青年よ女子力は燃えているか
青年よ女子力は燃えているか[ギンイロシェイク]


2010年辺りでエロRPGがバブルになり、その頃から一つのテーマとして
「エロと両立するゲーム性・システムがあるんじゃないか」「それはとっても新しい事じゃないか」
と摸索されてきたと思うのですが、昨今、その動きも少し鼻白んでると思うのです。

エロなんだから何だかんだ絵が最重要、真剣に向き合っていくほどの見返りを、もうゲーム性は与えないのでは…とか、少し行き詰まった感。

代わりにエロRPGもだいぶ知名度を獲得した昨今、増えてくるのは、
(既に確立したシステムの上でやる)「ニッチエロ」や「(オフの同人誌とは真逆に、DL販売では若干避けられてきた感もある)二次創作」のRPGではないか…なんて思います。
次はそういった部分で変化を付けつつ、まだ手に取った事のない層にも少しずつ行き渡らせる。


前置きが長くなりましたが、本作はまさしくその”ニッチエロ”な気風を感じました。
主人公は女性にもてもての…女性。エロは”8割レズ”。
これが予告版をやってみたら新鮮で面白かった。


2016/05/10予告版の感想です

男装の女の子が行く! 行動によって男子・女子力が変わっていくぞ


主人公は普通にしてるだけでほぼ100%男に間違われ、女性にモテまくる中性的な女の子。

服装も”ラクだから”で毎日同じジャケット、下着はトランクス。
図らずもそれが男装の麗人チックになり、普通に話しかけただけで”ナンパ!?”と相手を舞い上がらせてしまうのでした…

着せ替え
▲一日の始まりには服を着せてあげよう。いわゆる着せ替え…なんですが、妙にどきどきして新鮮。

そんな主人公が一念発起、女子力を上げよう…とするのが目的。
女主人公モノでうろうろエロイベントを探すがよろしく、こちらも街歩きでフラグを探すタイプです。

(一方で、人と出会う条件が時間帯+出没場所による…なんて、乙女ゲーADVをエロRPGの文脈に落とし込んだようにも感じましたが)

選択肢
▲ちなみに一日で男子・女子力はリセットされるので、”あそこで2つ上げてから、それからこっちに寄って”みたいな各個攻略が大事に?

ただしここで違ってくるのがステータス。
今作では一つの行動で(淫乱度みたいに)女子力が上下するのじゃなく、平行して”男子力”も存在しています。
例えば本屋に行って「ファッション雑誌」を読めば女子力、「ゲーム雑誌」を読んだなら男子力UP…という。

そしてそれぞれの値次第で、取れる行動も解禁されていく。
「ショッピングモール」へのお買い物には女友達と一緒に行くので、まず仲良くなり、女子力をある程度上げなければいけない。
「ゲームセンター」に入るには男子力が必要ですし、ここでしか出会えないキャラも居る。

立ち絵女友達 立ち絵チャラオ
▲色んな男女と出会っていきます 連絡先交換できるかな…?

ショッピングでちゃんと女の子ぽい服を着れるようになれば、周りの反応も変わったり。
そういった諸々のステータスを調整、イベントフラグを満たしていきましょう。
(ちなみに「執事喫茶」だと、女子力高ければお客として、男子力高ければバイト側として入れる…なんて変化球も?)

要は条件+イベント探しではあるのですが、一つ一つのディティールの違いがとても新鮮でした。

H絵オナ
▲エロ本を初めて買って、見よう見まねでオナしてみるのでした

(初日のコンビニで飲み物の選択肢が出現、”さっそくダイエットお茶で女子力アップだ”と決定したのに、勝手に主人公が新発売のエナジードリンクに興味を示して(いかにも男の子っぽい)行動をキャンセルしちゃうのが、なにか面白かったり。

初めてエロRPGをやった時、敗北エロ→孕ませられるを見た時の、”えっ、普通のゲームでは見過ごされるそんな所に、そういう表現が入ってくるんだ!?”みたいな驚きに似てた。

今までゲームシステム+エロによる新しさを追ってきた…訳ですが、ニッチエロゆえの設定~展開ってのも、新鮮なものだなぁと…。
同時に女主人公モノの、ある種先の見えてるお話が、どれだけ魅力を削いでるか…とも思う。
先が見えてるってのは、実用的って事でもありますが…)

Hシーンは8割レズ(攻めか受けかで大きな差がありそう)


Hシーンは、女子力高いといかにもナンパしてきそうなチャラ男が居たりもします…が、基本はレズの様子。
(その中でも主人公がタチかネコかで分かれてきそうですが…)

予告ではボーイッシュな子が友達に責められて、あられもなくイッちゃう女の子らしさ…というかなり強いギャップで、えろいと思いました。

H絵レズ
▲レズ行為で局所をとんとんってするのは何かリアルさが

”エロRPGの形式上にあるけど、ちょっと違う感じ”が快かったです。
ただ一つ心配なのが、フラグ立てがタイトそうなこと…。

現時点でも男子・女子力、服装、所持アイテム、時間、場所、選択肢、人物と出会っているか…の組み合わせなので、製品版では何らかの補助が欲しいかな…。



性欲とSとMと。ニヤニヤしっぱなし人間関係のエロ


ゲームとしては単純なんですが、何か終始ニヤニヤしっぱなしで楽しめてます。

オナニー
▲お尻に愛液がつたってる感じ良い…。触りながら箇所を詳しく説明したり、えっちぃ

例えば女性のオナニーエロが多くて(良いですね)
主人公で言うと、初めてのオナに興奮しまくって「あとでもう一回やろう!」とか息巻いてたのに、イッたら究極的にどうでもよくなって、賢者モードを知る…とか、
バイブを買って乱れまくり、恥ずかしい事を言いまくって果てた後に、「…最後の方の俺、誰だよ」とか恥ずかしくてなって、セルフツッコミしちゃう感じとか。

チャラ男 TS TS
▲「話してみるとチャラ男は、実は純な奴」「そこにちょっとときめく」とかに微妙にイラッとしてたら、そこからまさかのTS化!

レズも良いです、
チャラ男と付き合って処女を奪われたので、何となくムカついてたら、まさかのTS(性転換)化で一転ヘタレに。
ここで目を輝かせて、ノリノリのS系レズでいじめる主人公が可愛かったり。

(ちなみにTSとしても、日を追って快楽に蝕まれる所もやる本格派。
これ以上仕事休めない→でもオナニー気持ち良くてやめられない!→チンポ欲しい! 奥までぶっといチンポ欲しい! な、なに言ってんだ俺……となる流れ。
男に脅迫されてハメられる、とかも)

女友達バイブがまん
▲主人公にバレないように我慢する痴女の女友達…可愛いし、超えろい

女友達が実は痴女で、それをなんとか誤魔化そうと我慢するとかもえろいし、
その事をちゃんと告白して、主人公と付き合いだした後は一緒に露出バイブとかも可愛いし、
この場合のレズは、主人公が感じ過ぎさせられちゃうM系で良いし。

個人的にはかなりイケましたねぇ…。

攻略キャラルートに入る為の、フラグ探し…かな


そのように、基本的にはNPC3人分のルートがあり、フラグ次第でどれに入るか、またその為に、いかに男子・女子力を調整してイベント探すか…って感じですね。
逆に言うと、何か細かくエロイベントが起きる、ってのはほとんど無いです。
大体は人物絡み。

パートナー連れ
▲パートナー連れとか、「デートコースを考えなきゃ」って気分になるねー

やっぱり核は、Hに翻弄され、割と驚くような方向にも転がる人物の面白さですかね…。
その為に男子・女子力の使い分け、日数経過もあるのでしょうし。

そんな訳で、ゲーム的には毎日を繰り返してフラグ探し…なんですが、ここも思ったよりは変化に富んでました。
男子・女子力が蓄積すると行ける場所が増える、
じっくり探すと一日スタート時の男子・女子力が楽になるアイテムが、
パートナーと一緒に行動すると、反応が変わる部分もある…などなど。

W玩具
▲すごくエッチでいやらしい表情してますねえ…

コツとしては、”ここは蓄積で入れるようになる所だな”…みたいにある程度目星を付けて、今できることをやると、無駄足も減るかも。

フラグ誘導も割と丁寧なんですが、それでも進行に詰まっちゃう時は、少しある…かな。
(特にルート固定なので、そこ以外のイベントはまったく起きなくなって辛い。
せめて既に選んだ選択肢は事前に分かりたい、もしくはスキップしたい所…?)

TSチャラ男いじめ
▲若干、調子乗りだったのがいけなかったのか、チャラ男こんなんに…(主人公Sかわいい)

まぁ詰まった時は、ある程度予想を付けて、総当りで衣装や場所(行動)の組み合わせを試せば、大体進むので。
戦闘とかもないし、まったりお話に取り組む感じで良いのだと思いますね…。

あと現時点で、お話的にフラグが割と前後してるなって時もあって(軽いバグ)ちょっと焦るよね…。



最後の一人、セージルートへ…
セージくんのセーシ欲しい!(へへへ)と思っていたら、ここでも関係性はこじれていくのでした。
そこが面白さの核だからね…

レズ寝取られ
▲まさかのレズ寝取られまであるで 胸でかいのに男装とか良いえろさよね…

レズというと、片方が男っぽいタチで、もう片方が女っぽいネコ…と考えがちだけど、このルートは男っぽい×男っぽいもあって奥が深いな…と。

ぶっちゃけホモォ的な香ばしさも若干出しつつ、でもそちらには行かず、えろ描写は男にとってもかなりいやらしいというのは、何か奇跡のバランスかと思いました。

コンプ後のハーレム展開も、男主人公なら珍しくないけど、女主人公だと妙に新鮮…(恋人だけど、女友達でもあるので)で面白いなーと。

(*どうもクリア後にどんどんイベントを追加していきたい様子? 露出とかも?
そうすると、割とゲームとしては性質が変化していきそうでもあるかな…と)