わからせデュエル (体験版)
分かりにくい、でも一度呑み込めば面白い!
TCGのオタク臭さが濃密に詰められたゲームと言えるかも。
このゲームはねえ!
『カードゲームにくるっている人をココエで見ました 顔まで変な人になっていました ぜったいゲームから足を洗って下さい ばあちゃんからのお願いです お母さんがかわいそうです』
であったり、
『うん、会ってみたら思ってた通り、すごいオタク。四十歳なのに、ずっとカードゲームの話してるの。』
みたいな香りがしましたねえ……!
そう、よく「風呂入れ」言われる界隈、すなわちTCG、トレーディングカードゲーム界隈の濃さですよ……!
私としてはその界隈の知識は薄く、同人エロゲで僅かに学ぶのみ、
例えば[サキュバスデュエル前編]ではこのデッキが強い、と決めたら次のカードパックでは反対の属性が出て来ちゃぁ叩き潰され、でその対策を取ったら次がまたその反対属性で……の繰り返しだったな、これが遊戯王的な経験なのかしら? と中途半端に学んだり、
でも少し前に遊んだ[改変TCGフェンサータクティクス]では恐らく簡易的なんだろーけど、「何かある」的面白さも感じたんだよな…といった具合でした。
その視点で言うと体験版プレイ1時間30分、”なるほどこれが面白さか……!”と悟らせてくれただけでも感謝です。
俺もまた、ココエにいかんといけなくなった。
ここが分かりにくいよ
ただそこに行き着くまでには「お前ら……ホントそういう所だぞ」みたいな、まぁオタクの悪い所出てるわ~という、
要は「…わっからぁん、なんで??」という分かりにくさを幾度も潜り抜けた1時間30分だったのは間違い無くて。
一応フォローすると、今作はゲーム画面も疑似3Dチックにちょっと良く出来ていて、キビキビ動く。
多分だけど、説明も短く済ませようと心得てて、そんな所に努力は感じる。
……ただ悲しいかな、「そういう努力がまた逆に分かりづらい」みたいな境地だったのも確か。
(あぁこの構造がオタクだなあ、哀しいなあ…。)
▲サブで伏せるカード、メインの戦うカードを決めるのだ(支援力が0のハンドと、攻撃力が1000のレイプカードを置いてるので、明らかに分かってない配置)
で、体験版プレイして総じて一点言うとすれば、「ちゃんと分かるように処理演出をしろよ!」という事で、
そこはオタクですよ、カードゲームに慣れた時にしゅばしゅば遊べるよう、あれこれカード演出を飛ばしてて、進行としちゃあ小気味良いんだけど、
もう1戦めからそういう「分かってる」者同士に求められる手続きの早さで繰り広げられる!!
(そしてここでは”説明は短くしなきゃ”というのが完全に逆効果になってる…。説明読んでも肝心なこと触れてないじゃないか、と……。
何か「(色々考えて配慮した結果)要点だけ伝えれば良い」+「その要点だけをめちゃくちゃ早口で伝える」という、オタクの併せ技がUIになったかのようだ…)
まず基本的なルールとして、場にメインカード1枚とサブカード(4枚)があって、メイン攻撃力+サブの統合力で勝負するよ……
って事らしいとは分かるけど、それならお互いのカードを開いた後に戦闘力がちゃんと合算されて、その数値や、ばしばし火花散らしてバトる所とかは見せようよ!(演出がダルくなるなら、後でオフボタンとか付ければ良いじゃん…!)
もう、初見から。
ばってカードを開いたと思ったら、ハイ、これはもう分かるだろ? みたいに、秒も待たずにさっとメインカードどけるじゃん。(やられたらしい)
え、何? 今、数字とかどうなったの? どう合算したの? っていう。
おい。
どこ見てるんだこのメガネ(オタク)は……。なんか唇がぷるぷる小刻みに震えてるし…。
▲一見攻撃力2000で弱いが、召還時のみ+6000するアーマーブレイカーだ、くらえっ!
かように特殊能力は読み込むべし……。なお攻撃UPエフェクトや、ドローでもカードを一枚(手で)ピッと持って来る、みたいな分かり易いエフェクトは無い様子
あと当然のようにカードには、”メインカードとして・1ターンめに出した場合のみ・戦闘力が+6000”みたいな条件を満たして強くなるのとかあるからね。
あとゲームのクリア目的としては、そもそもメインカードを合算戦闘力で打ち倒した後、相手のLPに攻撃できて、それを0にするのが勝利なんだけど、試合が後になると「罠カード」とかもあって、それを喰っちゃったカードは合算戦闘力で幾ら勝とうとも、LPが削れなくなるってのもあるし。
だからその時点で産廃、幾ら強くても意味ないよ、って凶悪さなんだけど。
でそういう重要かつ複雑な効果が起きてるのに、「場の効果」みたいなメッセージウィンドーも特殊ぽいエフェクトも出さないし、もっと言うとカードの文言とかも書き換えないんですよ!!
え?
デフォ戦闘力が2000のやつが+6000してるんだからさ、そのカードの戦闘力のトコも8000に書き替えたらいいやん。
なぜか2000のまま戦闘(そのぶつけ合う処理もほとんど数秒も無い)に入るから、え? 今なんで相手の弱いカードが勝ったの?? とかなるじゃん。
自分のカードの能力ならまだ出す時に確認するかもだけど、相手のカードは知らないじゃん! 繰り返すけど、効果エフェクトとかも無いんだよ??
(*今スクショで確認したら、ちゃんと攻撃値は書き換わっていた…… 速すぎて認識できてなかったみたい)
イヤ、分かるよ。
「だって本当のTCGは、カードの値が変わったりしないし……(唇プルプル)」でしょ。
これ、デジタルゲームだから!!
それが出来るんだから、便利なんだから、すれば良いだけの話じゃん!
分かんねぇ事あったら自分から聞こうよ!
ぞいぞい言ってないでさ!!
まァ一つ思ったのは、「そりゃアナログでこんな複雑な効果の掛け合わせを(分かってる者同士で)お互い意思疎通しながらプレイするなら、すげえ集中力使うっつうか、”顔まで変な人”になるよなぁ……」って。
おばあさん、お孫さんは大丈夫です。ただ凄い集中してるだけなんです。
▲実績達成でコインが貰え、オリパ(なんだろう)開封の儀となるのであった
おっ、新弾は触手パックかいな
▲都度入る説明を、短めに済ませようとする努力は感じられる。
ただ初心者を意識するならもう「次はこれを出すのがおすすめ」というアドバイス機能があったら、一番良かったかも知れない……(贅沢すぎるか)
あと説明の文章な。
短く済まそうとする一方で、当たり前に「オリパ」みたいな専門用語は何の注釈もされず出て来るのよね…。
2戦めからは「罠カード」も登場してさ、色々言ってくれるんだけどさ……。
要は「メインカードには出来ない代わりに、効果が強めのカード」で良いんじゃないかって。いや後から扱いが違ってくるかも知れないよ、そりゃ細かいこと言ったら。
でもあの場面では後から出て来るだろう新ルールを知らないんだから、そんな厳密じゃなくていいって!
TCG界隈では当たり前なのかもだけど、メインとして発動する時の効果が「召喚」で、サブとしてなら「リバース」って、わざわざ用語分けるから混乱したよ……。
発動効果(メイン)(サブ)とかじゃいけなかったんだろうか、それは。
メッチャ言葉にこだわるよね……。
なんか来てた女の子も引いてたやろ? まだ中学生くらいやったのに、あれで。
そういう所じゃないの。
あとこれは単純に自分がルール理解してないだけかもだけど、サブとメイン、お互いの戦闘力を合わせて勝負……で良いんだよね? なんか合計値が同等、もしくはこっちの方が僅かに上にも関わらず、負け扱いになる時があったんだけど…。
でこれが、俺が把握してないルールがあるのか、場の効果を見逃したか、それとも単純にゲーム側のバグなのか?
分かりにくくて、もうキレ散らかしてた1時間30分でした……。(それでも続ける魅力はあった、という事でもあります)
同人エロゲのTCGの中でも、ちゃんと考え抜かれたやつ(たぶん)
▲一応メスガキの対戦前会話とかもあります
ただ、分かって来ると面白いんですわよな……。
一応ストーリーを紹介するとここはごく短いもので、
最近ネットのバトルで禁止カード(ずばり対戦中にHする違法改造カード)を使ってるという悪いユーザーの噂を聞き付けたメスガキ? が、勝負で相手を下し、通報してやろうと頑張る!
という筋書き。
で基本的にプレイヤーはその悪いユーザー、男側です。
とすれば、「自信満々だったメスガキだが、圧倒的強さを持つ違法カードであっという間にヤラレまくる事に…」という事こそ、エロ同人的に美味しい流れじゃないですか。
ところが1戦目から、勝利するのは困難だからね。
メスガキであろう女の子キャラも殆ど性格描写されないし。
そこは興味無いのか、オイオイ本当にガンガンTCGをやりたいストロングスタイルかよ、っていう…。同人エロゲなのに。
デパートに着くやゲームゲーム! と口角泡飛ばして、真っ先に奥にあるゲームコーナーに走って行く奴か……?(それはさすがにTCGゲーマーではないだろ)
ただまぁ分かるとシステムは面白い。何度も言うけど。
▲1ターン経つと攻撃力+10000で君臨し続けるフェアリードラゴンの台頭を許してしまった!
普通なら、はいクソ~ってなる所だと思うけど、主人公の違法改造デッキなら誰でも即死させられるレイプカードがあるのだ!
肝はやはりカードが持つ能力効果で、本作は片や違法改造カード、片やメスガキじまんのデッキという事で、つまりプレイヤーと相手側で非対称である、それを攻略するという姿勢が大事。
であるのでまず、対戦相手のカード能力を把握するのが近道。
メスガキはレアカードとして、ブルーアイズドラゴン……じゃないけど、メインカードとして出したら2ターンめ以後ぶっちぎりの強さを誇る「フェアリードラゴン」と、そして「相手に勝った時、相手のLPを2(通常の2倍)削るエルフ戦士」ってのを持っている。
一戦目はまず基本ルールでの戦略性を叩き込まれる感じだと思いますが、まず本作の原則として『勝ったメインカードは(特にダメージとかも負わず)その場に居座り続ける』ってのがありますから。
じゃあ最初にフェアリードラゴン出されて、初めの1ターン凌がれたらもう決着じゃねえかっていう。
……だが、そこでプレイヤー側はさすがの違法カード、「出した時に(強さに関わらず)相手のメインカードを消失させる『チートレイプカード』」というのを持っているんだね。
まさにカウンター、まさに対フェアリードラゴン潰し。
これをタイミング良く引きたいところ…
……なんですが、じゃあ楽勝かっていうと全然そんな事はない。
▲が、レイプカードの本来の戦闘力は激弱。
次ターンに「勝利したらLP2を削れる」エルフの戦士カードで報復され、こっちが手痛い目に遭うんだよな……(ここはステージ2で対処策が出るので、”あえて不便を感じさせてる”所なのかも)
それこそさっきのルール「勝ったメインカードは次ターン以後もその場に居座り続ける」が今度は逆に機能するんですよ、相手を発動効果で消失させたレイプカードはその場に残り続けるけど、こいつの戦闘能力は1000(最弱)なんですよ!
だから次に出されるのがどんなカード、どんな相手でも絶対負けるという。
で、さっきも行ったようにメスガキは「エルフ戦士」持ってるから。
レイプカードで勝ってこっちがLP1を削って、でもエルフ戦士でやり返されたらLP2を持ってかれて……。トータル損じゃん!?
これはほんの序の口ですが、こうした戦略性が見えてからでしたね、やっと本作に『骨』が入り出したのはね……。
(今作は常に決まった相手との対戦かつ、リトライを何度も出来るからか(敵の戦力をある程度把握してるのが前提となる)
どうも「局所ごとの勝ち負けは当然あるものとして織り込み」、「それでも勝つ時にはギリギリ少しだけ上回るように勝ち、負ける時には相手に全力を出させて負ける」という、僅かなリソース差の見極めが最後に大きく決め手になってくるという、渋いバランスのように思えました。
場合によってはカードを場に出すものの、あくまで「サブ」だけ、メインカードは出さない(リソースの温存。一敗は確定だが……?)という戦術も普通に有り得たり…)
罠、墓場、伏せたサブカード、プレイヤーのLPを削る…… グフフ
▲一度勝てば2戦めへ
▲2戦めのメスガキデッキ。
墓地から召喚→召喚された「エルフの加護神」が、メインカードのエルフの戦士を強化して更にLP削りも1上げる(つまり最大5中3とか削られる)
凶悪すぎるコンボで泣きたくなりますよ……
体験版では2戦めまで可能、この戦いから新カード(オリパ)も購入可能に。
カードパックを買って、どんな新カードが手に入るか楽しみにするのだ!
2戦めのメスガキのデッキは「メインカードがエルフ属性なら、攻撃力とLP攻撃をプラス」みたいなカードを組み入れ、もうエルフでの連鎖効果を狙うデッキに。
だが主人公側は「触手壁」=「勝利時のLPダウンを+2」という罠カードを入手!
気付け、気付くんだ、「レイプカードはほぼ一戦のみなら必勝」なカードであることを……! という感じ。
つまり触手壁をサブとして場に出しておき、レイプカードとの重ね合わせがいつ発動するか! と待機するのが熱い。(また敵から見たら温存しまくってるので、どんな強い戦闘力を持つサブカードを場に伏せているんだ……と踏み込めなくなる)
▲デッキ編成をしこしこ頑張るのであった
むっ、「相手のダイレクトアタックのダメージを-2できる(要はLP削りを-2できる)」罠……!?
また第1戦で猛威を振るったフェアリードラゴンだけど、ここに来て「これを受けたカードはLP減少値を-2する」という罠カードも出てきて……(ゴミ化)と、ますますカードの特性は尖っていく次第。
(成る程と頷くと同時に、だから[サキュバスデュエル前編]の「特定の属性で固めて、でもその属性と対の属性の新弾パックが出て来て」という相性ジャンケンの繰り返しになるってのもまぁ、突き詰めたときの慧眼なのかも、という事も分かった。
今作はその短所に落ち込まないよう、どう対策取ってるのかも興味あるな…)
▲実は女の子側でも遊べる(ストーリーとかHに変化は無さそう)
「絶対相手の方が有利だろ」とキレてたのが、いざ手渡されてみると……。単純に戦略性の話であった…
また面白いのは、実は副機能として『女の子側でもプレイ出来る』ってことで、
これまた同人エロゲ的には激アツな所というか、要は毎度のエロやストーリーを女の子目線として差分変化したらエッチだよねって確実に思うと思うんですが、まぁ試しましたが、一切変化無いみたいです。
あるのは「相手側のカードでもプレイし、”そうか、そういう意図があったのか”みたいな、お互いのカードでの戦略性に気付きを得ましょう」という切磋琢磨の視線のみ。
なんだこの……、エロゲなのに女の子だからといって特別扱いされない(!)
ユニセックス、ジェンダーな感じは……。
でもそれってすげぇーZ世代(?)の若者ぽいよね。そうでもないかな…
エロ要素。ご禁制のエロカードでプレイ中の女の子をえろい目に遭わせる! が、淡泊さはあるか
▲男側で非合法のエロカードが炸裂するたびエロ絵! 見るとけっこうえぐい目に遭ってるのよね、テキストは短いが…
▲脱衣差分とかもあったり
▲「吸着触手アーマー」で乳首どころか膣、尻穴、よく見たらおしっこ穴までみっちり責められてるえぐさ
▲「触手壁」のダイナミックさ。それにしては出て来るセリフが「サイテー!」なのは余りにも淡泊では……(VR空間みたいなものだから、軽く見てるのかねえ……)
そんな訳でまぁ、TCGとしては割とガチさに引いた(良い意味で?)体験版でしたが、DLエロ同人ゲー市場的には弱いかも。
(*この感想の下書きを書いてから2週間くらい、結構ロングスパンでDL数伸びてて、驚きつつニヤリとしましたが)
例えばH要素としては、カード勝負中にレイプカードや触手壁とかの名の通り、違法カードを場に出すと、相手の女の子がそのカードの図柄みたいな目に遭う。
こことか、触手が全身を這い回ってたり、両穴にみっちり触手が詰まって断面図だったり、思ったより”えぐめ”の嗜好があって良いんです。
…ただこれ、カードバトル中ですから……。
テンポを意識したんでしょうね、エッチテキストが数行で、かなり短めなんですよね…。
(唯一、男側で勝利した後のレイプ中出しはなかなかエッチですが、回想見る限り1つだけみたい?)
▲唯一、男側勝利のレイプだけはちゃんとメスガキこらしめぽいのがあって気持ち良かった
まぁ、テンポはもう、分かったから…。
せめて回想から該当Hシーンをチェックしたら、勝負中では省略した所が詳細に語られる(現在のテキスト×5倍くらい)措置とかあったら全然違って来るのにな、と思うんですけど……。
あと既に述べましたが、女の子もセリフ自体少なめ、キャラ性が乏しく感じられてしまって、結果、「なんかエロをされても案外あっけらかんとしてる」みたいな印象に……。
だから☆評価の低さに少し合点が行きつつ、同時にレビューで☆5を付けて熱く語る人の気持ちも分かるな、と。
体験版はプレイ1時間30分。2戦めに勝つまで。(難易度Normalでプレイ。TCGに詳しい人なら案外30分くらいで済むかも?)
[改変TCGフェンサータクティクス]はこれよりHが強めで☆評価4.44を獲得してるんだけど、売り上げは1/10なんだよね。
これがエロ同人ゲー市場だ、難しいね(まぁ価格差もあるし、過去作の違いとかもあるから…)
あと難易度設定のBerryEasyという誤字はちょっと恥ずかしいとおもう……
この作品のゲーム実況はここでしてます:
関連:
ヒットとかも加味して考えると、
[ハルウリカードゲーマーズ]
が浮かぶかなあ
商業ゲーは一切分からんけど、
[ウルスラグナ ~征戦のデュエリスト~]
ってエッチで面白いの?
実はTCGネタは漫画とかにけっこう多いのだ……:
[NEMESIS SIGN]




































































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