病みカワ リョナトラップダンジョン (体験版)
配信×リョナ×パズルアクション=病みカワ!
サークルさんの新基軸へのトライは頼もしい
[○リキョニュー星人に攫われて逆レされるお話]とか[飼い犬勇者と魔王の城]など、むちむち肉体×マゾ責めで、大きなドットで……という作風が鉄板であるディーゼルマインさんが、
「(昨今、割と用いられる事の多い)配信シチュ」と「リョナトラップダンジョン」、それに「パズルアクション」を組み合わせた新基軸にトライ!
体験版プレイ前は横ACT×ホラーという事から、過去作でいう[くろかげ様のお参りに]の感じかと思ってましたが、触ってみるとこれは間違いなく新基軸だな……と。
まぁ新しい挑戦=面白い or エロいとは必ずしも限らない、わけですが……
それにしても良きにつれ悪きにつれ、随所に口を挟みたくなる感じがある(物議を醸す?)作品かな、と。
(実は鉄板シリーズを生みだす前も後にも、何度も新基軸の模索をしている同サークルさん。
なので似てる位置の作品としてはむしろ、まだUnity製自体も珍しい頃に3Dの横ACTを作った[レイリス~魔物に孕まされた最強の女騎士~]とか思いだしちゃう訳です……)
ステージ中もHでも流れるコメント。
死んぢゃう所も配信されてるよ~みねねちゃん
▲お誕生日配信の後に鬱り、ちょっと近所のコンビニ行く感覚で樹海ぽい所にやって来たみねね。当然死ねず、ぴえん……
▲しかしここはもはや異世界となってた!
なぜか配信がONとなり、ウサギに擬態した触手生物に襲われる始末……生きて脱出するんだ!
基本的な運びとしては、樹海的なところへ自殺配信をしにやって来たヒロイン(『ヤミカワ』とか言ってますが、かなりのガチ系)
だがここでオーバードーズした風邪薬が効いたのか気絶。
目覚めた時には現実と似て非なる危険で禍々しい生物がたむろする異世界に、そして配信も勝手にONになっていた…!?
自動で流れる配信コメを背景に、間違えればリョナられる(リトライ出来ますが、多分毎度死んでる)
危険な罠やモンスターを避けつつ・解きつつ、先に進め。
いま恐怖の、本当の死亡配信が始まった……!?
コメントが上手くハマっているかは……うーん
▲アクションステージ開始。常時コメントもあり、なかなか見栄えいいかも
って塩梅ですが、まず「配信シチュ」×ACTとしては体験版ですがそんなに活かし切れてないように感じた。
具体的にはコメント。
ステージ中のエロ仕様としては、敵にぶつかったり罠に掛かったりするとSDキャラぽいぬるぬるアニメとなりますが、ここで流れてるコメントが何か定型句が多く、状況に沿った言葉がそんなに無いかな、と。
例えば可愛いうさぎかと思ったら触手が擬態した化け物だった! とかって状況でもそれに触れるコメントが殆ど無い?
これには配信者でなくても「リアクション少な!!」というイラつきですよ……。
巨大なキノコに犯され、頭から何か菌糸が生えちゃってるエロでも「足、ふとw」とかコメントが流れて、少しはそういうのもあって良いかも知れないけど、そこじゃぁねぇえだろぉぉと。
▲犯され時。スパチャとかもたまに入り、冷笑的なノリを出したい……のは分かるが、行為に触れたコメントもっと寄越せや! 脳弄られてんねんで??
基本ステージ中の犯されはエロモーション+ボイスとなる本作、地の文が無い分、コメントの役割は重要だぞと。
触手で、耳とか脳とか弄られてんねん!(垂涎のシチュ!)
そこをコメントが触れればリョナ度増すのに……と歯噛み。ちょっとコメントに関しては形だけに感じてしまったか。
(微妙に(現実ぽい)コメント遅延があるっぽいのもまぁゲームなんだし、そこは即応で良かったんじゃないかなぁ……)
▲罠に陥ってぬぷぬぷ。分かるけどSDキャラはちょっと寂しいか…
▲山田じぇみ子氏のボイスが熱演するリョナ。
方向キーで解いて逃げないと、HP0で絶命ぽい差分も(その後バッドエンドCGとかは無いみたいですが)
あと仕方ないのかも知れないけど、寂しいのはSDキャラのようなアニメ造型。
このサイズだと正直、”リョナ”なディティールも、女の子の「病みカワ」な部分も伝わりにくく……
あとリョナ表現で言うなら、ヘソ姦とかは血とか出て欲しかったかな、とか…。
割と一歩、想像力が要る感じ。
(一方、可愛くてウザくて可哀想な女の子が垂れ流す汚いボイスであろうとする、声優さんの演技はグーなんですが)
▲ステージクリア後、やっと休憩小屋があるかと思ったら……。ここでの大きいエッチは好き、みねねの病みカワディティール出てる
どうもエロはステージ中だけでなく、ステージの終わりにも1つ入るらしく、そこでの物語上のエロは割と大掛かりで、大きめサイズ。
ここにはちゃんと興奮もインパクトもあったので、難しいだろうけど……全部もうちょっとサイズアップしてくれたらなあ、という感じは正直……。
▲危ない所が近付くと、画面に赤フレームが付くぞ。これを利用して回避すべし…?
ただ配信シチュをアクション性に用いようという試みは感じて、「危険が近くにあると、自動的にズームアウトする(配信モードが切り替わる?)」ってのはちょっと良かったかも。
プレイしてて画面にフレームが付いたら注意せねばとなりますし、配信的にも言わば「みどころ」感が演出される。
ゲーム性とかなり両立していたのではないかと。
(言わばキャラを操作してる画面の「手前」にそれを見てる視聴者が居るという、第三の壁を越える仕組みでもあるんですよね……。
その意味で、配信×パズルアクションとしては真っ先に
「コメントがステージ中のパズルを解くヒントになる」
「コメントに色々指示され、それに従うかどうか(選択肢や投票?)」を検討すると思うのですが、体験版では無かった。
それはやらない方がいい……と判断した事情があるんですかね…?)
パズルアクションの真価。
リョナ状態異常で道を切り拓け! あぁ病みカワってこういう事をも指していたんだ
▲なにか触手穴ぽいものがある道、頭上に安置されているブロック……。
正解は「手前のスイッチでブロックを落として道を作る」ですね
▲リフトが来るのを待って進むべし、悔しがるビッグサイズキノコ。これが正解だ(もちろんそうでない道も辿れるぞ)
そしてパズルアクションとしては、一つ笑顔になれるような新しい所がありました。
体験版ではエリア1(ステージ1−5)まででギミックは少ししか見えませんでしたが、まぁ基本スイッチを調べてから進んだり、危なさそーな所を避けて進む、みたいな分かり易い岐路あり、間違えればほぼエッチ&リトライ。
▲一番好きな箇所。どう考えても進めそうにない切り立った崖……、そうだ犯されてキノコ寄生状態になって風に乗れば良いんだ!
ふわーんと飛ぶみねねは、まさに自分に合った仕事を見付けた感がある
……コメントで謎が解けた事を褒めろや!!(怒)
ただ驚いたのは、先には切り立った崖、どうやったって向こう岸には行けそうにない中で、後ろからレイプキノコが迫って来る…というシチュ。
何度かゲムオバなって試した結果、
前々からキノコに犯されると菌糸が頭に生え、妙にふらふらした状態になる事には気付いていましたが、これを利用するのだと判明。
頭に生えたキノコで風に乗り、飛ぶんだ!
おかしいんだけど、凄くメルヘンで、でもレイプの結果だからダークで。(むしろサイケ?)
あぁ『病みカワ』ってこういう事をも指していたんだ……。
なんかこの解決は、素直に「上手くハマった」ビジュアル的な、コンセプチュアル的な気持ち良さがありましたねえ…。
言わばリョナゲーとして、犯された後に起きるバッドな状態異常を利用する、そういう意味でのパズル横ACT。
ACTとして敵を吸収してその能力を使う……とかはあったでしょうが、これはなかなか新鮮では無いでしょうか……?
製品版でこの部分をどれだけ徹底してるかは定かではありませんが、ここには強く頷けました。
▲途中、なぜ病みカワ自殺配信とかするようになったのか分かる顛末(メモ)も拾う。
このイノベーターな部分をどうあまねくヒットする作風に仕立てていくか、練度を上げていくかが、プロとアマの差(まぁ同人だけど…)という気もしますが、うーんどうかな、割とディーゼルマインさんは色々と試して、伸びないジャンルは切り捨てる傾向がある気もするか。
なんだか妙に光るモノを感じる一作な気がしました。
体験版はプレイ25分くらい。
なんか当たり前に捉えられてるけど、マリオのキノコ食べたら大きくなるとかやっぱおかしくて、むしろ今作みたいな虐待経験済みみたいな女の子の、変身願望として身体が変わる、って方が自然に咀嚼できるという(もっと遡って、不思議の国のアリス的とも言えるかも知れん)
カービィーとかスライムとか、敵を倒す=新能力が使えるという部分の設定に腐心していたのを、実はR18がメッセージ的には一番しっくり来るように出来るという、この一点でコンセプトの消化を感じた。
・この作品のゲーム実況はここでしてます
関連:
LIMBOみたいな感じって事で、 [アルプスと危険な森]も少し思い出す?
[アルプスと危険な森]
リョナACTとかの感じ、古典ですが、
[ハナカンムリ○]
も思い出す
「自分の死体を踏み越えていく」
[スーサイダー]
とかどうか
は未だに発売されてないし……
古くなっちゃうけど、未だに
[スプラッタースクール ~横スクロールエログ○リョナアクション~]
[parasite in city(1.03)]
辺りは好き
配信シチュもあって
[天川紗雪と屋敷の九怪奇]
とか思い出しましたが、まぁこれはアクションというよりADVね
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