*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

ダンジョン攻略して、街でエロイベ増加

本作はダンジョンの階層ボスを倒す事でイベントが進み、街でイベントが増加、さらに下の階層に進めるダンジョン踏破型のRPGになります。

選択肢
▲体験版は初めてだと分かりにくい設定が多かったのですが、製品版では細かい設定をせずともイージー、ノーマルで選ぶ事も可能に。

メインは瘴気が発生した原因を探る事。序盤から「あ、これ絶対に領主黒だ」と匂わせながら、複雑な事情が絡み主人公の過去とも密接にリンクします。雰囲気は「触手でだんだん淫乱に」ですね。前作と比較すると対人エロがかなり増加した印象がありますが、それでもダンジョントラップは全て触手エロだし、戦闘敗北も触手や異種姦がそれなりに多め。
そこにマンネリ化対策のために、対人エロが加わります。ダンジョンでは盗賊などの敵が多い階層があり、戦闘中レイプなども行ったあげく、敗北した場合、アジトに連れていかれたり、奴隷売買するために監禁されたりと主人公は散々な目に合わされます。また、街でも美人の町娘に毎夜催眠をかけて凌辱してるならず者などシナリオ進行と共にイベントが増えていきます。
ダンジョンの雰囲気は前作と似ています。下の階層に進むと敵が強くなるだけでなく、触手トラップが発動する場所が増えます。なお、欠点をあげておくと、触手トラップエロや戦闘エロのパターンが数種類に決まっていてマンネリ化がある事です。盗賊に捕らわれた場合でも、初回のみイベントがあり2回目以降は簡易になってしまうなど、あと少しだけ内容を濃くして欲しかったです。なお、捕捉するとエロイベそのものの質はCGの良さも相まってとても素晴らしいです。

催眠姦
▲催眠姦は戦闘敗北と街イベの2種類。単純なレイプエロがほとんどなので、これもマンネリ対策。

その変わりですが、前作と比較してイベント数は増えてますね。また、戦闘エロやトラップなどはしっかり淫乱差分も用意されていて後半の乱れ様などはとても良かったです。主人公もどんどん淫乱に。触手に犯される時も期待混じりの喘ぎ声になり、ダンジョン内だけでなく、娼婦として積極的に搾り取ったり、家庭教師中に子供を誘惑したりと激しくなっていきます。
また、レベルは特定イベントでしか上昇しませんが、メインイベのボス退治以外に街やダンジョンの死人を供養したり、ならず者に襲われている人を助けたりなど、サブイベを達成しても上がります。レベルが低いと厳しい難易度なので積極的にサブイベを探す事になります。サブイベをクリアするだけで良いので、例えばならず者に襲われている娘を救ってもいいし、戦闘に負けて一緒に凌辱を受けてもレベルが上がります。
そして汚染度が上がっても主人公が強化されるので、戦闘を優位に進めるなら積極的にエロイベを発生させる……とエロイベの意味合いがあります。ちなみに汚染度100以内に収まるとグッドエンド、100以上だとバッドエンド。さらに増やし過ぎると……。補足すると上昇は簡単だけど下降は不可能なので100以内に抑えるよう進めるのが1回で全てのエンドを見るコツ。

催淫効果抜群の花も汚染度が進むと魔物化

さて、本作の特徴はやはり「花」です。頭に咲いた花は単純な主人公の淫乱化だけでなく、男性にも媚薬効果があります。
ある敗北イベントでは、魔法で主人公の意識を奪いエッチする敵がいます。意識のない主人公は花の影響で延々とシボりとろうとし、敵側も花の影響で勃起が止まらなくなり、最終的に絞り殺されるなんて女性上位シチュになります。また娼宿では一度絞った男根がすぐに回復して2回目以降がすぐ始まります。そして、ほとんどの場合は媚薬効果だと気付いていません。

絞る
▲汚染度が高い場合の騎乗位は相手の事を考えずに欲望に忠実です。本作の場合、CGの使いまわしがありますが、上手に使いまわすので、このCGの場合のシチュは個人的にどれも実用感満載でした。

家庭教師
▲家庭教師イベは作中2種類のみある段階イベのうちの一つ。最初は花の媚薬が噴出しても、お互いに遠慮していたのが汚染度がたまると……

つまり、「無意識媚薬」プレイという特殊なシチュを作り上げた点は、このゲームの一番評価できる箇所だと思います。汚染度が高いと逆レイプに見えるようなシチュもあります。
また、特殊エンドのみですが、汚染度が溜まり過ぎると主人公魔物化エンドもあります。あくまでエンドのみなので、主人公に関しては物足りない部分もありますが、後半に魔物化・悪堕ちした元人間で外見アラウラネの敵が終盤に登場します。人間の時は普通の女の子だったのに、いかにも魔物的発想の無邪気さで主人公に迫ってくる様は良いものです。

あの暗黒魔導士も触手の餌食になるかも

本作は前作の「侵胎迷宮を抜けて」より前の時代として、世界観が繋がっており、前作でも活躍した暗黒魔導士が登場します。
聖都なる名前などで体験版範囲でも示唆されていますが、実はイベントで主人公を助け出すためダンジョンの一部区域を攻略したり、ボス戦でパーティーに入ったりと大活躍。前作では、エロイベ少なめでしたが、今作では戦闘で敵に犯され、ダンジョントラップにひっかかって犯され、ボス戦で敗北して犯され……と戦闘関連エロに関しては一通り揃っています。主人公は冒頭で魔物に犯されてしまいましたが、魔導士は処女。勿論、全てに処女差分あり。こう、主人公でできなかった事を実現しようとしていますね。

魔導士3 魔導士2 魔導士1

前作主人公も軽く登場しますが、前作未プレイでも問題ありません。補足すると暗黒魔導士は聖都に仕えていて根のいい娘という情報を知っていると、ある会話で主人公が気づかない違和感を感じる事ができます。
また、イベントによっては教会にいるもう一人のシスターが敵の餌食にかかるエロイベもあり、女の子の登場人物は一通り犯されるパターンがあるようですね。

シスター
▲領主を口汚く罵る毒舌シスター。さて、彼女は誰の餌食になるのか……。

基本CG25枚ほど、回想は37(段階イベがあるものは含めて)。常時イベのほとんどに2段階の汚染度差分と妊娠差分があります。個人的には花媚薬の影響が他ゲームではあまり見られない特殊なシチュで良かったですね。また、触手や妊娠・出産など、こだわる嗜好が比較的はっきりしているので、これらにピンとくれば損はしないでしょう。

妊娠
▲ほとんどのイベントにボテ腹差分が用意されており、異種出産イベントなどもあり。実はかなりのこだわり様