*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

題名から想像が付くと思いますが、本作はヌシ様を釣り上げることを目指して日々釣りをする「川のぬし釣り」シリーズのパロディです。PS版「秘境を求めて」に似せながらも古い懐かしみを覚える自作ドットマップを用いて、釣り・動物との戦闘を完備、セーブ地蔵ならぬお供え地蔵を用意して、とウディタの仕様範囲で最大限、原作の雰囲気が味わえるように考えられています。

娘魚釣りミニゲームとその後のお味見はいかが?


主人公はとある事情で娘魚のヌシを釣るため、釣り技術を鍛え上げていく少年。魚が擬人化する不思議な村で娘魚を釣りながら、ヌシを釣るために奮闘するミニRPGです。作風全体に、緩くてバカゲー的な、それでいてノスタルジックで昭和的なノリがあります。

村5 村4 村2
▲昭和の香りがします。

まず、ゲームの肝となる釣りのミニゲームを紹介。本作は釣りと、その後の娘魚とのエッチでプレイ時間の半分以上を占めます。

小さな村とその中心に流れる川の上流が舞台ですが、いくつか釣りポイントがあります。ポイントにより釣れる魚が変化。釣りポイントで決定ボタンを押下すると釣りが始まり、確率で魚がひっかかると本格的なミニゲームになります。ミニゲームの種類は以下3種類

・右に進むバーが赤い枠内に入っている時にタイミングよくボタン押下
・ボタン押下で右、ボタンを離すと左に進むバーを赤枠内に維持させる
・ボタン押下でバーが右に進み、赤枠まで到達させる(リールを巻く)

各魚によってバーの速さや赤枠の大きさなどの難易度と3種の発生順が異なります。例えば序盤に釣れるウグイは、右左で赤枠内を維持する(スピードが遅め)→赤枠内でボタン押下→リールを巻くの順番。これが全て成功すると釣れます。娘魚によってはリール巻き2回だけなど発生数や順番が異なり、後半の魚になるほどバーの動きが速く、発生数も多いため難しくなります。

釣り1 釣り2 釣り3
▲1枚目で少し待機、確率で娘魚が見つかりミニゲームに移行。ミニゲームは視覚的な面白さもあり、ついついプレイしてしまいます。

言葉にすると難しいですが、プレイすると直感的に理解できる簡単なゲームです。つまり、様々な場所でルールが異なる魚を全部釣るパーティーゲームです。

初めて釣った後はお楽しみタイム、各娘魚を性的に味見します。大人しく献身的であったり、ツンデレであったり性格は様々。だけど抵抗することなくセックスを行います。エロテキストは人によって好みが分かれそうですが、喘ぎ声が多めで情景描写などはほとんど無し。

釣り4 釣り5 釣り6
▲釣った娘魚は何故か擬人化(作中設定ではこの村限定らしい)。美味しく味見(エッチ)して水槽で飼うことに。2匹目からは味見かアイテムとして入手(魚屋への売却用)か選べます。

その後、一度でも釣ったことのある娘魚は隠れ基地?みたいなところにある水槽で飼われることになります。水槽で娘魚を調べると、(エッチな)世話が可能。いわゆる回想に該当する要素ですが、釣り直後の味見(H)する(セックス)以外にも、餌をやる(フェラチオ)、可愛がる→撫でる(手マン)、可愛がる→アナルを味見(アナル姦)など他のプレイも可能です。手マンとアナル姦は身体が水面に潜って四つん這いに近い恰好でアソコとアナルが丸見え状態の同一CGですが、入れる場所が違うため反応も異なります。魚なので擬人化しても尻尾がありこの格好だと尻尾が各娘魚で異なっていることもわかります。

釣り7 釣り8 釣り9

また、それぞれの娘魚は普通型以外に良質で巨乳な個体、子持ちな腹ボテもおり、それぞれ釣りに成功すればセックス時に異なるCG差分を楽しめます。魚種も10種+ヌシと少なく、魚も後半、とある竿を入手すれば手軽に釣れるため、ついつい収集を頑張りたくなるゲームバランスです。この魚量が少ないことを利用したバランスの匙加減、絶妙だと思いました。

娘魚1 娘魚2
▲それぞれの娘魚に性格的な個性あり。

川のぬし釣りオマージュな村で発生するちょっとおバカなミニイベント群


上記ミニゲームは簡単操作でほど良い釣りを楽しめ、簡単にエッチも発生するため空いた時間に丁度いいようなテーブルゲームですが、それだけだとすぐに飽きちゃうのも事実。そのため、本作では簡単なお使いクエストがあり、動物との戦闘があり、簡単なストーリーがあり、成長要素があります。上記で説明した水槽コレクションもそうですね。

女性1 女性2
▲立ち絵ありませんが、村にはちゃんと年頃の女性もいます。

娘魚は最初から全部釣れるわけではありません。全く釣れない釣り場が数カ所ありますし、ゴンドラでしか進めない場所があるのに、ゴンドラ操者がいないなど行動が制限されています。そのため、村各所でお使いクエストをいくつか行います。また、便利な釣り具購入やステータスアップなどが可能なクエストもあります。

例えば魚淫さんと呼ばれる釣りのマスターが「〇〇の娘魚を持ってきてくれ」と指示を出してきます。このクエストを満たすと、その魚の「良質」、「子持ち」出現が解放されたり、釣具屋さんが、新たな釣りが楽になる釣具を販売してくれたりします。

魚淫1 魚淫2
▲主人公の姉貴や宿屋の女将さんなどの女性も顔無しなのに、唯一作中人間の中で立ち絵がある妙に濃いキャラ

また、ところどころに地蔵があり、店で購入できるお供え団子を使うとステータスがアップ。釣り具や団子、体力回復アイテムなどの購入費は魚の売却で稼ぎます。つまり「魚を釣る→売却したりイベントでステータス強化→イベントでさらに別の魚が釣れるように。」このルーチンを繰り返しながらヌシまで辿り着く構造です。

クエスト1 クエスト2
▲左「あそこに落ちていたエロ本が気になってしかたない、拾ってきたらいいもんやるよ」とある釣り場で必須のエサを貰えるミニイベント

さて、実はステータスアップはあまり釣りとは関係ありません。1回釣るたびに成否関わらず体力が5減るため体力や気力(回復特技が可能)がある方が便利ですが、これは主に動物との戦闘に関わってきます。そう、村の中は何故か動物が。後半、上流に進むとさらに強力な動物がおり、原作同様、なぜ釣りに動物との戦闘が?となります。

動物1 動物2 動物3
▲基本はランダムエンカウントですが、昆虫採集などのイベントも(2,3枚目)

体感ですが魚釣り(経験値小、魚売却費大)、動物(経験値大、お金小)と特徴もありメリハリはあります。また、後半、とある場所に移動する時にイベントで倒さなければいけない強敵(というほどでもないかな)もおり、魚釣り以外のほど良いアクセントです。

つまり釣り以外に戦闘、町徘徊、魚を渡すなど種類の違うミニイベントがほどよく配置されているので、あくまでミニRPGですがクリアまで飽きずにプレイできるということですね。

プレイ時間は2時間、娘魚全11種(それぞれフェラ、手マン、アナル姦、セックスの4種でセックスは巨乳、ボテ腹差分あり)。また一部エッチ可能な人間女性がいます。基本CGは娘魚11×手マンとアナルが共通で3枚+人間1枚×2。作品全編に緩い雰囲気が漂っており、ノスタルジックなゲームです。また、要素が少ない故のコンプリートまでの手軽さ、レベルアップの容易さが本作の面白さです。要素が少ないといってもCG枚数などはしっかり準備しており、ちょっと豪華な釣りミニゲームとして手軽に楽しめるゲームです。