卑美狐 -畜生丸は殺さなければならないー (製品版)

RPG, R18製品版の感想

体験版無し、しかし想像を大きく上回った作品

前作[ぼくとママとしょうたくん]はクリア済み、大雑把だけど3人の爆乳キャラを攻略する内容は凄くシコだったのですが、今作は体験版無しということで、今いち警戒していました。
おまけにサンプル画像やDLSiteに付いたレビューを窺うと
・引くくらいの超乳?
・表紙のインパクト(♂がめちゃくちゃなキモ男だったらどうしよう)
・陰惨な復讐劇らしい
というのが垣間見えて、ついつい及び腰に。
しかしクリアしてみれば想像をあちこちで上回る、人に薦めたくなる作品だった(もちろん乳フェチ限定ですが)
という事で、書いてみたいと思います。

超乳を恐れるな! 分かってるフェチっぷり

通常立ち絵 妖狐立ち絵
▲初めは巨乳留まりな主人公も妖狐の力が覚醒して変身、お胸も成長するのでした

まずサンプルからも窺える超乳……ですが、私も(そうきっとこれを読んでる貴方と同じように)嗜好的には爆乳以上・超乳未満が一番興奮するクチ。
超乳が全面展開されてたらちょっとキツイぞ……と思ってたんですが、
そもそも主人公は最初「巨乳」くらいからスタート、狐の力を得てやっと爆乳レベルに、以後それが標準として進みます。
では超乳はどこでって言うと、例えば過去作RPG[牛魔王ムネヨシ!! 〜寝とられるの巻〜]のヒロインがゲストとしてちょっとだけ出演、主人公以外のゲストキャラの方がむしろ規格外であるとか、
あとは戦闘中エロでおっぱいに寄生する触手が最大(3段階)まで成長した時やら、
敗北エロの末路で肥大化させられたり、孕ませされると黒乳輪だったり……と、ガンガン犯しぬいた結果にフェチさを持って来てる感じ。

ムネヨシ
▲前々作RPGの主人公が実は母親で、草葉の陰で見守ってる……という事で、一般敗北エロなどの後にゲスト出演。ついでに犯されます(一番のエクストリーム超乳)

分かっておられる、超乳を常態化するのはさすがに自分もキツイ。
でも無惨さの最後として爆乳→超乳の変化を持って来られると、これは自然に許容できる興奮がある。
納得するものがありました。
あとですが、主人公の乳房自体も犯されるシーン・体位によっては結構大きさが異なるように描いているように思われます。
これは二つの意味で自然で、乳房とは垂れ動くもの、当然体位によっては形も変わるでしょうし、
またもう一つ、構図やシチュによっては、気持ち乳を大胆に描いた方が興奮するって時もある、その時はそれを優先するという乳マインド。

モンゴメリー腺1 モンゴメリー腺2 モンゴメリー腺3
▲臨場感ある乳輪のポツポツ、そして乳ひしゃげ差分。素晴らしいという他ない

作者氏がこだわったという乳輪周りのポツポツ(モンゴメリー腺)も沈着したグラデーションの色合いと相まってごく自然で、
「これは母乳出るでしょう」としごく興奮を煽るものでした。
そうして一つ悟ったのは、けして奇を衒って超乳やってる訳じゃないのだ、
作り手に乳房への愛と深い理解があれば、爆乳の果てに超乳はある、スムーズにその良さが納得できるものだなぁ……と、新しい性癖を開いた想いです。
という事で乳フェチに関しては、信頼して良いかと。ツボを外さない。
(どうしてもサイズが気になる人は、この記事のスクショも少し参考にすると良いでしょう)

悲劇を殺意で塗り固め……。陰惨な復讐劇とは確かに

OP1 OP2
▲村を滅ぼされ、家族を殺され、主人公の復讐行が始まります

さて表紙の濃さですが……、そもそも表紙の脂ぎった男は宿敵、最初と最後にしか出ません。
しかも元くのいちである主人公の故郷、忍者の里を滅ぼした卑劣な権力者という役回りで、そこまでアクも強くないので一安心(なぜ体験版の無い作品の表紙を、こんな風に……)
しかしながら本懐を遂げるその過程はまさに壮絶というもので、陰惨な復讐劇というのは確かに言い得て妙だと思います。
補足するならば、設定としては江戸時代に入ったばかりの頃の話らしく、「時代ものの復讐劇」の影響を強く感じます。

フィールド 村
▲復讐を胸に進む。マップ素材はシンプルですが侮る事なかれ。他で十分カバーしています

つまり仇敵の元へ向かう旅すがら、様々な人と出会い、束の間の安らぎを感じながらも、
実は差し向けられた刺客だった、人質を取られて脅されているなど、どうしようもない理由から殺し合わねばならなくなる。
斬る事を躊躇すれば、相手もただ幸せを掴むため、こちらを屠ろうとするだろう、嗚呼、もし違う出会い方をしていたら……。
そういう剣客同士のやるせなさを、効果的な一枚スチルを挟んで語っていきます。

全体魔法おっぱい1 全体魔法おっぱい2 回復セルフ乳舐め
▲スキルでさえいちいちエロい。全体魔法は乳を振り回し、回復はセルフ乳頭舐め……(淫乱度でセリフも変わる。好き)

主人公が行くところ悲劇また悲劇。
復讐は何も生まないと諭す人、ここで平穏に暮せばいいと誘ってくれる村、
あるいは仕方無かったとはいえ身内を殺され、呪詛を吐きつける刺客の家族も。
自分と関わったばかりに人々が巻き込まれていく、
自身を血塗られた存在だと感じ、それでも死者たちに突き動かされるように「復讐」を遂げんと進む……。
そんな沈んだシリアス劇ですが、
先に進むのに気が重たくなる……というラインをギリギリ超える事もなく、
(滑稽感もある爆乳エロを間に挟む事が、だいぶ清涼剤になっているか)
終幕まで止められない、刺激的なストーリーであったと思います。

細かいテキスト描写の巧みさも

これはぜひ語りたいのですが、前作[ぼくとママとしょうたくん]では一切感じなかったのですが、
今回シリアスという事で、テキストセンスと、細かい舞台装置の使い方の上手さが目に付きました。

ブ男1 ブ男2 ブ男3
▲醜悪な刺客が返り討ちに遭い、死の際で女の愛に救われたように涙を流す……のですが……。

例えば道中、どう見ても醜悪で気持ち悪い、殺人を生き甲斐にしてるような刺客が襲ってくるのですが、
これを返り討ちにすると泣き喚き、死を前にして
金持ちの玩具として改造を加えられ、命じるままに殺し犯した半生を「花火みたいな人生だった」と振り返る場面が。
化物のような外見に”花火みたいな”という正反対の言葉を持ってくるセンスに痺れましたね……。
そして物語はそれだけでは終わらない。
そのまま闇に沈んでいくかと思われた醜悪な男でしたが、死に際に、初めて優しくしてくれた娼婦に惚れ込んで改心。
これで済めばおとぎ話なのですが、先に進むと、無知の悲しさから……といった悲劇を目撃する事になります。
(唯一このエピソードだけ、頑張れば少しだけ救われる結末にできるのも重たい)

裸族の村
▲裸族の村

他にも印象的な話は目白押しですが、もう一つ上手いなあと思ったのが、いよいよ仇討ちも目と鼻の先、という所で訪れる事になる「裸族の村」。
”裸族の村だからハダカ(に近い恰好)じゃないと入れないよ”
“裸族だからか、ムラムラしたらすぐその場で性交するよ”
みたいな話もあり、あ、ここはエロ優先のパートだな……と思ってたのですが、どっこい少し滞在が長引くと
「森に狩りに行くと、年に1人くらいの割合で獣にやられて死ぬ」
「でもそれ以外に食料を得る手段がないからしょうがない(だからすぐにSEXしてぽんぽこ子供を作る)」
といった裸族たちの原始的で、達観したような死生観が明らかになり、
この時点で心が壊れかけていた主人公が、死というものを新しく見詰め直す……というエピソードに昇華したのは、驚くべきものでした(エロ行為もやっぱりさんざんするんですが)

馬頭 刑部 物語スチル
▲ムサい男たち、奇形な男たちも良い造型してます。物語スチルも……。こういう所も上手

他にも「手練なはずの主人公が焦ってしまい、一発で上手く刀が入らず、無様に何度も斬り付ける」事があったりとか、
瀕死の仲間の手を握り死を看取る……という当たり前の流れに入る前に、
(主人公は薬の知識があるので)身体を治そうと試みるも、傷が多すぎて”えっ、これって? どうやっても……”と一度治療を考えてから絶望する、といった描写を入れたり。
正直、ここまで細やかなテキストが出来る方だったのかと……。
悲劇的なエピソードも、小さな描写の積み重ねあってこそ。
最後まで驚かされた次第でした。

復讐行と、とてつもないエロ量。戦闘中エロに町エロに敗北に妊娠にNPCに……

戦闘中エロ1 乳装備成長
▲乳に植え付けられる戦闘中エロが、そのまま「乳装備」に成長。外すには「乳出産」をしないとダメだぞ

という事で、RPGの流れとしては宿敵・畜生丸の待つ地を目指して旅をする、
少しのフィールドを抜ける度に村があり、その道中にボスが待ち受けますし、
その為に事前に1,2LVくらいは上げて置くかな……と少しザコ戦をこなして村に戻って、という感じ。
(負けても進むイベント戦闘も割と多いですし、エロばっか見ててもある程度強くなれるみたいですが)
しかしその間もエロは止め処もなく、例えば戦闘中のダメージ脱衣で乳がまろび出て、
全裸のままだと乳頭に寄生するエロ攻撃を仕掛けてくるザコ敵が出現、
主人公自体も覚えるスキルが全ておっぱい強調のカット付き。

セクハラエロ1 セクハラエロ2
▲乳、尻……素晴らしい。セクハラエロの中ではぐにぐにと揉みしだくアニメを重視したものも

横向き乳ブルンブルン1 横向き乳ブルンブルン2 横向き乳ブルンブルン3
▲差分だけで股間にキますねえ……

なにしろ”基本CG90枚以上”は伊達じゃなく、そこから差分でエロイベントを複数作ったりもするので、
ストーリー展開の一般スチルを除いたとしても、平均したら数分に1回はエロを見てるのでは、と思うほどの数。
(これだけ描いて、まったくクオリティを落としてないのも凄い。あえて言うならイベントごとにちょっと長さのムラがあるかな……まあこの数だとそれもメリハリかな)
枚数も多いですが差分CGも凄まじく、
エロシーンでは例えばバックから突かれて垂れた爆乳がブルンブルン、種付けプレスで男の腰振りカクカクみたいな2コマのアニメもあり。
分類すれば一番多いのは町エロかな。
約4つの町あり、ちゃっかり淫乱度での条件判定・同一イベントの発展あり、
宿に泊まるだけで犯され(睡姦パイズリ→本番と大胆になっていく)
当たり前みたいに民家のタンスを漁ったら咎められて中出し、
セクハラされまくる酒宴のコンパニオンのバイトに、
当然売春もあり、フィールドで女型の敵を倒したら報復に拉致られヤクキメSEX、
怪しい薬の味を覚えてしまい次からは普通に買えるようになる、
ナンパに一度乗ったら次からは「ちょっと来いや」とティッシュ代わりのぞんざいな扱いでレイプされる
(この辺の強引に肉ハメされるノリは、きぃう氏ぽい物を感じたり)
淫乱度上がって男湯に乱入、全裸になって民家の住人に話し掛けたら(やっぱり)襲われたり……

妊婦立ち絵

そして確率で妊娠すると黒乳首の妊婦に。
出産や搾乳や授乳エロ、出産費用で借金を背負ってしまって、多段発展のAV撮影も……。
そしてもちろんシリアスな復讐ものという事で、ボスの敗北エロは昂る。
特に終盤に行くほどバッドEND確定な浅ましい堕ち方が増えて、
「闘うヒロインが快楽堕ち」
の嗜好としても楽しめると思います。

たぬき1 たぬき金的 たぬき前戯エロ たぬきロリ巨乳
▲終盤で出てくるたぬき幹部に変身、エロで少しずつ警備の兵隊を減らしていくぞ……。かわいいぽん!

主人公だけじゃ全然足りない、とでも言うようにNPCのエロも15%くらいあり。
特に終盤になると敵の女幹部に化けての潜入エロ、
こちらは主人公とは一風違う更なるむっちり感&悪女で、
逆らえない兵士に「誰彼構わず、気が向いた時に金的」とか出来るのは面白かった。
私の好きなサークルに[適当]さんというのがあるのですが([巨乳女達とデートしたり、嫁にしたり、性奴隷にしたりするRPG]など。今は活動停止)
主人公以外もキャラたくさん、妊娠嗜好も含んだ乳フェチ周り、薄幸さのあるシナリオ(ちょっと雑な所も似てる……、今作はだいぶ少ないですけど)
で凄く思い出されて、何というかとても満ち足りたような。嬉しかったですね……。
クリアまで5時間弱。回想が(まだ)無いので全体のHイベント数は不明ですが、まあ5,60は下らないでしょうか……。
ツボにハマれば強いお気に入りとなるだろう、”最後まで濃密に楽しかった”という言葉が相応しい作品だったかなと思います。