なかなかちゃんとした和風世界観+ニップレスくノ一が舞う!




くノ一のARPG。
やはりまず目に付くのはCGのシコれそうな感じ、割とまじめな和風の世界観にあって「主人公はニップレスくノ一」、しかも誰もその事に突っ込まない…というのは、あこの子はもうエロなんだ、エロで良いんだなと納得させる、立ち絵特有の奇妙な昂ぶりに成功しています。



そういったパロディを入れつつしかし基本は、和風の雰囲気を上手く出してる…というのがちょっと見逃せないトコで、例えば背中に弁天の入れ墨が入った女性の色気とか、かなり珍しいのではないでしょうか。
主人公は暗殺稼業を請け負う組織に入る事になりますが、これなんかは「お、必殺仕事人かな?」と思ったり。

 テカッとした肉感が良し…

体験版で確認できるエロは、敗北エロのみ。
せっかくのくノ一、色んなシチュを見てみたい所ですが、まあいかにも淫靡な遊郭があり、「(女性がふんどし姿で踊る)ふんどし場」あり、淫乱度あり…でそれは製品版に期待、という事ですね。

ARPG部分も良さげなものが…?



ARPGはドット移動

ARPGの練度もなかなかだと思いました。
この手のツクール製の中では「割と敵が積極的に攻撃してくる」感じで、近距離だと割と反撃をくらってしまう、遠距離の手裏剣なら安全だけど、ダメージが低いので、既に倒した敵が復活して囲まれると不利になるかも…といった”戦ってる”駆け引きが。
そして道行く中で、強力な妖術(遠距離)を覚えて強くなっていく…と。

戦闘中の犯されとかは無いっぽいかな…?

ちょっと驚いたのは、ダメージが募った時のみ、脱衣絵が画面右にインすること。
既存のARPGの常時立ち絵表示に比べて、なるほどこれなら邪魔にならないし、思い切って立ち絵サイズも大きく出来て、CGを堪能できるなと…。
(あと敵のダメージ量がちょっと大きめ、LVアップ時にHP全快…という仕様も、脱衣絵の機会を多くする計算ずくでしょうか)

レベルアップ演出も画面の流れを止めるメッセージ表示じゃなく、文字ポップアップ+BGMとかも、ちゃんと考えてるなと。


…まぁ慣れてくるとどうも、ダッシュしながら剣を振りまくり…になりがちな気配も感じちゃいましたが。
ただ暗殺稼業という事で、屋敷に忍び入るとかもありそうだし、色んなシーンを楽しませてくれそう。期待。


妖怪退治や、町の異変、あるいはエロ事…と幾つかの仕事を選べるので、それらを順にこなすうち、メインの依頼に辿り着く…という流れ。

道具屋が怪しげな薬を売ってるので調査→道具屋は遊郭に出入りしてるらしい→遊郭に遊女として潜入したい…けど、まずそれ以前のエロ依頼をクリアしてないとだめ
という感じに繋がっている。

ふしだら感ある女性の言葉遣いは、なかなか和風ならではかも

という訳でエロシチュもその辺り。
遊郭から夜鷹(店に在籍せず、青姦とかする娼婦)といった売春系と、メイド・バニー服・ふんどし・巫女みたいなコスプレHが大半。
(ちなみに淫乱値はエロい仕事を請けるのに必要。足りなければ売春を繰り返して上げる)

なのでARPGぽい部分もあるんですが、まぁ合間にちょっとあるぐらい。
大体は町をウロウロしてフラグ立て、たまにHイベント…ってプレイ感です。

とりあえずエロい…けど、もうちょっとアクションエロな所を見たかったかな…


コスプレはとりあえずメリハリだけど、やっぱエロはくノ一って部分に絡ませて欲しかったか

そこが個人的にはちょっと不満で、例えば”家の主人が出て行った僅かな時間で、証拠を見つけなければ!”とか、”怪しげな薬を飲まされて、意識朦朧としてしまい…”みたいな、ピンチに陥ってエロってのが無いのです。
関わった町の事件は、毎回ほとんど危なげなく成功する…
(道具屋にクスリを勧められるシーンも自動的に吐き出してますが、選択肢とかで断りきれず、失敗するバージョンも欲しかったなあ…)

ARPGも見つからず忍び込む(バレたら敵を殺害)とか、天井裏を進む…とか無くて、基本的にどこかへ行く通り道だけですね…

一つの依頼が5分くらいで済むし、その間、ストーリーが動くような主人公と誰かの会話ってのも意外に少なくて(いわくありげな弁天さんでさえ、最後になるまで変化なし…)
次々と平坦にこなしてる感じに。

バニーの姿でお仕事。お酒を注文されると「よし待ってろ!」とかムダに張り切る、不器用げな所とか可愛い。

主人公が言葉少ない、クール系ヒロインってのは良いです(初めに大失敗したり、ニップレス衣装とかしてるので若干キャラが掴みにくい気もしましたが…)
でもピンチや、他のキャラ立ちした人物との絡みがあればもっと輝くかな…と。

クール系かつくノ一なんで、売春も割と普通にこなしてしまう、むしろ自分に夢中な男にため息混じりで演技するって場面が割とあるんですが、そういう子だからこそ、失敗時のパターン、あられもなくイキまくる姿が見てみたかった…!

屋根づたいに移動してターゲットを追うのだ

もちろん屋根伝いにジャンプして尾行するとか、ARPG場面での強い妖怪に比べて、人を暗殺する時は激弱で一撃かつ、ぎゃあああとか叫ぶので妙に印象に残るとか、
(妖怪と闇取引してた金持ちを殺す時だけ、なぜか子供想いアピールでいきなりエピソードが重いのはなぜ…。それまで他の人も割と殺してるんで、ちょっとここだけ厚いのは唐突で、違和感あったり…)
活劇って部分を意識してる、光る所もありました。

ただ個人的には、くノ一、ARPG! という、せっかくの雰囲気をもうちょっと活かせれたかな…と。
逆に「いや、絵は良いし、とりあえずエロイから良いじゃん」って人にとっては良いでしょう。CGが肉感的でタマラないのは確かですし。


最後に弁天さんの見せ場をちょっと作ったり、盛り上げはあるなあと思いつつ…もっと長く描写できる所を、割とあっさりめに切り上げてる感じもするね…
個人的にはもっとクドい方向でも良かったと思う…
あとはクリアしたらHシーン全開放は欲しかったか。

活躍は最後の一回しか無いけど、業に満ちた(時代劇ぽい)所を見せるよ

フラグ立てでちょっと困った事が2,3回あった。
(まあそれでも自力で解決できる程ではあるが)

分かってしまえば、要は重要な人物との会話絡みなのだけど(依頼は一度外に出ないと進まなかったり)
割と並行的に仕事を請けられる都合上、”今の状態ではどう話しても進まない(=他の依頼を受けないといけない)”が分からないのが要因か。
(実際に他の依頼をクリアした後なら納得なんだけど、請ける前はそんな展開になるなんて思いもしない訳で、予想できない…)
あるいは「もう無いよ」と可能性を絶ってあげると、ぐっと楽になるのだけど…

あとは「フラグが立ったこと」を分かりやすく、「次へどこへ行くか」をもうちっと示して欲しかったかも。
”困ったら、俺の所へ来な”と人物に言わせても、他の依頼を幾つかまたぐと忘れてしまう事もある…
示しすぎても興冷めではあるけども…

最後ら辺はもう妖術乱射である。まあラストならこのバランス変異も悪くない

例えば最後の神宮に進むのも、門番のセリフがいつもと変わらないのもあって、一回見落としてた。
(以前に神宮の門前で依頼人が待ってる事もあったので、今回もそのケースだと無意識に思ってた)