ちんたらレベル上げてる場合じゃねえ! (体験版)
あの時代からのインパクト
戦闘中エロに拘束エロ、仲間が誘拐されてみたり、戦闘中に実は敵に内通してて仲間にエロしてみたり……なんてのが省みられつつある今だからこそその凄さを改めて認識できる話だと思うんですが、過去作[姉の盾]は一昔前のエロRPG、あの時代そのもののインパクトを伝えてくれる作品だと思います。
つまり戦闘中に立ち絵を表示すると良いぞ、これで何つくろ……という流れがあった中で、この作品で表示するのはヒロインの「背中」!
これエロRPGで……しかもヒロインなんだから、絶対正面向きの方が顔やらバストやら楽しめるはずなのに!
でも代わりに表示するのは、「ボロボロに傷付いた、弟を守る為に仁王立ちした姉の背中(範馬勇次郎? いや花山薫か?)」という発想、というか絵面、もっと言うと時代ですよ……。
そして当時ある種のミームとなってネットを騒がせた、「敵の魔法を肛門で吸い込む(最強の防御魔法)」……。
これですよ、これが今のエロRPGには足りない(今も昔も、そんなにあって溜まるかという気もするが)。
そんなサークルさんの新作! そしてそのタイトルは『ちんたらレベル上げてる場合じゃねえ!』。
ハハーン、俺、分かっちゃったかも。
多分アレだ、最初に30分とか時間制限を設け、早く駆け付けないと姫様が魔王にヤラれちまうぜ! という3分ゲーみたいなアイデアでしょ、んで鬼のような勢いでレベル積みするのが面白いって寸法かな……なんて決めて掛かったのですが、体験版触ってみると、そんな私ごときの小賢しい予想を遙かに超え。
ここに来て想像以上にスタンダードなRPGとなっており、そして想像以上に、面白いデキとなっていた。
一言で言うなら、「ゲームメカニクスがちゃんと出来ている……」と唸る作品の予感だったのですよ。
普通のJRPG=おもんない?
まず「普通」のJRPGを思い浮かべて欲しいんですが(本作もツクール製なので、ツクールの物が良いかな……)
なんとなくスタンダードなRPG=つまらないというのがプレイヤー側にも、どころか制作側にも、固定観念としてあるんじゃないかと思うんですね。
曰く、ボタン押しっぱなし(通常攻撃)してるだけで終わる戦闘・あるいは、中盤くらいから全体攻撃スキルと戦闘後の回復を繰り返すだけ。
それなのにエンカウントだけは多くて、スカスカのプレイ時間を稼いで来ようとする……
「ここでコイツを仲間にするんやろうな」みたいな、まぁ見えてる展開を確認していくストーリー、自由度の無い選択肢…(例え変わった選択肢があったとしても、「そんな ひどい……」みたいな拒絶ループ?
*これって根本にあるのは(昔の)ジャンプ漫画なのではと思う時もある、だから後々仲間になるキャラの伏線にこだわり、それ故に一本道となり、ある種”見えてる”物語展開にはなる。
そして退屈な戦闘の連続は、さながら「修行」パートみたいなモノ……?
だからこそ「それが正解」な時もあって、根深い問題だけども……。)
そんなJRPGのイケてなさを嫌って、例えば自由度を謳ったオープンワールドだとかを仰ぎ見たり(だが個人制作ではほぼ不可能……)、せめて戦闘に納得感はあるべしと、シンボルエンカウントが絶対正義みたいな事が言われて来た。
つまり、頭に抱いた”つまんない”イメージのJRPGの真逆を行けば正解……?
「Lvを上げる=さらわれた姫様の調教エロが進んでしまう」
たった一つの冴えた枷を得た、おもしろスタンダードRPG
▲歩行グラがオリジナル等身なのも、けっこう遊ぶに相応しいリッチ感を与えてくれるか
本作はけして大きくは無い、たった一つの小さな『枷』で、その殆どの解決に成功しているのかも知れない。
つまり——、「常に敵よりも弱い状態(Lv)であれば、プレイヤーは生き残りに必死になるのではないか?」。
”ザコ狩り”とか”Lv作業”とか言われるものを重ね、敵を圧倒するJRPGにはなかなか起きない事態ではありますが、確かに今までのゲーム遍歴を振り返っても……数少ないそんな状況に陥った時、脳がフル回転していた覚えがあります。
(例えば低Lvで、本来もっと後に来るはずのダンジョンに潜って、宝箱だけ持ち帰るべく奮闘……とかね)
▲伝説の剣を抜いてしまい、魔王を倒した暁には嫁となる姫様と謁見したりする主人公
▲だが、姫様は魔王にさらわれてしまう!!(ここから急激にテンポアップ)
▲(すさまじい勢いでタイトル回収)
ストーリーを述べると、魔王によって掠われた姫様。(この魔王のデザインがまたDQ1の竜王なのが、色々示唆していますな……)
勇者が早く駆け付けないと、姫様は犯されまくってしまう!
……ただし今作のそれ(時間経過)はタイマーではなく、「勇者のLvが上がった時」に経過する、という扱い。
戦闘を避け続けて姫様の元へ辿り着けば、なんか秒で駆け付けたみたいな事になる……?(ただしLv1だけど…)
どうすれば能力差を覆せるか……、頭がフル回転を始める低LvRPGの魅力
▲冒険開始直後に提示される2ルート。でもLvはだいぶ上げないとダメ……
そんな冒険の旅を事細かに追ってみると、
OP終了、その流れで必須の戦闘を終えた時には主人公はLv2になっており、
この時点から
・姫様がさらわれたであろう大陸をまっすぐ目指す洞窟
・山賊に女たちをさらわれ、悲観に暮れる村(その近くに山賊のアジト……)
と二つの攻略ルートが示されてるのもまたしっかりとしたゲームデザインを感じる物ですが、
それぞれのダンジョンに入る前には”推奨レベル”がいちいち表示され、これが前者はLv6、後者はLv4。
まぁ普通のRPGだったら苦戦は必至、というか引き返してスライムを殲滅しまくるLv差ですが……主人公には急がねばならぬ理由がある! ってわけです。
▲フィールドはもちろん、ダンジョンの敵シンボルでさえ、こちらが話し掛けない限りは戦闘にならないのだ
ちなみに全ての敵はシンボルエンカウント……どころか、その場で停止してるので、戦闘が起きるのは必ず「こっち側から話し掛けた」タイミング。
これは強い敵でも相性の良いタイプを見定めて倒し、Lv上げが可能……とも言えますが、
そもそもダンジョンでさえザコ戦闘を全て避けられる訳で、要は「対ボスの一戦のみを、対策を取って乗り越えれば良い」事を意味してもいます。(まぁ只でさえ推奨レベル以上のダンジョン、そこのボスとなれば、すんごい能力差がある事になりますが……)
Lv差のある敵に勝つにはどうすればいいか? さぁ、知恵の凝らしどころ……。
(*全然関係無い事を思い出しましたが、昔、FF5のジョブを利用してLv幾つでクリアできるか、なんて元祖RTAみたいなスタイルが、ちょっとゲーム雑誌上とかで流行りましたね……)
▲搦め手な補助アイテム買ったり、強力だが欠点もある武器を買ったり…… Lv差を覆せ!
▲正面から戦ったら敗北必至なLv差のボスも、仲間のスキルで敵全員混乱!
仲間は使いようだ(あと女性キャラはモブだろうが乳首はびんびん、巨大バスト)
初めの街のスラムには武器に火属性を付与する補助系アイテムがなかなかの値段で売っており、標準的なJRPGだとあぁこういうの良いよね、なんて言いつつ、まぁ途中でそんな事は忘れ、いつしか全体火魔法ドーン! とかなっちゃってる所、今作では一考の価値がある。(*済みません、勘違いしてましたが再確認したら「火耐性の補助アイテム」でした)
なにしろ戦闘=Lvが上がってしまう以上、お金もなかなか得がたいリソースですが、そこはそれ、ダンジョンではザコ戦を避けて探索できるわけで……。
いち早く宝箱からお金を掻き集め、山賊に襲われた村の武器屋のババアとの会話で信頼を勝ち得た後は、おずおずと曰くありげに出して来た「破格の威力を誇るが、代わりに使い手の体力を奪う」妖刀を購入。
妖刀の一撃は凄まじく、ボスにかなりのダメージを与える事が分かるものの、まぁそれにしてもLvが低いのは変わらず、敵の攻撃一発で即死しちゃう。
それを考慮したパーティー組み。
Lv1だが高確率の混乱魔法を使える女に、Lv2だが物理攻撃を1ターンだけ無効化できるモンク……(ちなみに仲間もLvが上がりませんし、それどころか装備も変えられない)
妖刀の一回の攻撃が強いですからね、爪に火を灯すように1ターン、1ターン生存する間を稼ぐだけでも話は違って来る……。
仲間はけっこう貴重で、あんまり強くない奴と思ったら、なにげにスキル欄に「敵のHPを半分にする斧技」を収めてる戦士、なんて見付けた時はワクワクしました。
▲チュートリアルとしてお目見えする魔王軍幹部。スケベ全開の立ち絵好き(後に仲間にも出来るらしい……?)
▲ノックダウンゲージを溜め、Lv差なんて関係ない状態に持ち込むのだ!
そして、たとえボスへのダメージ0であっても溜まっていく「ノックダウンゲージ」の存在。
これがMAXまで満ちると敵は1ターンだけ行動不能、しかも『物理・魔法防御力が0に』……という、まさにジャイアントキリングを成すのにお誂えの仕様もあり。
こうなると弱くても多段攻撃なら見直す価値ありだし、あとあるか分からないけど「力溜め」とかもか……と戦略が捗りますねえ…。
仲間は売春婦にクズにボケじじい
予想外と不条理と細かく説明されないけど何となく分かるテキスト感が、またスタンダードJRPGよ
思えばスタンダードなJRPGって「あまり大上段にエピソードを語る訳ではないけど、なんとなく背景が読み取れるシンプルなテキスト」、あと「予想外さ(なんか肩の力抜ける感じ……)」も特有の物であったなぁ、という事で、町イベントも魅力的です。
仲間になるのは第一に幼馴染みの女の子、第二に村の力持ちで……なんて決まってません。
▲仲間になっていく売春婦、クズ、ボケじじい。予想も付かないキャラを仲間にできる
適当に町角で話し掛けたキャラ、「姫様に似た容姿を活かし、客を取っていた娼婦」とか「隙あらば今回の混乱に乗じ、姫様を寝取れないかなと考えてるモンク」とか、「飯はまだかのうとか言う、定番のボケた魔法使いじじい」とか、正直クズみたいな連中が仲間になってしまいました……。
(が、こいつらにもちゃんと使い道がある! という戦闘でのフィードバック経験がアツイ訳です……。
まぁ先述した通りLvは上がらないんで、出番が終わったら早晩、次の仲間を見付けて乗り換えていくのが見えてるんですが……。エクスペンダブル ソルジャー?)
▲更にお城のメイド、スラムの犬までも……。犬はだいぶ強いみたい?
仲間候補はそれこそあちこちに溢れており、これが城のメイドから、最終的には野良犬まで?(しかも最強候補?)
この、えっコイツ、ガチで仲間になんの? しかも強いんかい、という不条理感ね……
これは「ちゃんと探すと予想外な事がある」嬉しさでもありますし、話し掛けた時に”Lv○以上”とか、”姫様が一度レイプされたら(シナリオ進行)”とか色々条件を示す事もあって、詰まったら後から戻って来て、レアアイテムを取るが如しの感覚で回収する……ともなっている訳です。
(細かい事を言えば、姫様のエロシーンが進むと割と町人の会話が変化するのも、探す意気込みをそそる物になってますね)
▲ミミックをあえて開けず、そのまま持ち去ることでアイテムとして獲得するというハックを示す主人公であった
あと不条理感で括ると、ダンジョンで金ぴか宝箱を開けると大体強いミミックとの戦闘になるのですが、ある場所では「ヤバそうなので(蓋を閉めたまま)箱ごと持ち去る」という選択肢が。
これを選んでみたら本当に「金の宝箱(たまに動く気がする)」としてアイテムを得て解決、みたいな事もね…。
うーん、これだ……
これが「楽しい方の」、JRPGですよね……。
満足感のある被虐と加虐の調教エロシーン
エロシーンはLvが上がった際の姫様調教エロ(段階エロ)に目が行きがちですが、体験版では他に、山賊に犯されてる村娘を発見する(その後のお礼SEX)などもあり。
▲ムチで打たれ、潮も失禁もしながら、アォオオーーーー!!! とメス鳴きにも似た悲鳴を挙げるお姫様。
最後の方とか既に顔がトロけてるじゃねえか……
▲山賊に囚われた女。立場を分からせる激しい言葉責めと分からせチンポ出入り
全体において誰も彼も素人とは思えないすンごいセックスボディをしており、全体の傾向としては女性への加虐、があります。
すなわち縄で縛り上げ、鞭で打ち、肛門処女をイボイボの棒で犯す……。
言葉以上にかなり執拗さが光り、例えばアソコを鞭打たれた姫様は「おマンコッ! おマンコ壊れるッ!! おマンコ死んじゃうぅぅうーーーッ」「フヒイイイイイーーーーンッツッ!!!」と息も絶え絶え、高貴な身分という立場を打ち砕くのに充分なものでした。
また”言わせる”シチュも豊富で、山賊に「今度はお前の息子もさらってきてやろうか!」と脅し、母親に「私は……皆様の孕み肉です……ううッ……皆様の…おチンポをしごくためだけの……ッ……肉…穴……です……」なんて言わせる懇願系、
また魔王による姫様へのエロは魔法で痴態を全世界に見せているという設定、それを一時的に止めてやるという交換条件で、「女性器をマンコと呼ぶように」、次の機会には「肛門をケツ穴と呼ぶように」と少しずつ躾けていく様子はまさに調教。(つまり今度全世界に見せる時には、自ら卑語を口にする調教された女の出来上がりなワケですな……)
Sっけを大いにくすぐり、非常に性癖にツボでしたねえ……。
▲山賊にヤラレていた奧さんが、激しいSMプレイを求めて来る……。どうやら被虐体質になってしまったようだ、スケベな顔と肉体をしているねェッ♡
夜の運動会のために子供を寝かし付けたり、妙な背徳感と生々しさが
同時に一方的に痛め付けて終わりでないのは、まぁ女性のカラダがセックス過ぎる事からも分かる通り、女性も女性の方で被虐の悦びに目覚める……という節がありまして、
山賊にヤラレてた女性を助け出した後、関係を持つかという選択肢があるのですが(子供が寝るのを待ち、なんならお小遣いとかを与えてママと親しい謎のおじさん的印象まで与えてしまうイベントあり。まさにRPGならではの前振りによる背徳感込み……)
ここも普通にセックスするかと思いきや、山賊による陵辱で被虐性癖が目覚めてしまったのか、同じCGの差分流用故か、
同じように縄で絞め上げつつ、「しっかり罰してやる」「豚め!」などなど選択肢でなじると悦ぶ、というエロが……
▲姫様の段階調教は進む。オッパイが肥大化させられたり……
▲巨乳首を弄りながら、いつもしているオナニー告白。正直好き
この時は肛門もキュッと締まっているが……。
▲痒くなる薬を直腸に練り込み、強制的にアナルほじりの快楽に目覚めさせる!
イボイボ棒の出し入れは許容範囲だが、尖りまくった棒で血とか出るのはちょっと引いちゃったかな…(性癖にうるさい人)
▲体験版最後のエロ。肛門の棒をすっかり咥え込み、引っこ抜いた後も物足りそうな顔、開きっぱなし(縦割れ)したアナル……調教は進んでいますねえ
勇者よLvを上げてる場合ではない、急げ!
▲姫様の痴態は全世界に配信されており、じょじょに町人のセリフが変わっていくのも手が込んでる
また姫様はさすが段階エロだけあり、定番の「処女を守る保護魔法(ただし自分から求めれば別……)」という設定が最初のエロで開陳、毎回抗いはするのですが、媚薬漬けのその攻勢に、だんだんと見られてない所でオナニーをするようになり、オッパイは肥大させられ、またアナルを凶悪なイボイボで犯された後のシーンでは、以前より構図的にこれでもか! とぴっちりしたアナルが描写されてた意味を理解、なんと縦割れアナルになってるじゃないか……という細かい変化に、大いに頷きました。
やり甲斐があるRPGであり、そして見られるHシーンは1つ1つごと、なんとも見応えある。
そんな印象でした(H頻度はプレイスタイルによって変わるのでしょうが)
良い作品だと思います。
体験版はプレイ1時間20分くらい。
こういうプレイの楽しさがあるもの、人はそれをゲームシナリオと呼ぶんだぜ!
この作品のゲーム実況はここでしてます:
サークルさん過去作:
[月光ヤークト]
関連:
歩数で時間経過、各国の姫様がヤラレるRPG:
[PRINCESS×HUNTER]
この辺のやり甲斐が一番浮かんだ(両方とも同じサークルさんだが):
[FUMIKA FANTASY]
解き方を煮詰めていくなら、
[ポケット★ソーサリー -えっちな迷宮大冒険! キャラを自由に作ろう!-]
みたいになるのかしら
[山賊クエスト(Brigands’ Quest)]
とかも面白かったよ
絵とか独自さで:
[ラブラブ!マイばでぃ:クロス]


































































































ディスカッション
コメント一覧
まるでロマサガ3のようだ・・・
ロマサガ1とか3をプレイしたのが遠い昔過ぎて、あんまりシステム理解してなかった節がありました…(そしてよく詰まってた)
なるほど、一連の仕様は「Lv上げすぎるな」があったんですねえ……