恥獄隷奴セレン (体験版)
こてこてのヒロピンこだわり、鮮烈な戦闘ビジュアル構図! 光る所ありまくり、だが……
いわゆる闘うヒロインのピンチ=「ヒロピン」的なエロRPGの流れに、良さげな作品がまた一つ! ですね(サークルさんは過去に[鎮魔剣風伝アオイ]の二次同人誌も作られてるので…)
圧倒的な強さを持つLv99暗殺者のセレンは、しかし罠に嵌まってしまい、オークたちにいつでも暴行・犯されしまう凌辱生活がスタートしてしまう…!
なんとかここから脱出すべし、と。
▲囲まれ戦闘構図!
まず絶賛したいのが、ビジュアル・イメージの素晴らしさ。
特に戦闘シーンは垂涎。
前後を複数の敵に囲まれたヒロインという構図でバトル、当然ながらいかにも乳を弾ませながら前に斬り付け、股間を食い込ませて後ろにキック……など、ダイナミックな絵を展開する。
マトモに考えたら絵を描くの絶対大変そうなんですが、どうしてもやりたいモノ、これだ! という鮮烈なイメージを感じました。
正直、本作は一点ここだけでもう「勝っている」と言えるのでは、と思うほど。
おかげで、敵の攻撃=掴み掛かられた男に(隙を突かれ)挿入・犯されてしまう……なんて雰囲気たっぷり。
ヒロピンに欲しい「戦いながら犯される」臨場感、この演出に十二分に成功していると言えます。
ただ正味体験版の感触としては、まず絵のビジュアルイメージが先に在り、とりあえすシチュは作ったものの、これをゲームにどう展開させようか……みたいな、少し腰の据わりの悪さは感じてしまったか。
(だからこそ大胆な構図を生み出せたのかもと思えば一長一短ですが…)
▲OP捕まるまでの流れ
例えば、くだんの戦闘ではヒロインを囲み、いたぶるコマンドを選んで、にじり寄っていく。
言わば「男達の目線」なんですよね。
最初にこれが入り、なるほど本作はヒロインを貶めるRPGか、と構えたら、次のシーンではヒロインを操作して監獄から脱出していくRPG……と示され混乱。
(あと脱出の途中、フラグ立ての為にゴブリンを助けたら、そのゴブ操作シーンへ、とかも…)
どうも役割の為に用意されてるなって感じで、ロールプレイがちょっと阻害される気持ちはあったか。
Lv99暗殺者としての戦闘から、ブザマな拘束状態での抵抗と犯されへ…
▲監獄編(本編)スタート
▲拘束状態の戦闘
▲ボコられ専門戦闘エロ!
ゲームとしては屈辱の拘束を施されているヒロイン、監獄内を探し、脱出為のフラグを探す……
監獄を牛耳るボスオークの通せんぼをどうにかしないといけない、せめて監視ドローンだけでも無効化できれば…
壁に、小さい者なら通り抜けられそうな穴を発見……みたいな次第だけど、
途中、ゴブリンに見つかれば当たり前にその場でストレス解消感覚にボコられる。
▲OP~捕獲時分からせエロ。期待したより短め?
ここも、いかにも恥辱奴隷ってな目に遭いそうな想像と違い、えっ、ここにエロが入らないのか、ここもっと!! と思った所がしばしば。
メインが戦闘中犯されなんで事細かに展開しにくかったのかな…と思いきや、
序盤で弱体化してしまったヒロインが初めに「奴隷としての身分を分からされる」、数ヶ月に及ぶ調教シーン……という流れが入るのですが、そこが意外や飛ばされるという。
テキストも短めで、もっと執拗にヒロインへの恥辱を描いて欲しい……! という気持ちはあったかも。
戦闘中エロも、場合によっては何回もこなす事を考慮したのかな…、シコるには”間”がもっと欲しいなと。
ヒロインが必死に戦いながらも後ろから飛び掛かられ、アナルにあそこにと犯されてる……って事は絵からなんとなく伝わるんですが、正直すぐ切り替わり、ヤラレてる感じがそこまで出ず。
(やっぱズボズボという差分絵、射精SE、膣精子絞り回数+1、くらいのシステムメッセージは欲しかったかな……)
脱出の過程で解けていく拘束、重なっていくバッステ、監獄自体の変化……
一方であくまでヒロピン重視か
▲ゴブリンを操作、脱出フラグを立てろ
▲拘束が一段階外れてボス戦だ
ただ同時に通常の流れでは収まりきらない、煌めくものを要所に感じたのも確か……。
戦闘構図に顕著ですが、
例えば脱出の手筈が整っていくと、少しずつ主人公の拘束が取れていくシナリオとかね。
(体験版でも、捕まえる前の完全姿勢→完全に手足拘束→ボンデージのみと三段階の拘束されっぷりが窺えるくらいで)
で、言わばこの”不自由さ”に応じ、戦闘中の戦い方、犯され方がきっちり変わる。
少しずつ状況が変わりながら脱出していく……が文字通りで、この密度の上げ方には何か感動させられました。
▲脱出成功、かと思いきや次の段階(監獄)へ……
まぁゲーム目的としては脱出成功したら終わっちゃう訳で、
体験版では第一区画を抜けたかと思いきや、悪堕ちした別のヒロインが立ち塞がり、更なる酷い監獄へと移送される事に……
再調教と称し、身体にどんどん刻まれていくバッステ(初めは腸内ローターのみだが、次は思考改造、乳肥大化など…)
「脱出して次の状況に移るけど、どんどん酷エロい事になる」というシナリオ展開も、この様なヒロピンとしてはずっとやれるしエロも見せやすいし、なるほどなあと。
▲再調教で乳肥大化。こんな所も戦闘エロとして一つ取ってる
……そしてこの再調教にあたるシーンも、あくまで戦闘中エロ(コマンド)として実装するというのも、ある種の美学を感じました(実際に、スチルの構図感はすばらしい。まぁ先述の通り、せっかくの肉体調教シーンで「間」「テキスト」が薄くなるのは勿体無い想いもありますが……)
体験版の感じ、欠点がありつつも、やはり魅力的なセンスが閃く作品というか。
要はどこを見るか、むしろ本作こそ二次創作があって輝く作品なのかも……?(それがヒロピンの、漠々たる大河の流れと言う気もする)
体験版は35分くらい。
恐らくあくまでメイン嗜好は”エロ酷い目に遭いつつ、それでも戦い(やられる)ヒロイン”という部分を描きたかったのかなと。
DID的な嗜好に近いというか、
・この作品のゲーム実況はここでしてます
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
サークルさん過去作:
[討滅戦姫・菊花]
関連:
構図的に、少し
[姉の盾]
を思い出したのはナイショだ(アナルで魔法を吸収する)
ころころ移り変わる感、
[紋章騎士ノルド ~ケガレの紋章編~]
を思い出すものがあった(こちらは”戦闘の中で”だが)
色んなサークルさんに影響を与えたと言われる
[コボルドの家畜騎士]
の抜け出せない感じ、
[Demons Roots]
の処刑ダンジョンの感じ、
戦闘エロで色んな見開き構図的なシチュをやる、で
[カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON]
を思い出したのだ
ヒロピンとか拘束、こういう感じか:
[魔法少女セラフィエールIF・悪夢のバッドエンド]
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