余りメジャーではないのでしょうが、薄幸そうだったり、”傷ついた(傷つけられた)女の子に優しくしたい!”という萌えがあると思うのですね。
なんというか、いじらしさが凄くある感じで…。

このサークルさんは何というか、絵柄、塗り、全てにおいてそのツボを刺激するなあ…と思います。
また、過去作[ひと目惚れ]はSteamにて人気を博してる事でも有名。
http://store.steampowered.com/app/353330/?l=japanese

そんな方の最新作が予告に。”虐待を受けていた子”とのコミニュケーション18禁SLG…という事で、もうワクワクが止まりません。
さっそくやってみました。

虐待されていた少女を保護。たっぷり甘やかしたい父性と、傷つけてしまいたい狭間のハァハァ感


まず想像以上に絵が深い。逐一、心が揺さぶられる感じ。
元奴隷の少女は初め、目を背けたくなるような傷跡、虐待を諦めてしまっている冷めた態度と、見る物を拒絶するような強い眼差しをしています。

 

そんな子に、けして種類は多くないけど、反応がとても用意してあるコマンドを何度も繰り返し(よくある”何度やっても同じ反応が返ってくる”状態になかなかならず、絶えず進行中のような錯覚を覚えるほど)
心が少しずつほぐれていくのを楽しむ。

たまにイベントが発生し(恐らく夜ごとに内部で判定してるのでしょうが、プレイヤーが見えるステータスは一言メッセージのみ。そこから想像を巡らせる事となります)
選択肢の機会の多さに判断を求められ、少しずつのめり込み、コミニュケーションをしてる感…を覚えます。
そうして美味しい物を食べさせたり、きれいな服を着せたり…を経る頃には、すっかり”俺の娘!”な気分に。

保護欲のままに頭をなでてみる

もしそれが善意一方ならば、心がここまで揺れ動く事もなかったでしょう。
…だが保護してあげたい欲とは裏腹に、確かに首をもたげるのは”虐めてしまいたい”という心暗い欲望。
それらがない混ぜだからこそ、”憐れみの興奮”はあるのです…

「一回も悲鳴をあげていないのに、ご飯を食べさせて頂けるんですか?」というかわいそうな女の子へ、『自分と同じ物を与える』『最低限の食事を与える』の二択。

きれいな服を着せてあげようね

もう底なしに甘やかして、最高の笑顔を見たいという優しさとは真逆に、
もう片方はどうだろう…と生唾を飲み込むような”否定”をしてみたくなる、刹那的な瞬間が。
(女の子と仲良くなると、「ご主人様には感謝しています。でも時々(この幸せが壊れるのが)怖くなります…」と不幸が日常だったからこその心配を覗かせるのですが、ある意味その意志を”肯定”し、壊してみせたくなる時…。
まさに破滅的な、暗い感情同士が共鳴するというか)

 「若い女の子にごはんを奢りたい」おじさん的父性を満たしてくれるイベント(甘い物を食べたことがない主人公…反応が可愛い)

そんなアンビバレンツさに悩むからこそ、選択肢に真剣に向き合う事となり、逐一心が揺れるんだよなぁ…と思いました。
(これは別に独りよがりではなく、初めから半ば強引にレイプもできてしまう所が、その影を落としているのだと思います。
まさに18禁ならではの深さかなと)

 何度も「身体を触る」を繰り返し、戸惑う反応を楽しんだ後は…年端もいかない少女を”使う”感じのエロへ! 背徳感漂う素晴らしい絵

業の深い…、実に印象深いゲームだなと思いました。
日常を繰り返す系とのこと、製品版では(恐らく今は、途中で伏せられてる)Hシーンの次の段階や、酷い選択肢ばかりを選んだ結果…などもあるでしょうか。


ただ難点を一つ挙げれば…、予告版ではありますが、結構落ちやす(バグが出やす)かったな、と…。
毎日のセーブと、メッセージ進めるのはクリックよりエンターの方が良いかも知れません。

製品版の感想は、
暇だからゲームでもするかさん、
アクナキさんが書かれています。