ライジングプレイ (製品版)

ADV,R18製品版の感想,リアルタイム3D

しょせんお触りなのか、いやリアルタイム3Dは次なる高みへ向かうのだ…!

まだ予告ですが、同人リアルタイム3Dエロゲの最前線! という心持ちがしました。
約半年前の[ラブレイパー! 真姫編×凌辱診察室]を補助線にすると、かなりこのゲームの驚きが分かりやすいかと思います。
ラブレイパーはリアルタイム3D特有の臨場感・エロ感で実にシコらせてくれる作品でしたが、
診察モードのセクハラ質問とか色々取り入れつつも、結局は3Dのお触り+実績解除ではないか…という所も無きにしもあらず。
(感想:https://super-game.net/archives/1946253.html
くっリアルタイム3Dエロはもう限界なのかー! と言う所、真っ向から切り込むように現れたのが本作。

効率的にイカせるシナリオモード、マウスで責めの緩急、絶頂がまん…

注目は「シナリオモード」。
女の子に媚薬を盛った、こちらも女性が遊び半分で責めてイカせる…という淫靡さもさりながら、クリア条件が示され、だらだら責めてると行動ポイントが尽きてゲームオーバーになってしまう…
というゲーム性を取り込みました。
例えば3Dおさわりでありがちなのに、ずっと同じ責めでもイカせてしまえて、何となくの嘘臭さにダレるとかありますが、
こちらは「同じ責めを続けると、耐性が出来てしまう」という制限があり。
それどころか、余り責めてない所が「弱点」と化す…という。
そしてストーリーも、途中で「失神させられたかどうか」でルート分岐も用意する…という。

シナリオ分岐図

しかもリアルタイム3Dの責め方にも新機軸があり。
通常のおさわりが、横たわった女の子の乳や尻のポイントをクリック…という物なら、
本作は指マンやクンニといった責めごとにシーンを分け、各シーン内で、「マウスの動きで緩急を付ける」事に重点を置いてます。
つまりマウスを速く動かすかで「強弱」、長く動かすかで「深浅」という判定が発生。
三浅一深とか言ったりしますが、これが侮るなかれ…、先述の弱点設定・リアルタイムな仕草・声パターンの豊富さが合わさり、相当な興奮をもたらしてくれるのでした。

「ここか? ここか?」とマウスを操り、まず女の子のおまんこを執拗に掻き回し、ぶんぶんと首を振って抵抗するスポットを見つけたとなるや、女の子の「そこはダメェ」という声も無視、すかさず「おらぁああ」と集中的に刺激、快楽ゲージを一気に跳ね上げさせる。
昂ぶる女の子の反応。(+愚息の興奮と、マウスを激しくブン回し過ぎてガタガタ動く机)
訪れる、ぷしゃあ絶頂…!
「高速手マン(あるいはGスポ刺激しまくり)で、女体をのけぞってイカせたい!」というロマンがまさにここに…。

寸止め顔こわばり

そしてそれだけに留まらず、男心を突くのが「寸止め」の存在。
女の子の快楽ゲージを上手く絶頂手前で保つと、寸止め、更に寸止め限界という2つの状態に変化していきます。
顔をこわばらせ、「もう無理ぃ〜!」なんて喚く女の反応には、心折る楽しみが十分に満たされます。
(寸止めから不意にイカせると、突然の絶頂に声もなくビクビク、長くイクのも良し…。
そんなガマンを繰り返させて精神ゲージを削ると、アヘ顔や失神という事にもなるそう。
責める女性も口にする言葉ですが、本作のテーマの一つに”絶頂地獄”というのがあるのではと思います…。)

フリープレイ1 フリープレイ2
▲マウス操作に疲れたら、オートモードの出番だ…(AIカスタムもできるという凝り方)

製品版では途中から男も登場、相手をイカせまくるドSな主人公女とは逆に、ちんぽにおねだりさせる・屈服させる従順化の過程もがっつりと楽しめそう。
予告版では上手く確認できませんでしたが、「体位変更」で騎乗位を前のめりにさせたり、
「フリーモード」では虐められるばかりだった女の子に積極的に責めさせる…といったMプレイなカスタムも可能になるようです。
思えば3Dエロゲはほんの数年前まで、ほとんど商業エロの独壇場だったものですが…、変わりつつあるなぁ、と。

リアルタイム3Dでなかなか無かったシチュ。声の演技で臨場感も高し

アウトラインの主線の太さとか鼻周りとか、モデルが何となくざっくりしてるのが気になる…か。
そこ以外はかなり良好。

足バタバタ1 足バタバタ2 足バタバタ3

バイブ責めで足をじたばたさせるも、虚しく空を切るみたいなしっかりしたモーション、
あとボイスが相当良い仕事しててシチュの強調が捗り、リアルタイム3D特有の臨場感がかなり強く。
興奮&抜けます。
シチュ的には、”リアルタイム3Dでは余り見ないけど、欲しかった”物が多いのも嬉しい。
(3Dー自由って思いがちだけど、大体はシステム構築で苦労、一歩踏み込んだシチュにまで手が回らなかったりする…)

男シチュ

例えばふたなりお姉さんが貧乳っ子を責めながら、「すごく気持ち良いわよね〜」とかの観察っぷり、
ふたなりなので射精が近づいて「それじゃ…出すわね」と囁くSっぷり、
絶頂させた直後には「フフ…イクたびに、気持よくなるわよ」とかの同期・タイミングとか。
絶頂間近、受けの女の子が喘ぎまくるのに合わせて「私もだめ、もうイキそう!」と更にボイスが被さるのは、女性×女性で至福…、淫靡さが何倍増しでした。
責めと受けの立場はころころ変わり、まさに声の演技あればこそという魅力があります。
Sっ気強いふたなりお姉さんが、男に脅迫されてフェラさせられたり、
媚薬を使って貧乳っ子が立場逆転、お姉さんを悲鳴挙げるまでイカせたり。
(男の「どんなに逃げたくても、自分では絶対に外せないからな」
「こっちがその気になるまで、ずっと寸止め地獄だからな」
とか、拘束感を高めるセリフ回しもかなり良いかと)

玩具
▲女の子の反応が良くてついマウスを忙しく動かしたくなりますが、そこはストイックに責めましょう…

なかでもストーリーモードの一つの結末、男を女の子二人掛かりで拘束、一発射精させるたびに交代、
代わる代わる気絶するまで責める逆レイプ…にはかなりの派手感がありましたね。
何度も何度も絶頂・あるいは射精で注ぎ込んで、おかしくさせる…があるのも、本作の目立つところ。
予告だと「マウス操作で強弱だから、挿入しながら乳首責めとか出来ない?」と思ってたのですが、途中から玩具プレイが登場、そこで任意に責めれて、ある程度満たされましたし。
ふたなりだから亀頭にバイブ当てておまんこから潮を大量噴かす、みたいなプレイもツボ…。

ストーリーモードの絶頂タイムアタック感がなにか熱いぞ…!

ストーリーモードはそんな感じで、ルートにより立場が上になったり下になったり。
(モデル変更して体位モーションの共通はあり。ちなみにずっと場面は体育館)

ふたなりフェラ
▲ふたなりフェラ、アナルガン掘りも。男でも喘ぎまくるぞ(ボリューム0にもできる)

ただリアルタイム3Dだとだらだら遊んでもクリアできるのが多い中、本作は結構シビア!
考えなしに責めてると初めの数ステージくらいで行き止まり、それから
「マウスは”小突く”ような動きが良いのかも」と操作面で発見、
「クンニは耐性を低下させる」「寸止めの方が精神を多く削れる場合もある、こちらも耐性を低下できる」
「プレイごとに割り振られたパラメーターも意識する」
とか、もうまるでRPGの状態異常魔法のように戦略面を組み立て、割と厳しめなタイムリミットに挑むという。
残り数メーターでタイムオーバーになった時はかなり悔しい。
攻略法を解き明かしてタイムを縮めるのが微妙に楽しいという、なにか昔のゲームのような熱さがありました…。
(慣れないうちはカメラアングルとか体位変更とか無視、興奮しつつもヌキが許されないAV男優の気持ちが分かる…)
何度かリトライすると簡単になる? のと、あとはまず比較的簡単なルートENDを見ることでスキルを集める、
あとはもう慣れ…で、あんなに手こずったのに、不思議とラクにクリアできるようになってるはず。
一応フリーモードは初めから全解禁されてるので、詰まってもそんなに問題なさそうですが。
(フリーモードのカスタム感も長くシコれそうなんですが、それにしてもストーリーモードのゲーム感がつい印象の大半を持っていく…)