ストリップファイター5 (製品版)
*この感想は[エローン大君]さんに書いて頂きました。
私よりエロい奴に会いに行く 格ゲー愛の詰まったガチ格ゲー(※エロも充実)
様々な点で本家スト5テイストな、「本気で作られた格ゲー」です。
エロ同人における対戦格闘ゲームの大手、「StudioS」さんの格ゲー最新作、「ストリップファイター5」を紹介致します。
元々「ストリップファイター4」から始まりまして、「ウルトラストリップファイター4 お○こエディション」から半年を経ての本作の登場。
マイナーバージョンアップにつき、キャラ追加が主だった前作までと違い、グラフィックも全て書き直し・システムも全面改定という力の入った一作となっております。
格ゲーエンジョイ勢で申し訳ありませんが、キャラ紹介や実際に触った感想をお送りしたいと思います。
(ナチュラルに格ゲー用語使ってたりするかも知れませんので、よく分からないことがあったらコメント欄に質問書いてくださいね)
大幅に登場キャラ減少&変更・その代わり戦略性はアップ
「対戦格闘アクションゲーム」というジャンルは、言うなれば「何種類も手があるジャンケン」であります。
お互いの体力ゲージや各種ゲージの状況・相手との距離・自分や相手が今どういう状況かを鑑みる。
そして、牽制する・無理矢理突撃する・暴れて相手のミスを待つなど、「どの手を出すか」を瞬時に判断する駆け引きこそが面白い部分です。
なんて書くと難しいように思えますが、原始的な部分ではストリートファイター2・バーチャファイターの時代と何ら変わっておりません。
「相手の様子を見ながら、自分が有利となる行動を行う」ことが勝利に繋がること自体は全く変わらず、複雑なコンボやシステムは「相手の体力をより多く奪う、もしくはそれを防ぐためのテクニック」に過ぎないのです。
なので、一つの技しか出せずコンボも出来ない初心者が、たくさんの技を出せて連続技だって習得している中級者を倒してしまうことも、普通にあるのです!
対戦である以上、何が起こるか分からないこの緊張感!
お互いの持つ勝利へのプライド、それを元にした心理戦こそが格ゲーの真髄と言えましょう。
前述した通り、前作から半年という短いスパンで発売された本作。
本家ストリートファイター5自体もそうだったのですが、「キャラクター数大幅減少&新キャラ多め」の代わり、「キャラ自体の個性を強くする」方向で製作されております。
システム的な変更としては、やはり大きいのは「Sテクニック」と「Sファクター」の存在。
こちらは、キャラ毎に独自のシステムが組み込まれておりまして、Sテクニックの成功などでSTRIPゲージが溜まり、満タンになるとSファクターが発動可能!
Sファクターは、キャラの性能が強化されるため、一気にラッシュを畳みかけて勝負を決めることが出来たりします。
また、防御しすぎた者へのペナルティ・ガードクラッシュならぬ「ポロリクラッシュ」も搭載。如何に相手の防御を崩すか、様々な駆け引きが繰り広げられます。
ゲームスピードは全体的に早めではありますが、その分一試合が短くて気軽に遊べたり。
ちなみに、操作は基本的には、「1レバー+3ボタン」と恐ろしく簡易。実際には同時押し補助用に3ボタン設けられておりますが、3ボタンだけでも普通に遊べます。
それでは元ネタ解説も含みまして、登場キャラの紹介と参りましょう。パロ元の具体的なキャラ名は自分で調べるんだ!
ユキ(ストリップファイター2より)
ほとんどのストリップファイター2勢がリストラされる中、さすがに主人公は登場です。
いわゆるリュウ・ケン的な波動昇竜キャラではあるものの、飛び道具が「地を這う飛び道具」、突進技・凍殺球がかなり独特な挙動と少々癖のあるキャラ。
飛び道具が地を這う関係で着地狙いで当てるのは難しいが、スライディングやタックルなど体勢の低い突進技持ちのシュトロ・Sには効果的。
Sテクニックは防御系となる「氷壁」(相手の攻撃を無効化できるが失敗すると隙だらけ)、Sファクター「凍気発動」では凍殺拳で敵を浮かせることができ、様々なコンボが狙えるぞ!(やろうと思えば凍殺拳→凍殺拳→凍殺拳というコンボも出来る)
嵐子(ストリップファイター2&本家?
ストリップファイター2勢・アマンダの弟子ながら、挙動は基本的にザンギエフという元ネタがいまいち掴めないキャラ。
ぽっちゃり系のレスラーで、2D格ゲーのレスラーキャラということで分かる通り、「投げキャラ」となっております。
投げキャラと言いますと「レバー一回転」系のコマンドが思い浮かびますが、本作では波動コマンド(↓\→+攻撃)が投げ必殺技コマンドになっているので、格ゲー初心者でも安心。
スーパーアーマー(攻撃を受けてもひるまない)持ちの移動投げもあるため、近距離戦に持ち込めた時の強さは段違いだ!
Sテクニックはアマンダ譲り・攻撃・防御共に使える「ブレストボンバー」、Sファクターはまさかの飛び道具「グリズビー」。
実は飛び道具としての使い道だけでなく、連続技の繋ぎとしての使い方がかなり有用。割と万能性のあるSファクターだ!
ティナ(ブレイカーズ)
VISCOってどこ行っちゃったんだろうね……。NEOGEOの知る人ぞ知る格ゲー「ブレイカーズ」のキャラが元ネタ。原作では強キャラです。
元ネタ通り、波動昇竜キャラ……というか全体的にユキと挙動的に被っているところは多かったり。
しかし差別化はきちんとされておりまして、Sテクニックの「スピアキック」(百裂脚的なアレ)、何より「ソニックラッシュ」(一定時間・弱→中→強とコンボが繋がる)は強力。
スピアキック・ソニックラッシュともに、ポロリクラッシュで崩すのにはもってこいの技。
相手をガードさせて封殺、ポロリクラッシュで無防備になった相手にコンボをたたき込め!
ひびき(ストリートファイターZERO)
オラオラァ!どうしたどうしたァ!余裕っス!なあのキャラがついに登場。ところで、スパ4のダン使いに「ストリップ」って名前の方がいらっしゃいましたね……。
飛ばない飛び道具・あまり突進しない突進技、どこからでも打てる挑発と、元ネタ通りのある意味期待されたキャラ性能を持つひびき。
Sテクニックは本当に「挑発」。ダメージこそほぼ無いに等しいものの、攻撃判定があるので地味に対空などに使えたりする不思議な技。
Sファクターは「闘気入魂」、一定時間ランダムで必殺技が強化されるという、運が絡んでくる独特すぎるファクターですが、馬鹿には出来ない。
強化された必殺技が何か次第では、普通に相手の体力を10割持っていっちゃったりする爆発力が魅力な荒らしキャラだ。
シュトロ(ワールドヒーローズ)
ジョジョ→ワーヒー→ストリップファイター5と実質三次創作なキャラ。そして本作唯一のロリキャラでもある。科学力は世界一ィィィ!!
いわゆるダルシム系の手脚が伸びるキャラであるものの、飛行を使ったテクニカルな動きが強いキャラ。ストリップコンボ(超必殺技)の長い無敵時間も見逃せない。
Sテクニックは前述した「飛行」。元ネタには無い動きですが、飛行中のジャンプ攻撃や、派生SテクニックでSTRIPゲージが溜まる、突進技のジェットアタック、めくりを狙えるジェットボムなど使い道はたくさん(東方緋想天・非想天則をやった方なら、衣玖の袖絡みの立ち回りを想像していただければ分かりやすい)。
習熟まで時間はかかるものの、使いこなした時の自由度が非常に高いキャラ。ジャンプ即飛行発動(最低空)ジェットアタックなども必要な関係で、同時押しを最も使うキャラだと思われる。
そして地味にヤバいのがSファクター「ODCエクスプロージョン」。自爆の爆発自体は当たり判定が短いものの、後に残る炎の上に乗ると敵のみジワジワと体力が削れていき、最終的にはストリップコンボ生当て並みのダメージを削る恐怖の技。
ジャンプすれば炎のダメージは受けないが、それをするとシュトロの長い手脚で落とされる。シュトロの近距離対空が基本ゲージ頼みなのが救いか。
クラサワ(ラストブロンクス)
まさかの3D格ゲーからの殴り込み!木刀を振り回し暴力的に敵をブチのめせ!ちなみに数少ないふたなりキャラだ!野獣会とはたまげたなぁ……
得意な距離は木刀使い故の中距離戦。本作屈指のコンボキャラであり、かなり面白い立ち回りも出来るぞ!
Sテクニックは回避技である「潜り込み」と、起き上がり直前の無敵技「起き蹴り」。
前者は画面端に追い詰められた時に逃げる等、様々な場面で使える立ち回り技。起き蹴りは発生がやたらと早く見切るのも困難、そしてSTRIPゲージも溜まる。
Sファクターは「アタックキャンセル改」で、一定時間「必殺技をキャンセルしてニュートラルに戻ることができる」というもの。
これを発動してしまえば、コンボの幅が一気に広がる。操作は忙しいが上手くハマれば強いキャラだ。
S(StudioS作品でおなじみのおじさん)
StudioSさんのおそらくマスコットキャラクター的な何か。女性に暴力を振るうことに快感を見いだす外道であるが、本作のラスボスは男性なので若干可哀想な絵面に。エンディングも可哀想。フェイタルファイトにもさりげなく登場していた気がする。
巨体・鈍重・近距離専門ながら、高体力・高火力で押していくキャラクター。奇襲・接近方法の1つとして高速で突進するタックルもあるので、使えるときは使っていこう。
Sテクニックは移動技「ビーストムーブ」。ダッキング・スウェーの2種類があり、前者は上半身無敵・後者は投げ無敵という特性がある。
機動力が低いSでは前者がかなり役立つが、ダッキング中に攻撃を食らうとカウンター扱いになってしまう点は要注意だ。
Sファクターの「マッドビースト」では、各必殺技の能力が上昇。全体的にコンボが繋がりやすくなるため、高火力を活かして一気にケリをつけてしまおう。
ストリップコンボの「バーサーカーラッシュ」は高速タックルではあるものの、姿勢が低いためジャンプされて避けられると悲しいことに。脱衣KOを狙うのは意外と難しい。
しかし、当てた時の「たまん!ねぇ!なぁ!」の動きが気持ちいいので思わず狙いたくなってしまう技だ。
インキュバス(本作オリジナルキャラ)
本作のラスボス。前作のラスボス・サキュバスを設置式で呼び出したり、超高速な飛び道具を出したりとボスらしい性能を持つキャラだ。
巨体・防御力の低さが難点であるが、それをひっくり返すほどの高性能な通常技・必殺技群が相手を襲う。
基本的には中・遠距離で封殺するのがベストだが、近距離でも普通に切り返しができる技を持っているため、割とオールラウンダー。
Sテクニックは防御系の「精気吸収」。ヒット時に相手のSPゲージを吸収しつつ、体力を回復するのも強いが、飛び道具・攻撃判定も相殺可&SPゲージ微量増加というのも強い。
Sファクターの「サキュバス召還」は、隙無し・攻撃発生保障有り・ヒットすれば追撃可と3拍子揃ったえげつないSテクニックだ。時間差で出す「β」版を置いておくだけでも警戒させられるし、即時発動の「α」版を切り返し・連続技に組み込むのも面白い。
ぶっちゃけ飛び道具を出してるだけでも単純に強いので、「相手の得意間合いに入られた時にどうするか」が一番問われるキャラである。
というわけで、「キャラ紹介だけでもここまで書ける」レベルで、格ゲーとして非常に良く出来た作品です。
もっと書こうと思えば書けますが、原稿用紙が何枚いるか分からないので、詳しくはニコニコ動画に投稿されているビギナーズガイドあたりを見ると分かりやすいですよ。
個人的に好きなSの「バーサーカーラッシュ」、クラサワの「矢武斬威獄連斬」など、画面揺らしや集中線エフェクトを使った格好良い演出もありますので、見ていても楽しい一作です。
ゲーム性に関しては申し分無い程のレベルなので、格ゲー好きならまず買って損はしないかと。地味に一般向けもありますが、普通に成人向けを買った方がお得だと思いますよ。
面白い点としましては、必殺技・超必殺技に関しては「全キャラコマンド共通」となっております。
純粋に、キャラの技性能を引き出せるかに注力出来る他、ややこしいコマンドもないので初心者の方も気軽に楽しめますよ。まずは体験版(ユキ・Sが使える)でチャレンジだ!
CPU自体も防御しない(必殺技で暴れまくる)ので、よほどまずいプレイをしない限りはラスボス戦まではいけるでしょう。
必殺技のコマンド受付時間も、片手でレバー入力・ボタンをしても技が出るほど長いので、波動拳出すの苦手ーみたいな人でも案外いけるかも。
ちなみに、様々な意味で話題となったフリー格ゲー「ヴァンガードプリンセス」絡みで作られた、ネット対戦ツール「MTSP」にも対応しております。
「わざわざ自分でネット対戦環境を構築しなくていい」のは、格ゲーツクール製ならではの強みですが、常時接続出来るサーバがあるわけでは無いのが難点。
実際、発売から半年経った現状では、ネット対戦の場を見つけることが出来ませんでした……。誰か、Twitterの@erontycoonあたりにでもリプライおくっておくれ……。時間が合えば対戦するから……。
単純なレイプだけじゃない!逆レイプ・ふたなり・レズ・触手なんでもアリなエロシーン!
本作では、ストリップコンボで相手を倒すと、相手が無抵抗になり陵辱を行うことが出来ます。
StudioSさんの作品はライトなリョナ・陵辱とハードコアなもので二極化されていますが、本作はライトな方。
各キャラ、男性キャラ限定・女性キャラ限定と縛りはあるものの、複数の陵辱技を持っておりAボタンで自由に切替が行えます。
Sに代表される純粋なレイプ(アナルレイプやイマラチオもあるよ!)だけでなく、女×女のレイプ・逆レイプ・レズプレイ・触手責めなど様々。
足コキやパイズリ・亀頭尿道責めもあるので、かなりバリエーションは豊かです。
難点は、どのキャラを使ってもモーションがあまり代わり映えがしないところと、フィニッシュ後すぐに起き上がって「事後ならではの趣」がまるで無いのは難点。どこか淡白とした印象を感じさせます。
ただ、好きなキャラが犯される&犯す姿を見るというのは、なかなかに萌えるところでありまして、好きなキャラがいればそれはもう溜まらなくシコれる一作になるのではないかと。
個人的には性格的にも色々ぶっ飛んでいるシュトロちゃんの、犯されている時の落差と犯している時の楽しんでいる様子を見るのが好きです。父が娘を見るような感覚。
また、フルボイス付きで、各キャラがラスボスに犯されるデモシーンも用意されております。
デモシーンビューワーもついておりますので、わざわざクリアしなくとも見られる親切仕様。
一枚絵&差分でテキストも短めなのがちょっと物足りないですが、ゲームテンポ的にはちょうどよかったりします。
あと、対戦後との勝利デモでも各キャラの敗北ポーズが数種類あり、そこでもエロ&リョナいCGを見ることができますよ!
ガチで楽しめる対戦格闘アクションゲーム ネット対戦の場さえ設けられれば……
というわけで、実質キャラ説明だけで終わってしまった感もありますが、ストリップファイター5のレビューでございました。
これだけ様々なことが出来て、1レバー・3ボタンで遊べるというのもすごい話であります。
今回のレビューを書くに当たって、ネット対戦を行おうと思ったのですが、残念ながら(一応Twitterの対戦募集BOTはあるものの)現状では盛り上がりはなさげな感じ……。
これは、格ゲーの宿命でもあるんですけど、新作とか話題作が出たら、ネット対戦から人がいなくなってしまうんですよね。
本作の場合、GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-や、KOF14など夏に色々なタイトルが出てしまっているので、10月となってしまうとなかなか……。
前述した通り、Twitterアカウントの@erontycoonに連絡くだされば、時間が合いさえすれば初心者ながら対戦いたしますので、気軽に声をおかけください。
エロシーンは若干淡白ではあるものの、バリエーションの多さは目を見張るものがある本作。
ゲームとしてもエロゲーとしても楽しめる一作となっておりますので、興味のある方は是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。大丈夫だよ、初心者にも優しいよ!
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