*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

隣国の皇帝からの侵略を防ぐため、国内唯一の魔導士である王女が辺境のいざこざを解決する話です。エロのためのRPGとして作られており戦闘は簡単でレベルもサクサク上がり、頻繁にあちこちでエロが発生するRPGです。ボスには2回敗北すると戦闘前に撃破できる強力アイテムが入手できるため、凌辱ルートを目指すならレベルを一切上げなくてもクリア可能です。基本システムなどは体験版の感想をどうぞ。(体験版の訂正:長編RPGと思ってましたが、中編のようです。)

アブラミ
▲2回敗北すると、サブキャラが便利アイテムを開発してくれます。

敵側が王女を公開恥辱する明確な理由あり


序盤は辺境の村や町で帝国の陰謀による騒動が発生→王国唯一の王女が単身赴き事件を解決し、中〜後半以降は序盤からお世話になる王都が舞台の大イベントが発生します。

さて、本作はエロとシナリオが密接に結びついています。「公開恥辱」と「輪姦やレイプ」など作者自身が作りたいエロ嗜好に合わせてシナリオが作られていますが、その割に物語の基本構造がしっかりしています。終始、敵に敗北した場合はこの2つを軸とした凌辱が王女に襲いかかるのですが、敵側は一貫して、恥辱を与えた後、ご丁寧にも無事に王国に返却してくれるのです。

輪姦1 輪姦2 輪姦3
▲盗賊に負けた場合、盗賊には犯されず、村人に強制レイプさせるシチュが発生。

つまり王女が凌辱される理由が明確にあるのですが、この一貫性がエロとシナリオを結び付けているのです。理由は中盤になると判明しますが、ぶっちゃけると販売ページのPR文で予想がつくと思います。一貫性は大切で、エロ嗜好がマッチすると「後のシチュへの期待」から「プレイが止められない」。止められないから「シコり続ける」ことになります。つまりエロRPGの要である常時興奮を維持させるゲームになっています。

「公開恥辱」がエロの肝ですが、それでもバリエーション豊かです。過去作にあるシチュを組み合わせて再構築したかのようなイベントが満載でした。

例えば過去作の眼鏡の魔女っ子では、意識があるまま身体は男の命令に従って行動するような催眠にかかるのですが、本作で王女は帝国の魔術師に身体を奪われます。その状態で城内を徘徊したり、街でイベントを発生させることが可能で、魔術師が身体にエロい行動をさせ主人公が恥ずかしがる様子が堪能できます。実はイベントも豊富で、テレビ生放送で意図的にハプニングエロを起こして全国民に痴態を見せたり、主人公を想う兵士を誘惑してセックスしたり。ところが意識は残っているので自らが行うあまりの恥辱に涙してしまう主人公。あとは催眠でイヌの真似してオシッコしたところで催眠が解ける状態にされたりといった変形系もあります。

操り1 操り3 操り4
▲意識があるのに、自分の身体が勝手に動くようなシチュや、敵に拘束されてどうしようもない状態で公開凌辱されるようなシチュが満載

TINY KINGでは、セックス映像を生放送する番組が企画されたりしましたが、本作でも奴隷落ち後や皇帝敗北後に輪姦されたり魔物に犯されている姿を電波ジャックなどで全国配信したりとAV撮影のようなシチュが満載です。

戦闘敗北からはじまる壮大な凌辱劇


さて、本作の大きな特徴は戦闘敗北でエロが進行する点にあります。戦闘敗北以外のエロと言えば戦闘時に魔物の攻撃で裸になり、その後衣装を入手するまで裸で村人と話したり、入手した衣装がフラグとなるハプニングイベントと。あとは盗賊のアジトに潜入するのですが、その時の選択肢ぐらいですね。(それでも十分にエロいのですが)

戦闘エロ
▲戦闘時はセクハラ的なエロが発生

ところが、戦闘敗北、特にボス戦になると事情が異なります。エロの目的が「公開恥辱」だからです。村人を集めた上でレイプしたり、村人を脅して輪姦させるなど衆人環視の元、ハードなレイプシーンが数多くあります。そして、村人に目撃されるため主人公の評判はだだ下がり……。さらに、敗北イベント後、村人は主人公の痴態を見た後のため、当然会話の内容が変化し、姫様は言葉攻めされることになります。


そして、敵の攻撃や戦闘敗北後は全裸になるのですが、その状態の時に全裸よりはマシだけど……な衣装を入手する機会があります。ダサいTシャツとか鉱夫のタンクトップ(下丸見え)とか。こんな衣装を着てると、また貶される始末。

戦闘1 戦闘2
▲戦闘敗北が単体で終わらず、次のイベントのフラグになっています。

また、ある戦闘敗北に関しては3差分のエロが発生した後、別に2つもの街が開放します。つまり敗北しないと行けない街が2つもあり、重要なイベントが発生します。もちろん、この街でも主人公がエロい目にあうこともありますが、どちらかと言えばここではサブキャラが活躍して主人公の代わりにエロい目に。

そして、戦闘敗北が続いて国民からの評判がだだ下がりすると、後半のあるイベントで王族身分から一気に奴隷落ちしてしまいます。奴隷落ち後は街を徘徊できるのですが、とことん悲惨の一言です。友人知人もろとも街の人から蔑まれ、不良に輪姦され、親しかった人からもセクハラを受け……と王族の時とは全く違う環境に身を置く主人公が描かれます。

対決
▲ある意味、直接対決よりも大きな勝負です。勝敗は人生の今後に大きな影響(ルート分岐)を持ちます。一応、この段階で評判の調整は可能だけどすごい面倒なので、この段階で戦闘に勝ち続けたか負け続けたかは大きな意味を持ちます。

レズっこ ロリ娼婦
▲主人公が好き好きなメイドさん、見た目ロリの老齢獣人。どちらも可愛いけど、エロ的な出番が少ないのが残念なところ。

そしてラスボス戦は、勝てばすぐにエンディングだけど、負けるとどんどん敗北イベントが進行していく仕組み。途中から主人公1人では勝てないと仲間が増えていきます。そしてそれでも負けると仲間も一緒に凌辱されるようになり、それでも負け続けると……。本当に差分が多いラスボス戦です。

過去作の総決算!主人公マヴィとアミリアも大活躍


過去作「眼鏡の魔女っ子がひたすらセクハラされるRPG」「TINY KING 〜アミリアと魔王の小瓶〜」のヒロインが本格的に出演します。共に彼女達が住む大陸・街まで主人公が赴くことで関わってきます。物語は共に原作後半からはじまり、クリア後まで関わっています。もし主人公が後半に登場したらのIFで追体験して懐かしさに浸り、その上で原作クリア後の平和になった状態の街の様子もわかるようになっています。原作では悲惨一直線だった魔女っ子の場合は主人公が関わることで救済の側面もありますね。かなりはっちゃけています。

マヴィ1 マヴィ2 マヴィ3
▲彼女の街ではなにやら主人公も変なことをしてそうです。

アミリア1 アミリア2

そして、本作からプレイする方にはネタバレしちゃってますが、宣伝としても活躍しています。各街で使われているイベントは原作を代表するようなシチュで、この作品を契機に原作を購入したいと思う方もいそうな作り。とある街で彼女達のAVも発売されていたり(購入してアイテムを使用するとエロイベ発生)。
この2人ですが、原作の街だけでなく、本作の重要イベントでも活躍するんですよね。そのため、本作専用に悲惨な目にあうようなイベントもしっかり用意されていたり。なにげに本作初登場のサブキャラより活躍しているんですよね。ちなみに「QrinSway」関連もちょっと特殊な形で登場します。

状況によって変化する会話差分


これらを踏まえた上で、たぶん本作が他作より大きく優れているのは、豊富な村人のテキスト差分量です。代表的な例を挙げると
・通常時
・初めて村に訪れた時、敵がいきなり襲ってくる時がありますが、ここでの勝敗で変化
・敵の攻撃で半裸・全裸になった時にそれぞれ変化
・そのエリア特有の衣装を装備した時に変化(たいていダサかったりエロかったりする)
・そのエリアのボス敵に敗北した時に変化(場合によっては2回目の敗北でも変化)
・そのエリアクリア後再度村を訪れた場合、一度でも敗北しているかどうかで会話が変化

これだけでも相当だと思いますが、後半になると、王城で事件が起き、複数の敵と戦うことになります。実はここのテキスト差分がとんでもなく膨大な量です。敵それぞれに敗北エロイベントがあり、誰に敗北したかで兵士や身近なNPCキャラ全ての会話が変化します。

また、奴隷落ち後の王都でも変化しますし、ベストエンディング後も平和になった王都を歩くことができます。そして、平和になった後に前作主人公の街に行くとそれなりに幸せに暮らしている姿も。平和になっても犯されて公開された過去は取り消せないのでそれを思い出している村人も多くいます。

本当にどれだけ差分を用意しているのか。ある意味、その差分がエロイベをさらに盛り上げているので公開恥辱の後、「この恥辱を見た兵士はああ言うのだろうか」などを想像して兵士に話しかけ、さらに次のイベントが進み変化したテキストを楽しみ……と冒頭で挙げた「持続するエロ」を加速させているんですよね。

クリア時間は6時間ほど。回想は71、基本CGは体感ですが30枚〜40枚ほど。処女クリア可能でレイプ系は全て破瓜差分あり。本当に序盤から終盤までイベント・村人の会話共にエロの連続で久々にエロ特化したRPGでした。