でられない おへや (体験版)

2023年12月1日ADV,R18興味深い

でられない おへや
でられない おへや[まんだらこぶし]

一画面に収まる小部屋からの脱出短編。
しかし脱出ADVの文脈を上手く利用したエロさがあるかも?

DLsiteの☆評価の高さ、発売してすぐにレビュー二件…(短編ってのもあるかもだけど)
これは隠れた名作ぽさを嗅ぎ、体験版プレイ。
結果、成る程これが良いたかったのだね(高評価・レビュー)と頷くものがありました。

要は脱出モノADVとしてシステム上発生する事を、えろさに直結させてみせた……というのが上手い所ではないかと。
一画面に収まるくらいの狭い部屋で目覚めた女の子、脱出の為にあちこち調べていきますが…と。

脱出ADVでは当然のように「同じ物でも何度も調べると変化がある」みたいなお約束がある訳ですが、それを本作の、壁に縛り付けられた男への「手コキする」だと、また別格な雰囲気になるというか。
調べる→手コキする→射精させるの一発の流れじゃなく、そこは脱出ADVの文脈として、何回にも分けて調べる。
何度も主人公女の子は「手コキする」を選ばないといけない。
これが、射精するまでシコシコしてる感じのえろさ出るんですな……
(また射精させた後の2回目調べ(ゲーム進行としては恐らく必要無い)では、よく見ると女の子の手付きが焦らしぽくなってて、エッチ慣れ差分に発見感が……)

他、女の子自身もベッドを調べ、オナニーを最後までやるとスッキリして終わりですが、途中で切り上げると状態「疼き」が手に入る。
そう、アイテムをインベントリに格納するのは脱出ADVの不文律ですが、今作では女の子の「状態」もインベントリに格納(アイテム扱い)。
これで何かが起きるみたいだ……とね

あとは脱出ADV全般に言える事かもですが、「(苦労して)見付けた時の喜び」がある。
しかも見付けるのはSEXイベントなんで、不思議な達成感にエッチさが盛り上がるというか…。
この構造はまぁ他でもそうと言えばそうなんですが、なにしろ一画面に収まるミニマップ。
普通だと見落としてしまう(詰まる)だろコレ、って入り組み方にも出来るんですね。

体験版だと何度も手コキしてると射精しておもしろーいとかなってた壁の男。
コレを途中で切り上げ、「照明を消す」と……。
一応ヒントもあって、男の射精が近くなると画面が赤くなったり、照明を消した際には通常時でも鎖ガチャガチャしてる、とか。
解いた後になるほど、となる感じがありました。

即ゲーム開始するので女の子の素性は分からずですが、ちっぱいがツンと上向き、すじマン。
健康的な女の子っていうのがよく強調されてる感じで、その子が行き掛かり上、男への責めに目覚めたり、強引に犯されたりして感じちゃう。
なかなかエロスさも悪くない……。
さすがDLsiteレビュー、隠れた逸品を見逃しませんな(一方で☆評価低くても私的には傑作というのが世の中にはあって、悩ましい訳ですが)

体験版はスムーズにいって10分ちょっと、かな
ずっとこの小部屋オンリーかな、ED分岐もあるっぽい? なかなか気が利いてる掌編と言えそうな。

見落としがちだけど、「その時点では選べない選択肢」が候補として出るのも大事か(条件を満たすように頭を使うようになる)

ゲーム実況してます

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

関連:
作品消えちゃったけど、未だに

を思い出すんだよな


[幽香の館]
とかも似てる構造っちゃ似てるけど、まぁ本作品からしたら乳がデカ過ぎるかも知れない


[生意気な魔女をわからせる館]
がちょっと面白かった記憶……