だぶだぶカルテット!

★★★☆☆(星、3.4)

 あんまりここに力が入ってる! というようなSRPGではないです。平均的な出来。
…というよりも、熟練の経験から? SRPG開発の大変さを知っているようで、仲間キャラは初めから最後まで4人から増えも減りもしません。
 攻撃・防御の際には(スパロボやファイアーエンブレムのように)特別にあつらえた横視点の戦闘画面となりますが、この時にも背景は黒一色。地形などを映したりはしないわけです。
 
 手が込んでいるといえば唯一、この戦闘画面時のドットでしょうか。割とよく動いてくれて、ランダムで起こる回避や二回攻撃をハラハラドキドキ、楽しみなものにしてくれます。
 まぁここも、敵の種類は10もなく、ドットは2倍拡大表示みたいになってますが。
 …私もSRPGを開発してる身として、会話があるのは面の初めだけ、いったんステージが始まったら顔ウィンドーも会話イベントも出さない、というのは楽そうでいいなぁと思いました…(会話量や、顔グラフィック、プログラムの流れ的にも楽・・)
 ここは少し弊害があって、あぁ要は突発的なイベントは無いんだな、敵の定期出現くらいだな、と分かっちゃうと意外性が無くなっちゃいますね。
 マップのドットとかも、限られた色数だけど、統一感が取れていて不満はないです。顔グラとかなんか皆同じ感じなんですが… 上手くコストを抑えている。

 …ではつまんないかと言うと、まぁそんな事は無いんですね。4人っていうのも、むしろ動かすのが面倒くさくない人数ですし、全ての面は1画面に収まっていて、さくっと遊ぶ範囲に収まっていますし。
 で、SRPGの特性として、自分でキャラを育てて、ある程度の難しさ(*割とむずかしいです。しかも戦略性は地形以外にほとんど無く、ステータスでの駆け引きなので逆転も厳しい。トライしまくれば、ポイント入るのでやがて楽になります)があると、つい、自分で上げたステータスでどのくらい戦闘が楽になるか、やってみたくなるんですね。
 で、次のステージ、次のステージって進んじゃう。気が付いたら3ステージ連続、1時間30分とか遊んでたりする。
 
 回避が起きやす過ぎだろとか、敵の二段攻撃とか会心の一撃が起こるタイミングがありえへんやろー、とかぶつくさ言いながら、まぁなんだかんだ、継続してプレイしちゃう。巧みだと思いました。
 安心して楽しめる感じです。
 …特に自分のSRPGのプログラム部分で、ちょっとトラウマ感じてる私としては、全然エラーもなく、安定して動いてるのがすごくホッとしました… 熟練の腕です…
 
 全13面くらいで次への含みを残して終わります。回避力を無駄に上げたキャラとか、魔法力で瞬殺できるキャラをもっと試したくて、つい次回作も… と手が伸びるトコロでしたよ。
 SRPGの育てる楽しみや継続性っていうのは、こういうものだなーと学べる感じ。自分のは逆に、ちょっとユニット数が多すぎるかなとか反省…