4/30予告版の感想です

フリゲぽいこだわりの、ピコピコ+DL同人エロゲ?


フリゲで言うなら[タオルケットをもう一度シリーズ]ぽい(知識が古くて申し訳ない)
ピコピコ・ドット感が独特なRPG。

オリジナリティあふれる画面

(体験版をやった感じ)このゲームの核は、そういう"雰囲気ゲー"な所と…そしてもう一つ、"理不尽ゲー"な所かなと。
実はこの二つを合わせた時に、浮き上がる情感がある。

雰囲気ゲーか理不尽か


本作の雰囲気作りは単にドット感だけじゃなく、システム設計にも及んでいる。



例えば街人に話しかけても、必要な人以外は、ほとんど反応してくれない。
先に進めためによく混み行った所へ入るし、また場所移動した先がいきなり建物の陰、まったく主人公の姿を確認できなくて焦る事も多い。
これは快適なRPG造りを考えたらあり得ない事だけど、それ故に見下ろし移動かと思ったら横視点…と、独特な効果を上げている。

進むべきダンジョンはかなり暗かったり、町人は全然ヒントをくれないので、自分で切り開くしかない

(意図的に)理不尽な所としては、セーブ箇所が限られており、拠点に引き返さないといけない。
またセーブも一つまで。そしてゲームオーバーになったらそのままタイトル画面に直行。戦闘からは逃げられない…。



必然的に、新しいエリアの探索はびくびくと慎重に進む事に。
だが、ややもとすれば、いきなり強い敵が飛び出してきて死亡確定、という事態も多い。
そして毎回、道中にあるシビアなタイミングの開閉タイルをやり直すハメに…。
(自分はアクションゲームがそれなりに上手いと自負してるけど、それでも毎回2~3回は落っこちる…)



正直、ゲームオーバーの度にうんざりした。
が、理不尽さの中で、どうすれば良いか手探りで考え、苦労して乗り越えた時には、この雰囲気が鮮烈な印象とともに刻まれる。

…まずゲームのルール把握から始まり、その世界で苦労する。
そうして、"世界観"が見えてくる(むしろ全て同じやり方でいける方がおかしい、"その世界が初めて"なら、まず戸惑うのが当たり前なのだ)
ゲーム体験がそのまま世界観とシンクロする感じ。

戦闘で勝つと敵が脱衣。女の子ドットは素晴らしいものの、エロ要素は全体でこれだけ…かな?

こういう雰囲気のフリゲ、最近よくあるなあ…いかにも実況受けしそうだ…なんて、どこか内心、面白く無い物を感じてた。

だがやってみれば、元々ゲームはこんな物だったんじゃないかとも思わされた(マザー1のような?)
最新のゲームが、そんな原点に回帰する。結局それが、ドットってスタイルに象徴されてるんだなと。

…まあ本音を言えばもうちょい、快適にプレイしたいってのはあるんだけど…。
(隠し通路の中で、主人公が見えない&半マス移動で壁に引っ掛かるとか、さすがに辛い…)



(*ところでここ最近、ウディタでピコピコ+オリジナルシステムの18禁ってのが多い気がする。フリゲぽいこだわりというか。
先日の[Arayasiki Field〜ウサギナ憂鬱〜]や、[MAGIMAGI]など。
ピコピコ志向の制作者は前から居たけど、彼らが18禁に結びつく…ってけっこう、稀有な事例だった気がする。
なぜこんな流入が起きてるんだろ…? DL同人エロゲは彼らの間で、どういう位置づけなんだろう…?

正直、自分はDL同人エロゲを制作しよう(それでお金を取ろう)って決めた時、かなり後ろめたかった、俺も人生終わったな感があったものだけど…。)