サキュバスプリズン〜淫魔の巣食う一軒家〜 (製品版)

RPG,R18製品版の感想,ライター:さたける,サキュバスプリズン

*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。
⇒予告版での感想はこっちです

調査をしてサキュバスの隙を探せ!搾精死周回を繰り返す謎解きゲーム

サキュバスの家に監禁された男性が3人のサキュバスがいる中、怪しまれないように脱出する謎解きゲームです。サキュバスが題材なので怖さはありませんが、音楽や雰囲気などはホラーシーンのノリなので緊張感が漂います。搾死周回が物語の前提なので「搾精死」を何度も味わう快感を主人公とプレイヤーが共有できます。
理不尽な謎解きは無く、丁寧なヒントも付いていますが、謎解きゲームとしての難易度は非常に高いです。クリアには周回で持ち込めない各アイテムを1日の間に入手し脱出を図る必要があり、そのために各部屋のどこに何のアイテムがあるか、そしてサキュバスのスケジュールを完全に管理しなければ攻略を練ることができません。
その手法はパズルちっくであり、クリア後の達成感もあります。そして、この情報を得る過程で何度もサキュバスによる搾精死を迎えること必須。周回のたびに開始時の言動がヤバくなり……、あれ、これって実は周回させすぎると不味いんじゃね?と緊張感を煽られながら、調査のため何度も絞られる可哀想な主人公です。
なので、まず初回プレイはサキュバスのスケジュールを完全把握するため、各時間ごとのサキュバスの行動を把握したり、遭遇した時の選択肢を色々試しました。私の場合、これが終わった時、3サキュバス関連の回想は9割埋まりました。謎解きを完全に諦めてもメインシナリオ関連のエロはほぼ集まります。

ミュスカ 発情中
▲サキュバスと接触が続くと発情中になり、行動しにくくなるなどデメリットも。そして調査だけで一日が過ぎると……。

サキュバスによる逆レイプ搾精死オンリーでゲーム進まねーーーー(誉め言葉)

サキュバス関連のエロですが、オール逆レイプ搾精死です。そこに救いはありません。徹底的に絞られてミイラになって捨てられます。シチュはほぼ強制膣内挿入か強制パイズリとキス関連搾精。手コキ・フェラは一応ありますが、少なめ。
監禁部屋以外でサキュバスに遭遇して選択肢を間違えるとデッドエンド、サキュバスがいる部屋に訪れてもデッドエンド、サキュバスが睡眠中でも寝ぼけられてデッドエンド、調査のために話を聞いて重要な話を教えてくれてもデッドエンド……もう搾精死オンパレードです。
まずアニメーションが素晴らしい。
一部だけがアニメーションする形式ですが、肉棒と結合した膣内から肉棒を伝って落ちる精液、キスする時の舌の絡めあい、パイズリ精液の飛び方、騎乗位マンコの滑らかな動きに合わせた腰の変化など、他動画作品でも省かれるような部位がヌルヌル動きます。それに合わせて画像も揺らしたりしているので臨場感があります。貧乳ロリババァサキュバスでも、騎乗位の時にちっぱいがプルンプルンとかすかに動いているんですよね。
そしてパイズリ。2サキュバスは巨乳なので見応えばっちりなのですが、実際にアニメーションすると、単純な均等時間の上下運動ではなく、重力計算なども意識した「ズドン」と音が聞こえそうなほどの重量感のある動きをします。一旦下に落ちると、短時間でだんだん小さくなる反復運動が始まり、終わる頃にまた胸を持ち上げてズドンと。

巨乳1 巨乳2 巨乳3

テキストも気持ち良さを煽るような、そして死ぬ恐怖を伝えるような言葉がうまい。エナジードレインなどサキュバス固有技も膣だけでなく口からも吸い取ったり。もう100%逆転のない強制射精を味わえます。合わせて精神力や体力が減少するなど、「旧来の逆レイプRPG」をオマージュするかのような演出。1シーンが長く、これでもかと射精させられ、精力を無理矢理回復され、延々と放出してしまい、最後はミイラに。
また、逆レイプ以外に風呂イベントとして「洗逃」なども。サキュバスが風呂にいる時に訪れると、サキュバスの身体を洗わされるミニゲームが始まります。マウスを指定位置・指定速度を指定されるので、その通りに動かすとサキュバスから評価が貰え、頭から始まり順々に下へ下へと洗体位置が変化します。そして泡を洗い流していくと隠れていた裸体も…・…。

洗逃3 洗逃1 洗逃2
▲胸とかマウスでぐりぐりすると、それだけで妙な気分に。褒められたり、文句を言われたり。もちろん、洗う手を休めれば待っているのは……。

シナリオ解きに必須なロリサキュバス

サキュバスとの会話は、女子高生とお姉さんに関してはほぼ(エッチから逃げるための)攻防戦と、女子学生は恐怖を煽るために監禁部屋に何度も様子を見に来るなど。女子学生はエロ関連、お姉さんはオシャレ関連、ロリババアは魔導書関連と、部屋にあるものを見るだけでも各サキュバスの特徴もわかってきます。
こういう部分を見ると一見可愛らしく見えるサキュバス達。しかし、人間には絶対に御しきれない存在感。女子高生のエッチの時の獲物を怯えさせる口調やお姉さんの安堵させるような、それでも搾精死の恐怖を煽る攻め方など、サキュバスらしさが強く出ています。

ミュスカ2 ヴィヌム6 ネメア

そうこう搾精されていると、だんだんサキュバスのスケジュールや各部屋のアイテムが分かるようになります。要点は玄関の鍵がないこと、玄関が魔力で覆われて人間が触れないこと、プラスもう一つの計三つ、脱出のための要点があるのですが、それぞれは全く別の観点から探さなければいけません。サキュバスに見つからないかハラハラしながら行動します。(スケジュールはメモしていても部屋移動の間はどこにいるか曖昧なので)

ドアノブ
▲生命線であるただ一つの出口に立ち塞がる絶望

この段階からエロは減少しますが、ゲーム内主人公の常識(=プレイヤーの常識)を裏切るとんでもないことを語り責めるサキュバスなど、プレイヤーの意表を突くエロが増えます。
また、調査を続けると、最年長キャラのロリサキュバスは脱出のための重要キャラだと判明。ヒントを教えたり、ゲームを仕掛けて褒美を用意したりするなど、何かと出番が多くなります。

ヴィヌム1 ヴィヌム2

例えば「男性を提供すれば脱出のためのアイテムをやる」と勝負を持ち掛けられ、本当に男性を提供すると大事なある物を開く鍵が貰えます。でも、その鍵の使用場所がわからないなどのいたずらも。そして2人よりも絶望・恐怖心などを煽る逆レイプを施すなど老齢な狡猾さも兼ね備えていてさすがロリババアと。

ヴィヌム3 ヴィヌム4
▲好奇心もなく、それこそ淡々と食事をただ消費するだけのように貪るシーンもあれば、主人公が最上級と思える笑顔を提供して恋愛心を抱かせ愛と死の狭間を見せるシーンも。同じ騎乗位でも多種多様な攻め方でした。

アイテム集めを達成すると、いよいよ脱出。いちおうベストエンドまで見ましたが、最後の6文字にはゾクっときました。さすが怖くないけどホラーゲームライク。
現バージョンで気になる点はバグかな。ゲーム内時間を一気に進めるコマンドは高確率でエラーになり、フラグ管理が怪しい、洗逃が頭だけで終わっても高評価になる、ゲーム内時間が進むと処理が重くなるなど修正が必要と感じることもありました。
本編クリア後は半隠し要素的な3サキュバス以外のサキュバス探し。全員、特定アイテムを所持していると、ある場所で呼び出せます。正統派のドSサキュバスで圧倒的恐怖の中絞られることもあれば、「ぼくがすきになったせんとう」のようなオネショタ系が好きな、お姉さんサキュバスも登場。甘やかしながら吸い取られるようなシチュも。

サキュバス1 サキュバス2
▲3サキュバスが持たない属性を持った別のサキュバス達。そして、「魔立ロリサキュバス妖魔園」キャラもゲスト出演。

サキュバス3
▲サキュバスとは違いますが、屋敷を監視しているマンティコアも……

エロは本編なみのクオリティで当然アニメーションもします。そして、あるシーンに関してはゲームの常識を覆すような仕掛けも……。(常識を覆す分、デメリットも存在しますが、シコ度は間違いなく高いかと。)
プレイ時間は12時間ほど、回想は3サキュバス・その他がそれぞれ7,8種で計31、基本CGは3サキュバスが3,4種、たぶんその他は8種で約20前後。1シーンが長く、3サキュバス関連は全てアニメーションする部位があるなど1枚の力強さは保証付きです。また、3サキュバス関連は、ほとんどのCGに人間・サキュバス差分あり。
手順を知っていれば1周目を15分でクリア可能ですが、それに時間をかけて調べる過程が楽しかったゲームです。エロが豊富で、調査段階は搾精の連続で調査が全然進まない!と嬉しい悲鳴をあげ、攻略段階になると、時々にプレイヤーの意表をつくエロが発生しまた嬉しい悲鳴をあげ、そしてクリア後は3サキュバス以外のエロ見れてない、探さなきゃとさらに絞られそうな悲鳴をあげて、とんでもない精液搾取なゲームでした(下品で失礼)