特士の使命 (製品版)
ここ最近、[みこぱこッ!〜ねっとりおやじの家に霊夢ちゃんがヤッてきた〜]といい今作と言い、カジュアルな二次創作のRPGが増えて行ってると思うんです。
あともう一つ、[青年よ女子力は燃えているか]で書きましたが、恐らくはフェチなエロも増えそう。
これからのエロRPGはむしろ(ゲームシステムより)ここらの参入が増えて、新しさを見せてくれるんじゃないか…と期待するほど。
そういった理由もあって、どれ一つやってみますか、と軽い気持ちでプレイしたらこれが凄くシコ。
普通に買ってやってしまっていたのである。
侮るなかれ。描写の丁寧さ、そして痒い所まで届くエロ要素。シコれるぞー
正直、ツクールのデフォルトに二次創作キャラを拝借しただけじゃないか…と侮りがあったのですが、これは予想を大きく上回っていました。
ゲームとしては思い切り「村中のエロイベントを見て回る」系ミニRPGで、戦闘とかも無し。
まあ要は、主人公が子作り特士として村に派遣されたぞ…という筋書きさえ抑えればOK。
性格的には、初めはほぼ堅物の女騎士タイプ。
「あくまで使命のためだ」とか言って性行為を始めるけど、カラダを褒められつつ責められるとすぐときめいてしまう惚れっぽさ、
流されて恋人SEXみたくなってしまう…というのがエロい。
しかも村人ごとの書き分けが上手い。
富豪の真珠入りペニスに「感じすぎてしまうから休ませてくれ!」と悲鳴を挙げ、役目には必要の無いおねだりまでさせられる。
新婚夫婦との不倫SEX・ショタの手ほどきには、自分から乗り気に。
町外れの汚い浮浪者などは完全にレイプで、孕まされる。
事後、農夫の巨根とタフさに完全に翻弄された後に(本作、2回・3回戦に突入という事がまれにあります)
なおも「次は本気の腰使いで相手してみてえし」とのたまう言葉に、内心、次なる快楽に期待してしまう。
それでも、情事が終わり冷静に返れば「つい快楽に流されてしまった…」と反省したり、
妊娠して嬉しそうだったり、赤ちゃんを大切に育てようとする気配りで、母性も感じられます。
またこういったSEXしまくり系だと、女性モブは蔑ませる役割にしがちなんですが、今作は一貫して”使命を果たす立派な人”という目線。
だから役目を外れた、快楽に溺れる背徳が活きるんですね…。
メインの描き分けだけでなく、事前・事後の盛り上げが実に巧みだと思いました。
(個人的にエロイベントを見ていくRPGと、ヌキ用ADVの違いは、この”前振りのアプローチの差”の一点だと思うので、これは重要です)
そんな基本も丁寧ですし、なによりボリュームを感じるのが
「男の村人全員と交わった後、淫乱化して更にもう一周!(絶頂時には射乳もするように)」とか
「淫乱になった後は、妊婦状態でもエロ可能(フェラで性処理。共通エロ)」
というもう一盛り、二盛りもあるメインエロの多さ。
そして「出産エロ」「赤ちゃんに母乳を与える」
「裸で歩けるプチ露出(しかも本人は気づかないという、微妙に催眠ぽい反応)」
みたいな、あると嬉しい細かいエロまで揃った充実っぷり。
(淫乱化してからのスケベゼリフも、「おほぉ」一辺倒ではなく、
ショタに”不衛生だと嫌われるぞ”とちんちんの掃除を教えてやりながら、「私は特別だ…、恥垢を舌で舐め落とすのが好きだから良いんだ」みたいな言葉を挟む淫靡さだったり…)
基本CGはそれほど多くないものの、エロシーンは35以上あり。
普段こういうエロのみのミニRPGはあんまりやらないんですが、相当に満足度高かったですねえ…。
女主人公で寝取り…。これからもエロが新しさを切り開くのでしょうか
二次創作がエロRPGのデザインにどう影響するか…はまぁ、本作に関してはほぼ関係なし。
ただ面白いのは本作、エロをがっつりやろうと追求するなかで、”女主人公で、積極的に寝取っていく”要素が多かったこと。
(まじめな青年を不倫快楽に溺れさせる、妻と比べた感想に思わず優越感を得る。”奥様はこんな事してくれないか?”とお掃除フェラ…)
まずゲームを作りたくて、そこからエロを考える…というような人が多かった少し前のエロRPGに比べ、
最近はずばり”エロ作品を作りたい”人が、取っ掛かりとして選んでるような気がします。
(それだけエロRPGのイメージも固まってきた、有名になって来た…訳ですが)
そういった人達が作るエロゲですから、エロへの情熱が突き抜けているのかも…。
思う所ありますが、色々可能性を感じました。
やはりエロゲですから、エロいは正義ですし。
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