東方鉄鎖録 Ver.7 抗えぬ調教に屈した白い媚肉 完全版 (製品版)

SLG,R18製品版の感想

UnityだツクールMVだ…ちょっと待って、今やろうとしてるから! みたいな、急速な流れに付いて行けず、自身の無力さを感じる昨今。
しかしそんな中、十数年前から基本が変わらず、今も綿々と続くエロゲシステムがあります。
それが俗にいうera系
(私も詳しい経緯は知りませんが…)
テキストのみで調教を行う奴でして、元々ローグなんかもテキストオンリーでしたし…今この時代、もう一度その本質に立ち返り、ゲームとはエロとは何か、見つめ直したい。
なんて事でera東方とでもいうべき、今作をプレイしてみたのです…!

いわゆるera系の調教もの。だが圧倒的テキストでキャラが光る!

テキストのみですが、個人的には実にシコでした。
そのエロ体験を豊富にしているのは、とにかくパターンの多さ。

基本メニューチルノかわいい

初めは愛撫しか出来なかったコマンドが、女の子のパラメーターによって増えていく…という基礎から始まり、
キャラごとに個別の特殊セリフ(霊夢は巫女なのでアナル調教を選ぶと…とか、ミスティアをちんぽで喘がせまくると「こんなに喘いだら、歌が歌えなくなってしまう…(と奇妙に冷めた自分が、自分を見ている)」の悲しみから距離を置いたような描写とか)

処女喪失処女喪失シーンはたっぷりと…。

責め方一つとっても、連続で中出しすれば違う反応あり、中出しした後にフェラさせるとお掃除テキストになったり、各人の処女喪失とかにも相当こだわりが。
(初めをバックで貫き、「こんな獣みたいな姿勢でなんてっ」と絶望させた次の日に正常位を選ぶと「ふん、今度は普通の格好でするんだね…」と毒づかれます。
そんな所にイラッと来たら、「おしおき」して黙らせる…というのが楽しみでしょう)

絶頂嫌がり絶頂

反抗心剥き出しの子が、態度とは裏腹に絶頂させられてしまう、
そして少しずつ心が折れ、個々の心の決着でもって、従順になっていく。
「隷属」した時の淫乱さなど、長くは無いけど、しっかりと情報を伝えてるテキストで、実に上手く描写されていました。
全体のトーンとしてはやはり陵辱・鬼畜。
”身の程を思い知らせる”扱いに苦しみ、泣き、訴える少女たちを、それでもイカせて従わせる…という調教の興奮が下地。
ただ東方原作という事で、キャラごとにどこか救いのある美しさや事情が語られるのも、凄惨一辺倒にならず、余計胸を打たれるなと。
(チルノとか相手だと、テキスト的には冷酷に務めながらも、端々からラブが漂ってくるような…。
いっそ暴力禁止で進めようとするけど、これが難しい…)

デレ不安感からデレへ

いちおう、一周目は「七週間で奴隷をたくさん作る」「維持費を払わなければいけない」という目的があるもので、
それぞれのアプローチでデレ始めた少女たちを、お金の為とはいえ売り飛ばすのはなかなか胸が痛かった…。
ノベルゲーといいweb小説といい、どうにもそれ単体では敬遠されがちなのがテキスト界隈。
era=調教SLGとざっくり捉えていましたが、題材のキャラたちや世界をカジュアルに堪能する一つの手段としても有効だなあ…と思いました。
(なので東方キャラの特徴は、一通り知っておいた方が楽しめるかも。
”艦これera”が待望されてる理由も腑に落ちました。いかにも面白くなりそうですもんね)

全25人、アイテム、売春、売り飛ばした末路… 凄まじいボリューム

さらに本作で特筆すべきはそのボリューム。
キャラだけでも25人ですが、アイテムを購入すれば更にプレイが広がる。
「アナルバイブを挿れつつ、騎乗位(二穴)」「録画しながら、自慰を強要」
「アナルパールでお尻を徹底的に調教」なんてお手のものです。

売春メニュー売春メニュー テキストオンリーのゲームだけに、若干プアなUIにはいっそ「自分で作る」っていう手もあるかなと

本作は調教モノというだけで終わらず、多人数という事を活かし「娼館経営」というコンセプトもあるので、強制売春させることも可能。
しかも調教具合により、ただ肉便器として使われる(3種)か、娼婦として相手を気持ちよくさせる(3種)か…
という分かれ方。
(長く勤めてると”人気度”が上がり、文章も少しずつ変化していくような?)
お金を費やして施設を拡張、並行して何人にも身体を売らせる、東方娼婦館という現実も作ってしまえるのだ…。

末路売られた子の末路

逆に奴隷商人に高値で売り飛ばした子の末路が、たまにテキストとして流れてくるなんて要素も。
(手塩に掛けた子が苗床にされてると、なぜか憤慨…)
とても一回のプレイではやり切れない…、と感じる程でした。
そして一周目をクリアすると、強くてニューゲーム・エンドレスモードも解禁。
爪に火を灯してたお金も、放蕩三昧できてシコリティUPとなります。
(そもそも一周目では明らかに手が届かなそうな、高価格の施設(見世物小屋)、強キャラ(レミリア等)が用意されてるくらいですし)

強くてニューゲーム強くてニューゲーム

本作の難点としては、どうしてもテキストのみと調教コマンドが各キャラ共通なだけに、文章を斜め読みで飛ばしてしまうと興奮は半減、責めもルーティン化…みたいになってしまう面があります。
ボリューム的にも数日に渡ってプレイするとか、気が向いた時に取り出して妄想を思い描く…とかが、シコれる付き合い方かも。