*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

一人の熟練冒険者「マキナ」が、遺跡都市を舞台に冒険する話。遺跡の探索と並行して、町の裏で動く陰謀を阻止するために行動するゲームです。

エロは序盤、事を荒立てないため要求に従って奉仕、罠にかかって動けないところをレイプのように、強者であるはずが身体を凌辱されてしまうなど、嫌々セックスするシチュが中心です。ただ、こういう系統は少なめで後半になると自ら快楽の虜になり、エロを求めるような快楽堕ちに特化していきます。

親切設計のオーソドックスなRPG。そしてエロが良い


主人公のマキナは自分が強者であることを自覚しており悪人は成敗してついでに報酬もいただくようなキャラ。セリフも心を許した友人とは対等に接しても、ごろつきにはキツい言葉を出します。快楽堕ちということで、このような主人公が最終的にエッチを楽しむため、底辺キャラに身体を許すようになるゲームです。

基本的なシステムやゲーム性などは体験版の感想が参考になります。補足すると体験版でも利用できるレベル屋を利用すると2時間ほどでクリア可能でサクっとエロが楽しめます(装備は宝箱でも入手できるため資金稼ぎの問題も無し)。体験版では地下都市を探ることになりましたが、以後は闘技場、出会い飲み、闇市など地下都市の散策・調査、そして証拠探しを進めます。また、ダンジョンも裏で暗躍する誰かの痕跡があり、表の町、地下都市、ダンジョンの3巴でイベントが相互に動きます。

イベント1 イベント2 イベント3

そして、中盤が終了すると新たな謎が提示され、終盤まで突っ切る流れ。ただ、中盤以降はメインシナリオのプロットが不十分だと感じました。ラスボスまで大きなメインイベントが全く無いことや、サブキャラも含めほとんどの女性キャラが快楽堕ちする中で、ラスボス戦の熱血具合に違和感を感じること(特にサブキャラあたりはラスボス戦でそういう心境になった理由みたいなものが欲しいと思いました。)など。

その代わり、この中盤から任意に起こせるエロイベントが一気に増えます。本作の淫乱度となる「淫堕度」はエロイベの時のみ増加します。そのため、序盤はどうしても低い淫堕度のままですが、順調にエロイベを発生させていると、この頃から新たなエロイベ以外に段階差分の続きや高淫堕度が必須条件のイベントが発生するようになります。エロは中盤集中型ですね。

また、後述しますがサブキャラが快楽堕ちしはじめるのもこの段階です。そのため、メインイベントでも、その様子が伺える一幕も。

嫌々から始まって……。アナル多め、段階エッチの快楽堕ち


本作のエロをポイントに絞ると、「快楽堕ちまでの流れと快楽堕ち後の行動様式を丁寧に描いている」、「アナル系描写が多い」、「テーマに沿ったサブキャラエロ」この3点です。そしてムッチムチな美女が表情豊かに乱れるCGを楽しめます。差分数が多く、美しさがあります。

主人公イべは複数の段階差分エロ(2,3段階、一部エンド有)と単発エロの組み合わせです。初期単発エロや段階差分の1段階目は罠にかかる、借金の担保(サブキャラ)など自ら望まぬ行為のセックスになります。ただ、その段階でも自分でも理由が分からないのに快感を感じます。

出会い飲み1 出会い飲み2
▲知らない男と二人きりだけど飲み放題になる出会い飲み。心が強ければただ酒ですが……。2枚目はこの時の最終イベントですが、これに体位を変えたような力技の差分が3,4枚あります。本当に濃濃なエッチでした。

作者としては快楽堕ち後が描きたかったのでしょう、この第一段階が伏線となり、中盤以降になると「いけない事だと知りながら快楽に身を任せる」、後半は「自ら快楽を得るため、積極的にネタを探す」ようになります。ここの段階が上手くて、主人公は「快楽堕ちしているけど理性も一部残っている」状態になります。

ある一例だと、段階イベントとして出会い飲み(見知らぬ男性と飲むカップル喫茶)があります。序盤は無料でお酒が飲めるから参加したけど、言いくるめられて……という感じでエッチまで発展するのですが、最終段階は偶然嫌いな人間と飲むことになります。そしたらセックスが上手くハマってしまうマキナ。このイベントはここで終了ですが、その後彼が住むテントに入り話しかけると、合意の元激しいセックスがはじまります。(これ以前はマキナは彼を嫌っていたためテントに入ることができません)

理性があるため、ダンジョン攻略などは普通にできるけど、いざエロポイントを見つけてしまうと誘惑に勝てずのめり込んでしまう女性に変化します。

このように、快楽堕ちしてからのイベントは豊富だし、イベントの一部は背景込みのCGも用意して力が入っています。

また、アナル系へのこだわりも随所に感じます。まず、CGにお尻が見える構図が多いこと、そしてお尻の穴を鮮明に描いています。その上でアナルに特化したエロ、及び両穴を使うエロが25%以上を占めています。例えばエロRPG定番のマッサージイベントですが、本作の場合は尻肉のマッサージ、及び尻穴にジェルを注入、そして段階差分で2段階目以降はアナルセックス込みと完全に後ろの穴専用のイベントです。

アナル1 アナル2 アナル3
▲序盤はお礼と言われなんとなく受けるマッサージも、後半になると同意の元どんどん過激になります。

当然ですが、快楽堕ち+アナルの組み合わせもあるため、二つのシチュが好きな方は相乗効果です。なお、補足するとアナル系は25%ほどのため、もし苦手の場合はこの割合が許容できるかどうかですね。

町イベ1 町イベ2
▲数は少ないのですが、淫堕度が高くなると回想に登録されないエロイベも。

主人公の知らない所で……。サブキャラ達のエロストーリーも丁寧


本作の長所をもう一つ上げるとサブキャラの多さです。まずメインとなる女性サブキャラは3名。初々しさがある新人冒険者、仕事一筋なギルド長、誇り高き王国の騎士。それぞれ序盤は夢と希望を持っているキャラですが、物語後半は独自の快楽堕ちをしてどんどん変化していきます。主人公は淫堕度で制限されるため、エロ状態を調整できますが、彼女達はメインイベント進行と共にエロイベントも進行するため、エロと物語に関わりがあります。

各人のエロイベントは1、2種類ですがメインイベント進行と共に3,4段階差分でどんどん淫乱になります。それぞれにエロの方向性があります。新人冒険者は、借金返済のため、初めてセックスをすることになります。そして段階を経るごとに冒険者としての息詰まり、セックスの気持ち良さを意識するようになり……。

冒険者1 冒険者2 冒険者3
▲主人公に黙って処女喪失

騎士はアナルオンリーで、どんどん開発し最後には自らアナルセックスをせがむ女性になります。ギルド長は最初、クビにされ逆恨みした元ギルド員に催眠で延々と凌辱されますが、だんだんと……。

サブアナル1 サブアナル2
▲凛々しい騎士がアナルを仕込まれて、自らアナル虫の住処まで……。

それぞれ1回のエロシーンそのものも濃いのですが、段階差分の効果が強く序盤から終盤まで物語進行と共に追っていくと、だんだんと淫乱になりながら最終的に堕ちていく姿が楽しめます。連続性があるエロですね。

騎士淫乱1 騎士淫乱2
▲自らエッチを求める様を前フリでしっかり表現している騎士様。この後は当然CG入りのエロイベです。

また、ここで面白いのはネトラレとちょっと似ていますが、主人公の見えないところでイベントが発生し、気づいたら淫乱になっていたという点です。例えば新人冒険者が借金交渉する前に、主人公は借金相手に「不埒な真似をしたら許さないぞ」と脅します。しかし、主人公がいなくなった途端に処女セックス契約を交わしてしまう新人冒険者。毎回主人公があとちょっと気を配れたら助かるような状態でイベントが始まり、いざ気づいた時にはもうすでに淫乱状態になっています。気づいてから商人を脅すシーンがあるのですが、その頃は手遅れで新人冒険者も独自にエロを探して動き始め……。

知らない1 知らない2
▲主人公が気づかない間にどんどん開発されていく……。

また、主人公とのエロに関わるサブキャラとしては教会の双子シスター、ショタ獣人、盗賊の頭、はぐれゴブリンなど。双子シスター以外は専用のエンディングがあります。体験版でも登場するはぐれゴブリンエロは、序盤ただの凌辱関係でしたが、段階が進むとはぐれゴブリンが一方的に主人公を愛するようになり変化します。エンド有り3種は同様に序盤と終盤で大きく主人公とエッチ相手の境遇が変化します。ちょっとほっこり、又は徹底的に堕ちるように、それぞれで異なるドラマが発生します。

サブキャラのエロ関連は一連の流れがドラマになっており、エロだけで終わらない何かを感じさせてくれる点が大きな長所です。個人的にはこちらの方が好き。

サブキャラ1 サブキャラ2 サブキャラ3
▲男女様々なサブキャラがいますが、ギャップある行動をするキャラもおり、エロを中心に動くシナリオも魅力。

クリア時間はレベル上げおじさんを使わずに7時間ほど、回想はマキナが6×(2〜4)の段階差分、単発が8、主要サブキャラ3人は5〜8(それぞれ連続性あり)です。基本CG枚数は25〜35程度?。本作の魅力はエロの段階差分にシナリオがあり、それに伴いどんどん快楽堕ちしていく女性達だと思います。RPGはオーソドックスだけどエロ関連はイベントの発生、各イベントの繋がり、そしてCGなどそれぞれが濃いゲームでした。


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