煌星のヴィクトリアーズ (体験版)
*体験版0.2.0trでの感想です
8人のヒロインを次々と仲間にしていく本格ARPG!
RPGツクール製ですがこの為に開発されたというARPGシステム、そして表紙から伝わる牛乳がごとき複数ヒロイン…以前より気になってた作品をプレイ。
結果、体験版2時間遊んだ感触は『想像以上に豪華な座組み』『ただゲームとしては、実は後から来るじわっと系(仲間が増えてからが面白い)』かなと。
一つ一つは豪華ながらも……序盤はちょっと一本道?
なにしろゲーム始まって世界観を物語るナレーション、その後も主人公の国に侵攻して来たラスボス? らしき将軍、その前に立ちはだかる軽口の優男。
まぁコイツらは主要人物だし……と思ってたら、多分ここ以外あんまり出番もなさそうな? じじい医者までボイスが。
本作は島国の王子であった主人公が各国を代表するヒロインとHするハーレムとなりますが、この王子も「頭は軽くて直情的、でもたまに鋭い事を言う」キャラ。
男主人公としてはなかなかの主張度で、同人では珍しい。
サークルさん、恐らく商業同人かなと思いますが、まさしくそんな感じのテイストかなと
この商業同人ぽさは良い所も悪い所もあって、前者はまさに豪華さ。
後者は一人一人は良い仕事してるのに、まとめてみると、せっかくのコンテンツを辿らせるのに一杯一杯、ゲームとしては…あれ…? となりがちという事で、本作も初ステージ(国)をクリアするまでは正直そんな印象を抱いちゃった。
目玉でもあるARPG部分。
オリジナルのドットキャラが走って動く様は感動しますし、戦闘中に他の仲間も一緒に戦い、操作キャラチェンジも出来る(そしてボイスがそれを彩る…)
感触としては聖剣伝説2ぽく、フィールドで三々五々居る敵に接触すると戦闘ゾーンへ放り込まれ、画面端で走り続けると「逃げる」に成功…といった仕様にはニヤリ、良い仕事してるなぁ…と。
ただ、アクション度全開のARPGと比べ、どことなく「ザコ戦をこなす」的ルーティン感が出ちゃうのも確か(よりRPGぽいというか)
そこに本作、ダンジョンでの通路がけっこー狭くて、まぁ目視した敵は大概避けられないとなると…うーん。
しかもARPGとしては攻撃にコンボとか無いようで、単発の攻撃で払うか、必殺技をぶちかますか、といった感じ。
敵は小さいのから大きいのまでグラ豊富なんですが、特的的な動きって意味では、そこまで差も少なかったり。
せめてARPGがARPGである良点、武器やLvアップで操作感触が変わり、成長感じられて面白い……とかに期待するんですが、まぁここもあまり…(ここはステージによって幅あるかも)
そもそも最初のステージ(商人の国を選択)では、シナリオ・ゲームデザイン的にもちょっと首を傾げたり。
詐欺商人(男の娘)に騙された主人公達は、それを追い掛け海岸の東へ。
ねぐらを突き止めるも、罠にはまり逃亡を許し、今度は海岸の反対方向へ。
モンスターに襲われてる所を助け、町の人に引き渡しますが、話がもつれ、今度は海岸北の海賊に捕まってしまったよ……って、ああもう!
この行きつ戻りつ感。
なるほど、で、進む要所でボイスありの会話イベントが差し挟まれる感じね…(ちなみに先に海賊の洞窟に行っても特に何もなし。「後から来るんだろうなぁ」と先が見えちゃう所も)
要はコンテンツがリッチなだけで、辿らされてる印象が強い。一本道感があるかなと
加えて言えばこのシナリオでは主人公の立ち回りも、いかにも「起きた事に翻弄されてる」感じ(例え罠に嵌まるにしろ、一度は回避するけど二段の仕掛けで…とか、一応健闘する所は見せて欲しい…)
普段からキャラ性を主張してる男主人公が、肝心な所で無能だとちょっとイラッと来る、という。
制作側もこの一本道感は問題視したのか、初めに商人の国か帝国領かどちらに挑むか選べるのは、割と試行錯誤なのかなと。
(ただまぁ、先に商人の国をクリアして男の娘商人が仲間になっても、大国領編ではほぼ一切会話に登場しないんだ…。会話差分作るの大変だとは思いますが…)
3人+NPCが戦うARPGポテンシャル…さぁ賑やかになって来たぞ
真価が感じられたのは二つめの国に入ってからで(帝国領を選択)、ここからじわっと面白くなっていった。
戦闘に三人まで同時参加の賑やかARPGのポテンシャル。
新しく加入した男の娘商人はマップに宝箱が幾つあるか教えてくれる。常に仲間の存在を意識できる(「クンクン!」とか言うボイスも可愛い)
というか、挑む順番こそ自由なれど、間違いなく作ったのは帝国領の方が後だろうなって位、ゲームデザインの差が如実に感じられたり。
キャラ性としても、美人で格好良く見えるけど、単身いきなり賊=主人公達を捕まえようとして失敗したり、他にも色々気付く箇所はあったと思うんですが「その剣筋、ただの賊では無いな」とか戦闘でのみ認識するみたいな、言動の端々に脳筋が感じられる女騎士(腰周りがなかなか良い厚さ)とかね…
その女騎士が道中NPCとして加わり、三人+一人で戦う戦闘は素直にテンション上がったし、ザコも姿を一定秒消す魔法使い…とか、変化球の特徴を持つ敵が加わったような(あと仲間が増えれば援護攻撃とか、考えられる余地も増えそう?)
初めは城内にひっそり潜入、結局ぶち込まれる監獄を、後に女騎士同伴で堂々敵を切り結んで進むのはリベンジ感というか、行きつ戻りつの商人の国に比べ「同じ所に戻ってくる」でも、まったく感慨が違うもの。
仲間が増えて本領発揮というか、これはこの先楽しみだぞ…という所に落ち着いたのです
流石のHシーン。肉感ばるんっとした絵、ボイス。そして男の娘も……これもキャラ立ちだ
Hシーン箇所は、各国クリア後に新しくヒロインが加入→拠点でのH、という感じらしく。
ここは流石というか、すごいカラダだけどやっぱ処女でM気質もあった脳筋女騎士、セックスしてみたらチョロく絶頂。
「私はただのメスだ!」「チンポ無しで生きられなくなる」などなどアヘ顔でメス媚びセリフを言う様になるのは、ボイス・絵の質もあって定番の良さ、興奮。
あと一点、表紙から巨大バストが目立ってる一方で、実は男の娘のHもあり…。
ただここも女性声優さんの声が一際可愛く、シーン的にはアナル挿入に女の子パンティー越しの玉揉み、のけぞり絶頂でギン勃ちペニスから射精!
まぁこの性癖を入れたのも頷ける、堂々たるものが。
同時にキャラ立ちもしている。まぁ性癖割と左右に振って来るな…とは思ったけど。
唯一気になるのはエロ頻度の低さか。一国をクリアするのに毎回1時間は掛かるので、当然エロも…。
ただここも拠点に人が集まり、全員(8人)揃えば、次々とくんずほぐれつか?
特に作品ページのサンプルに上げられてる3P・4Pエロなんて絵力が素晴らしい。
やはり期待があるんですよね……
プレイ約2時間。
現体験版のセーブデータは製品版へ引き継ぎ可みたい。
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
関連:
最近はなんちゃってじゃなく、そこそこヤレるARPGも増えて来てる?
[獣慾の城砦]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません