August Arm
August Arm[スフィーミキャッツ] :DMMでも配信中
*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。

1コマ1コマ描かれたHアニメもたまらない 敵の武器を奪って突撃!爽快感溢れるアクションゲーム


ドットH主体、パターン組み必須な高難易度アクションゲーム「魔王サーカス」
リズムゲームとエロを融合した意欲作「リズム痴漢」
エロを描きながらも、高いゲーム性を誇る作品を送り出してきた、スフィーミキャッツさん。
このたび発売された最新作にして、今回感想を書かせていただく「August Arm」は、恐ろしく練り込まれた一作でした。

ステージ1中ボス
▲敵の武器を奪って突撃、これだ……!

August Armは、「倒した敵の武器を奪って、あらゆる敵を屠る」のがコンセプトのアクションゲーム。
魂斗羅やメタルスラッグを彷彿させる爽快感ながらも、遠距離武器や近距離武器、多彩な武器を組み合わせる戦略性の高いゲームとなっております。
使える武器は、分かりやすい強武器もあれば、癖の強いもの、どこで使うんだこんなものなど様々。
しかし、場面によっては意外な武器が活躍したりと、プレイする度に様々な発見があり、恐ろしく中毒性が高いゲームです。

エロシーンは全てHアニメ。ジャンルとしては、陵辱ものとなっております。
1コマ1コマ描いているという手間にも関わらず、コマ数を控えたシーンもあれば、恐ろしくヌルヌル動く思わず目を見張ってしまうようなシーンもアリ。
ボーナスステージをクリアすると解禁されるものが主ですが、特定の武器を使っての主人公のオナニーシーンなどがあったりも……。
ゲーム面、エロ面含めてかなり興味深い一作に仕上がっております。

先に書いておきますと、感想を書くときはいつも、エローン大君という名のイジワルな感想書きとして悪い点を探して書いております。
ですが、本作に関しては「作品に恋をしてしまった」と表現するしかないくらい、のめり込んでしまっていた作品です。
贔屓目も多分に入っているかもしれないので、感想を読んで「面白そう」と思ったら、まず体験版で遊んでみてください。

両腕に武器を装備して敵を殲滅するのだ!仄めかされる物語にも要注目!?


武器奪取
▲主人公・オーガストは両腕が無い代わり、撃破した敵の武器を腕として活用できる

ゲーム内容は、全25種類の武器を使い、敵を倒していくというアクションゲーム。
タイトルに入っている通り、各武器は「Arm」(腕)となっておりまして、右腕・左腕にそれぞれ装着できるようになっております。
最初に持っている武器は貧弱ですが、敵を倒すと電流が流れるエフェクトが出て、その時に「↓+腕ボタン」を押すと武器を奪取。
雑魚敵だけでなく、中ボス・ボス級の敵も武器が奪えるため、シチュエーションに応じてコロコロと武器を変えながら戦うゲームとなっております。
全4ステージで、1周すると大体15分程度。時間が無い時でも、ストレス発散に気軽に遊べるゲームです。

操作方法は、「1軸+4ボタン」とキーボードで遊ぶにはちょっと多めな印象。
とは言っても、「右腕攻撃・左腕攻撃・ジャンプ」に、同時に右・左腕攻撃を繰り出してくれるボタンがくっついているだけ。
一部武器を除いては、ほぼ両腕攻撃+ジャンプだけでも操作は事足りる仕様となっております。
一見すると複雑そうなシステムに思えますが、武器の奪うアクションも含めて、シンプルにまとめられた操作系です。
操作感は、ジャンプが少しふんわりしていますが、敵弾の速度も遅く「綺麗な回避方法」を考える猶予があり、非常にプレイしやすくなっている印象。


ボーナスステージ1面
▲1回殴るのに成功すると光が動くスピードが上がり、デンプシーロールをしている気分に

本作ではアクションステージをクリアすると、そのステージのボスをボコボコにする「ボーナスステージ」に移ります。
ボーナスステージでは、画面上を往復する2つの光が重なったタイミングでボタンを押すことで、ボスを殴りつけることが可能。
時間内に体力ゲージを0にすると、Hシーンが解禁!光が重なるリズムを掴めば、簡単にボコボコに出来るので爽快です。

プレイ画面
▲画面右上にある細いゲージがボーナスメーター。被弾するとガリガリ減っていく。

しかし、アクションパートで下手なプレイをしてしまうと、ボーナスステージの難易度は急上昇!
その理由が、ゲームシステムとして搭載されている「ボーナスメーター」です。
ボーナスメーターはダメージを受けると減り、数種類の武器を奪うと回復できるというもの。
ステージクリア時のメーターの残量で、ボーナスステージの時間が変わる仕組みとなっています。

残機を利用したゴリ押しをしなければ、あまり悩まされないシステム……なのですが、最終面はまさに「猛攻」。
ステージセレクトが出来ない本作、慎重にプレイを進めないと、最後の最後で泣きを見ることになるかも……?

ステージ3戦艦破壊
▲巨大戦艦を落としては乗り継いでいくステージ3。ステージ最後の演出も含めて格好良さも爽快感もバツグン。

ちなみに、本作のストーリーは明確に描かれておりません。
作品紹介に書かれている「主人公・オーガストによる復讐劇」、そしてステージタイトル・背景・演出からプレイヤーが色々と読み取っていく形となっております。
何故戦っているのかは分からないけれど、様々なところで仄めかされる物語。
様々な妄想をして楽しめる作品となっております。ステージ3タイトルの「雨乞いゲリラに恵みを」とか、演出も含めて格好良すぎてたまらん。

ついでに、ステージごとでゲームオーバー画面も変わるので、普段はミスしないステージでミスすると意外な演出が見られるかも……?

武器入れ替えの楽しさを自然に味わわせるシステムの妙味 クリア難易度は低く気軽に楽しめる


例の腕
▲巨腕で殴りながら衝撃波を飛ばす。強いぞー!かっこいいぞー!

中ボスから奪った武器などは基本的に強力で、殲滅力も高くプレイ中の爽快感も高いのですが、それだけでクリアできるほど本作は甘くありません。
というのも、体力を失いミスとなると、片腕の武器がロストしてしまうのです。
ステージクリアで全回復するものの、道中に体力回復アイテムは無し。強武器を使っている時ほど、たった一発の被弾に対する緊張感が高まります。
頼っていた強武器がロストした場合は、そこから如何にその場にいる敵から武器を奪取して立て直すかが問題になる。
パターン要素が非常に強かった「魔王サーカス」と比べると、パターン要素はありながらもアドリブも求められるゲーム性です。

ステージ3ホワホワ
▲回りに光弾がホワホワ浮かぶだけ。光弾が全く動かないので、一見使えなさそうだが……

このアドリブ要素が本作の楽しいところで、全25種類の武器には様々な癖が存在します。
完全に近距離特化の武器もあれば、反動で後ろに下がってしまうほどに大きな弾を放つ遠距離武器。
巨腕で殴りつつ衝撃波を放つ強い武器もあれば、主人公の回りにホワホワと弾が浮かぶだけの一見使い処がわからない武器もあります。

些細なミスで強い武器をロストしてしまうシステムがある以上、その場で現地調達をして「普段は使わない武器」を使うことになる。
その時初めて、「強武器だけを使えば良いだと思っていたけれど、その場面にはもっと適した武器がある」ということに気がつくのです。
それこそ、敵が射撃を頻繁に行ってくるゲームなのに、「両腕とも近接武器」なんてピーキーすぎる組み合わせが良い場面もあるくらいなのですから。

ゲーム開始画面
▲ゲーム開始時の武器選択画面。入手した武器数なども表示され、コレクター魂を刺激させる

そうなると、今度は他の武器も試しに使って見たくなってくる欲が沸いてくるというもの。
敵を殲滅していく本作の爽快感。それに、入手した武器数を表示して「武器コンプリート」を促す。
強い武器だけを使わせず「使い替える楽しさ」を与えることで、武器の入替えを自然に促し、ついつい遊んでしまう中毒性を生んでいます。

難易度面は、処女作「魔王サーカス」はただでさえ難しい上、中間ポイントが無く「死=ステージ最初から」と、ちょっと泣きたくなるくらい高難易度でした。
それに対して、本作「August Arm」はクリアしやすいように、様々な工夫がなされております。
第一に、「ライフ制・残機あり・ミスしてもその場で復活」という仕様。残機自体も最初こそ少ないものの、ゲームオーバーになるたびに増加。
最終的に、残機は50まで増える模様なので、ゴリ押しでアクションゲームが苦手な方でもクリアできる仕様となっております。

もちろん、ボーナスメーターの絡みで、ゴリ押しするとHシーン解禁は大変。
しかし、武器ロストシステムのおかげで、完璧なプレイをしない限りは、毎回違ったゲーム展開になるため、飽きが来ることは無いでしょう。

また、ゲーム中に入手した武器は、ゲーム開始時に好きに選択できるため、1ステージ目から強武器を持って出向くことも可能。
もしミスをしすぎてデフォルト武器になったとしても、遠距離こそ極端に弱いものの、近距離の威力が割と高く設定され、挽回しやすくなっています。
装備武器によっては倒しづらい空中の敵も、一定時間攻撃を耐えきれば自動的に退場。
ゲーム中での「詰み」「萎え」が生まれないよう、工夫されているところも見事だと言えましょう。

リョナに陵辱にオナニー 意外な属性のキャラもいるエロシーン


さて、本作のエロシーンは、既に述べた
・ボーナスステージクリア時の演出(リョナ)
と、
・ボスキャラに対する陵辱シーン(陵辱)
・主人公・オーガストによる武器を使った自慰行為覗き(オナニー)

の合わせて3種類に大別されます。

ステージ2撃破
▲普通の武器で倒すとこの程度。でも、特定の武器で撃破すると演出が大きく変化!

全てのエロシーンに、モロにゲームの結果が影響してくるのも本作の特徴。
と言いますのも、「武器次第でエロシーンが変化することがある」のです。
例えば、普通の武器で殴り倒すと比較的おとなしめなリョナ。
しかし、ステージによって決められている武器を持った状態でクリアすると、特殊な演出に発展!
触手のような武器で責めるエロティックなものもあれば、顔が恐怖に染まっていく様子がジワジワと見られるものも……。
「如何にも」な武器だったりすることもあれば、意外な武器が選出されているステージもあります。
オーガストがどうボス達を弄ぶか、色々試行錯誤をしながら見つけてみてください。

また、主人公のオナニーシーンは、特定の武器を入手することで解禁します。対象となる武器は全部で7種類。
しかし、1個だけ特定の武器を手に入れただけの状態だと、ちょっと物足りないエロシーンとなってしまいます。
というのも、「何者かが部屋の扉を開いて、オーガストの自慰行為を覗く」という体裁なのですが、初期状態だと扉の開き方はかなり控えめ。
入手した武器数が増えると共に、扉の開き方がだんだんと大胆になっていき、エロシーンが見やすくなるというシステムとなっています。

「最初はあまり覗けなかったのに、武器を集めていくごとに大胆に覗けるようになる」という独特の背徳感。
そして、どんな武器でオーガストがどんな行為を行うのかという面白さが、まさに本作のやり込み要素。
とは言え、「武器集めにハマらない」という人だと、ちょっと面倒に感じてしまうかもしれない部分だと思います。

というわけで、ボーナスステージクリアで解禁される、ボスキャラに対する陵辱シーンが一番見やすいエロシーン。
ボーナスメーターを出来るだけ減らさないよう気を付けながら、しっかりと解禁していきましょう。

ステージ3ボーナス ステージ3回想
▲バリバリに鍛え上げてる筋肉がなかなかに良いですな

本作の陵辱シーンの特徴は、ボスキャラに美女系のキャラだけでなく、熟女っぽい女性や筋肉質な女性などもいるところ。
ボスは倒されたあと、森やゴミ捨て場などに放置されたりします。
主人公が他の戦場に移る裏で、獣人らしきキャラに犯されたり、気絶した状態で放置されて犯されたりするボス達。
「あんなに筋肉が付くほど鍛えているのに、こんなにも無様に犯されるのか」などと、ギャップに思わずニヤニヤしてしまうこと必至です。
シチュエーションは様々、ボスキャラも個性豊かなおかげで、エロシーンの単調さは全く無く楽しめると思います。
エロアニメ自体も、1秒間のコマ数が少ないものもあれば、コマ数をたくさん用意して太ももやおっぱいの動きを精細に描画したものなど、緩急もついており見ていて楽しいです。

ボスキャラの陵辱シーンは全4シーンかつ差分アニメもありと、ボリュームは少なめに思えるものの、どのシーンにも特有の良さがあるので「数が少なくて抜けなかった」ということはないでしょう。
方向キー操作をすることで、シーン中の好きな場面を選んで見ることが出来るので、「俺はフェラシーンが好きだ!」「私は事後シーンがとことん好きなのだ!」など、各自抜きどころを押さえて楽しむのがオススメです。
一応、注意点として書いておきますと、主人公・オーガストが腕を付け替えて戦う時点でアレなのですが、一部エロシーンには欠損描写が存在します。
見ていて「うぎゃああああ」と思ってしまうほど、痛そうな感じで描かれているので、欠損シーンが苦手な方はそのアニメだけでもスキップすることをオススメいたします。

例の武器でのオナニー
▲出てる!何か出てる!

陵辱されるボスキャラが悲痛な声を挙げるのに対して、主人公・オーガストは非常に可愛らしい声をあげながら自慰行為を行います。
オーガストが、性的に気に入ったお気に入りの武器でのオナニー。
可愛らしい声・見た目に反して、無骨な機械であるアームを使ったその行為は、そのギャップ故になかなかに興奮出来る一品です。
武器によっては「え!?そう使うの!?」と言う使い方をすることもあるので、そこも含めてコレクター魂を刺激されると言えましょう。

……なんて書いておきながら、実は私、現状で残り1個武器が回収出来ておりません。
それがよりにもよってHシーン絡みなので、必死に探していたのですが、結局見つけられませんでした。
武器に名前が付いてない関係で、具体的にどの武器が抜けているのか他の人に尋ねられず、色々試してみても分からないという……。

何時間遊んでもエロシーンが全解禁出来ない!?プレイヤーの能力に依存するエロ解禁の難点


タイトル画面
▲ステージセレクトが無いため、ラスボスをぶん殴った後の演出を見るためには丸々一周しないといけない

さて、個人的に感じた本作の難点は、エロシーン絡みにほとんど集中しておりまして、一気に挙げてしまうと

・ボーナスステージのエロ演出を見るためには、結局はある程度のアクションゲームスキルが必要
・ボーナスステージのエロ演出がギャラリー(回想モード)で見られない
・ステージセレクトが無いため、最終ステージのボスのボーナスステージのエロ演出を見ようとすると一周しないといけない
・どの武器をどこで取り逃しているのかが分からず、ステージセレクトが無い事も相まって何周もするハメになる
・エロシーン解禁の絡みで、武器のコレクションが実質強制と化している

という具合。

ただ、正直本作に関しては、武器がコロコロ変わるゲーム性も相まって、攻略のためのパターン化が必要な場面はあまりありません。
それに、「1周目を普通にクリアしたら、2周目以降は武器集めに徹する」とプレイスタイルを変えれば、自ずとエロシーンも解禁されていきます。
「武器集めによるHシーンの解禁こそがやり込み要素」と捉えれば正直あまり問題無いと言いますか、武器の入替が自然に促されるシステム故、普通に楽しく遊んでいるだけでエロが増えていくので気にする部分でも無いのかもしれません。
集めてない武器を意識して探し始めると、ついハマってしまって気付いたら2・3時間溶けたりするので要注意です。

ステージ3
▲ステージ3のこの場面で武器が入手できるなんて、作者さんのブログ見なきゃ気付かなかったヨ……。

ただ、ステージセレクトと、どこで武器を取り逃しているかの分かりやすさは何とかしてほしいところであります。
一部の敵は倒してから消滅するまでの演出が短かったりする関係で、作者さんのブログを見て初めて「え!?その武器奪えたの!?」となったりしたので……。
ステージセレクトを実装して、各ステージでの武器取得数を表示してくれるだけでも、非常に有り難いです。
私自身、取り残している最後の1個の武器に関しては、このままだと一生見つかる気がしない……。

一見複雑そうなシステムなのに、シンプルにまとまった良作 是非一回体験を!


ステージ1反動武器
▲見た目が格好良い代わり、反動もすごいロマン砲。上手く当てると超気持ちいい。

というわけで、「August Arm」の感想でございました。
「2つの武器を操って攻略していく」と書くと複雑そうなゲームですが、操作・システム共にシンプルにまとまっている本作。
「エロシーンの解禁が武器集めに依存していて大変」という難点はある。
でも、その武器集め・使い分け自体が楽しいゲームなので気にならない。
ゲームとして普通に遊ぶ分にも凄く爽快感のあるアクションゲームですし、エロも様々な嗜好を用意しているので、飽きがなかなか来ない良作です。

一部武器集めが、「どの敵が持っていて、どう言う風に入手する」という発想の段階で難しく、非常に骨が折れるという一点。
それさえなければ、思わず「傑作」と書いてしまいかねないほど、ゲームとして完成されていると思います。
Spineなどのツールを一切使わず、1コマ1コマ描かれたエロアニメーションにも要注目な一作。
まずは体験版を遊んでみて、シンプルかつ爽快なゲーム、力のこもったエロ部分を楽しんでみてはいかがでしょうか。