精霊建国ものがたり
精霊建国ものがたり[星のカルテット]

エロRPGも飽和期。
今後は単純なモノでは辛く、そして以前からやり込み要素の需要がある…
という事で、"エロRPGにSLGぽい要素を組み込んだ"ものが来るかな、と思っていました。
([五十少女漂流記]がその流れの端緒…ぽいかなと)

例えば本作のような、建国とか、国家運営など。
サンプル画像で素材絵が見えてたりするのですが…割と好評っぽい。
興味を惹かれ、体験版やってみました。

概要


精霊王の末裔である女主人公が、建国しようとするRPG。
(素材絵の子達はお供の戦士と魔法使いで、たぶんエロには絡んでこない様子)



6大属性の妖精の力を借りるべく、えろい目に遭ったりお金の為に売春したりしつつ、情報収集や必要アイテムをゲット、
居場所が分かったら妖精のダンジョンを攻略する、というのが大筋の流れ。

個人的に建国要素はちょい残念、これは妖精を仲間にすれば自動的に拡張されるっぽく。
ただし各地で集めた村人が自分の国に集まったり、自宅のインテリアを充実する…とかあると。
(逆に[冒険者の町を作ろう!2]よろしくガッツリ村作りできても、それはそれで違うでしょうか…。あくまでスパイス要素なので…)

種類は少ないしエロ発展もないけど、戦闘中のエロセクハラ技まであるという

注目すべきは、かなり広範に女主人公の要素も抑えていること。
常時立ち絵が目パチ、アイテムゲットや残HPにより表情変化するのは結構珍しい。
他に敗北エロや、アイテムの代わりに身体を要求される(処女クリアも可能なので、その時に要求をはねのけ、相手をぶちのめしたり、大金を払って進める事もできる)
露出でセリフ変化はもちろん、売春、中出しで妊娠・出産要素や、処女のセリフ差分もある?

ゲス男たちの描写が割といい感じかも。悲惨系の独白に拍車を掛けてくれる…淫乱度のエロ文章変化は無いのかな?

(体験版なので余りチェックできてないですが、例えば出産が"精霊王の末裔"という事で人間に種付けされても卵型、
テキストはあってもエロCGは無いっぽい…とかの最低限の作り方も巧いかな…。
まぁ人型出産をがっつりやられても、ここは引く人も多いですしね。
ちょっと苦しんで産むくらいで良いのでしょう…)

エロシーン…前戯から書いて盛り上げてくれるのは好きかも(前戯シーンにエロ絵はないが)

建国というキーワードで惹かれる人は、要はやり込み好きという事で、その辺りもコイン集めや、合成、能力強化の食事…と抑えようとしている。
素材絵と侮っていると、その"狙い方"には、なかなか舌を巻きますね…
なるほど、買う人の気持ちも分かる。

淫乱度だけでなく、気品・色気という扱いにエロRPGの漸進を感じる


個人的にエロRPGとして漸進を感じたのは、淫乱度の部分。
この作品では他に2つ、気品・色気という数値がある。
そして気品が上がるイベントでは、色気が下がりがち…なのだとか。

今までのエロRPGだったら別に淫乱度だけでいいよ、ってなりがちなんですが、気品が高いと建国に有利なアイテムが集まりやすいらしく。
逆に色気が多いと、エログッズが集まりやすい?
なるほど、色気抜群の女王か、気品あふれる女王か…って考えると面白い。
([堕ち姫]ぽい?)
建国ってSLGぽい部分にそういった、本人パラメーターを絡めたのはちょっと珍しかったです。


むしろ国家運営で、どこでもセックスOKの法律を発令するとか…夢が広がりますね。
([ロマサガ3]のような…。王様になって好きなルール制定って自体は、商業系のADVとかである気も?
女主人公+RPGでは無いかな… ただスケールでかくなりがちで、誰もやらなかったのだろうか)

女主人公+開村で、村人を集める…というと、最近だと[トレどる!!]を思い出しますが、漸進を感じました。

狙ったかは分からないが、ダンジョンでも能力を上げてくれるキャラがそこら中に居る。やたら愛着湧く…進むのが楽しく

ここまでだと、面白そうじゃん…と思うのですが、個人的には絵がツボでないって所と、
あとまあ、素材の組み合わせにちょっと違和感あったり(これは素材元知ってるからでしょうが)
あと要素の多さ。
取り込みすぎて、全体にちょっとまとまりに欠ける所があった気も。

把握しにくい・もしくは効率的な所がピンとこず、結局使わない事になってしまった。
ええっと、もうちょっと強くなりたいけどどうしよう、合成? あるいは街で何か買う?
あの店、街のどこにあるんだっけ…効果は? ええっーと… まあ、いいや…と。

そしてその延長で、ちょっと戦闘が面倒臭くなっていく。
シンボルエンカウントではあるものの。

少しストーリー的な語りが少ない所も、人によっては気になるかも知れない。
全体的にチョイ雑多な印象かなと。そこが個人的にはあまり食指が動かなかった原因でしょうか。