群青のオルファネージ ~淫欲に堕ちゆく無垢なる少女~ (体験版)
*v1.00での感想です
長期制作で練り上げられたSRPG。数多い女性ユニット、つまり当てがわれる竿役も多数……! 女主人公RPGぽいエロから寝取られまで様々な事情を繰り広げます
久しぶりにがっつり作り込まれたSRPG studio製の気配…!
なにしろ”開発期間4年”と謳われ、OPから主人公? が侘しく死ぬ所から始まり、そこから「これは運命に抗う物語」と来て一年前へ……と流れ。
次いでオリジナルのSRPG戦闘グラアニメ(スケスケ衣装エッチボディ)…なんて目白押し。
> 想定プレイ時間 10~30時間程度
という事で、まずなにより遊べるSRPGというのは、細かい手触りのコダワリにも窺え。
ゲームパッドで操作すると、カーソル移動に微妙に慣性が付いてて”1マス単位"の動きが分かり易かったり、あと移動ルート表示、敵の攻撃範囲は移動距離も含めて計算、キャラにカーソルを当てれば所持アイテム一覧…さすがのカスタム度。
戦略的な要素も百出。
隣接すると補助効果を持つユニットに、特定のユニット同士が会話すると以後”合体攻撃”が可能に(当然攻撃はオリグラ)、道中レア敵を工夫して倒すと入手できる特別なスキル、そして編成画面では重量制限ぽい制限に基づき、スキルをあれこれ付け外し…
弓矢や鎧ユニットは攻防スタイルの変更に(ここぞという時に使って、おびき寄せたり…)ステージ的には乗ってると回復するマスあり、そろそろ慣れて来た頃合いに、倒せない敵に追われて逃げる面……
更に防衛用の砲台強化とかも出来そうな雰囲気…次から次へと。そうして全50ステージ以上!
物語としては、かつての戦争で滅んだ「帝国」の遺児から成る、孤児院の女の子たちが主役。
皆で戦い、お金を稼いで孤児院を支えたいのですが、”マスター”付きにならないとマトモな仕事は振って貰えず、その関係性に付け込んで性奉仕を迫られている実情があったのだ…と。
まぁそんな背景ですが、全体としては敗北エロあり、特定キャラで特定マス踏むとH解禁されるステージなんてのもあり。
ただ一番のメインは、拠点で会話を見る形式のエロだったり、もしくはステージクリアした後の街移動(普通のRPGよろしく歩ける)でのエロ探し……でしょうか。
ずばりここでやたらと竿役たちが登場、SRPGというシステム上、女の子キャラ(ユニット)も多い訳ですが、漏れ無くカバーしてくれる。
あの子にはこの男、コイツはあの娘にご執心……
多数の女の子キャラと、少し探すとすぐフラグが立ってしまう「竿役の個別段階エロ」がキャッチーな所かなと。
ただ設定もそう、前振りとして恋人的な男もそこそこ出たりで、陵辱・寝取られ尽くしかと思ったんですが、全てのHがそういう訳でもない様子。
既に肉体開発されまくってて寝取らせHにノリノリな子、3段階エロの2段目で既にNTRに流れてる子……
『それぞれの女キャラの性模様』という感じがしました。
その中でも特別に厚いのは、街パートの操作キャラとなるメインヒロイン二人のエロでしょうか。
操作するキャラが場面ごとに代わったり、「マッサージ屋」のイベントやら、選択肢次第で性的興味ゲージが前後…(「誠」か「淫」のどちらかに傾く)
実に女主人公エロRPGぽい?
つまり長く作られたSRPGだけあり、色んな人(竿役)の間で惑う、その背後に色んな性模様が(時に同じ竿役があちこちに顔を出す)…という事かなと。
ステージをクリアし、物語が進むと言い寄り・付け狙う主要竿役が暗躍しますが、街パートではスラム街もあったりして、汚い男相手の段階エロも。
ここで初めのマスター制度が”引き”として意味を持ってくる訳ですね…(さすがに社会的地位0の汚男はマスターの候補に数えられないでしょうが)
また惑う事を裏付けるように、主人公パーティーの中で唯一男のカル君の存在があり。
この男、基本クズでメンバーの若い肢体をいやらしい目で見、たまたま媚薬を手に入れた事からヤッてやるぞ……くらいに思ってるのですが、戦闘では唯一のヒーラーとして役立ち、あんがい女性間の繊細な所に気付けたり、辛辣だが言いづらい事実を突き付ける不思議な魅力のキャラ。
そしてやってやるぞの機会を狙っていたカル君の前に、メインヒロインと良い仲とかいうポッと出のイケメンが現れ……。
現体験版ではここでメイン or IFルートの分岐、終了となるのでした。
物語的にはクズ扱いですが不思議とカル君にやれ、やってしまうんだ! という同情の気持ちが湧くような……
(ヒロイン達は先の戦争で敗北した帝国出身ですが、カル君は中立の国出身……という事で、まさに”惑う”存在の象徴的かなと)
果たして冒頭の侘しく死を迎える結末は変えられるのか、どう繋がっていくのか……とSRPGと共に物語が気になっていく感じでした。
ちなみにHイベント全100以上……らしく、この面でも相当な力作でありそうです。
▲敗北エロはバッドEND扱い。勝っても回想が埋まるのでわざと負ける必要なし(しっかりSRPG作り込んである作品ですし)
体験版では一つだけだったので、ここはそんなに多くない?
▲Hシーンは一つがなかなか長め。特に「お尻の張り」「引き締まった身体」がなかなか目を奪う……
一部シーンはボイスあり。
体験版はプレイ2時間30分。
序盤だけでもかなり練り込まれた要素数……、製品版だともっと驚かされる要素がありそう?
ただその分、割と構造がすぐには把握しにくくなってるか。
実は誰目線でプレイしたら良いのか、掴みづらくはあると思う(でもそこはSRPG、何だかんだ引き込まれ、本当に面白くなるまでやっぱり遊んでしまえると思う)
手に取るかどうかの入口の話になりそうですかね…
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
関連:
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[ノロワレ島 ~ 噛まれたらもうおしまい ~]
みたいのを彷彿しがちだが、少しノリが違うかも知れない
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