テキストだけゲーが、なぜかスマホで遊べるエロトラップダンジョンゲーに


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テキストだけのエロゲーを作るvol.6 - 111のデジ同人感想

 前回:●[テキストだけのエロゲーを作るvol.5 - 111のデジ同人感想]111先生のお手本クリックでゲームに飛びますzipはここ。今回はここまで進みました...


はい、という訳で前の記事から約1年4ヶ月間を挟みまして、完成間近まで漕ぎ着けましたよ。

ここまで来るのに色々ありました……、
テキストだけのゲームのはずが、途中からエロトラップダンジョンを志向しだし、それに伴って絵もやっぱり表示するわで幾星霜……。
イベント処理に関しては本当にこの頃から考え方変わってない所もあるし、大胆に変えざるを得なかった部分もあり。

うーん、この頃書いてた外部ファイル化・エディタ化は最後まで出来なかったか……。
HTMLに全部書き込んでるという……。工夫の賜物である)
読んでるとなかなか感慨深い。

ネコバ1
▲悪意のあるネコバ画像

そろそろあと数週間くらい? で関係各位様へデバッグをお願いできそうだし、それが終わったらweb版として公開し、最終的にはプレミアム版と称してDLsiteにも公開予定……かな。

という事でそろそろ観測気球的に記事を書いておこう、と相なった所存。
まずはスクショでゲームを紹介するぞ。

スクショで紹介してみるく




エロトラップはまず原初として診断メーカーがあると思っており、それリスペクトのレイアウトだ。
割と頑張って似せたが、最終的にはあんま意味なくなったか。
診断するつもりで名前とか入力したら本当にゲームが始まる、というびっくり感覚で行きたかったのだが。

あるいは診断メーカー感を重視して画面推移無し・テキストオンリーだけど、
そこにちょっと歩行キャラみたいなエロドットGIFが添付する、くらいの方が小品として気が利いてたのかも知れない。
1年以上(数えたくない)掛かったとなれば、特にそう思うな。



名前を入れたら罠設置画面だ。
エロトラップものにする事を決めて次に考えたのが
「エロ罠の発展ツリー」

「エロ罠をダンジョンに任意に設置できる」
であって、この二つをちゃんと実装できたのは喜ばしい。

まぁどちらもまだ、あんまり面白さを引き出せてない感覚なのが気掛かりではあるのだが……。

発展ツリーはトラップゲーの名作である『影牢』でもあったし(いやツリーは蒼魔灯2からだっけ……?)
また[サクリファイスメイズ〜性神の双子姫〜]の人気の元、だと思っていたので。
(実際は後でプレイして検証した所、「罠で肉体変異」の要素こそが人気だったと分かるのだけど……)

  

罠を設置したら、主人公(ヒロイン)がそのダンジョンを進むのを眺めるフェーズへ。
全体の罠設置コストを低くする代わりに性感度(ダメージ)を回復されてしまう温泉や、
性感度の素となる淫乱度が上がりやすい淫魔などに出食わす主人公。
こういった罠の設置が重要なのだ……

ゲーム的にはいざ始まると、本当にただエロイベントを観るだけであり、この辺のゲーム感の薄さは頭を悩まされる所である。

だが今作は実は大きな目標として「スマホで遊べるエロゲを作る」というのがあって、設置→ただ見る、という具合で丁度良いのではないかと思った。

これは先駆者[サキュバスネスト]の影響もあるのだが、自分で作ってみて、その偉大さを改めて思い知る旅でもあった。

 

機械姦的な罠もあるぞ。
ダイスの結果で脱出か継続か……とかあったり。

あとその時の蓄積淫乱度や、ミルク度で責めが分岐したりします。
(……この辺のお、分岐した、という面白さが出ずに苦労している)

 

ミルク度……という事で、今作は全編に渡って本番エロが無い代わりに、設置した罠・敵全てが、主人公の母乳を搾り取ろうとしてくるゲームである。
狙う性癖としては貧乳ロリぽいのに搾乳、というニッチな事になった。

というのも実は、予算を抑えるために元の絵がある状態でこのゲームは企画されており、本番系も無いでは無いけど、全てに共通するものは搾乳であった、という裏話が。

上手く変態的な感じになってくれれば良いのだが……。
まだフェチさが足りない気がする(ここら辺りに感想書きとしての目線と、いざ製作者に回った時の限界を感じる)

貧乳おっぱいの乳輪がプクッとするとか(カットインかな)、
腰に付けたコンドームならぬ母乳瓶を麓のおじいさんに届ける道中いたずらなモンスターや罠が追加ミルクを搾り取ろうとするのだ、
とか考えたのだが、まあ実装には至らず。



母乳が少しずつ出始めるようになった事を意識する主人公。
主人公は開幕から全裸なのだけど、CGの都合でなぜか一枚羽織ったりする事もあったのであった。
可愛いし、えろいからコレでいいや。



そうして恐らく初期状態では設置できる罠の数が足りず、ダンジョンを無事くぐり抜けられてしまうだろう。
(ここも分かりにくい気がする)

搾り取ったミルク量や絶頂回数に従ってお金が入るので、
新しい罠を開発したり、設置したり、より淫靡なエロトラップダンジョンを目指すのだ。
[智と愚の塔]よろしく、連続したエロトラップで特別なイベントが……という連携エロもやりたかったが、ほとんど出来なかった。反省点……)

爪痕残せれば上等……、1年以上の開発の結果がこれか! 俺は登った山から落ちた猿だ


結局まあ、当初考えてた事は出来たり出来なかったりなのだけど、ちゃんと完成間際にまで辿り着けたのはとても嬉しい。
ただ1年以上掛かってしまったのはバッドだ、
中身からして小品ぽいコンセプトなのだから、4分の1くらいの期間だったら言う事無しだったのだけど。

効率的には、薄々始める前から気付いていた事だけど、ツクールMVやティラノスクリプトで作るのが賢かったんだろうなぁとは思う。
次作以降も一般化できるし……。
(MVは発売当初はダメダメだったので見限ったら、ここ最近で急に問題点が解決されつつある……)

ネコバ2
▲悪意のあるネコバ画像2

だがしかし、少なくともこの開発に掛かる前の惨状、
いわゆるツクール製は嫌だと離れてみたら、実は紙のようだった自分の技術に悩まされ、
ツクールVXのRGSSで独自にゲームを作ろうとしたり
もうプログラムなんて止めた、CF2.5でARPG作るとかやってこれも納得いかず……という迷走、
いかに分かっていなかったかを気付かされる挫折を重ねて、最後までやり切ろうと覚悟を決められたのが、この愚直な「イチからJavaScriptでゲーム構築」だったのだから仕方ない。
あの時はそれしか無かった。

一番の狙いはとにかくスマホでエロゲをやれるという習慣を根付かせる事であり(その為の無料、web公開であり)、
そこに爪痕でも残せたらと思うが、まあ……上手くいく算段はまるで無い。

スマホでエロゲなら、まだゲームゲームしたものよりCG集ぽいまま動く事が感動になるはずという目論見はあって、




こういうエロトラップダンジョンの流れを汲みたいのだが、
今いちまだ余計な事に囚われていて、エロCG集のえろさに到達できてない感じのゲーム感覚ではある。

カジュアルにシコと発想を楽しめる、
何かプラス1、ゲーム化で後押しできれば上手く爆発させられるのでは、と思ってるのだけど…。

あとこうして眺めて見ると、エロ的にはPixiv勢のアイデアにはほんと敵わないと圧倒される……、やっぱ自分で絵描けるって強みは抜きん出ている。
ただエロRPGの隆盛が、まずフリゲ界からツクーラーがやってきて黎明期を支え、それから絵師陣の参戦で盛り上がったように、
エロトラップもそういう流れの始まりになれたら良いかなぁと……。
(ただその為にはツールの一般化がやっぱ必要不可欠、やはり独自JavaScriptでしかやれなかったのは悔やまれる。
まあ同じ内容をツクMVでも簡単に出来ると思うけど……一度形になってみれば)

もっかの悩みは今いちプレイしてておもんないぞって事であって、柱のコンセプトはともかく、このゲーム性の試行錯誤の部分は、実は本人がヘタに粘るより他人に意見を聞いて取り込んだ方が効率良いんで、早くデバックをお願いしたいぞい……と意気込んでる所です。

  

↑スマホでも動いたぞー、という所。
しかしUnityやツクMVのように自動でレイアウトが決まるはずもなく、
一つ一つ手動で対応しているのであった。
(Androidだと太字表示とか出来ないとか知って、今さら驚いている。
大丈夫なのか)

製作者としてはイケると思いたいが、感想書きとしての自分は、
”たぶん捨て石になる”とほぼ冷静に評価を下していて(1年以上開発してきて、この結末はツライ)
大事なのは、そのまま改善して続編を出していけるかだろうか、いや傷が広がるだけな気もする……?


という事で、今年始めの誓いの一つは満たせそうと。
もう8月だっけ?
今月中にweb版出せたら良いんだけど……