*この感想は[レメラボ]さんに書いて頂きました。
2016/08/15現在、半額中の作品です

「少子化社会対策法 強制交配法」の施行


少子化対策として「全国の子供のいない○○歳以上の女性から数名が選出され、強制的に交配が行われる」ことに。
前段階として「18歳以上の女性の妊娠、出産の義務」が可決されており、それを後押しする政策としての強制交配法。
その様子は全国ネットで公開され、見せしめとしての効果を持つことに。

――そんな感じの前振りから始まるものの、今作は某テレビ番組のオマージュであることはなんとなく伝わってくる。
ちなみに某番組というのは、指定時間内をハンターと呼ばれる黒服+サングラスの男達から逃げ切れば高額賞金を獲得できるという内容のもの。
そして今作もざっくりのルールはもちろんハンターから逃げ続けるというもので、捕まってしまった場合にはレイプされるという罰ゲーム付き。
某番組でハンター役を務めるのはそれなりの身体能力がある男性だったと思うけれど、今作『逃亡中』ではドーピングで身体能力を向上させ、なんと犯した相手を確実に妊娠させる薬まで投与されているとか。
あまつさえ、主人公を含む四人の女性達は全員が排卵日であるという徹底ぶり!
そして副題の通りに捕まったら即レイプ→強制妊娠という判りやすいエロゲー。

買い物

とはいえ一発アウトは厳しいので、服装による耐久値が設定されてるよ。
ハンターとの接触時に耐久値が減少して服が破れていく仕様で、耐久値は服を買い直すことで回復。
ただただ服装が破れて半裸になっていくだけではなく、肌露出が増えれば秋葉原を彷徨うオタク達を売春に誘ってお金を稼ぐことも可能になったり。

ぶっかけ立ち絵

服装の変化はハンター接触時の破損によるものと、売春時の精液ぶっかけによるものの二パターン。

某番組では高額賞金を餌にしたルールだったけれど、今作では『妊娠したくないなら逃げ続けろ!』という非道っぷり。
超法規的措置が執られた秋葉原で無事にレイプ・妊娠させられずに逃げ切れるかどうか――というのが今作のメインではあるけれど、逃げるばかりではない少女達の反撃も始まるのだった。

無一文で10時間逃げ続けなくてはならない少女達の処世術


強制的にレイプゲームに参加させられた逃亡ヒロイン達は所持金を取り上げられているので、必要な逃走資金を稼ぐためには基本的に前述のオタク達への売春行為に頼ることに。
無理矢理参加させられたゲーム内での売春なのだから最初は嫌悪感を滲ませているものの、何度もオタクの男根を咥え続けて行くと次第に淫乱化していく女の子の反応も見られる。

フェラごっくん

ハンターの動きは『主人公さん近接時に発見→追いかけてくる』のシンボル接触型エンカウントRPGのそれと同じ。
逃げ切るためにはマップ移動が必要で、マップ越しに追いかけてくる時もあるけれど何度かマップ移動を繰り返していれば逃げ切れる。

ルート避け攻略

ガードレールを仕切りにして車道側、歩道側でマップ移動をぐるぐる繰り返しておけば間違いなく逃げ切れる。
逃走の際に大通りを選ぶと他のハンターにも見つかって大勢に追われることになるし、だからって裏路地に逃げ込むと場所によっては袋小路になってしまい、最悪の場合は即詰みの危険も。
あらかじめ逃走ルートと、ハンターを撒けるポイントを確保しておくのが良いでしょう。

某番組のオマージュは細部にも及び、逃亡時間内には配布されたスマートフォンにミッション指示が届くことに。

ミッション

最初はコスプレ撮影会に潜入などの指示だけれど、爆弾の素材を集めて高架橋を爆破せよという過激なものまで。
ミッションクリアすることでアイテムを獲得できたり、エリートハンター(脚が早い)の投入を阻止できたりと有利になるばかりでなく、エンディングのためのイベントにも関わってくるので極力クリアしていくのが吉。
また逃亡ヒロインが個々に連絡を取り合うことも可能で、協力や救助の要請、時には裏切りの企みが交わされたり。
救助要請を無視していれば陵辱イベントが発生するし、ハンターの頭数を減らす目的で誰かを生贄に差し出したりなんてことも。
そして某番組とは大きく違う点は、ハンター以外の街の人たちも逃亡ヒロインを襲うことが可能だということ。

婦警エロシーン

こういう相違点(エロゲーらしいエロゲーのエロ要素)がオマージュに形作られた逃亡ゲームの輪郭を少しずつ溶かしていく。
そうして終盤にかけて今作の本来の姿が明らかになっていく流れは、起承転結に優れているなぁと思うところでした。

狩猟感覚も同時に楽しめる鬼ごっこスタイル


逃亡してなんぼの今作なんだけれど、実は主人公がハンターに捕まった際のエロシーンは1パターンしかないのだった!(驚)
コスプレ撮影会などのミッション途中で捕まった場合には大勢のオタクから輪姦されたりすることはあるのだけれどもね。
じゃあ主人公以外の婦警さんやビッチさん、陸上女子さんなどのエロシーンはどうかというと、襲われている状況や救助要請を無視したり、意図的にハンターに捕まるように小細工することで辿り着くことができる。
つまりプレイヤーはハンターから逃げる主人公を操作しながら他のヒロインがハンターやオタクから襲われる状況を作り出しているということで、ハンター側の感覚も味わうことができる一粒で二度おいしい構造。

ビッチ中出し

もちろん逃亡ヒロイン四人全員が全員、無事に逃げ切りたいと思ってる。
四人全員が逃げ切ることができるのが一番だけれど、もしもそれが叶わないのなら誰かを生贄に捧げて自分だけでも助かりたい――
捕まってしまった際のレイプは性的快感を得ることが目的ではなく、孕ませることが目的なのだから徹底した中出しプレイ。
陸上女子の子が孕まされる際には現役陸上選手として夢断たれる悲壮感もよく表現されていたりと、陵辱感は強め。

婦警会話

相手を信じて良いのかどうなのか。
オマージュ元と同じく『心理逃走劇』が繰り広げられるのだった。

ミッション全無視、制限時間まで隠れているのもOK!


ゲームとして楽しいかどうかは別にして、ハンターの入って来れない建物の中で時間を経過させ、ミッションも全無視してクリアするのも可能っちゃ可能。
クリアに必要な隠しアイテムの場所は不変なので二週目は売春なしの処女プレイクリアを目指すのもありかもしれない。
途中途中で選択肢がいくつかあるので遊び方を変えられるし、時間経過の速度も五段階で変化させられるのでいろいろ楽しめる今作。
クリアまで一時間ほどの短編作品なのでCG枚数はそれなりだけれど、可愛らしい絵柄が気に入ったのならば損のない出来映えかと思います。