ツルギ姫と白キ塔 (体験版)
骨の入った、なかなか良いRPGだと思いました。
オリジナルなのかな、大きめのマップチップの見た目、手前・奥がハッキリ効いた構図の戦闘では攻撃・防御の基本ゲージ(100%原点)がスキルで簡単に上下。
戦闘中、状況に合わせ取得される「イベント」は、まるで戦闘の一苦境を物語る特徴的なスチル・文章と共に一時的な爆発な能力強化などを与えてくれる。
これにより戦闘の重さというか、TRPGぽい雰囲気も醸す……
(ちなみに「攻撃ダメージでなぜか快楽が蓄積する体質、限度を超すと絶頂して不利に」なんてのもありますが、そこから犯されたりする訳ではない様子。やはりガチの命の取り合い感…)
流れ的には大国の侵攻に遭い、滅亡の危機に瀕している国のお姫さま。
一騎当千の力が手に入るという言い伝えを頼り、とある塔に挑みますが……と。
OPでの世界観と異なり、塔の中はかなりSFチック。不思議な管理主もいて意表を突かれる……
そして並行的に存在する「かつて栄え、そして今は終わった世界」を試練に見立て、7つ巡っていく事に……
おまけに主人公は魂に感応する体質らしく、過ぎし時代、そこであった戦いや悲劇の記憶を回収。
魂と融合し強くなっていく……という、一つ一つの重い戦闘、暗く沈む世界観という訳ですね
いわばダンジョンを攻略していくRPGな訳ですが、単純にそういうノリでも無い。
かつて起こった悲劇を回収しながら見えていく滅びの歴史、そうして最後に待つボス戦へのテンションが高まっていく。
滅びた村の、ちょっとしたオブジェクトの意味に気付いてしまう(村の中央に磔台が幾つかあるのですが、詳しく調べてるとかつての村人の記録から、そこで陵辱が行われた事を知れる……)
足取りに一歩一歩意味ある様に仕上がってるかなと。
エロ箇所は「かつて起こった悲劇を見る」という形で一つ。
あとはあちこち調べてたら突如襲われて犯されたり、勝利エロだったり(結局ボスには犯され、魂を救済=融合する訳ですが、それにしても敗北エロは設けない辺りに戦闘に重きを置いてるなあと)
巡るうち、それで言ったら主人公の世界もまさしく今、滅亡=終わりに貧してるのでは? と気付かされたりも……。
なかなか良く作られたRPGだと思いますが、そのこだわりの部分がエロRPGとしては響きにくいのは勿体なさも覚えるでしょうか。
哀感のようなもの。
個人的には好きなのですが。
▲拠点ではスキル強化などを行ったり
▲探すと隠し通路なども(しかもここで手に入るのが”状態回復アイテム”というのが渋い。今後それが戦闘で重くなるからなんだろうなと……)
体験版はプレイ1時間くらい。
ただのザコ戦闘が割と物語的に重みを増す。イベントスキルは結構良い感覚かも
設定的にはリョナに全然行けそうですが、性癖的にはぎりぎり陵辱で留まってる感じなんだ
なんとなくSFCのRPGエルナードぽい感じを覚えたが、まぁ伝わらない自信はある
・ゲーム実況しました(23日公開予定)
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とか思い出したかなー(戦闘中犯されはある)
寂寞としたRPG……かなあ:
[あたらしいゲーム]=>(FANZA)
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