グール×グーラ・コンパーニャ (体験版)
⇒製品版の感想はこっちに書きました
女主人公がゾンビに犯されるものから、今やゾンビ娘を犯すRPGまで…
色々出ていますが、「ゾンビが襲って、お仲間にしちゃう」のが前作[グール×グーラ]!(ゾンビじゃなくてグールだけど)
女の子の隙を入念に調べ、襲い掛かる…というフラグ建てADVで、まるっこい可愛らしい絵とは裏腹に、ゾンビとなる変異描写はかなり丁寧…という良作な記憶があります。
その続編が4年ぶりに出るということで、さっそく予告版プレイしてみました。
2016/10/14予告時の感想です
前作のファンサービスから始まる偉さ
まずオープニング。
前作の活躍により、主人公の住む街はグールだらけに。
高度な魔術からなるグールは、変異しながらも意志疎通はそのまま…という事で、ここに来てその権利が認められるようになり、一般の人々も「むしろグール化した方が調子良いくらい」というノリで受け入れてるのでした。
…というと、”前作のプレイ必須?”と思うかもですが、
本編はいまだグール化に反対してる別の街に潜入、また身を隠しつつ紆余曲折ありつつも一人一人手に掛けていく…
という事ですので、新参な方もOPで疎外感覚えるのは尚早かと思います。
(私も前作、体験版だけでしたし…)


▲ファンサービスチックに、OPで前作の子たちとのハーレム。偉い。
むしろ凄いなと思うのは、前作のスラムが少し発展してたり、前作で変異させたキャラとのハーレムエッチ…を、時間を掛けて語っていること。
これが言わば前作をプレイした人へのファンサービスと思うと、人気も頷ける次第です。
新天地で再び、ゾンビ侵食ADVは始まったのだ
そして更に感心するのは、ゲームとして面白くしようとする作り込み。
本作は極論すればフラグ立て・道を順番に辿っていくADVになる訳ですが、その枠で面白くしようと様々な意趣が凝らされています。


▲青肌とほんのり暖かな人肌立ち絵が交互に表示されると、「お前もグールにしてやろうか〜!」というイケナイ欲求がくすぐられる…
まず基本として前振りの巧さがあって、
例えばいざ潜入開始という場面でも、青の秘石で適合する扉を開き、地下道から侵入という流れを経験させた後、
計画が露見していて捕まり、この街の女帝と幹部たちの前に引っ立てられ、秘石も取り上げられてしまうと。
この時点で”なるほど、四色の秘石があって、今後その石を揃えていくのが鍵になりそう”という大目標とフラグ立てのパズル性を理解、そして引っ立てられた事で、ターゲットとなる高慢な女性との面通しも済ませてしまう。
ここまで展開に意外性を持たせながらも、お話として面白い仕込みをこなしている…、さすがだと思いました。


▲盗賊と組んで底辺から再スタート。この子はスリでアイテムを入手できる…けど、アホの子なので決断は主人公たちに交代した方が良さそう…
以後、投獄された地下牢から脱出するために現地の盗賊と組んで、昼は盗賊、夜はグールたる主人公を操作して街の情報を探る…という二段構造に。
ADVとして「おつかいではなく、自分でフラグを意識して建ててる感じ」の配慮がシステム面にも及んでいるのでした。
グールは外見で分かってしまうので行動範囲の制限が大きい代わりに、邪魔な乙女を変異させられるのは、もちろん主人公だけ。
逆に人間の盗賊は街中にも入っていける、そして「スリ」という特殊行動によって、フラグ立てに働きかけられる…と。
好きにチェンジしては、攻略の糸口を探す事になります。


もう一つ主人公の場合、「同伴者」を選べるという要素も大きい。
これは例えば、グール化させたメイドさんを従え、手引きさせることで、厳重な屋敷の裏口から入れたり、
あと「同伴者と会話」すると、賢い子はヒントらしい事を言ってくれたり、逆にアホの子だと期待できなさそう…とかもあったり。
(それと同伴者とは、いつでも好きな時にHできる…)
元々、昼・夜の切り替えでフラグを建てる…辺りは前作にもあったようですが、今回は更にそれが広がり、明らかに緩急を与えるデキとなっており、ADVの面白さへ導かれていました。



▲行く先々の個性的な女の子を攻略、道を切り拓いていこうね
夜の同伴相手はグールにした人数分だけ増え、どうも昼パートの人間も、新しい特殊行動を持った子たちが増えていく様子。
エロ・シナリオともに大幅ボリュームアップしてそうで凄いのですが、一つ心配なのは、大きくなるほどフラグ建てが複雑になりそうな事でしょうか…。
ただそれも、同伴のアドバイスあり、秘石を手に入れるという目標確認といい、きちんと管理できる作者さんだろうとも思いますね。
怯えてゾンビ化していく少女(エロ)。変異後、価値観を書き換えられちゃう少女(エロ)
そんな訳で、OPで前作キャラとのゾンビハーレムあり、また同伴Hも基本はグール化させた後でしょうから、青肌シチュが多めぽい…?
(前作で要望多かったのでしょうか)



▲やっぱりふわふわしたお肌の少女が怯えるのが興奮。変異していく中のレイプ目かわいい…、あーもうかわいい
個人的にソソるのは、やはり人間の子を襲った時のエロ。
主人公達とは対象的に、ほっこりと健康的なお肌をした子が、
丸っこくて可愛らしい大きな目を見開き、怯え、必死に暴れ、それでもレイプされてしまう感じ…(この部分、それぞれのキャラ性も活きてきそう…)
地の文も”嫌がってる女の子を一切気に掛けず、膣に注ぎ込む”というツボを抑えたもので、そして中出しされてしまえば、呆然としたレイプ目から、やがて全てを受け入れたようにグール化する…という。
(前作からの嗜好ですが、個人的には過去作の[妖狐淫刀]より尖ってて好きかも。
あでも、妖狐淫刀はモフモフ分があるしな…)


そう、2作目となり表向きはグールの権利も受け入れられた…となっていますが、一方で主人公の特性、「グール化させた女を隷属できる」は隠されており、ひとたび犯せば意志や記憶を残しながらも、価値観は主人公が一番という状態に上書きさせてしまう、この洗脳感…も特筆したい所です。
OPで半信半疑で調査に来ていたはずの子も、グールになってしまうや、すぐに主人公のペニスが欲しくて堪らなくなる、
その為には自分の主にしれっと嘘を吐くのもいとわなくなる…という隠れた豹変ぶりですし。
(BGMが穏やかなのが、何かより一層…)

▲ケモケモかわいい子も? この子も味方になるかな?
丸っこくてとにかくカワイイ絵が特徴ですが、そういう、ずずんと脳が痺れるような所があるのも魅力なシリーズだと思いましたね。
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