鎮魔剣風伝アオイ (製品版)

RPG,R18製品版の感想,ライター:弘前,鎮魔剣風伝アオイ

*この感想は [弘前]さんに書いて頂きました。
⇒予告での感想はこっち
前作『風紀剣士アサギ』で大好評を博した同人サークル『アーリマン』の新作。
今作はいったいどんな仕上がりになっているのか・・・
この作品の見どころはなんといっても戦闘シーン。
「戦闘中で犯してくる敵と、それに抗い戦おうとする女剣士」
の駆け引きが厳選された戦闘コマンドに凝縮されている。
「まさにこれぞエロRPGの戦闘だ!」と思わず唸ってしまった。
では、早速この作品の魅力を伝えていきたいと思う。

ゲーム概要〜女剣士が陵辱された戦いを振り返るゲーム〜


▲凌辱されたことを思い出す

主人公の凄腕の女剣士が悪党を蹴散らしに行き、凌辱調教された思い出を再現する。
全三話で、三つの思い出がある。

 
▲【リプレイ開始】と表示され、アオイ登場

一回目の思い出は、オークの巣窟での戦いだ。
ザコ戦闘で陵辱されながらも、オークのボスを探し出し討伐するのだ。


▲シンボルエンカウント方式だが、敵に近づくと追いかけてくる。

ひとたび敵のテリトリーに踏み込めば、もう逃げることは許されない。
ダンジョンという限られた中を突き進もう。
レベルを上げるもよし、凌辱されるも良し、
ボスを倒すために体力を温存して逃げるもよしだ。
ダンジョンで見つかる宝箱には、拘束具を外すアイテムが入っていることがある。
戦闘後に拘束されていた場合に使える嬉しいアイテムだ。
戦闘後に回復する手段はないので、戦闘中にできるだけ回復しておくことが
攻略のカギになる。
トラップ的に、意外な場所から突然襲ってくることが何回かあり
面白い演出だと思った。
見た目でおおよそ分かるのだが、つい確かめたくなる。
それらのトラップは、覚えておけば回避できる。
二度目は引っかからないようにしよう。
ボスを倒せば次の思い出へ移る。


▲敵に負けると監禁される

ザコやボスに負けてもゲームオーバーにはならず、監禁されてしまう。
エンターキーなどの決定ボタンを連打すると、再び自由の身となり
何度でもやり直しができる。
監禁中のイベントはなく、ここでのエロはぜひ欲しかったが、
アップデートが予定されているので、追加されることを密かに期待している。
最低限のレベルでも、どのキャラを優先的に倒すかを考えたり
相手の状態に応じた技を出せばクリアすることはできる。
ただ、それが分からないと、ボスを倒すのは難しいため
初見ではボスに凌辱され、この監禁部屋に送られることになるだろう。
クリア後は、レベルを保ったままプレイできるいわゆる「強くてニューゲーム」も。
無双気分を味わうのも良いだろう。

戦闘シーン、日本人よ、これがエロRPGの戦闘だ!


▲戦闘シーンの画面

キーボードの操作方法以外の説明がされていないため、
プレイした体感上の解説となるのをご理解いただきたい。
【抵抗力】
この値が0になると、きつい拘束をされる。
0にならなくても、羽交い絞めなどの拘束はされる。
拘束されると強力な攻撃ができなくなるばかりか、凌辱されてしまう。
0にならないように気をつけたい。
【刻淫】
敵に凌辱されると減っていき、0になると絶頂を迎えて監禁されてしまう。
これが0になることが戦闘での負けを意味し、一般的なRPGでいうと、HPに相当する。
まるで逝ったら負けのバトルファックのようだが、主人公は本気で反撃するので
バトルファックとは違った独特のエロさがある。
【TP】
TPを消費して技を使える。

 
▲通常の戦闘コマンドには『鎮魔剣術』と『鎮魔巫術』がある。

鎮魔剣術:攻撃系。 やみくもに使ってもボスには勝てない。
鎮魔巫術:回復系の術。 抵抗力やTPなどを回復できる
ちなみに、逃げることはできない。

    
▲様々な拘束

拘束されると、「抵抗」コマンドが増える。
逆に、『鎮魔剣術』と『鎮魔巫術』のコマンドが使えなくなる。
拘束時には様々な凌辱攻撃を受けるのだが、
クールなボイスがとても息子を刺激してくれる。


▲拘束されると、敵はエッチな攻撃をしてくる。

テンポの良いカットインでの凌辱攻撃はとても迫力がある。
戦闘以外でのエロイベントがない代わりに、戦闘中のエロに力を入れている。
プロレスラーのような筋肉男が恥ずかしすぎるポーズの固め技で拘束しながら
アナルを攻撃してくるのだが、そのポーズだけでも屈辱的なのに
アナルまで犯されるのは、屈辱の極み。 
逃げ出せそうで逃げ出せない悔しさもにじみ出ていて、グッときた。
変わり種として、植物モンスターが触手で攻撃をしてくるシーンも。
立ち絵や凌辱攻撃のバリエーションは豊富だ。
アナルをほじられたり、手マンされたり、まんこに中出しされたり、
胸を揉まれたり、アナルを犯されたり、腹パンされたり、締め上げられたり・・・
それでも泣いたりしません、勝つまでは!


▲抵抗コマンド

暴れる、振りほどく、耐える、ニラミつける、を駆使して抵抗する。
拘束された状態でのせめてもの抵抗だ。
プレイヤー的にも大ピンチなので、『おまえらぶっ殺す!』と思いながら
『暴れる』コマンドを選べば、気も戦闘力も強いアオイちゃんを
身をもって感じて、アオイちゃんとの感情のシンクロ率が上昇する。
暴れると高確率で敵が怒るのだが、怒ると「大人しくしやがれ」と言わんばかりに
腹パンとかしてくるのは「分かっておられる」としか言いようがない。
『振りほどく』は、拘束具さえなければすぐにでも地獄へ送ってやれるのに!
といったような、強い女の子の本領を発揮できない感が良く出ていて良い。
『耐える』は、(ゲームのステータス的にも)疲れ切って、しばらくは耐えるしかない
屈辱的な感じが出てエロイ。
『ニラミつける』は、睨むこと以外には抵抗できないという
大ピンチの状況をよく表していて気分が盛り上がる。
こんなアオイちゃんに睨まれてみたいぜ!(変態)
ちなみに、抵抗コマンドの効果は次のような感じだ。
 【暴れる】:暴れるは拘束されたまま敵を攻撃する。
 【振りほどく】:拘束具の耐久力を減らすことができ、
         耐久力が0になれば拘束から解放される。
         拘束具ごとに耐久力がことなる。
   【耐える】:抵抗力を回復させる。
【ニラミつける】:TPを回復させる。
コマンドのチョイスと効果はシンプルで分かりやすい。
これらのコマンドの攻略方法を教えたいところだが
コマンドの説明を読んで攻略を考えるのが
このゲームの楽しみでもあると感じたため、控えさせていただく。
状態異常を表す、ステートアイコンについては拘束されたりしたら増えていくようだ。
例えば、ボールギャグをつけられたら、ボールギャグのアイコンが、目隠しをされたら
目隠しのアイコンが、という具合にだ。
テンポの良い戦闘なので、いつの間にかアイコンが大量に表示されて、
分かりにくいアイコンもあったが、それらの状態異常はしっかりと立ち絵にも反映されているので、
ステートアイコンがなくてもどういった状態なのかは分かるようになっている。
簡単な拘束具なら戦闘後にスキルで外せるが、ボンテージなどの鍵が必要な拘束具もある。
それらは、なんともう一度つけることも可能だ。
自ら拘束具をつけるとアオイは再び服従感に包まれる。
マゾ設定のアオイ見たければ、再びつけてあげるのもいいだろう。

総評 〜エロバトル界の至宝〜

戦闘は全体的に、しっかり考えないと攻略できないので
とてもやりごたえがあって面白かった。
攻撃力がとても強い主人公。強力な剣術で敵を蹴散らすのは爽快だ。
だが、ひとたび拘束されれば、「拘束などされていなければ、貴様らなど! おい! やめろ!」
という感じが良く出ていて、(というより、やたらと拘束されるので、そう感じざるを得ないわけで)
強い女の子が実力を出し切れずに凌辱される様はエロイ。
戦闘用ボイスも多用されていて、しかもとても良く絵と合っていて、ボイスも大事な要素なんだと改めて感じさせられた。
戦闘音楽も和風でとても良くあっていた。
プレイ時間は上手な方なら1時間以内でクリアできるかもしれない。
私が何時間かかったかは恥ずかしくて言えない(苦笑)
なんといっても、逝かされたら負けのエロバトルが目玉のこの作品。
単にアーマーブレイクするだけのエロRPGしかやったことが無い方や
エロRPGを作られている方は、このエロバトルを一度見てもらいたい。
是非一度プレイしてもらいたいお勧めの作品だ。
こだわりぬいたエロバトル・・・まさに、エロバトル界の至宝である。
おすすめのエロゲーとか同人モノをレビューしたり紹介したりするさんも、製品版について感想を書かれていました。
あとアーリマンさん特集とかも書きました。