予告無しだとか、[赤首の闘技場]と被ったってのはあると思いますが、[Ariadne]のような大作感ある素晴らしいビジュアルに関わらず、見合うだけ数が出ていない…気がしたので、ちょっと気になって(体験版)やってみました。

プレイ初めにちょっと戸惑い、というのをメタ的に考えてみる(長い)


うーん確かに…"このゲームを、しっかりやるぞ"というモチベを持って臨まないと、戸惑う気がしました。



かく言う自分も、とりあえずざっとやってみるか…と遊んだ初回は"ドットすげー、メニューとかのスクリプトもすげー"とか目移りしてる内に
"え…あれ? ゲームの目的なんだっけ!? ま、まあいいや、街の人に話し掛けたりすれば分かるやろ…街広いな!? な、なんかどんどん説明されていくー!?"という感じでした。

そのゲームに取り組むモチベを用意してから、遊ぶ。
実はDL同人エロゲだと、この状況からスタートするって珍しくて、多くの人はまず、ちょっと体験版触ってみて…で判断するのではないかと思う。
(それこそ予告から期待してるとか、他の人が薦めていた話題の作品だとか、過去作でお気に入りのサークルではない限り…)

言うなら最近のエロRPGは"ゲームの側からモチベを与えてくれる"。
エロやキャラ性、しつこくない程度に物語性など…。



そう考えた時、本作はOPでキャラ性も分からないうちに、"主人公が珍品をコレクションする"事を決意し、行動を開始する。
プレイヤー側からすると、珍品って何なのかハッキリしてないし、執着する動機も分からないという…(体験版という事で、省略してるかも知れないけど)
しかもそんな感じでさらりとした描写だから、OPからしっかり気を張ってないと見落としてしまいがち(だと、思う)

実は慣れれば街もそんなに広く無いけど、それが分かるのは全体を把握してから。
これに10分は掛かる。で、この10分の間にエロ無し…。
(個人的に"とりあえず見てみよう"でプレイした人の興味は、OPから始まって、1エロごとに5分継続するっていう目安がある…と思う)

ギルドにまず行けと言われるけど、ギルドがどこか分かってない。
仕方ないのでぶらぶらすると、まだ全体を掴んでない内に、次から次へと"今はまだ必要なさそうな"素材や、服の情報が飛び込んでくる。
"あの◯◯さんの息子"と主人公は談笑するのだが、プレイヤーはその◯◯さんを知らない、という状況になったりする…

街の移動はショーカットも。ただ必ず街の中央へアイコンが移動するので、全体が分からない内は困るか(現在位置からスタートして欲しかった…)

短いOPが終わったらもう好きに歩ける、ただその先には大体、説明説明…。
恐らく"なるべく説明で足止めされる時間を避けようとして"作ったのではと思うのですが、自由が楽しめるのはルールを把握できてからで…、ここは"一見、自由に動かせるようだけど、実は行動が限られてて自然と学習できてる"が理想じゃないかな、と…
(主人公の家が右上端スタートで、他エリアへは一本道しか無いとか、タウンマップはフィールドに出ようとした時に、門番に渡されるとか)



今、エロRPGやる人は、"まずルールや全体像を把握"、"ん、それは分かった。でそれをどう活かすと、エロに繋がるの?"という感じで、遊びたい人が多いのではないかと…
未知のルールに色々と触れても、"今はとりあえず頭の隅に置いておいて、後から出番だな…"という、自分で整理するような、"本格的なRPG"の楽しみ方を期待するのは、ややハードルが高い…
(反面、期待の大作だったりするとその面倒臭さを楽しまれたりするので、作品ごとに期待される立ち位置が異なって、難しいのだけど…。
同日にもし他RPGが無かったら、体験版を手に取る時間だって、平均したら長くなると思うし…)

些末な事では、道具・素材・コアとかアイテム種類はたくさんあるのに、入手した時点ではそれがどれに属するか分からなかったり、
(手に入れた後で道具袋を必死に探す…)
OPからやっとギルドに着いて、初顔合わせが終わっても、肝心の依頼画面に移動するのにもう一回話さないといけなかったり、
これら自体は普通のRPGの流れにあったら見逃される細かい事ですが、積もり積もって"この作品、気になるけど、まいいか…"と投げる要因になってるかな…と思いました。

エロは少なめだけど、クオリティは折り紙付き


本作はエロ頻度はちょっと少ないけど、相当に作り込まれた…、それはもう信じられないくらい緻密なドットで分かるかな、正統派のエロRPG。
そういう心構えで臨めば、そのクオリティを存分に楽しめると思う。

戦闘も"アクティブラインバトル"という訳で行動順序がライン上に、攻撃はボタン押しで追撃だ!

初めこそちょっと混乱するかもですが、腰を落ち着けてプレイすればそんなに複雑ではなく、
"要は主人公が欲しい珍品の為に、お金を稼ぐ。その為には、依頼をこなすのが一番"という、シンプルな目的が分かるはず。
珍品は買う度にどんどん高値になっていく(目標設定)
依頼をこなしていけば冒険者レベルを認められて、より危ないダンジョンにも行けるので更に稼ぐぞ、と。

請けた依頼が思いもよらない方向に進んだり…

しかも小さな依頼をこなすごとに、やれる事が多様に広がっていく。
薬草や鉱物の採取ができるようになり、これをがんがん掘ってたら採取LVがアップ、更に貴重な素材を取れるようになる。
それを使って合成や強化、今まで空かなかったダンジョンの宝箱が開けられるように。
さらに崖をよじ登れるフックを覚えて、ダンジョンの奥地へ…

そして依頼を一定数こなしてると、突然大きな事件が舞い込む。
これを解決できれば冒険者レベルを認められる! という流れ。
体験版では入れないダンジョン数からして、遊び応えありそうな作品です。

エロシーンも始まると、かなりイケてるのですが


●基本HCG 11 枚(立ち絵含まず)

という事で…ちょっとエロシーンの数は少なそう。
体験版では、珍品=エログッズを買った後にオナニー、あとはダンジョンでのエロ罠(?)の2つが見えました。

 

一つのシーンで差分がかなり使われており、絵自体もすこぶるエロイ。
それだけに、ちょっと一シーン短かめなのは勿体ない気が。

あとはエロスゲージという値が蓄積していくので、これ次第で、体験版では入れない歓楽街とかの施設が開く…という感じでしょうか。
(回想の空きを見る限り、エロスゲージでオナニーの反応変化とかは無い?)

 

ダンジョンのエロ罠は"その場では何とも無いが、家に帰ってから発動する"という事もあるようで…その辺りのシチュはかなりソソられました。
★今後のアップデートでHイベントやコンテツを追加予定

と作品説明にあるのも期待しちゃいますね…

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