モン娘サバイバー! (体験版)

2025年11月10日RPG,R18遊べる

ヴァンサバ系 ×
新手だがどこか古式ゆかしいサバイバルシステム ○

失礼ながら作品名から完全に勘違いして、「現在☆評価3.78の(ヴァパイア)サバイバー系のゲームか……」と怪しんだのですが、一方でサークルさんは[ふぁいぶないと!]ではその名もずばり[five nights]を模した同人エロゲを、そしてそれ以前の[先輩と不思議なダンジョン]では着せ替えが光る嗜好で、1万DLを突破してるのですよね。

これは……何かあるに違いない…! と手に取ってみて数分後に気付く。
これサバイバルではあってもサバイバーでは無い、全然違うジャンルや……! が同時に、「光る何か」がある作品でもある、とも思いましたよ。

まぁ体験版開始してすぐ☆評価の低さが分かる系ではあって(私のようにサバイバーと勘違いした人がどれ程居るかは分かりませんが……)
正味、UIや状態遷移がけっこう分かりにくいってのはあるかなと。
…例えば拠点で言うと、「倉庫」「会話」などのボタンが並んでますが、「倉庫」を押してアイテム一覧ウィンドーを出したあとに「会話」を押すと、一覧ウィンドーが残ったまま立ち絵会話処理が始まる……
あ、倉庫の処理をキャンセルして会話に移るとかは無いんだ……と、まぁこっちが察して慌てて倉庫ウィンドーを閉じたりするんですが、正直バグらないかヒヤヒヤする、こうしたボタン処理があちこちにあります。

でも待って?
少し腰を落ち着けてやってみると、ちょっとじわっと面白くなって来ますから……。

サキュバスがたむろするマップから、物資を持ち帰るのが目的の固定画面RPG(ちょっとローグぽい)

システムとしては固定画面のRPGとなり、画面端の矢印に到達すると次のエリアへ行く、という懐かしい形式。
重要なのはゲーム目的はどこかへゴールする事ではなく(多分)、物資をどれだけ得て、拠点に持ち帰るか、となります。
この辺が「サバイバー」たる所以ですね……。ぶっちゃけ昔のPC雑誌の付録で遊んだゲームで見た事ある気がする……ので、何か固有のジャンル名があるかも。(作品説明で”ハイドアウト系サバイバルアドベンチャー!”とあるので、それ? ハイライドなら知ってるんですが…)
女騎士とサキュバスでやってるからピンと来にくくなってますが、まぁゾンビと生存者みたいな関係性なら、もうちょっと通りが良かった気もする…。

でゲーム始めた貴方がまず戸惑うのは「歩いてたら急に動けなくなるし、マップ上の家に入ったら敵らしきサキュバスが猛進して来て攻撃されまくる」って所だと思うのですが(本作、「あれ? 進まなくなっちゃった」って時に押すべきボタンが薄く光ったりとかしない、誘導がことごとく薄い感じなので……)
抑えて欲しいのは、本作は固定画面とUIから古いシステムを思い浮かべるんですが、煎じ詰めると存外にローグライクぽい面白さがある、という事です。

つまり「主人公と敵は1歩ずつ交互に動く」が基本ルールですし、「まだ歩いてない地点は闇に包まれている(そこにサキュバスが潜んでいるかも……)」なんて要素もある。
一歩動くごとにAPという値が減り、これが0になると一定値溜まるまで行動不能、つまり自動的に数ターン経過する事になる(だから敵がそのターン分だけ迫って来る)

またゲーム的には物資が手に入るコマンドこそが重要なわけで、それが家探し。
家に入って物資を漁るのも、AP消費+数ターン掛かる……というわけですね。
(一応説明も出るんですが、まだそれを行ってない(疑問を持ってない)段階からがーっと流し込まれる感じもあり。あと時にH絵を差し挟みつつ、画面中央に挿絵みたく表示されるそれに「レトロだな……」というのが先に来て、あんまり頭に入らなかった…)

主人公のパラメーター的には「満腹度」もあって、そして拠点に引き上げられる場所は(開始地点ではなく)ローグライクの階段よろしく、ステージのどこかに存在。ピックアップポイント的な感じでしょうか……
また拠点に持ち帰った物資は、アイテム系は倉庫に預けて次の出撃に回す事も可能、また木材などの素材系は拠点を充実させるのに使う……。

言わば戦場に降り立ったら手早く周囲の安全を確認、というのが最適なプレイイング。
本作で言うと、武器やアイテムが手元に何も無い状態ならば、一番注意しなければならないのはサキュバス(敵)の位置なわけです。
敵に追い詰められないよう、動ける歩数に気を付けつつ、どこで休憩してAPを回復するか、家探しをどのタイミングで行うのか。如才なく距離を窺っておく……
そしてひとたび武器を発見すれば、得物によってはこちらから先制していくのが基本。
剣系なら恐らく1発で倒せますし、槍系なら2マス先まで攻撃が届くのだ……

かくて戦場に出向いては手早く物資を集め、拠点への帰還を目指す。
拠点には愛しの恋人? である、はぐれサキュバスが待っているぞ……というのが大体の核でしょうか。
(3Dと2D、ACTとSLGの違いがあるので如何とも言いがたいが、ある種、PUBGみたいな感じ…?

30分くらい遊び、このゲーム像が頭に結んだ時の「なるほど……」という感覚もなかなか面白かったですが、そこに(サークルさんの得意技である)着せ替えやエッチ要素が混ざると、途端に華やいでプレイが楽しくなる。もう一捻りあるわけです。

拠点へ生還! 持ち帰った物資で拠点拡充、大人のおもちゃを敵にも自分にも使う!
見付けたアイテムがあれにもこれにも使える嬉しさ

つまり先述の通り、家漁りの結果手に入る防具なんかは上着と下着に分かれており、シスター服や奴隷服なんて基本衣装から始まり、くっ……今は仕方ないのでこれを着るしか……的な、サキュバスのエッチな服とかを纏うことも。
そして当然、ダメージによる服破れもあるので、『破れた衣装から覗く下着』……なんて光景も出現。
こんな諸々があると、これが結構プレイしてて楽しいし、色々凝りたくなるんですね。(上着・下着の組み合わせによっては、ハイレグ衣装なのに野暮ったいパンツが横から覗いたり、ヘンな感じで下着が見えてしまう、これは無粋だ! と自らこだわっていく……)

そしてH要素は実は防具だけに留まらず、武器にもあり。
もちろん剣とかマジメ系もあるんですが、そこは敵はサキュバスって事で、ローターやバイブなどの大人の玩具も充分武器になり得るのだ、と。
これらで攻撃してみるとちゃんと特別CGもあり(しかも敵ごと)。
あと大人の玩具は「アクセサリ」として自分に装着する事も出来て、立ち絵が常時ローター状態に!
なるほど一粒で二度美味しかったのか、と思いきや、実は三度だってのは、長くステージに居ると「理性」が低下、0になると強制的にオナニーが発生するんですが、この時にも玩具を持ってると使用候補として挙がる、という。
この「使われる場所の多さ」。

普段はごそごそ慎重にプレイして物資を集めてますが、ランダム性によって上手く行ったらご褒美のエッチがあり、またその使い所を発見する喜びもあり、というのが何というか適切。
これが今作のコンセプトだったのか……と、ようやく附に落ちた感じがしたというか。

他にエロ箇所としては敵女の子モンスターにやられた時の輪姦(敗北エロ)。
素材を集めて拠点を充実させれば、お返しの恋人サキュバスのエッチ。
あと面白いのは、「宝箱に惹かれて調べたらミミックだった!」という事で、そのまま尻丸出しで抜け切れないでいると、周りのサキュバスが近付いて来て、尻叩かれたりの追加エッチ……でしょうか(ここ、体験版では宝箱3度調べて3度ともミミックだったので、ここも何かのアイテムを持ってると真贋を見極めたり、とかあるのかな?)

いずれもH絵は古式ぽいシステムとは真逆の印象、ピシッとしたアニメ塗りであり、あそことかばっちり見せる構図でなかなか良いんじゃないかな、と。
またヒロインに関してはカラーリングのカスタマイズがHシーンなどにも反映されるようだ……というのも大きなポイントとなるでしょうか。

数点、注釈がちょっと必要な作品という気はしますが、まぁこれを読んだ読者としてはもう大丈夫でしょうという事で……。
この試みをもうちょっと見て欲しいな、と思う作品ではありました。

体験版は30分くらいプレイ。
私的にはこのシステムでバトロワ(バトルロワイヤルもの)やりたい感じがするかな……

この作品のゲーム実況はここでしてます:

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

サークルさん過去作:
[ふぁいぶないと!ver1.1]

[先輩と不思議なダンジョン]

[錬金術師とエッチなモンスター]

関連:
なかなか似たのが浮かばないんですが、
[淫魔塔士リサヴェリ]
に割と似てる感覚だったんだよな……

あとは、
[CrossinG KnighTMarE DeepS スターターセット]

[ジャングル・レ○プ3.5 2番煎じ]
とかかなあ

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