ミリア戦記DX (製品版)
*この感想は [シカク]さんに書いて頂きました。
リョナゲー界隈では有名なASIMOFUさん&D-Gateさん。
その方々が以前世に送り出した「ミリア戦記」に「DX」が付いて大幅パワーアップしてきました!
無印版との違いは無印版をプレイしていない為に比べられませんが、
「ミリア戦記」が収録された「りょなげの缶詰」のレビューがこのサイトにもありますよ。
予習がてら覗いて下さると嬉しいです。
「ミリア戦記DX」の製品版レビューをお送りするのですが、ここに体験版のレビューが上がっています。
こちらで凡そのゲームの雰囲気掴みが出来ていますので、体験版レビューを事前知識としまして、
製品版でこそ確認出来るところやエロ要素である丸呑みを少し紹介したり、
難易度が高いと言われていますので攻略のヒントを交えながら感想を展開していきたいと思います。
4人の個性。だが戦術は4つでは収まらない!

▲初心者向けかつハイスタンダードな主人公キャラ

▲ゲームを知るほどラッシュを掛けられる近接キャラ
体験版ではヴァルキリーのミリアとおおかみ娘サチホしか使用できませんでしたが、
製品版では更に2キャラ増え、兎耳のウサコ、アンドロイドのゼロナナが使用可能。
兎耳ウサコはサチホ並みの足回りに加え、
移動しながら撃てる非常に使い勝手が良い銃撃に、
高威力の爆弾を投げ付ける、分かり易いSP(スペシャルアタック)とゲームを体感するのに打って付けです。
ステージ攻略に関しては初心向けとされるミリア以上の扱い易さかと。
最初はこの兎耳のウサコかミリアを触るのをオススメします。
メタルス◯ッグと操作感が似ている、と聞きました。

▲四方向で撃てるショットがウリ。反面火力不足に終始悩む。
もう片側はアンドロイド・ゼロナナ。
こちらは今作屈指の別ゲーキャラ。
機動力は最低、技も出が遅い。だから焦ったり追い込まれるとそのままやられてしまうこともある……。
反面全キャラ中最多のコマンド技と特殊移動技を持ち、しかも最高の火力を持ち状況さえ噛み合えば殲滅可能、
と長所短所のはっきりしたテンプレートなパワーキャラ。
筆者シカクはラスボス以外はノーマルでクリアしましたが、
ゼロナナだけはステージ把握しててもコンティニューする羽目になりました。
他3キャラとはまったく違うプレイを考えないといけません。
最初に使うのにはオススメ出来ませんね。一度ゲームをクリアした中級、上級者向けのキャラです。
ステージをもう一回遊ぶには良い感じです。

▲特殊移動キャンセル可能なドリルがダメージソースだとは思うのだけれど……
以上の4キャラの内一つを選んでステージを攻略していきましょう。
ステージは合計で3つ。3つでも侮るな! 油断すると直ぐに胃中にされてしまいます!
もし途中でキャラを変えたくなった時はHPが尽きて倒れた(丸呑みされちゃった)時に別キャラを選択可能です。
キャラ再選択可能とはいっても今度はもっと上手くやれる!って気持ちでつい同じキャラばっかり使っちゃう。
所謂中毒性なのかな? 筆者は終始ミリアさんばっかり使ってました。コンティニュー回数には気を付けて。
難易度が高いと感じるかも……。腕に合った難易度でテクニックを磨くのだ!
HP、SP、EXP(レベル)の3ゲージ制に代表されるシステムの複雑化。
それに合わせ、雑魚が強い今作。
最低難易度の「PUKI」でもラスボスで挫折し掛けた、という報告も確認しました。
でもそんなところで諦めて欲しくない! ボスはまだしもせめて道中だけでもノーマルぐらいで挑んで欲しい!
なのでステージの情報———はやり過ぎとしても、
攻略に役立つヒント(というより筆者が実際に使っていたテク)を一部紹介したいな、と思います。
アクションゲーム好きなら必ず魅力を感じるミリア戦記DX。是非遊びつくして欲しいのです。
・キャラの動き、強みを覚える。キーワードはジャンプ!
例えばミリアは固有能力の多段ジャンプを利用することで上下左右に動きながら空中攻撃を何回も出すことが出来ます。
立ち止まって地上攻撃するよりも遥かに安全です。空中での自由度を活かして空中戦を決めましょう。
しかしこれだけでは敵と距離を詰めた時に絡め取られて丸呑みされてしまうこともしばしば。
なので今度は地上↓攻撃で出せるブーメランのような飛び道具、ヴァルキリーリングを当てにいきます。
そのまま使うと出の遅さやキャッチモーションによる硬直が気になりますが、
ここで重要なのはヴァルキリーリングはジャンプでキャンセルできること。
ジャンプキャンセルを利用することでヴァルキリーリングと空中攻撃とで同時に攻撃を行う事が可能になります。
この波状攻撃がミリアの持ち味であり楽しみ方の一つです。
ジャンプキャンセルはキャラ問わず色んな技に用意されているので活用しない手はありません。
一種のジャンプアクションとも言えるでしょう。

▲慣れると無双も決め込める!
・最初はクリアよりもステージや敵を把握する。SP攻撃を活用する!
体験版のレビューにもありましたが、
油断すると雑魚兼マスコットである⊿(でるた)くんですら丸呑みされかねない難易度です(NOMAL基準)。
これは雑魚一体一体が強いことを表しており、初見の中型雑魚には一体でも苦戦するかも。
例えば空中攻撃の面白みに気付くと障害となってくるハーピー。この敵キャラの拘束攻撃は足部分にしか判定がなく、
攻撃の寸前で動きが止まるので思い切って前進し続けるだけで回避できます。
このように敵の弱点や動きを把握して操作の自由度も活かす事で被弾はかなり下げられます。
初めの内は被弾を減らしEXPを溜めてレベル2になることを目指しましょう。
多対一についてはSP攻撃を利用することで切り抜けられます。
ステージクリア型の今作は進んでいくとスクロールが固定され雑魚殲滅が始まる時があります。
この状況で敵たちが画面の横から上から登場してくるので数の不利で丸呑まれるのは当たり前、
挟み撃ち、果ては奇襲で丸呑みまで起り得ります。
そこで必要になってくるのは雑魚を素早く倒す方法。SP攻撃です。
SP攻撃はゲージを消費して繰り出す攻撃。単純に威力が高くキャラ毎に個性ある動きをする正しく特殊攻撃。
おおかみ娘サチホで例を挙げるなら、火球を放ち炸裂した場所に継続ダメージを与えるSP攻撃。
攻撃密度の高いサチホには打って付けです。

▲レベル2で炸裂弾が2つに。殲滅力増大!
これで雑魚複数を足止めすることが可能なので「近付けば強烈なラッシュと掴み技をお見舞い出来るけど敵多過ぎ!」
って状況も切り抜けられます。
SPゲージは敵の拘束攻撃のダメージを軽減する役割も持っていることに注意。
ゲージが尽きるとジワジワと不利になって消化されてしまいます。被弾を避けることを目指したいのはこの為です。
それでも被弾してしまった時は焦らず体勢を立て直すことを勧めます。
被弾時の無敵時間が短めなので無敵を利用して殴ったら更に舐め取られたなんてことがままあります。
ゴリ押しが通用しにくいゲーム。
以上のことを意識すればどんなキャラやステージが来ても雑魚を下すことが出来る筈。
逆に呑み下されたりしないように。
成長を実感出来る良質なアクションゲームを実現しましょう!
キャラのアニメが細かい上にかわいい! ピンポイントで興奮を煽る丸呑み
ステージ中のオブジェなどのリアクションが面白いのは体験版レビューの通り。
ドット絵の部分に目を向けると、アクションが細かく設定されているのでそれらを見るだけでも楽しいです。
待機モーションなんかはキャラの個性が出ているのでステージ1の登場モーションと合わせて是非みて欲しい。
アイドルマスコットの⊿くんとλ(らむだ)くんはボイス?SEまで付いてるので愛されているなぁ、と。

▲もっとじっくり見たかった待機モーション
全ステージクリアすると敵ドットを視聴可能になるのでバトルに集中してた人はここで見直すと良し。
モンスターはボス含め23種(敵の一部も別モンスター扱いなのでそれを省くと20種)。
ですがこれは丸呑みゲーであることを忘れるな!
咥える→呑む→お腹でくちゃくちゃ→消化、と段階になっているので一つの一つのアニメがとても濃厚。
段階も一つのアニメとするなら23種では収まらない。

▲胃の中には収まる。
一つ言うなら、自キャラのモーションもここで見たかった……!
魔方陣拘束なんかもあるのですが、これはギャラリーでは閲覧出来ない様です。ちょっと惜しい。
丸呑みアニメその物に目を向けるなら、
エッジのないデザインで統合されているのでキャラの体位やお腹の中が分かり難い時がある、
と言う点を除けば良質なアニメであると結論付けれます。
ステージ3で出てくるキュベレーというモンスターで例えましょう。
丸呑み自体は1モンス1丸呑みの例に漏れません。だけどもその過程に目を向けていただきたい。
多彩な攻撃でこちらを苦しめるキュベレーですが、
その攻撃方法によって丸呑みに至るまでの経緯に変化も出てくるのです。
尻尾で咥えられるなら頭から、飛び掛かられた時には脚から呑まれます。


消化される時には敵の体位でこちらの体位も変わるという芸の細かさ。
体位の変化はなかなか渋くて盲点なアイデアだったと目から鱗な気持ちです。
これは中々見られないのではないでしょうか。
毒を垂らしてきたり舐め回して来たりと咥える段階でも抵抗力を奪いに掛かるのですが、
ゲージの減りやキャラの抵抗も相俟ってムラムラさせられます。
じっくり仕込みをされている過程を見るとこちらも徐々に昂ぶってきます。
加虐心を誘発されているのかな。リョナとはこういうもの、ということか。
前戯ありきの本番とは正しくこれかな、と。
いきなり本番! ではなかなか興奮し切れませんものね。
前戯でじっくり情欲を煽る。本番で一気に爆発させる。
そんなエロとしての風情を思わせる丸呑みモンスターキュベレーさんでした。
今作の丸呑みシーンでもう一つ言えることがあります。モンスター娘が多めなせいか百合描写が多い。
かわいらしいデザインであることも相まって百合成分が際立ちます。
ステージ2ボス、クイーンビーで解説します。
ステージ中に現れるハチのモン娘たちの親玉である彼女。女王蜂なのでバトルも配下と共に攻勢を布いて来ます。
その猛攻に耐え切れないと拘束されてしまうのですが、
拘束ついでにおっぱいで抱き締めたり抵抗が過ぎるとキスで蕩かしてきたり愛撫してきたりとやりたい放題。
お供の兵バチに倒されてしまうともっとすごい。
ハチの象徴である肥大したお尻に丸呑みされて女王様に献上されてしまいます。
1、捕らえたプレイヤーと共に女王様の許へ。
2、獲物献上の為に女王様と抱き合う。
3、恍惚しながら獲物を(下の)口移し。
4、女王様、プレイヤーを消化。兵隊ちゃん頭を撫でて貰って終了
呑まれた方よりも呑んでいる方が気になるという見所逆転っぷり。
この濃厚な百合はその気がない人も目覚めさせそうなシーンです。今作一番好きな丸呑みアニメ。

▲かにばさんでくちゃくちゃ

▲まさかの敵同士おっぱいホールド
総評として……
体験版レビューと製品版(今回)のレビューを合わせれば字面だけでも本作の雰囲気を理解出来ると思います。
———がこれはアクションゲーム。実際にプレイするには及びません。
メインエロである丸呑みはデザインと合わさってかわいい絵柄で濃厚なエロというコアとライトの折衷した代物。
一部に百合要素と抜きん出た個性も発揮していてとてもエロさを感じる。
だけどもエロだけを目的に購入するにはちょっと割高かも知れません。
今作のアクションを好きになり、積極的にプレイする人にこそ値段以上の価値を見出せるでしょう。
・良質なグラフィックや隠しアイテム、
殴れるオブジェクトに代表されるリアクションなど細部まで作り込まれ見ているだけでも楽しいステージ。
・慣れるまで理解と時間が要るものの、プレイヤーの成長を確実に実感させてくれる爽快アクション。
・一部百合も備えたヌルヌル動いてくちゃくちゃ消化される「抵抗で少し派生する」が真新しい、
ハイクォリティドットアニメ。
とまとめます。
丸呑みはリョナの一つではありますが、
グロい描写はなくリョナ界隈に詳しくない筆者シカクでもすんなり受け入れられてます。
なのでソフトリョナが好きな方も購入を考えられます。
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