配信ゆえチャンネルo! (製品版)

ADV,R18製品版の感想

体験版

やったー、H生配信ゲーだっ! アイレベルの固定、凸などハプニングの続出……込められた演出にひたすら唸らされる

111
@becomegame

体験版は一本道(選択肢選べず)、5分ちょっとくらいでしょうか
マイクはどうしてるんだろとか、細かい事を気にしてはいけないのだ(カメラに付いてるんじゃね……音質悪いだろうけど。そもそもスマホ撮影か?)

製品版

一流のエロ配信者の放送ではゲーム、エロ、ホラー(オカルト?)、何でも起きる…!

体験版で、今の所このゲームしか追求してない様な「エロ配信」にまつわる表現(or 展開)に感服し、これはもっと知っておきたいと製品版購入。
なおエロRPG本編は未プレイ(ここもそこそこ大きな要素の一つっぽい)

選択肢で迎えるルートは10種、全部エンディングを見るとタイトル画面におまけシナリオが2つ追加(エロ)。
毎回初めから見る訳でないにしろ、計10ルートってのはそこそこ長く、2時間くらいは遊びましたね……

上手い意匠の数々。選択肢は二周目から、短く区切り前後する話題、臨場感あふるる絵差分の多さ

2時間という短編に詰め込まれた『こだわり』に触れたいが、まず配信の展開を生むアンケート(二択選択肢)が始まるまでが既に凝ってる。

というのも、一周目の配信はノベルのようにただ一方的に見てENDを迎えてから(体験版範囲に相当)、改め二周目、途中での選択肢分岐ありの放送へと入る。
これは勿論チュートリアルとも言えるけど、それ以上に一周目ではただ眺めるしか無かった「あ、その話題(IV出演とか)もっと聞きたかった」という所に、二周目ではきちんと選択肢が入り、もっと突っ込んで聞ける、という体験ができること。
(またそうなる様に、一周目のルートできちんと”気になる”種を蒔いてた事にも気付く)

まさに配信がちょっとした機会で思わぬ展開を迎える! という、このIFの面白さを感じさせる仕組みであって、これがチュートリアルだってんで、前日の放送みたいにしてたらこうはならない。
設計の上手さはこういう些細な所から始まっている

体験版ではただ配信主のMC、場の回しが上手いなぁとだけ思ったものだけど、ここでも製品版を触って、マジックがある事に気付く。
まずこの文章量なら小さい位だと思うけど、テキストのメッセージウィンドーが2行まで。
その二行で話し言葉をやるものだから当然、気になる所で話が途切れる感じになる。
加えて、コメントを拾ったり、何かが起きて中断されたり……(そのとき話し掛けた話題は、別のルートで改めて本腰入れて語られる事も、という妙味)
なんというか「話が前後する」展開をしていて、これがごく自然の話し運びに近いのだなと。

つまりリスナー=プレイヤーが”それで、それで?”と先が気になる話し方になっている

それに合わせ、魔法の机の下から出て来る小道具(どのルートでも大体何か出て来る、机の下どうなってんの…?)、そしてそれを用いたCG差分の刻み方の多さ。

例を挙げると、気になるIV(イメージビデオ)出演の裏話がアンケート選択肢の結果始まり、一作目というのは、どうやら痴漢モノだったという。
いや初作からIVじゃねぇしソレ、という内心のツッコミを汲み取ったように、実は……とその舞台裏を更に打ち明ける(電車で一駅進むごとに服を脱いでいくという企画、やっぱりタダで済むハズがなく、結果的に……。
「脱いだ服を入れる為だった紙袋を股の間に挟まれ、脚を閉じれなくした上での痴漢」を本人の口から聞かされるこの、興奮です)

そして一通り語った後に「ぶっちゃけ、コメント欄にも私に痴漢してる人が居るじゃない?」と、ウッとなる事を言い出した後に、
「こういう……」と続けて机の下に屈み、紙袋をゴソゴソする配信者(ちなみにここでイスを引いた時に、”がたっ”と鳴る音が入ります。細けえ!)
で、取り出したのは手錠だった……と、「こういう物を放置しておくのは困るんだけど!」という事で、
電車内で手錠まで使われて痴漢された、しかもその手錠はLED発光するらしく、痴漢の間でお触りOK印みたいに機能している……と。
情報を小出しにされ、話のディティールが見えて来る面白さ。
また臨場感を支える絵素材・差分の多さ。

たまたま配信者ぽい運びになるハズもなく、ここも相当に意図して練った物と思われ、いやこの小規模ADVに詰め込まれた手法に感心しましたね……。
そして本作はADVですが(この世界、詳しくないものの…)、実はADVの語り口としてもかなり珍しい部類ではって気もしましたが……どうでしょうね

配信あるあるなこだわりも当然上手い×エロの掛け合わせ

モチロンこういった物を作ろうとした時にいのいちに考える、『配信者あるある』な光景、その再現度も凄くて、
配信者が”絶対ウケる”とやったネタが意外に詰まんないというか、やり過ぎの下ネタで「あっ……」ってなる感じや、まさかのモノマネタイム(地獄)、
ゲーム配信をする事になったけど、まず一瞬「あっ(ゲームの)音がでかい」という調整から入り、
次に表示ゲームウィンドーの位置調整を……OBSですねぇこれは……だったり。

もちろんエロゲらしく10ルート中には色々な驚きとエロに満ちていて、
展開によっては、放送中訪ねて来たのが(一周目ではレズレイパーだったので一瞬ビクッとさせつつ)友達の配信者。
ここからは画面が対談風に、その後の選択肢でゲームすると決まれば、対戦配信だ! ただまぁ、利尿剤を飲まされた状態でだけどね……みたいな。
(袋に入った駒みたいのを手触りで当てよう……ってゲームなんですが、配信的に普通に「リアルな卓上ゲームを使って何かする」っていう発想が自分には無くて、ここは素直にへ~と感心したり…)

分岐次第では屋外へ繰り出す事もあり、ここではスマホ撮影だと角度的に無理があるんで謎技術で自動追従するドローンなんていうエクスキューズを噛ませながら、
ここで下からのライトやカメラアングルでいかにもホラーを連想する雰囲気を臭わせ、
そしてご期待通りそうした展開へと繋げるのは、実に隠れた”前振り”がきっちりと機能しているなあ、と見ていて感心したものです。

そして場合によっては「友達と二人揃っての」「野外散歩へ」という事もあり。
ここでの一体何が起きるんでしょうみたいなスリルを煽るアングルの絵には、素直に一番作者さんの実力が分かり易いところだ……なんて見てましたね。

エロシーン ゼリー浣腸だ、アナルで本気イキだ……!?

そうして起きるのが、過激エロシチュ。

「負けたら脱ぐ」と公言したゲーム対戦ではまぁ一進一退ながらも最後には……。
ここで泣きの一戦の為に入る選択肢が、ゼリー浣腸を入れて対戦継続 or ローターなどオモチャを付けまくって対戦継続といった二択。

ゼリー浣腸チャレンジなんてのが流行ってると、この世界での嫌な流行を口にしつつ、どうやら固まったゼリーを切らずに長く排泄できるほど偉い(?)らしいと。
いかに沢山腸に入られるか、そしていかに踏ん張り、ヒリ出せるかの模索が始まります……(どんな配信なんだ)

キーワード:
排泄前の盛り上がった尻穴、悶えながらじょじょにゼリーをヒリ出す差分、その後の失禁、へたり込んでの丸いお尻◎
一回の挑戦で終わるかと思ったら、更なる好記録を目指しまさかの『お代わり』(シコ的にオイシイ)
最後、んほぉおと汚いセリフとイキ飛沫が画面に掛かって見えなくなり謎の〆、エンド感。
「大仕事」を終えた、表情が妙に綺麗に見えるギャップエロ(すっきりした?)

(*ところでエンドカードの、女学園みんなで一つのバケツに尻突き出してヒリ入れてる図とか、個人的にはゼリー浣腸とはいえ、もう完全にスカトロに感じたのですが、本編RPGのエロ嗜好もこうなんでしょうか?
 レズもいつの間にかここまで進化してたのでしょうか)

一方でローター等の責めならまだ比較的穏当な性癖かと思ったら、序章として式神ハンドの拘束くすぐり絶頂とかあったのは「ルートごとに開帳される性癖がなにげに広いな!」と感心しつつも、ニンマリ。

ここも、というか正確にはゼリー浣腸と対照の構図なのが面白い所なんですが、
たまにある定点カメラ視点の亜種とも言えるでしょうか、
配信だからカメラは固定で、で普通は取れないだろうポーズ(大開脚、お股おっ広げ)をたくさんの式神ハンドで取らされ、これでもかとカメラに押し付けていく構図はエロを感じましたねえ……

定点カメラだけでなく、カメラ押し付けご開帳エロ。これなんだ。
それからは当然のようにモリマンをぷにぷにしたり、もちろんくぱぁに、アナルに瘤パールを出し入れ…… イキ方がえろい!

本作、実はルートによってエロが「濃い」「薄い」があるのかなと思って、
恐らく薄いだろう方ならヒロイン自ら”今回はあんまりエッチ無かったから”と言ってオナニー配信で間を埋めようとする辺り、どこまでも配信という物の臨場感やメリハリを追求してて、そうしてルートを踏破していくと、段々とエロ配信者としての「イッてるけどまだ常識の範囲内」の感じ方と、「本気でヤバイ感じ方」とかの違いも何か分かるようになるという。
この娘、本気で感じてるだろ! とツッコミたくなるエロ配信……興奮しますよね、それまでもあるんだ(ここも狙ってるのかな……?)

またメリハリで言うと、たまに意図的にぶっ飛びENDを迎える回があるにつけ、なるほど、一本のこういった配信シミュレートADV? の完成度として頷けるなぁと(短編ならではの、頭から尻尾の先まで設計したキレの良さ……というか。後味ですねえ)

私的には前振りのソフト性癖もすき

あとこれは個人的な趣味もありますが、そうした過激エロにこそ目が行きがちですが、
実はエロの流れとしては「ジャブ的なソフトエロで煽り」+「濃いエロでシコ」という定番構成は外してない気がしまして、で、このソフトめのエロで”貴重なエロが見れたなぁ”という感じも嬉しかった。
新しい形のエロだ、探求だ…

既に述べましたが、前にこんなエロをされたと本人の口から語られる興奮に始まり、お外配信で着替える時には欠かさず生着替えを布越しシルエットで行う、このおちんちんへの甘刺激を徹底してるなぁという感じ。

利尿剤を飲まされての対戦ゲームはもう述べましたが、その最中、おしっこを我慢しながら椅子から立ち上がる一枚とか(多分ここでしか使われてない立ち絵)
その手の込みっぷりに感動……

ソフトに入れていいか分かりませんが、野外配信でいきなり複数人に襲われ輪姦レイプ、ただ画面外で行われてるので何が起きてるか決定的には分からない……って所に投げ込まれる脱がされたパンツ、そしてその後に本人の口から何があったか語られる振り返り配信。
「アイツら太腿に正の字書こうとして失敗してんの」みたいな事を喋り、その字を見せるので、どうやら5発くらい中出しされたのかと分かった後に、
ふと後ろを振り返り、お尻に記された正の文字が(どう見繕っても100は超えてそうな)くらいびっしりと……という時の、”!”みたいなインタラクション、衝撃度というか。

ハードさも良いですが、ソフトエロな面でも本当に毎回感心させられる趣向があったなあと……(ただその分、割と人を選ぶ嗜好になってる気もしましたが……ゼリー浣腸の行き切り感とか… 性癖が錯綜しちゃう!? でもそれが良いんだ!)

意外ですが、今回は露出って言うほどの露出シチュは無し。
あとまぁ状況を考えると男相手と匂わせてる所もありますが、肉棒で犯される直接描写は無しと。
全体に、挿入はアナルでのイキが多かった印象です(男をあんまり出したくないので、そうなりがちなのも分かりますが)

ここがもうちょい出来た気も

ここは今一つなんとか出来たのではと思ったのは(期待が高い)、
何周かすると選択肢の前でセーブ&ロードするのが効率的って気付くと思うんですが、そうなると多分、忘れない為に端から選択肢を潰していくプレイになると思うんですね。
そうなるとせっかく、配信者のコール&レスポンスに応えてどんな展開になるだろう……という原初のワクワクが減る方向へと向かってしまうのが残念だったかなと。

もうゲーム側でルート分岐図と再開を示し、示すんだけども、そこでもう一手、何か用意するとかもあったのかなあと…(曖昧すぎる…)
あと分散セーブする事を考えると、セーブデータにサムネイルが無いのはちょっと不便かな、とかはまぁ。

あとまぁ、小規模(短編)に詰め込んだ恐るべきこだわりを感じる一品でしたが、それが完璧過ぎる余り、フと冷静になって「動画とかで普通に観てるそれを、果たしてこのADVでやる意味は」みたいな事を考えてしまう瞬間があったかも知れない…
(まぁここは、配信あるある展開からの→吹っ切れたエロや展開、過去RPG知ってる人にはニヤリとさせられる要素続出と、充分盛れていると思いますが)

どうしても[ドすけべチャットレディ雪乃ちゃん]が浮かんでいたのですが、実はこの作品が「有名エロ配信者になるRPG」なら、本作は傍観者として「配信者の一流の技術を眺めてる感じ」なんですよね……
そこが特色であり、そして自分でもちょっと配信した事ある…みたいな、一歩踏み込んだ視点があると、より深くこの愉しみを噛み締められるかな、と思わされる所でもありました。

関連:
エロ生主的な、配信的なゲーム:

[ドすけべチャットレディ雪乃ちゃん]


[羞恥少女のエッチな借金返済生活~視線で感じる甘美な快楽~]


[除霊配信]
は相互コミニュケーション期待すると少し違うけど、戦闘あり、心霊要素もあってえろいですよ


[サキュって!アテンプテーション~クソザコ淫魔の愛され奮闘記~]
すぐ炎上する子を育てる


[マニアック生配信~ユサ~]


[クロネコライブ~蓮華のドキドキ脱衣配信~]


[生配信・少女トラップ脱出中!]
とかもあるみたい

↓は発売停止していた、そうか……