侵蝕のヒプノシス (体験版)
女主人公、”犯人が分からない”催眠SLG!
これはかなり革新的かも
これはかなり革新的な催眠ゲームに思いました。
一見、パワプロくん的SDドットとかに目が奪われがちですがそこじゃなく、「女主人公として」「じわじわ催眠が忍び寄るSLG」であり、とりわけ『犯人が分からない』というのが眼目。
100日後に卒業式を迎えた主人公(生徒会副会長)。
ついでにコロナで今まで出来なかった学園祭を企画、私たちの青春を取り戻すんだ…! と他の生徒会メンバーと話し合います。
華やいだ雰囲気、なるほどSLG的な毎日の繰り返しで能力上げするのは卒業後のルートの為、中目標として学園祭かな……なんてシステムに思えますが、これは催眠モノだからねえ……!
複数いる催眠竿役たち。真相に近付きながらも催眠で気がつけない……
それらが前フリにしか過ぎないと判明するのは7日目。
学園祭のことを発表する全校集会という場で、全生徒を対象に催眠が行われた!?
主人公だけは催眠耐性があったらしく訝しんでますが、なんと他の生徒会メンバーが「初めから居なかったこと」に…。
そんなハズは無い、って事で第一章・生徒会再建編がスタート。
40日目までに生徒会長や書記長を見つけ出すのだ……と
しかし全生徒に催眠を行った事からも察せられる通り、催眠を操る者の力は強大。
SLGとしてあちこちの場所に出向き、居なくなったメンバーを探したり、その為の情報集め(「知識」や「運動」値が問われる)に日々奔放する事になりますが、その過程で何人も催眠能力を持つ者、また目覚める者…と接触。
だがコイツらも力を与えられただけにしか過ぎないようで……。
誰と出会うかでフラグやルート確定もありそうですが、その度にエロされ、記憶を消されてしまうのでした。
その時は会話に違和感があるのみ、後から回想で確認……というNTRしぐさを取り込むのも良いネ。
ルールとしては「その人に関連する重要アイテム」を発見すれば認識できるようで、体験版では居なくなった書記の子は発見できる……んですが、見付からないのは要たる生徒会長。
そんな所に公園で『メス犬』を連れ歩いてる怪しい男に会話可。
犬は必死に訴えてる様子だけど、既に催眠値が上がってる主人公はじゃれてる程度にしか思えない。
そして「これは躾けが必要だな」と呟く飼い主……
一体今ごろ居なくなった生徒会メンバーはどんな目に遭っているのか、心配だ…(ここに居るのはメス犬だけど……)という奴です
しかしとはいえ、生徒会長が揃わんと話が進まないぞ……と思ってたら、新たに催眠能力を手に入れたヘンな男を「生徒会長だ」と認識してしまう主人公、なんて事にも。
以後、生徒会室に足を運ぶごとにエロが…とね
恐らく必要アイテムが揃ってないとか、フラグとかあるのでしょうが、催眠に掛けられているが故に認識が歪んでいるというライン、じわじわ来るえろさを堪能できそうでした。
全100日、パラメーター分岐のSLG
果たして記憶から消された生徒会メンバーを集め、この日常の獄の抜け出せるのか
なにしろ100日間×一日一行動のパラメーター多めのSLG……なので、いきなりベストエンドは難しいのでしょう。
だが一周目にしろ、魅せ方が面白くて楽しませてくれる。
あと一歩まで「犯人」を追い詰めながら、催眠でやられ、次周へ託す……とかアツそう&心折られるのがエロそう。
エロRPGで女主人公の催眠モノもありますが、まぁ大概はそれを行う竿役が見え見えだったりするもの。
このある種推理チックでもある疑いたくなる雰囲気、そしてそれを追うパラメーター上げなSLG方式。
生徒会メンバーを取り戻し学園祭を行うんだ、という象徴的な目標(しかし開かれるのは”どんな学園祭”だろうと……ルート分岐をつい予感してしまうのですな)
良いえろさ、シナリオラインを感じられました。
催眠ゲーにまた一歩刻まれるものが、というか。良いですね。
▲普段はSLG的にコマンドを上げて能力上げするけど、「場所」→イベント見付けではWASDでの移動シーンも
▲40日目までは生徒会メンバーを集めるのが目的……なので、新しい移動先をオープンにする会話が重要そう(「知識」値が必要でした)
▲中間テスト。クイズだけでなく、上げたパラメーターが問われたり(ここも催眠で変わるのかね?)
▲竿役たちの段階エロだけでなく、催眠度が高くなってると突然のナンパ&中出しされまくってヤリ捨て……といういきなりのヤラレ加減も、催眠状態ならではか
▲しかし催眠度が限界超えると、いきなり頭おかしなってゲムオバしてしまうのでやはりパラメーター的な注意は必要みたい
体験版は25日目まで。
エロイベント集める為に一応2周して、45分くらいかな
サークルさんの前作は昨今のインディーズゲーライクな、ドットワーク眩しい横エロACTだったのですよ:
[ノアと黒の魔術師]
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
関連:
『催眠ゲーにまた一歩刻まれるものが』:
[洗脳アプリで高飛車なお嬢様を好き放題するシミュレーション]
しかり、まだ発売してないけど
も内定しているかな、とは
[キリエの異界漂流記]
とかもそうだと言えるのか
クラシック的には
[プロナント・ストーリー ~大悪魔の秘法~]
(これはどちらかと言えば洗脳?)
[催眠貴族]
(かなり早い段階で出た、シコな催眠エロRPG)
UnityのADV(3D)! という事で切り開いた感もある
[退魔師少女in聖処女学園(仮)]
とかね
エロRPGとしては「いきなり展開が途切れて??となる催眠」は
[GranEnde]
が時期的に早くて、印象的だったりする(古い話)
街ぐるみ催眠!
[ソニアと催眠都市]
とか妙に記憶に残ってる
[新米騎士ラティ~催眠で常識改変される騎士~]
とかもサクッとシコでしょう
ディスカッション
コメント一覧
ストーリーのノリやシステムが
全体的にパワポケで懐かしくなってしまう…
新作出ないかなあ…
しかし催眠という……
まぁパワプロくんにも寝取られ的な描写が無いではなかったし、多少はね?
無いではなかったというか…
度々ヒロインがAV出演したり、
ヒロイン攫われて主人公がその記憶消されたりしましたね。
このゲームは野球部のキャプテンが存在消されたりする呪い編がベースですかね。
あー、パワポケのストーリーはネット知識でしか知りませんでしたが、そこまで(存在消されるまで)同じだったんですね!
この作品は催眠の打ち出し方が革新的だったのでどこからと思ってましたが、まさか元ネタをそのまま持ってこれるとは。
ありがとうございます、勉強になりました。