女子高生たちのエッチな大戦略 (製品版)

2023年6月15日SLG,R18遊べる,新しい,製品版の感想

製品版 プレイ6時間

*以下は製品版の展開、1エリアめの攻略情報のネタバレを含みます

珍しい同人エロゲのRTS(リアルタイムステトラジー)

作品タイトルこそ”大戦略”ですが、3Dプリレンダリング的なグラのユニットを大量に召喚、敵防衛基地の制覇を目指す……と、つまりはRTS。
18禁エロゲのでRTSジャンルって珍しくないですかね。

しかも

SLGが得意な人はこの難易度に脳汁が出まくることを保証します

プレイ時間は約30時間〜120時間です(ノーミスクリアでイベント全スキップでも20約時間ほどかかります)

という挑戦的な文言…、果たして脳汁は出るのか…!?

結論から言えば、出ました(プレイ6時間、1/5しか遊べてない自分ではありますが…)

システム。各ステージ毎に攻略、ユニットの行動は指示できない

まず本作はJK一行が北海道の各街(ステージ)を攻略していくという筋書きであり、簡単なOPの後は、どこへ挑むも自由。
初期配置、すなわち敵の防衛設備や兵士の数、地形までも様々なステージがお出迎え。

RTSの仕様としては、(Age of Empiresみたく)広大に繋がった1フィールドで完結している訳じゃなく、小さく各ステージに分かれてること、だけれどもきちんと兵隊ユニットを召喚する為の生産ポイントはあって、それは基本「牧草地」を農兵ユニットで刈ること、
あと気を付けるべき点として、配置したユニットに指示を出す事はできなく? 黙ってても一番近くの敵に向かっていく……といった辺りが特異か。
(行動を指示できない故か、召喚する兵隊は拠点から結構遠くまで配置できる(なるべく攻めさせたい敵の近くに置く)とかも、実は地味だが重要な点となってくる)

これらは既存のRTSをけっこう簡易に割り切ったとも言えるけど、一方で『柵』『物見櫓』『巨大弓』などの設置系もあり、その攻略感は味わえる。
というか、最近のエロRPGの手取り足取り説明、宿命として平均的な人なら問題なくクリア出来る難易度を想定…なんて所から解き放たれた、『自力攻略』感、これがSLGなんだという空気をまずは胸一杯に吸い込めるのでした。

序盤のプレイ記

北海道解放戦線を張る我々がまず目に付けたのは『浦幌』。
ここは橋が掛かった東の敵陣容を睨み、また北には我らの生産力を支える施設・牧場が。
まずはチュートリアルで習ったとおり、牧草を農民で狩り、ポイントが溜まったら兵を差し向け……た所、敵基地に設置された砲台(固まって移動してるユニットを巻き込んでダメージ)で、あえなく全滅!
あわや塵と消えるJKたち……(設定的にはあくまでJKたちの分身、痛みも無いそうなのでセーフティー世界観ですが)

そしてこちらの生産ポイントが尽きるのを見てか、斥候代わりか、空中を飛び、弓矢を放つフェアリーを派遣してくる敵陣容。
こいつと戦えるのは弓・魔法などの飛び道具系、それか空を飛んでる系の戦士である。
把握するまで尊い犠牲が出た……

敵に攻められてる間は牧草の収穫もおざなりになる、俺は落ち着いて取り組みたいんだ。
そうだ……!
思えば、敵と直結してるこの橋があるからいけないんだよな、この手前に柵を設置してはどうか? これで敵の足を止め、お馬鹿な敵は弓矢隊で迎え撃つ。
……いや待て、更に言えば、空を飛ぶ兵士=ペガサスを召喚しまくれば、海を越え、攻めたい時にこちらから強襲攻撃を仕掛けられるぞ!
……さっきから何か北部の牧場辺りで悲鳴が上がってるけど、今さら守らせに向かうのは愚の骨頂。
攻撃こそ最大の防御である。
敵基地に大軍を差し向ければ、奴らも兵を戻さざるを得ないというもの。コレだ!
……が、乾坤一擲の強襲作戦はやはり砲台の前にあえなく壊滅。
後には敵に奪われた北部・牧場施設という状況だけが残る事に。
当然生産力は激減、あ、これだめだわ……と、ファーストアタックは失敗。
だが学びは得たぞ……

くッ、切り替えていこう、次は『池田』へ進出するっ!
ここは東部に柵に囲まれた大きな敵基地、そして南にそれを支える牧場地帯という構成か。
もちろん敵が手ぐすねして待ってる基地へ向かっていくのは賢くない、
南戦線を少しずつ切り拓けという事か……、だがそうするうち、東の手を出しづらい基地から悠々出撃した敵が、散発的にこちらのインフラ(牧草の収穫)を削っていくではないかっ!
……ど、どうすれば良いのだ…

こ、ここは発想の転換だ。
敵が攻めて来る道は全て柵で塞ぎ、立て籠もり戦略としゃれこもう。
敵が散発的に差し向けて来た兵、これが騎馬兵ならば、同じユニット二体でもって囲うのだ。さすれば必ず勝てる! どうだ、これが兵法だ。
そうして敵の消耗が大きくなった所で反転攻勢に移る!
そうだ、この柵ぎりぎりに『物見櫓』を打ち建て、地形的な有利を少しずつ固めていこう……

……が、敵の取る作戦はここでも的確であった。
攻撃距離が長い弓兵で安全な位置から削られ、せっかく大生産ポイントを投じ建築した物見櫓はあっという間に消失、大きな痛手に。
慌てて迎撃に当たった兵は余りに寡兵、魔法兵の火力で薙ぎ払われ……

そもそも難易度が高いのも当然で、敵側はこちらより多く牧草地を備え、完全に柵やら弓矢やら、「出来上がった」状態で毎回待っているのだ。
最早どのステージから挑んでも良いというより、基本「なんとか歯が立ちそうな」「少しでも与しやすそうな」ステージを探る感じに……。
恐らくですがユニットに細かい指示を出せないのも、プレイヤーが姑息な配置で完全防衛に努めたりしない為の配慮?
必ず血風をもって切り拓かねばならぬ。ひえぇ……。

戦争の感覚

その中で見えた真理がある。

まず足止めの重装兵、もしくは騎馬、そしてそれらに弓を組み合わせ、攻撃が同時に発生するようにするのは有利。
これはRTSのセオリーかもだけど、本作は先述の通り「自軍基地からけっこう遠くまで一瞬で(生産時間とかも無く)配置できる」仕様のおかげで、割とクイックにそこに対応できる。
ここが”見えて”みると、最前線となってる現場の細かいチャートを見て対応、取り引きを毎回有利に収め、最終的に蓄積したお金で大きく動かすみたいな、そう、デイトレードのような感触さえも覚えたり……。

初めはちょこちょこ細かい「勝ち」を収めるだけ、これで何が変わるのかと思うけど、これは貯めた生産ポイントを一気に費やした、本格攻撃の為の前振りに過ぎない。
本格攻撃時にやっと蓄積した物の差は明らかとなる。
細かく奪われた敵の生産ポイントでは、例え出撃しても散発的な兵士しか出せぬ。当然数の力で殲滅、本拠地をボコボコに!
先端の奪い合いでしかった無かったものが、ある時から大きく形勢が傾き、全てを決する……(現代戦だ…)

先に述べた『浦幌』などは最初の段階で彼我の差が小さいため、この点を抑えれば勝てる(ステージを一つずつ攻略していくだけに、一つ一つ戦略に気付かされてる所も多いのだ)

ただステージによっては初めから状況が相手有利に仕上がっており、セオリー通りに進めていてはとても追い付けない状況もある。
そんな所は敵・味方に共通するコア要素、すなわち『どこから生産ポイントを得ているのか?』に着目すべきだなと。
敵の生産ポイントがぐんぐん上昇して差が開くなら、まずそこを叩くべきなのだ。
「敵の生産活動(牧草刈り)を正常に活動させないぞ」と、ずっと嫌がらせを続けるだけで少しずつ、こちらの形勢が有利になるステージまである(インフラ攻撃だ…)

またこれはRTS全般に共通する面白さだろうか、投入するコストがけして”平たくない”のが面白い。
つまり、ある時に投入するコスト=生産ポイントは同じでも、重みが全然違って来る時もある。
これを顕著に感じるのが防衛施設で、建築までに時間が掛かる、そして建築した後もじょじょにHPが増え、堅牢になっていく。建築直後が一番壊されやすい。
つまり”多少ムリをしてでも、この防衛設備を今いっとき守るために多大なコストを投下する”という駆け引きが成立する場面もある。
コストを注入すべき「時機」が、感触として得られる。これなんだ。
(そしてこれは”占拠して長く居続けると、だんだんとその状況が揺るぎなく固まって行く(もし奪還を狙うなら、すぐに動かねばならない)”という現実のリアルさをも物語っていた。
見よ、これが”戦争の感覚”である——)

全般にステージ制である以上、毎面にキーポイントとなるべき部分が設けられてるようで、様々なアプローチが考えられるが、そこを見抜いて攻略できると達成感が高く。

能力強化あり、異次元の戦略

以上はRTSというジャンルに必要な戦略性が十分にあるなあ、という紹介とも言えるけど、本作には更に気になる一文が。

※難易度は高いですが、プレイヤーの奇抜な作戦や考え方で戦況が一変することが多々あります、常に軍師のような感覚を味わえるのが最大の売りです。

そう、本作はステージクリア後の報酬により、
”好きなユニットを、好きな様に強化できる(ご丁寧に「ガチャ」なる物もあり、レア装備品が当たるかもなんていうランダム性まで取り入れている)”。
ステージごとに築き上げられた厳しい状況、だが一方で浮かび上がって来る異型の戦略の可能性……。

個人的に好きなのは「忍者」ユニット。
こいつはなんと拠点の有無に関わらず、ほぼステージのどこにでも配置できる特性を持つ。
海を飛んで渡れるペガサスがまだ現代戦になぞられる範疇であるのに対し、これは例えて言うなら兵が突然出現する、ワープ兵だ……
敵のインフラ運営の妨害から、隙を見せた基地の大物喰い(強襲)まで。まさに裏を掻く喜びですよ。
もちろんユニット単体としては弱いのだけど、一度鮮やかな成功体験を得た後は、戦利品は全てこの子に。
優遇したくなる……
さぁどんな戦略を描けるか……。

今のところ敵が使って来るのは見たこと無く、恐らく本作の肝はこの『RTSなのにユニットの非対称性』にあるのだと思う。

あとその優位性に気付いて脳汁出たのは、実は物見櫓。
この物見櫓というのは、建てるとその付近からユニット出撃できるようになる。それだけ。
ただ最前線への距離が少し縮まるだけ……と侮りがちだけど、本作は言うなら完全に作り上げられた状況を解いていくゲームである
その『前提条件』を変更できる施設を軽んずるべきではない。
そして本作特有、拠点から離れて配置できる距離の長さ……。
物見櫓を意外な所に建てれば、海の向こうにさえ一気に兵を配置できたり(ユニットの特性すら超えられる)

こうして頭は完全に『戦略脳』に。
圧倒的に有利、不条理なほどに強い敵を蟻の一穴から形勢を変え、瓦解させる興奮を味わえるのだ…(しかもステージの数の分だけ)

好敵手的な難易度、大ボリューム

そんな訳でプレイ6時間。
第一エリアの8ステージは全て制圧し、第二エリアも解放(+20ステージが一気に追加される)
……が、北海道は広大過ぎる…っ!
ここからはいよいよこちら側にも防衛設備が最初からあるステージであったり、最強ユニットのドラゴン(見た目は完全にトカゲ)をいかに制するかのステージであったり、あとEXステージではかなりアクの強いキモ男も出現。
まだまだ遊ばせますねえ……
マップ上でとても難しいみたいな評定が付いた場所でも、試しに挑んでみたら、案外自分の描いた戦略がすんなりハマってクリア出来ちゃったり。
諦めてはいかんですな…

思えば、遊ぶ中でそのプレイ感覚が少しずつ変化していくのも見事な所で、例えばエリアが解放されたばかり、さぁどのステージから挑む、って状況ではどれも難しく、本当に辛うじて”爪が立つ(戦略が通用しそうな)”面を探していく事になる。

だけどそこで能力UPし、そのエリアの解放も後半に差し掛かると、前は一方的にやられてたステージでさえ、今度は勝てる!(俺の戦略が通用する範疇だ!)みたいな感触を得られたり。
終いには、案外力押しでゴリゴリ行けたりも(ただその有利も、次のエリア解放と共に一気に難易度アップ、またリセットされる……良い塩梅ではありますが)

実は数十時間というプレイの中でも、案外テンポの緩急が生まれてるのも上手いなーと。

エロ。意外にフェチだが途中から…

さて18禁ゲーとしてはエロ要素が気になる訳ですが、これがフェチ度は実は結構感じられる、
ただシコとしてはまぁそんなに薦められない、まぁやっぱり戦略のおまけかなぁ……という位になってしまってるかなと(フェチさを楽しむ、というか)

何でも『女性にとって、この世界の栄養は男の顔に膣を押し付ける事でしか採れない』らしく、ステージに勝利するたび、顔面騎乗位で男たちを昇天させていく事になるJKたち。
これが良いのは、初めの方、多人数のJKたちが無抵抗と化した男たちを前に話し込み、
一人の女の子としては顔面騎乗する事に抵抗があるのだけど、しょうがない事情もあるし、また他の子との会話でちょっとHな感じに流され、ぐいぐい押し付ける内にノリノリになって行く……
この姦しさというか、女の子同士がきゃいきゃいしながらHかつ、マニアで変態な事に乗り気になっていく描写はとても良かった。
(男のセリフ・態度があくまで控えめで受けに徹してるのも良い。=EXステージのキモ男は除く。そもそも勝てなかったのでエロ見れてない……
*なお、女の子が犯されたりの敗北エロは一切無い)

また最初のうちは多人数できゃいきゃいしてたけど、もう少し後のステージになると、持ち回りで一人ずつじっくり顔騎という事で、こうなると地の文の描写(主に臭い方面)がやけにねちっこく。
これまたフェチを感じたり。

ただ残念なのは、JK達は色んな女の子が居るのだけど、肝心の顔騎構図は毎回、割と一緒なんですよね…(そもそも3Dモデルなので、ポースは同じでモデルだけ変えてる……かな)
また第二エリアに入ってからは、誰が顔騎をするか選んだ後は各キャラ一個の共通シーン、省かれ気味に。
新エロシーン描写は大きなギミックが待ち構える中ステージクリア後のみとなり、でも難易度は相変わらずなので、一気にエロ頻度が落ちちゃったのも残念……
(ステージ数はむちゃ多いので仕方無いと言えば仕方無いけど…)

まぁそんな中でも、「戦いを続けるほど膣の臭いがキツなっていく(女子の甘い匂い→桜エビの臭いとかに……。顔騎するとリセットされる)」
「膣の臭いが強いほど攻撃威力は強くなるが、攻撃速度は遅く」
とか、こんなフェチ嗜好さえ戦略性に組み入れる姿勢には笑ってしまった(弓矢ユニットとか二種いるんで、速い弓と威力高い弓の組み合わせにしたいですね…)
こんなエロ仕様、滅多に出て来ないだろうと断言できますねえ…

もっとやりたいが

かなり面白いし、クリアまでやり込みたい気持ちも正直あるのだけど、一気に長時間プレイし過ぎて頭が痛い!
なかなか30時間とか遊ぶのはキツイ歳になって来ました…
(そういう意味では面白さも含め、[絶対服従プリズムスターズ -超自由RPGで恥辱の永遠命令させろ-]も少し彷彿?
そう言えば性癖がちょっちマニアックなのも似てますね…)

あとはまぁやっぱり、RTSをより簡易に仕上げた功績はあるにせよ、農民が敵に向かって行くとイラッとする時も少し(収穫に専念してくれるかは運次第)。
まぁそれも織り込んで、リトライ、リトライで果たしてこの戦略戦を制覇できるか、ですね

関連:
RTS、商業なら割とある?(詳しく知らない):

[百機夜行]=>(FANZA)