STEEL STRIDER 感想(製品版)

ACT,一般向け製品版の感想

普段エロACTとかやってると、まったくロボット成分が無い…それではダメである…!
という訳で、一般向けロボットACTをやってみます。
(同サークルさんの[超戦車戦アドベンティア]だって戦車オンリーなんですが、やはり女の子を前に出すと(売り上げが)違うものか…と唖然としつつも。)
(*ところでゲームハードを持ってなくて一般向けゲームをやりたくなった時、世間的にはどうするのが一番メジャーなんでしょうか…。DLsiteがメジャーでは無い事はなんとなく分かりますが…。[PLAYISM]?)

概要

数少ない、"ガチで一般向けゲームを作ってるサークルさん"だけあって、ロボットACTのクオリティは言うまでもなく。

ゲーム始めてロボットの関節の滑らかさに嬉しくなり、バーニア焚いて後方に煙が、薬莢もぱらぱら舞う。
巨大な敵ロボットから飛行船の上で戦ったり、ブーストを付けて飛びながら戦う…という、ロボットACTのお約束もしっかりと。
挙動も実に気持ち良くて、18禁ACTなんかだとSFCクオリティってのが褒め言葉って所がありますが、こちらは更に上、PSのような(いやあえて言えば、ローディング時間の無いセガサターンのような)高いクオリティ。
少し意外だったのが、ロボットACTと言うと鈍重な動きを予想しますが、序盤はまさに破壊しまくり、爽快でした。
(効果音も実に耳に馴染む気持ちよさ。破壊した距離で微妙に音変わってる…?)

ゲームパッドより、キーボード+マウスのプレイの方が面白いACT

特色としては、キーボード+マウスでのプレイを推奨としているところ。
←→で移動は当然としても、↑でジャンプ・バーニア、照準はマウス、弾発射・近接攻撃が左右のクリック、武器の切り替えはホイール…とキレイにまとまった操作系はさすが。
適度に回避しつつ、破壊を楽しめます。
(ゲームパッドでも遊べますが、まったく別物な感覚なので注意。回避動作はやりやすいかな…
前半はパッド、後半はマウスの方がやりやすい気がする…
推奨だけあって、マウス+キーボードの方が面白く遊べるかな。
近接攻撃の役割も、マウスはミサイルを払って防御、パッドなら斬りつけたりと、攻撃主体になる気がした。)


▲弾種はMAX8種。飛距離に限界があるけど、無類の爆発力のグレネードを高台から撃ちまくるのが好き…

エリア1の半ばからじょじょに手応えが出てきて、最終の4になる頃には、攻撃を少し集中的にもらえば爆死する戦場難易度。
ステージ攻略の肝は、"どの弾種を選択するか(あるいは近接攻撃か)"で、場面に合わせたチョイスが各々のプレイ幅となります。
1つのエリアには約10前後のステージがあり、かなりの遊び応えでした。
(難易度NOMALでプレイ。ちなみに難易度差も、単に敵の耐久度だけじゃなく、ボスの行動パターンや敵・武器の配置まで変化して調整してる!)
もちろんセーブ機能もあるので中断も可。
(ステージ+残りHP+弾数のセットで記録されるので、分散セーブして、HPきつかったら前のステージからやり直す、という手もあり…。)

ただ若干思ったのは…、ちょっと優等生的というか、本当に初めから最後までロボットACTだな…と。
個人的には(同人なんだし)もう少し独特な所が欲しかったかも。
([魔女ボーグメグリロ]くらいのアクの強さでも良いんですが…!)
あるいはステージ攻略だけでなく、制限時間ずっと基地を守るとか、戦場に荷物を運ぶとか、そういう変化球な戦闘シチュも見たかったかも知れない…
(どうも運送屋に変装して紛争を解決してるらしい…って設定とか、そそられるのですが。
あえて"黙して語らず"な所を楽しむ…って雰囲気ではある。)