学園女子プロレスシミュレーションゲーム『どきどき☆デス・マッチ2〜転生したらマッチメーカーでした〜』 (体験版)

2024年6月26日SLG,R18ニッチ性癖

「星組」「豚組」に分けられた少女たちが相手を罵倒しながら痛めつける! 女子プロをマッチメイクするSLG!

あの作品の……続編がやって来た! という訳で、[どきどき☆デス・マッチ ~とある少女のバックドロップ~]の”2”となります。
前作では女子プロレス興行を行っている学園に入った先生が、色んな生徒を鍛えつつ、秘密の恋愛を育みつつ……
しかしなんと言っても、そんな女子高生として青春を謳歌してる少女たちってスチルの一枚後には、プロレス技や個人的な制裁でボッコボコにされ、血ヘド吐き、泣き腫らしてる俺の彼女、あるいは逆に目をらんらんとさせ、イジメに加担してる俺の彼女……みたいなアンビバレンツさがめちゃくちゃ濃かった作品でもありました。

そして続く”2”となった本作。
舞台設定は酷似してるものの、ゲーム的に言えばかなり興味深い変遷があります。
前作でSとMに分かれるのはただプロレスの「強さ」基準であり、その為に鍛えるぞ、と物語を描く方向に集中していたとすれば、今作は「マッチメイク」中心。
よりSLG、群像劇ぽくなり、この性癖の落差を楽しみやすくなった……と言えるでしょうか

女王か奴隷か、少女たちの役割は俺(マッチメーカー)次第

というのも本作はクラス内で女王たる「星組」と、奴隷である「豚組(すげぇ名称)」に分かれている、という設定で、しかも先生の意志によってこれらの配置換えが簡単に可能なのだと。
トレーナーというより興行主という感じで、まぁ実際「人気」パラメーターによって収入の上下もあるので、
本来はそれを考慮して配置すべきなんでしょうが……
まぁそうはさせないのが、余りに親近感を抱かせる、女子高生たるそれぞれの選手たちの容姿。
というかぶっちゃけ、パーツ組み合わせ生成による、かなりの”幅”ですね…

「お前はブサイクだから豚組ね~!!」という事に始まり、
「不動のエースとしてしばらく星組で活躍させてた子を一転、突然の豚組堕ちさせる!」
みたいな自分だけのドラマを作り出してると、延々と性癖満たされてるものを感じます。

女生徒も悪いんですよ(突然の責任転嫁)
構図的にもなんかイジメてる側がすらっとして非常に映えるし、イジメられてる子はちんちくりんな体型って事になっており……
こうなるとS役に美人を配置し、そのしっくり感に「うむ!」と頷きたくなるじゃないですか。
そんなんしたら、それを見た後に、美人をやられ役にした転落劇を演出して欲情したくなるじゃないですか。
また美人を苛めるS役に芋っぽいブサイク娘を割り振ると、妙な迫真性が生まれたりも……。
これがマッチメイクの醍醐味だぜっ!

また前作でも「プロレス」「学園でのイジメ」「SMクラブでの出し物」という3つのシーンが重要な流れとなっていましたが、本作はここも整備されてるように感じました。
つまり学校で「学級会」が行われ、星組のスターたちが豚組の奴隷どもを糾弾、メインのプロレス興行としての「マッチメイク」でボコり、その後、おしおきとしての「秘密SMクラブ」と。
(あとは買い物パートや、特別に身贔屓したい女子とのデートもあり)

これらのコマンドを流れでこなすと一週が終わり、それを一ヶ月(4週)繰り返して行く……という塩梅。
体験版だと一ヶ月で終わっちゃいますが、月ごとの季節イベントも用意されており、特別イベントが発生、風情を盛り上げてくれる、と。
(例えば体験版の4月なら「新人研修」という事で体位測定、どんくさい子へのフットスタンプしながらの腹筋強制が…)

迫真のプロレス場面 美しい構図

やはり大きなウェイトを占めるのはプロレス活動でしょうか、
ドロップキックにバックドロップ、パワーボム、フィッシャーマンスープレックス……
といった技を見事に描き切った構図と、その構図により(暴言を吐かれながら)どんどこやられる女子の表現が卓越。
(なお、基本的には星組→豚組の女の子へ技を掛けまくる。
ただしたまに基礎能力が高いと豚組の子がやり返し、勝っちゃう事もあり、その模様に”下剋上だ!”とか一人自分で筋書きを感じ、頷くわけです…)

試合形式も一度にシングル・タッグマッチ・デスマッチの三つが用意されており、それぞれの風情があり。
タッグマッチではツープラトン技も繰り広げられ、「そうそう」という感銘に打たれる。

というかもっと言えば、事前に(ファイヤープロレスリングシリーズでもチュートリアルを務めたりする事で有名な、山本小鉄的な)厳格なハゲか、星組側の生徒を抱く代わりに甘い裁定を下す(つまりプロモーターの意図を汲む)悪徳レフェリーか、なんて要素だったり、
もうここまで来ると、単純にプオタの自己陶酔的な所も大いに刺激されるというか。
(「冬のみちのく8番勝負だ」とか「平成維新軍だ」とか「巌流島の決闘だ」とか、元々プロレスという真剣(シュート)かエンターテイメントかという性質上、そうしたドラマを丸ごと呑み込んで楽しむのがプロレスオタク=プオタであるのだ)

デスマッチは血みどろキャットファイトの香り。
ブサイク、美人、立場を取っ替えて浸るようにあそぼう

デスマッチなどは「まずお互いにボコボコにされ、血だらけのダメージを負った状態から始まる」という取り決めがあるらしく、リングに上がった女子二人はもう開幕ボロボロに。
そこから繰り広げられる技もサミング(目潰し)、ナックルパート、チェーンでの殴打、もうプロレスとか全然関係ない首絞め……など、まさに泥臭い攻防の応酬に。

シングル戦で綺麗な美人同士を組み合わせ「やっぱエエのう」と浸るのも乙ですが、ここなんかむしろブサイク同士を組ませるのが趣。
これじゃあ女子プロというより血みどろキャットファイトだよお、と妙に胸が高鳴るのを抑えられないのもまた一興です。

学校でのいじめ、SMクラブでの性倒錯。そういう女同士イジメ感もあるでよ

そして学級会ではプロレスでの働きが悪かったものを(先生が指示して)吊し上げ、SMクラブも同じ構図でVIP会員向けにご披露。
(試合で白熱した娘どうしをここでも絡ませたい、とか”因縁”を演出したくなるのは、プロレスオタの性でしょうか…)

たしか前作ではこの辺りは勝敗によって発生したと記憶してますが、あえて星組・豚組、女王と奴隷を分け(その上で、簡単に組み合わせを変えられるようにして)
教室での不良イジメ感やら、ボンテージをまとい、鼻フックさせるのは当然みたいなSM感やら、
共通項は女のイジメ嗜好でしょうか、かなり似た部分を一般社会から性風俗まであまねく抑えているのは、なんとも性癖充実の装いがあります。

世界王者を目指せ!

しかしまぁマッチメイクの自動化とか色々効率化もありますが、一週一週にそこそこ時間掛かるのは確かで、これを52週=1年続けるとなると、なかなか時間は掛かりそう。
まさにまったりとした重さ、濃さだなと。

体験版ではちょっと確認できませんでしたが、トレーニングで個々人の能力UPとかも出来るので、この基本値次第で、より多彩なプロレス技も出せるようになっていく……のかな?
そうすれば「人気」度も上がり、興業でより稼げるようになり、
で、買える物の中には生徒の能力や好感度を上げるプレゼントアイテムから、かなり高額ですが「金網デスマッチ」などの新設リング、そして「韓国・中国への航空券」なんかもあるんですよね…
ご丁寧に現在の韓国タイトルマッチ保持者、なども確認できるという。
米国も含め、4冠王となった好感度100の俺の(キャラメイクした)女、というやり込み的楽しみもたっぷりありそうでした。

体験版は初めの一ヶ月のみ、プレイ1時間。
罵倒しながらプロレス技を掛けるんですが、この罵倒セリフパターンは前作の方が豊富…だったかな?

部分的にAI使用してるかな? まぁ最近でも[テイルズ・オブ・アリス]とかあるし今さらか

・この作品のゲーム実況はここでしてます

関連:
マッチメイクを楽しむ女子プロ、
[性闘興行SLG batt-era(2)]
を思い出した

キャットファイトとなるとプロレスかボクシングか、そういう所はあるのだ:
[JKボクサー凛香と復讐の地下リング【英語版同梱】]

[ボクシングガールズ・メビウス]

[フィストオブカタルシス]

[Guilty Loving Boxing (ギルティ ラビング ボクシング)]

[Fuck or Fight ~少女闘技場~]

[RUMBLE BLAZING]

[被虐闘姫シスカ]

[スカンクプロレス]

[JKタイトルマッチ]

[Valcute Versus EXtasy]

[nemeses]
とかまでいくと、キャットファイトとは別の嗜好になるか…?