*この感想は[さたける]さんに書いて頂きました。

クリメニアは強気な女の子が露出・恥辱な目にあいM快感に目覚めていくRPGをリリースするサークルです。他サークルでは見ない独特なシチュをが大きな特徴で、しかもそのシチュが人気となり後続するエロRPGで採用されたりと、ある意味流行の元となっている人気サークルです。

独特なシチュの例だと「salvation」だと原始人の村に迷いこみ原始人に紛れ込んで露出やエッチをします。「民間正義会社」はテレビのリポーターになってハプニング・裏営業やセックス耐久勝負など他エロRPGではあまり類を見ない内容でした。いずれも特定フェチだけに特化した内容ではなく、一般的には望まれそうなシチュばかりなのが人気の秘密かなとも思ったり。

新作になるごとにユーザーが欲しいと思う機能が追加されていき、CGが上手くなり、エロテキストが強化されて……と実験作もありますが基本的には毎回質が上がるので楽しみになるサークルです。

さて、今作はどのようなシチュを取り入れ、どこが強化されたのでしょうか。早速プレイしてみました。

ストレスのたまらない瞬間戦闘・ちょっとした迫力あるボス戦


ツンツンした強気でプライドが高い強力な魔法使い女子が主人公。エロRPGだとあまり類を見ない性格ですね。
1作目「Luxuria」の主人公も師匠として登場、若々しかった肉体を持っていた少女は大人の魅力を放つお姉さんに進化しました。クリメリアのゲームは世界観や設定が二の次でエロに特化してますが、今作は世界設定などにも多少踏み込んでます。

性格1 性格2 性格3
▲サバサバした言葉遣いながら、酔った時・淫乱になった時のギャップにぐっとくるものがありキャラが立ってますねー。

目的は塔がある溜め街に逃げた人を探す事です。序盤はフィールドあり街ありで「salvation」を彷彿させますが、掃き溜め街に入ると一転、街と塔中心のRPGに切り替わり以後フィールドに戻る事はありません。フィールドや街は工数かけた丁寧な作り込みですが、ばっさり捨てる思い切りの良さ。この試みは成功で1つの街・ダンジョンだけの舞台だけど壮大なゲームに見えてきます。

この街は治安を維持するマフィアが部外者の侵入区域を制限しています。一定の秩序を保っているので一般的なスラム街とは別ですね。
住人の悩みを解決すると貢献度が貰え、一定以上になると通行許可証を貰えて主人公が調査できる区域が増える仕組みです。悩みは該当するアイテムを渡す事で解決、アイテムは塔(ダンジョン)でモンスターから素材を集め、素材屋で合成して入手します。
塔の探索→素材の合成→悩みを解決→通行許可証入手→新たな街中で悩みを調査…がゲームの流れです。エロRPGなのでエロイベ発生でも貢献度が上昇するのはお約束ですね。

それにしても、前作「催眠貴族」からマップチップも綺麗で古風漂う雰囲気が個性的です。おそらく有料素材とデフォ素材のみですが、素材選びは重要ですね。

マップチップ1 マップチップ1

貢献度は住人の悩みを聞かなくても男達のエロイベでも貯まります。なので素材集めが面倒な場合はエロイベを堪能しつつ貢献度を貯めて街開放……なプレイも可能です。最後の通行許可証は貢献度が高いのでエロイベだけだと同じ行動を何度もしなければいけませんが。

塔は全40階層のダンジョン方式。主人公はモンスターにタックルすると勝負は一瞬、自動で魔法を使って敵を倒し経験値と素材を入手します。主人公は魔法以外からっきしなので、MPが0になると敵を倒す事が不可能になります。また、塔の中は自動的にHPが減ります。主人公はHP自動回復とMP自動回復のアクセサリを所持しており、装備を適宜変更しながら塔を登ります。アトリエ系ゲームは究極的には探索・戦闘よりも素材の合成に楽しみがありますが、戦闘が一瞬で終わり、短時間で素材集めできるのは快適でエロまでの短縮効果だけでなく合成の楽しみがしっかり味わえるので良いですね。

ダンジョンには中ボスが数匹います。中ボス戦は簡易アクションRPGでHPもあり、攻撃もします。攻撃前に赤い警告マスが発生し、主人公は赤マスを避けながら中ボスにタックルを繰り返します。ちょっと息抜きのミニゲームみたいです。まあ塔の中はサクサク、あまりエロの邪魔にならない戦闘を楽しめますという事です。

ダンジョン1 ダンジョン2

ツンツン女子がだんだん快楽に堕ちていく


序盤・中盤はセクハラアルバイトや露出検査・宿屋で睡眠姦、ショタ壁尻など王道なシチュが展開していきます。王道な内容ですがツンツンだけど売春などお金に弱い主人公が拒みつつもエロく変貌していく姿は良かったです。そして本領は段階差分の最終段階や街の上層部にありました。「シスターになって神父を誘惑」「酒場で片乳隠して当てゲーム」などちょっと変わったシチュばかりです。例として娼婦イベと闘技場イベを紹介します。

娼婦イベだと序盤の1段階目エロでこの街の娼館の常識が伝わります。この常識で娼婦イベが展開し、最終段階になると娼館から高級娼館に移動します。この時、常識を逆手に取ったぐっとくるセリフと行為から始まります。ある意味ファンタジー世界だと当たり前の事なんですが、改めて言葉で言われてプレイ前から期待度がマックスに……!

指輪1
▲ただの設定と思ってたら、最終差分の布石とは……。

闘技場イベは特殊です。普通は戦闘で勝てばプレゼント負ければレイプが定番なのですが、主人公の勝負は「魔法禁止ルール」で魔法脳筋の主人公は敗北レイプ確定です。負けて悔しいじゃなくて契約でルール確認しなかった悔しい!と別の悔しさと共にレイプです。
で、ルールで敗れたり女戦士とダブルノックアウトして双方犯されたりしながらイベントは進み、最終差分は特別ルールが発生します。特定の条件下で犯されるのですがノリノリな女主人公に対して、潔癖症の対戦相手な構図も良かったです。

淫乱
▲普段時のツンツンと比べると淫乱になり男の情欲を誘うセリフが特殊シチュと合わせて心に響きます。

なんだろ、既存の流れに沿ったオーソドックスでマンネリ化した内容だけでなく、真新しいエロを積極的に提供する姿勢が見えてくるんですよね。

ケガレ(淫乱度)で段階差分が進みますが、MAX近くになるともう積極的に相手を誘惑してセックスを楽しみ、最初のツンツン娘はどこにいったやら状態で主人公も変わったなぁっと。淫乱度が高くなると、住人の反応がエロくないのが残念ですが裸徘徊ができたり立ち絵エロが発生したり。立ち絵エロはCG並みに綺麗だし正常位や後背位など一通り揃っているので、CGありとほぼ同等で相当シコ度があります。

立ち絵1 立ち絵2

枚数は少ないですが、師匠エロもあります。弟子に隠しているようですが、街で師匠の痕跡を探しているとどうもエロに積極的っぽそうです。
過去作の主人公を再登場させる場合、淫乱度をどうするか問題ですが、淫乱度マックスが正式っぽいですね。師匠と共に探索する内容が現在未実装で追加予定のようですが、立ち絵エロも含めて期待できそうです。余談ですが、私の場合「salvation」で後日追加された大量の立ち絵エロはCGあり段階エロより実用度がありました。

師匠2 師匠1 師匠3
▲時々遭遇する師匠の噂や行為

乳輪・乳首・おっぱいの形・ちら見せ……乳への相当な凝り様


絵師が1人でエロRPGを作りテキストが上達した数作目以降のゲームでたまに感じるのですが、CGとテキストから同じフェチを強く意識して製作している事を強く感じます。外注絵師サークルや分業だとなかなか実現が難しいのですが、相性が良いので結果的にシコれる内容が濃くなります。クリメニアの場合は毎作、主題となるフェチが異なるのですが、本作のテーマは間違いなくおっぱいです。

おっぱいの見せ方がとても素晴らしいです。乳房の形が整っていて美麗でありながら乳首の突起具合や乳輪の色・形の描き方が上手くていやらしさ抜群です。この上手なCGに加えて見えそうでギリギリ見える乳首の露出や片乳のみポロリなどの乳チラリのフェティシズムが全般的に散らばっています。武器屋に値引きと引き換えにおっぱいを見せたり片乳のみニップレスをしたバニーの乳当てクイズ、戦闘イベントでわざわざカットインを作るなどすごい凝り様。

乳1 乳6 乳7

なお、本作の回想シーンは私が思う理想的な回想シーンでした。エッチ前の導入から事後のセリフまで込みで回想が閲覧できます。また、1種類ですがプレイヤーが自主的に主人公を動作するイベントは回想でも同じように動作します。CG閲覧機能がないものの、私が思う全てのエロRPGに欲しい理想の回想です。

プレイ時間は5時間30分、うちダンジョン探索は1時間ぐらいです。回想シーンにあるエロイベントは4,5段階差分有りが14個に無しが5個です。他、立ち絵エロは回想シーンに無い変わりに何度も発生します。CG枚数は25〜30枚、エロ立ち絵が10枚程度です。いつものクリメニアがシステム・CG・テキスト共に正当進化したかのような満足度の高いゲームでした。

作者の代弁
▲これ、作者の心の代弁でしょ!ついでに私も同意します。