今より約2年半前、3Dカスタム子+SRPGで発売されたゲーム。
しかし当時使っていたスクリプト素材が”公序良俗に反する使い方をしない”という規約だったため(この表現、実際あいまい。エロ全般禁止の時もあれば、違法性のあるエロを指す時もある)販売停止に。
残念、プレイする機会はもはや失われてしまったのか…という所でしたが!

この度、作者さんが他のSRPGスクリプト素材にリファインして再登録をしたそうです。
製品版を頂けたので、改めてプレイしたいと思います…!
(実際、前の自分の感想はツイートをまとめた物なので、今いち何書いてるか分かんないしな…)



女の子たくさん、倒してHして仲間なエロSRPG


主人公は人狩りの一門。
小国や領に攻め込み、女達を奴隷として従えたり、売り飛ばしたりする集団…そのホープとして物語はスタート。



動乱に乗じ、SRPGであちこちを制圧していくのでした。
各戦場では3Dカスタム少女の長所を活かし、色んなエッチぽい格好の、色んな女の子が敵将がお出迎え(?)してくれる訳です。

 倒した時には抵抗してる女騎士も…即アヘ!

そして無事各ステージをクリアできれば、女の子のHシーンへ。
毎回前振りなしの”既に挿入ってる”場面からスタート、主人公はミラクルちんぽの持ち主らしく、さっきまで抵抗していた子も、んほぉおおおと即堕ち、次の面では仲間として戦線に加わってくれます。

まさに、どんどん出てくる女の子→倒す→Hする→仲間に…という、”喧嘩したらダチ”ならぬ”Hしたら仲間”な、エロゲダイナミズム。

 インターミッションは調教以外やる事なくてちょっと寂しいか。会話とかどんどん変化して欲しかった…(実は前Verではここで兵糧を購入したものですが)

各ステージ間の休憩、インターミッションでは女の子に話しかける事もできます。
ここで行う調教は、また別の和姦ぽいエロとなっており、Hシーンの数は豊富。(アヘりまくり一辺倒ではありますが…)

体験版でもエロシーン無しで最後までプレイできる…みたいですが、なんだかんだエロが無いと物足りなく感じる物なので、これは嬉しいかも。



章が進むに連れ、単なる国賊だった主人公たちの舞台も変わっていきます。
一見短いやり取りの中に、各人の思惑や背景が感じられるのは、テンポと物語性を両立させていると思いました。

連携が大事。女の子加入ごとに戦略が変わっていく


SRPGの戦略としては「連携」が軸。
これはユニットの攻撃時に味方が隣接していた場合、その味方ユニットも攻撃してくれる…というもの。
しかも条件を満たした時の発生率は100%、ダメージ量も普通に攻撃した時に比べ何割減って事もなく、そのまま加算。
更に槍といった2マスの遠距離攻撃でも起きる…という、非常なウェイトが置かれています。

たくさん増えた女の子から選んで、出撃させるよろこび

例えば後半まで重宝する、高い攻撃力のオーク娘。
通常のSRPGと違い、このルールではこの子に”攻撃させちゃダメ”。
オーク娘が手出しできない位置に置いても、”その隣に”他のユニットを配置し、攻撃すれば連携発生。
普通の攻撃よりも効果を上げる訳です。

また移動と攻撃がそれぞれ別にこなせる仕様も、そこに拍車を掛けている。
”正面の敵に攻撃した後に、他のユニットの連携が発生する場所に前もって移動”から始まり、”このユニットであの敵を倒せばここが空くから、すると次の連携位置も空くな…”とか考えると熱い。
これはなかなか新鮮で面白かった。

ステージの初めの会話は、実は戦略の指針になるのだ

SRPGは戦い方がずっと同じになりがちなんですが、この「連携」にて変化を付けてるのも上手いな、と。

具体的には、初めは何も考えずにプレイしてても楽勝で”お、テンポ重視のSRPGなのかな?”と思ってたのが、回復娘が仲間に入る3面くらいから敵がグイグイ来るようになり、ちょっと手応えが増す。
(回復スキルが”その時に負ってるダメージ量の半分”なのも良い配慮。HP1ならとりあえず50%まで回復するギリギリ感あるし、一度ダメージを食らうと全快までは戻らない削られ感もある)

さらに5面くらいでオーク娘が加入、普通にやっていては(連携を意識しないと)勝てなくなる…という塩梅。
でそこから3面くらいオークを中心とした連携にご満悦になってると、遠距離攻撃だが魔法なので連携が発生しないユニットの運用に悩み、
二回攻撃(連携も二回発生!)や、お待ちかねの遠距離攻撃でかつ連携が発生する槍ユニット…
と、新しい女の子が入るたびに、戦い方がなだらかに変化していくのは良い。



やり応えある広めのステージ1:短いステージが2…ってな感じで、テンポに緩急が付きやすい構成なのも、止め時を失う感じでありました。

逆に”LVアップしても気休め程度”らしく、お気に入りユニットを伸ばす! という部分は薄いので、連携さえ意識すれば危なげなく勝てる…という所もちょっとあり。
味方側の充実に比べ、敵ユニットの広がりはそんなに無いのも、ちょっと惜しい気がしました。
(しかし各個の能力アップ要素があると”単騎だけ鍛えて無双”になりやすいし、それ無しで手応え上げようとすると、詰め将棋が如く、頭使いまくらないとクリアできない…
という事もあるので、割と程よい難易度な気もする)


SRPGとしては全体のテンポは良いと思う(移動速度とかもオプションで変えられる)
短いステージなら5分くらいでクリアできることも。

ただクリアしてみると、ちょっとあっさりしてるかな…という印象が。
ステージ数は十分なので、これはむしろHシーンの毎回のアヘりHがちょっと食傷気味…という所にあったかも。
どうせならお姫様をお付きの騎士の前でアヘらせるとか(「ああ、私達もあんな事になってたんだ…」と恥じらう他の女性たち)
そういうプレイも見たかったかな…

集まった女キャラ達の特性を考えて配置! 主人公が強制出撃とかじゃないのも地味に嬉しい

終盤になってユニット数が飽和してくると、初期配置が2~3つに分断されて、どう兵を分け、どう合流させるか…(なにしろ連携が鍵なので、群れないと弱い!)
と考える局面はなかなか気持ちをくすぐられた。

せっかく「防御」コマンドがあるんだから、進撃ばかりじゃなく”敵が押し寄せるなか、なんとか食い止める”って面があっても良いのに…と思ってたら、それもラストやその前くらいで、防御を使うとラクになる構成があってなるほどな、と思ったり。
最後まで飽きさせまいとする、なだらかな変化はグーかなと。

初めに仲間になるデコパッチが割とヒロインぽい。中盤以降は弱いんで強くなるイベントや、幸せエンドとか欲しかった…かな?(調教Hの変化は一番多いみたい)

ただ変化はあって飽きにくいものの、やはり基本は連携さえ気を付けてれば余裕めって中で、敵種にあまり広がりがない(というより、橋が落ちたり途中で敵が現れたりっていう、仕掛けの問題?)
何回か同じ間取りの砦がある…とかにはちょっと萎え…

物語的に元来た道を戻ってたりもするけど、終盤になると割と敵勢力の動きが掴みづらかった気もする。
SRPG面に入る前の語りで、全体地図→スクロールって流れで現在位置の確認、それと勢力の色分け…とかで咀嚼したかったかも。


あとは小さい事だけど、最初から最後まで物語をかき回す盗賊(最後にはちゃんと活躍!)が、いわゆるRTPデフォの顔で…、慣れてる身にはちょっと締まらない感じが…
(初めはモブと区別が付かなかった。むしろそれが狙い?)
ミラクルちんぽの持ち主たる主人公がセリフ無しで実は希薄、対比としてモブかと思った盗賊がどんどん活躍する…っていうのは面白いかも。
盗賊が最後にいきなり祭り上げられた感じがしちゃったので、もうちょい丁寧に苦労や独白…とかも追って欲しかった…かな? あるいは主人公の希薄さを誰かに語らせる…?