エロ検閲者(the censor) (体験版)

2025年2月11日ADV,R18凄い,海外ゲー

ミニゲーム、横視点ドット、登場人物多量。とんでもないリソースのゲームがやってきた

なるほどこんなゲームだったんですね……。

売れまくってる海外サークルさんの新作、(新しいバージョンの?)体験版が登録されたので、やってみました。
前作[NTRaholic(チホネトラレケイカク)]がいわゆるNTR伝説ライクで売れまくっているため、つい今作もそれぽい感じか、と決めて掛かってましたが
(まぁ判断、割と難しい所ではありますが…)ゲームの流れ、グラフィックは別物かなと。

エロ or 非エロ。投稿画像のチェックをルーティンとする生活

基本は「某大手SNSの検閲者」として、投稿される画像がエロかノットエロかをチェック、○Xを下す……。
日を追うごとに「アカウントの登録日数が7日以内か」「怪しいQRコードが刻印されてないか」そして「有名人本人が投稿した画像か?」などのチェックルールが増える、と。
(なのでこの部分で言うと、むしろNTR伝説というより、paper,pleaseライクでもあったのか…? なんて。)

手触り感

このミニゲーム部分は毎日の仕事で、早い段階でルーティン化しますし、
むしろプレイしててコンテンツの主軸は、大きめの横視点で用意された、気持ちいいドット素材感にある、と思いました。
一歩自分のねぐら(アパート)を出れば、
スケベな肉体を湛えた隣の若妻、いきなりコートの前を開いて見せ付けて来る変態女と遭遇した時のサプライズ感、強突くばりの大家のじじい、昔の(信頼できる)オタクという風情の店長、そして彼らが立つストリート……。
全てが活き活きとしている。
ゲームに登場するキャラは総勢、(モブを含めると)なんと30人以上…?

それを踏まえると、むしろ[Succumate -サキュメイト-]を彷彿としたりも。

またOPに顕著ですが、一見、スチルだけでデモ展開してたかと思いきや、ふとマウス操作でTVモニターを消すワン・アクションを要求してみたり、手触りもなにか面白い。

(余談ですが)そんな目でゲーム内デスクトップの「Steam」みたいな項目を眺めてみると、傘下というか、仲間グループだろう一連の作品が勢揃いしており、なんというか台湾のサークルさん、大体裏で繋がってる説(…というより、一大パブリッシャーと言うべきか)みたいなモノを感じつつ、だからこそ、その体制から放たれるキメ細かいリソースに説得力を感じた。

もっと言うと、海外サークルさんですが日本語翻訳の出来なんかもかなり良く、
(この言い方が適切か分かりませんが)「成功したヨガ○カ」ってのが一番ピンと来るかなと……。

出会っていく人々、イベント。
隣の巨乳若妻と大家のじじいが……許せねえ!(脅迫エッチ)

ゲームの運びとしては、毎日検閲仕事で稼いだお金で買い物をしてコンディションを整えたり、そうする中でイベントが起きたり、出会える人も増えていくかも、という感じかなと。
体験版だと日数経過で家を訪ねてくれる人が多かった。
大家は定期的に家賃を請求してきやがるけど、その絡みで、どうやら隣の人妻と性契約を結んでいるらしいという事が少しずつ仄めかされ……。

そんなフラグが立った後に、ふと検閲の仕事をしてると、人妻と大家の決定的な写真がアップロードされてるのを発見。
という事で人妻に話しかけ、『証拠写真を突きつけるパート』の開始だ、と(ここも何というか、絵素材やボイスでの反応やらを用意、1パート作ってるのがコンテンツ制作の地力)
必要な証拠証拠が全て揃っていればエロへ、というステップを見せてくれるのでした。

Hもミニゲームだぜ! そして世界のカオス度は増し……。
実際すごい量

エロシーンへとなる訳ですが、ここでも驚いたのは、「1分耐えられたら本番解禁」の条件で、人妻の奉仕を耐える事に。
ここもミニゲームなんですよ……
(本作の流れを考えるに、むしろ繰り返す検閲部分にこそミニゲームを多く設けるべきかなと思うんですが、むしろエロに豊富なミニゲーム要素を噛ませて来るのよね…。
まぁ検閲自体もルールの追加に難易度、突発的な+報酬のある仕事とかで、頑張ってはいますが)

ぬるぬるアニメを背後に見ながら、普段はスペースを押しながら奉仕に耐え、移動するバーが「危ないゾーン」に掛かったら的確にスペースを放し、ちんぽ限界度をキープすべし!(ちょっと我慢する風情も出てますが、正直シコに集中したさもあるか? まぁ回想とかもあるのでしょう……)

初めは手コキだったのが”もう一回チャンスをください! 別の方法で満足させてみせますから!”という同じセリフで天丼的に巨乳パイズリ、フェラ、おっきな尻のアナルとエスカレート、「もうヤッてるも同じでは」となるのは笑っちゃいましたが、これら全て人妻の手練手管を耐えきれば本番へ。

……ここは比較的緩めでこそありますが、やっぱり本番もミニゲーム。
画面に散らばったハートを、マウスクリックで集めるのだ!
そうこうするうち、乳房を大きく波打たせながらピストンされる人妻を楽しめるって寸法。
で、この一連の流れでエロ素材が手コキ・パイズリ・フェラ・素股、それに本番ドットってのを一気通貫に出して来るんですよねぇ……(しかも全てミニゲーム化)
とんでもないリソースと手触り、そして実際エロイものがやって来た…。

このようにして、並行して展開するシナリオとヤレるキャラが増えていくのだろうな、と掴むには十分な体験版でしたでしょうか。
ちなみに恐らくモブキャラとも軽くHが出来そうで、
そのために検閲の仕事中に「有名人の本物のエロ投稿」を見つけた場合、”インターネットに拡散する”というコマンドがあり。
これにより「(世界の)カオス度」が進むという塩梅で、良く作られた横視点ドット世界があちこちでエロまみれになっていくのか……という期待感もあるのでした。
なるほどねえ……

体験版は人妻と本番カマすまでかな、プレイ1時間弱くらいでした。
前回で十分にヒットしてるのに、NTR伝説ライクのラインをなぞらなかったのが、制作者として志の高さを感じるところかな…

今作もだしこうしたNTR伝説ライクな流れが、「ツクール製のただフラグを立てて多段階エロを見るADV」のアンチテーゼとして出てきた事を理解してる人はどれだけ居るだろうか、
だから「ゲームぽい部分」の為にミニゲームを搭載するのだし、ツクールの見下ろし視点でのエロドットは寂しいからクォータビューや横視点になるのだし、エロさの基本は多段階エロなのだ多分…。

なにぃっっ、そんな事分かってるだとーー
じゃあツクール製のADV→NTR伝説的なエロとなった様に、この形式が次どうなるかも予想できんじゃねえのかいっ!

個人的にはこのスタイル、必要リソースがめちゃ大きくて、まさに大規模化を迎えた同人の象徴って感じもするのよねえ……
あくまで個人でADV部分の面白さスタイルを改善したいとなれば、ちょっと前の[ショタおねRPGII 爆乳お姉さん達と催○でドスケベ三昧]みたいな工夫を入れていく事になるのかな……(つまり、ツクールのプラグインである程度用意できるような、二派に分かれる?)

・この作品のゲーム実況はここでしてます

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

関連:

[Succumate -サキュメイト-]

[DECOY 群青の魔女]
も近いと言えば近いか

横視点ADVというのはあるが、ミニゲーム要素をわざわざ用意しないのだ:
[WINTER-田舎の性活-]

[生殖活動記録]

[おじさんの夏休み]

[田舎ライフ]

[空蝉コミュニクション]

[魔王と守護騎士]

[たんけん夜の街]

むしろ感覚的には
[無気力天使ちゃんは性活学科の単位が足りない…。]
かも知れない

あと、歴史的には
[SAKURA Town 三丁目の男ver1.9c]
を見たときに感じたビジョンがだいぶ明確化されているな、とかも感じた(このゲーム自体はやたら動きの良いアクション)