この作品も面白い経歴です、大ヒットの3DCG動画サークルさんがエロRPGを!?
しかも3Dモデリングを活用するか…と思ったら、意外や、二次絵と。
異例ですね…

体験版:概要


エロRPGでは珍しい、和姦メインの作品。
仲良くなって女の子を宿屋に呼ぶと、"ママには女友達の家に泊まったって事にしておくね"というこの内緒感、そして一回目はただ添い寝+お喋りだけでおしまい…という、何とも言えないもどかしさがありますw
OPからして"成人式"だったり、"村という地域性の中で若者を見守る大人たち"という姿勢が(ちょっと説教臭いけど)丁寧に描写され、ティーンエイジの恋愛、という雰囲気。


反面、面白いのはレイプも可能なこと。
ボスを倒した後の選択肢でほっぺにキスしたり…初々しい事をしてれば普通に和姦に進むのですが、そこで力ずくで犯す事もできる。

しかもただヤって終わり…ではなく、まず抵抗する女の子を押し倒し・追い詰めるまでが割と長め。
しかも事後に牢屋にブチ込まれる、示談となった後に女の子に話し掛けてとりあえず謝ってみたり、"あの時は最高だったぜ"といじくってみたり、体験版で犯せるのは道具屋の娘なので、それ以後は道具屋が使用不可能になるという…。
この"レイプ被害者"・"社会的制裁"感には興奮。これこそレイプ…という感じでした。


基本和姦メインという事で、レイプシーンは各娘1つみたいで残念ですが、和姦のもどかしいやり取りがあるからこそのギャップ。非常にそそりました。
>拙作「暴行街」シリーズでは描けなかった暴力への哲学の数々。
というのは、もしかしたらこの辺りなのかなーと思ったり…
(いやひょっとしたら体験版の範囲では序の口、かも知れないですが)


しかし女の子の絵柄といい、ちょっと昨今のエロRPGとしては地味な印象かも。
じわりとやり込めば、地味ながら丁寧に作った故の面白さ・独特さが分かるのですが、"○○要素あり!"・"○○システム!"ってな即ヤリ・エロエロ感は無し。
(というかRPGの基本的な部分の説明も多いので、普段エロRPGをやっていない層に向けて、作られているのかも)

例えば害獣駆除の依頼を受けて倒すと、町の人のセリフが全員分、刷新されていたり。
こういう事があればこそ、主人公の成長…という感じが出る訳です。特に今作はその辺り、重要ですしね。

戦闘の面白さを再発見。戦闘=飛ばしたい作業 というのは偏った認識やね…


戦闘もそうです、投擲アイテムやスキルの重要性、敵の行動パターン…と、練られてる印象。
通常攻撃連発ではクリアできない。割と"押し引き"がある。

例えば敵が"地面に潜る"は、毎ターン回復+防御力アップというスキル。
こうなると、こっちの通常攻撃だけでは回復量を上回れないので、自然とスキルの効果的な運用を考える事に。
敵が攻撃力アップと同時に、睡眠状態になったり。
これはつまり、"睡眠は一撃で起きるので、その一撃で倒せないと痛い目を見るぞ"って事ですし。

そもそもウディタの戦闘画面で、敵と背景グラフィックの寸法をちゃんと合わせてるって珍しい気が。良い感じ。

どうせ戦闘なんて飽きるんだからボタン押しっぱで進みたい…みたいなバランスが同人RPGでは多いんですが、これはあまり飽きなかったです。
敵スキルが、動物の行動として表現されてて割と不自然じゃなく、敵そのものの種類が多かったり。
作業ではなく、本当に戦闘してる感。
丁寧さと配慮の賜物だと思います。

同じ攻撃技を敵に当てても、状態異常効果がある程度ランダムだったり…(強く殴れば、目眩する事やたまに忘却する事もあるよね、と)

うーん、戦闘もここまで丁寧にちゃんと調節、こだわれば…じわりとした面白さを表現できるんですね…。
基本的な事かも知れないですが、どうも失念していた事でした。


そして道具屋の娘の次は宿屋、武器屋…みたいにハーレム和姦なのかなあと思えば
> このまま村で皆と平和な一生を過ごせるのかと思いきや、
> 世界を取り巻く情勢は深刻な変化を見せ始めるのだった……。
> これは主人公が故郷からの旅立ちを強いられるまでの物語である。
との事で、製品版以降のストーリーも気になるところです。

製品版プレイ クリア


プレイの仕方で大きく分かれそうだけど、ひとまずクリアまで7時間くらい。
メッセージ性の強さ・和姦エロ・戦闘が3大要素。

ただそれぞれ、ちょっとチグハグを感じる所も。

和姦エロ


和姦Hは宿に泊まるごとに、前戯から体位までどんどん増えていき、5人のキャラ×8(+レイプ1種類)。
ただ、エッチシーン以外に和姦(ラブラブ)を感じさせる部分は無かった…か?

(パーティーの女の子同士が仲良くなってスキル覚える、って突発イベントはあったので、もしかしたらそんな感じにイベントあるかも?
あんまり宿屋に戻らなくてもなんとかなったし、なんか一人の子とHしたらパーティー解散する気がして、終盤までエロしなかった…そんな事なかったね…)

メッセージ性の強さ


率直に言うと、私的には"暴力哲学"というのはピンとこず。
何が正義か、みたいな話はしょっちゅう持ち上がったが…。
もしかしたら全員レイプしてのクリアや、途中の選択肢で分岐があったりする?
(全員レイプでクリアは、相当難しそうだ…)

>主人公が故郷からの旅立ちを強いられるまでの物語
とあるけど、かなり大団円ぽかったし…。もしかしたら。

テキストではなく、RPGはプレイ体験含めてメッセージを伝えるべきなのかも。
最終的に帝国を力で倒せちゃうのは、説得力が…

戦闘はほぼ無しに出来たりするけど(チートもあり)


戦闘は体験版の通り、なかなかジリジリ戦う感じで面白くはある。

普通のRPGでは各個撃破が基本だけど、これはまず状態異常スキルをそれぞれの敵に当てるのが鉄則、というね。
更に石化→石を砕く攻撃とか、生贄状態+カウンターとか、組み合わせが増えて、戦略性がちょっとずつ変化していくのも良い。
一時的には全体攻撃が最強になったり、移り変わっていく。
(ただ最終局面だと、反射バリアーの付け外しになってしまったのは、ちょっと悲しかった…)

そんな感じに、地道に戦闘をこなしていくのが結構楽しいのだが、時間は掛かるので、腰を据えてやる気じゃないと辛いかも。
そしてその為のユーザービリティが溢れてて、敵とエンカウントしなくなるスキルや、なんと敵とのエンカウント歩数も設定で変えられる。
プレイの仕方でクリア時間が分かれる…ってのはここ。

ただ自分は結局こうなると、最短ルートを目指してザコは相手にせず、ボスだけを状態異常で倒す…という風になった。
まぁ確かに、低レベルでボスを倒す…という戦略性もある。
プレイの幅がある、と捉えれば良いのかな…

細かいこと


●体験版で村の端にあった怪しげな施設は、道具屋をレイプした時の為の、非合法道具屋ぽい。
(あとにストーリーに関わってくる)
別にエロ施設ではない。

●村人に話しかけた時の、仲間に居る時・居ない時の会話パターンは、かなり作り込んでる。
(これ、設定がかなり面倒なのだ…)
考えてみれば、6人パーティーで割とみんな掛け合いしまくる、ってのは珍しいかも。
会話内容は正義についてという、大変濃いのですが…