名画、ヤらせて! (体験版)
あの名画、この名作、どれも俺のカキタレや!(芸術かと思ったらひどく肉欲)
▲OP。洋館だけちょっとゴッホ風?
▲ともあれ、祖父の遺言により、絵の中に入れることが発覚したのである
『名画、ヤらせて!』ですよ……。タイトルから察せられるかも知れませんが、まさにAIゲームズの文脈だからこそ出て来た作品かもと。
そんな質感です。
主人公は祖父の死にともない、財産を継承。それには散々蒐集された「名画」も含まれていた。
主人公が集められた名画のただ中に立つと、自分のおかしな力に気付く。
……なんと、画の中に入れる!?
そして絵画の中のあの人(OPでは”貝の上で生まれたばかりの女神”と記述)と話すうち、最近この世界を荒らし回る「虚無の絵師」という存在を知る事になる。
虚無の絵師。
——AIゲームズでそんな題材を!?
ともあれ、主人公は名画の中の女性たちを救うべく、虚無の絵師を倒すことを決意したのだ!
▲祖父が遺した絵は「数えるほど(本当に?)」らしいので、展示会に行って新しい絵を購入する事に。2400円かあ…(所持金0円)
そんな訳で、もうこっちは期待感がパンパンですよ。
名画ヤラせてっつってんだから。
その時代随一の美女、モナリザか? ルノワールか? 見返り美人図なんてのもあるぞ……
と期待してたんですが、実際には作品説明に曰く
終盤には「あの傑作」を思わせる目玉のヒロインが待つ。
との事で、本当に0円、素寒貧からスタートする主人公が初めに出会えるのは、ちょっと絵の上手い美大生ではという価格(2400円)の「窓辺の習作」ぐらい。
(何となくフェメール「牛乳を注ぐ女」に少し似たタッチや構図感を覚える…が、美的にはまだまだ、という具合。
AI絵の「なんかどっかで見た感じ」をこう利用してくるとは…。)
これまた説明には
ティツィアーノ、ボッティチェリ、フェルメール、ゴヤ、マネ、アングル、クリムト、ダ・ヴィンチ……
誰もが知る不朽の名画の構図とモチーフを下敷きに、完全オリジナルの架空のキャラクターとして描き起こした 12 人。
と書かれてますから、「ホッホッ 次はどんなのが来ますかな」と教養然とした紳士の心をもって、カイゼル髭でもしごきながら楽しみにするのが、正しい姿勢かも知れない。
(*あとあえて言うなら、それらの作品はぜんぶ著作権保護期間切れてるので、AIゲームズですが(AIでなくても)別にまんま使って良いと思うんですが…。
というか混沌のAIに混じり「本物」が、というのを期待してた向きもあった……かな)
絵画を買うためにはバイト(ミニゲーム)。
似顔絵を描き、絵の具を調色し……
▲バイトに勤しむのである
とはいえ、まずはその辺で売られてる絵画を買い求めましょうという段取りとなり、何をするかというと、バイトです。
本作は「路上の似顔絵描き」「画材屋の色調合」「修復師の助手(体験版不可)」の3種類から選んでお金を稼ぎ、絵画(ステージ)を買う、という最近そこそこあるミニゲームの運びなのでした。
でもこれにちょっと感心したのは、もう初めに画の中に入れるとか言ってるんだから荒唐無稽でも良いと思うんですが、これらのミニゲームがちゃんと絵・芸術に関する内容で統一されてる事で。
▲似顔絵描き。ほとんどリズムゲーだが、確かに成功するごとに一筆ずつ絵が出来上がっていくのは面白い感覚がある(顔をコピペ、消しゴムで消した後に逆再生みたいに段階追うのが一番手っ取り早いと思うけど、妙に凝っているのだ……)
▲「長い髪、丁寧に。」とおっしゃる美しい女性に、もう幼稚園児並みのすだれを描く主人公。
100%キレられると思ったが、”多めにあげる”となるのだった(可哀想な子だと思われたのでは……?)
「路上の似顔絵描き」は実質リズムゲーですが、指示される方向キーを正しく入力していくと、依頼した人の似顔絵がじょじょに出来上がっていく!
(まぁ若干へのへのもへじ感あるというか、描き順番にこだわるあまり、SVGぽい、線と図形のみで構成された絵で、まぁ似顔絵としてはあんまりだと思うんですが、そこはさすが芸術の都?
大体のお客はモンドリアン・コンポジション的な幾何学の芸術的意図を過剰に汲み取ってくれたのか、「素晴らしい! 多めにチップを弾むよ」とかお金をくれるのでした……)
▲注文通りの色を調合するミニゲーム。
▲初めの方は簡単な手順で100%いけるが、後ではかなり難しい。
オーダーに近付けるべく、もうちょっと色足しとくか…? みたいになり、どんどん泥沼、かけ離れていく、というイヤな体験を味わえるぞ
「画材屋の色調合」はもっと本格的で、依頼人が”若葉の緑”だの”夕日のオレンジ”だの、それ(言葉の表現)はそれぞれの匙加減だろ、と思わなくもない事をオーダーしてきますので、絵の具を選び、混ぜ、依頼人が頭に描いているとおぼしき色にじょじょに近付けていく、といったゲーム。
……ここは本気で煮詰めると、かなり興味深いと共にガチ難易度になってしまうからでしょう、
絵の具において重要なのは「混ぜる量」だと思いますが、その要素は省かれており、ただ「選ぶ順番が重要」な仕様となっているのでした。(”もっと明るく”・”くすんだ色で”とかのヒント機能もあり)
正味80%くらいなら割と行くんですが、後になるほど100%は難しく、ぐぬぬ、あとちょっと……理想の色に近付かない…! と悔しい感触が。
割とテーマに沿ったミニゲームと言えると思います。
これからが本番だ! 「虚無の絵師」との油絵カードバトル!(AIゲームズです)
▲ぶじに1枚目の絵を購入、ダイブしたものの、そこに「虚無の絵師」が
さてバイトをしたおかげでお金が貯まり、新しい子(絵画)をお迎えできる……
という事で、体験版では2400円の画にダイブ。
そこで待っていたのは……”窓の向こうを眺める女”と、「その窓の向こうの景色を、真っ白に塗り潰す虚無の絵師」でした。
許せねぇ、バトルだ!
……という事で、ここは若干のナンデヤ感があるんですが、「カートバトル」です。
…これまで結構良い具合にミニゲームを絵画テイストになぞらえて来たのは一体??(まぁカードの絵札はちょっと油絵調、もしかしたら有名な作品にモチーフがあるかもですが……)
▲さぁ勝負だ、という事で、いそいそとカードバトルをするのであった。(絵とか描かないのか……。なんなら召喚カードをその場で描いて追加する、みたいな要素があっても良かったのでは)
▲おらおらどうした、と一戦目、フルに手札を投入して勝つものの
▲二戦目、三戦目、場に出せる戦力カードが無くなり、コロッコロに負けるのであった。こういう事か……
ここのカードバトルは正直、割と興味深いシステムではあるものの、目が結構粗い所があるな、という感じ。
具体的には最初に約10枚程の手札を引き、その中から場に出したカードの強さの合計が相手を上回れば勝ち。
特徴的なのは「2勝先行した方の勝ち」という措置と、「手札は最初に引いたっきり、特別な事をしない限り、そのまま勝負が続く」こと。
そうすると何が起きるかと言うと、一戦目、相手のチョビチョビした出し方に、なんだ楽勝じゃんとこっちは強いカードをフルに使いまくって勝利。
でも二戦目に突入しても手札が補充されませんから、もうロクに戦えるカードが残っていなくあえなく敗北、三戦目も状況は変わらずでそのまま二敗確定、トータルで負けという無惨さ。
つまり一戦目の勝ちを拾うにしても、どこまで突っぱねてカードを出すのか?
負けるなら、相手の戦力をなるべく空費させれば実質勝ち……という、残りの手札を考慮した戦略がメインになる訳です。
▲場の効果を持つカードがたくさん。ところで全体的に説明とか文字が小さいのだよな……
▲「前衛の戦力2倍に」という超つよカード投入により、カード効率が相当アップ。圧倒的な点数差が付くと、敵が途中で諦める(次戦に温存する)のもリアル
こうなると問題になって来るのは”カード一枚当たりの効率の良さ”で、それに応じ、それぞれの札に特殊効果があれこれ設定されてる、といった次第。
体験版だと、「場に出して、1ターン経つごとに戦力+1されるカード(最初に出しておけば、敵のカード数枚分に該当しそう?)」
「同じカードが場にあれば、枚数分だけ戦力+2されるカード」
「(配置の前衛・後衛があり)両陣営の前衛の札を弱らせるカード」「場にいる一番強いカードを抹殺するカード」などなど……。
これらを駆使し、出来れば少ないカード消費で勝利を手にできるか、という。
それと頭の回る御仁は気付いたかと思いますが、この条件下で最大の効果を発揮するのが、「ドロー効果があるカード」となってるのもなかなか面白い趣です。
(だってデッキは20枚くらい編成できるのに、実際の勝負では手札は10枚くらいだし……。)
そこで「目が粗いな」の部分なんですが、
ドロー系とか、「死に札(既に場に出し、やられたカード)から1枚もってこれる」とかが重要な意味を持つ事が分かると思いますが、何故かどこを調べても、「デッキの残り」や「死に札となってるカード一覧」を見える機能が無いみたいなんですよね……。
正直これは片手落ちというか、真剣に勝負しようとした時に、不便で気になる要素。
▲勝利して新カードを入手ですよ
▲デッキの編集画面。まぁ実際の勝負では、このうちの半分くらいしか手札に選ばれないんですけどね……
あと細かいんですが、マウスオーバーとかで出るカードの説明文(当然超重要)、これが微妙に小さくて見づらいんだよな……。(ってかなんかAIで作られたカードゲーム全般、そんなのばっかしのような。個人的にあと2倍の大きさでも良いくらい)
あとデッキの編成画面が分かりにくい…というより、カードの増減(+-ボタン)を適当にいじったら、枚数制限の足切りで何かバグありそうな挙動が……。
そうして戦闘勝利後は、数枚新しいカードを獲得し、デッキ編成もこなす。
またバイトでのお金稼ぎと、新しい画(ステージ)への戦いへと臨むのだ……。
割と興味深く、駆け引きも感じなくは無かっただけに、このカード部分のちょっとした事で本腰入れて遊びにくくなる感じは勿体無いなあ……と。
エロシーン。AIらしく動画ではあるものの……
▲おフェラ動画。「(窓辺の絵なので)絵画の背景まんまの場所でエロされてる感じ」にはちょっと感心したか。だが、他の絵でもそうかは未知数
ちなみにエロはと言うと、やっと外の光景を見られた画の中の女性がお礼にエッチしてくれるという事で、体験版ではフェラへ。
AIらしく動画シーン、おフェラ動画となるのでした。
ただまぁAI動画ですからね……。
元々実写系から学習した動きなんだろうなというのが鼻に突いて、いや、にも関わらずアニメ系の絵柄でそれを上手く成り立たせてるのはスゴイとか(そこそこ二次顔とリアルボディの不自然さはあるんですが、まぁこれは言うならAI出る前、デジ絵の頃からぶっちゃけそういう傾向あったしな……)
エロイっちゃエロイってのはあるんですが、まぁそろそろ見慣れたというか……。
今作みたいなテーマだと、特に合ってなさは感じちゃうか。
(思うんですが、AI動画生成するにしても、生成後の動画に油絵的なフィルターとか、今回のコンセプトだとgrid-noise-animatorみたいなうねうねするのをちょっとノスタルジー風に出来ないのかな……)
とはいえ、相当にAIらしい意欲的な作り(と意味)を見られた想いです。
体験版はステージ1まで。約30分くらいかな(カードゲームのルール把握にちょっと時間掛かった…)
めっちゃカメレオン的なことかも知れない(それはさすがに嘘)
この作品のゲーム実況はここでしてます:
関連:
なんか動画の感じが、
に似ていた(こっちはSTGだが)
変わったシチュのゲーム:
[指じゃんけん~MISTVEIN-The Cabin-]
(指をライフ代わりに賭けるギャンブル)
[万引きGメンSimulator2]
(レジ打ちとか店舗業務もして万引き女性を捕まえる)
[パパ活☆ボッキビルド]
(slay the spireふうだが、なにしろ現金で女を買うのでカードが4種類しかない)
[エイトボール]
(会話が楽しいビリアードゲーム)
[いきなりオラァ!~脈絡もなくいきなりぶん殴って 友達や家族を怖がらせましょう!~]
(女をいつでも殴れる恋愛ADV)
[新米ホステスこだまちゃん]
(ホステスになって稼ぎまくる味なファニー感)
[工事現場カルテット]
(中国の建築現場を肌で感じ取れるローグライク全年齢)




































































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