フタディア (製品版)

RPG,R18製品版の感想

2016/10/11予告時の感想です

褐色ふたなり爆乳レズ! RPG部分もかなり丁寧に作られてます

現在(2016/10/11)、予告でのお気に入り数は少なめですけど、個人的に「なんとなく好き」な部分が多いRPGですね…。

 
▲爆乳たちで画面のほとんどが埋まる(良い)

明らかに隠せてないだろ! みたいに突っ込みたくなる、ハレンチ衣装のおっぱい女性が一杯出てきて、
おまけにハート飛ばしまくり・ちんぽ快楽に負けるフタナリ、更に爆乳レズにまで伸びるエロ嗜好。
(元来エロRPGは性癖やキャラの重要さから言って、各人にとっての”好きなポイント”を稼ぎやすいはずなんですよね…)
それとアイテムのアイコンや、マップチップ組みの丁寧さ、細かい会話変化など。
がっちりRPGしたい…という意志を汲み取れるようで、好感が持てます。

  
▲一応、巨乳ではないメイドさんもいる様子。お城のお手伝いモンスターのスチルもあって、なにか和む…。

というか始まりの舞台となる魔王城に至っては、「つい作るのが楽しくなっちゃったんだろうなあ」と思わせるような広さで、ちょっとここがネックなのでは…という節もあったり。
他のマップもそう、なにしろOPで悪いサキュバスにより主君たる魔王がふたなり化、万病に効くらしいキノコがあるので採ってこよう…
という他のRPGならシークエンスの初めに当たる流れも、目的地に着くまで、小さな村2つと森2つを超える必要がある…という位なので、他エロRPGの「話の早さ」を考えてると少し面食らうかも。

フィールド ダンジョン

自分も初めは、ええい、エロだ、とにかく先に進むのだ、と直進したらかなりの手応えで気付きましたが、
むしろこれは、いつでも移動画面に引き返せる”飛翔石”が頻繁に手に入る事もそう、まず進み、少しきつくなったら引き上げて、準備を整える…
とじっくり腰を据え出すと、楽しくなってきますね。
せっかく一つ一つの村や森が作り込まれてる事ですし、ちょっと話を聞いて回って、先に進むついでのサブクエストを請けたり、あれこれアイテムを貰ったり。

ダメージ脱衣1 ダメージ脱衣2
▲ダメージ脱衣も細かい(4段階)戦闘は2回行動なので、攻撃・防御とかもできる

すると魔王城での錬成で、アイテムどころか武具も作れる、
しかも種類が豊富なので、大体どれか一つは作れる…だがこちらは特殊な品が多め、町の武具屋では万能的で強い装備品は売ってるけど、こちらは値段が張る…と、強くなるための選択も見えてきます。
通り道でしか無いと思ってた小さな森にも、
大通りとは逸れて小道に入った所に、町で請けたサブクエストの中ボスを見つけたり、”明らかにピッケルで掘れそうな、怪しい場所”があったり…(発掘品をコレクトして、美術館を大きくするという要素に繋がる)

敗北エロ2 敗北エロ1 敗北エロ3
▲敗北エロ。差分細かい!

つまりダンジョンの数=敵が強くなる区切りとなっていて、そこを進んでは苦戦するようなら、戻って強化。
流れで制覇していく事そのものが、メインの楽しみかなと。
(体験版のテンポから考えて、全体のプレイ時間も割と長そう。10時間くらいかな?)

差分もたっぷりエロシーン。そしてふたなり快楽描写のこだわりよ

エロ箇所もその延長線上にあるもので、
宿泊代を浮かせるため、お城に帰って寝てたら、フタナリを持て余した魔王様が夜這いを掛ける、あるいはオナニーするイベントが発生、また主人公がそれに気付いてからは率先して性処理してあげることに。

夜這い1 夜這い2 夜這い3
▲寝るときは縦セタに着替える…おっぱいフェチをくすぐるなあ 他にも着せ替えありそう?

他にはボス戦の敗北エロもあり、ここでは主人公も一時的にフタナリ化させられ、敵のサキュバスに手コキでイカされる。
ボスを倒して、やっとフタナリに効くというキノコを持ち帰ったら、治るどころか(やっぱり)性欲を増進させるものでエロシーンに突入。(この先もこんな展開が、数回はありそう…)
ふたなり&爆乳レズな嗜好を覗かせていました。
ここで特に言いたいのは、RPG部の丁寧さがここでも活かされてるというか…、差分の細かさ、多さによるフタナリ快楽描写の盛り上がり。

おしっこ手伝い1 おしっこ手伝い2 おしっこ手伝い3

事実上の初エロ、まだ自分のちんぽに不慣れな魔王様の排尿を手伝ってあげるというシチュでさえ、
(なぜか乳房を出し)手を添えての発射用意から、おしっこが放物線を描き、勢いが無くして終息するまでを追い、更にその後の「ちゃんと、ちんちんを振って尿を切らないと」までをやるという。
他にも射精後の「さきっちょから精液が垂れがちになってる感じ」はどうやらデフォだったり、敗北エロの「初めての射精にびっくり、その後にザー汁混じりのおしっこも出してしまって、んほぉ」などなど…。
製品版では、発掘品を蒐集することで新たなご奉仕エロが可能となったり、なにか主人公自身もそのうちフタナリが常態化しそうな気配もあり…
まぁ人は選ぶのでしょうが、良いシコさだぞ、と頷けるものがありました。

性処理フェラ1 性処理フェラ2
▲ツボ突くなぁ…

ただ気になる点を幾つか挙げるとすれば、
なにしろ先述した通り、ダンジョンマップが入り組んで作られてるせいもあって、肝心の奥へと進む道を見落として、詰まりそう…とか(実は自分も15分くらい探した)
あと”エフェクト切る”のオプションもありますが、それでも一部のマップはちょっと重たいですね…。

今回の主人公は前作で登場した騎士のミーニャです
世界観は同じですが、前作を遊んでいなくても楽しんでプレイしていただけます

とかの、続編ゆえの心配は(本作の主人公が魔王側なら、前作は光の女神様がフタナリ化して大変な[フタメガ]
予告で判断する限り、確かに問題なくプレイできそう…と思えました。

隠れた名作の予感も、やや途中から難あり……

2017/01/05現在、片手剣だとTPが溜まらないバグとかも残ってますが、久しぶりにクラシックな、やり甲斐のあるRPGをやってるな……という感じで、ちくちくと遊んでます。

ワールドマップ
▲ワールドマップ

予告の時から「なんか好き」だった訳ですが、深く考えてみると、それはRPGとして「やっても良いし、やらなくても良い」要素が豊富にあるからかなと。
ワールドマップでも、別に寄らなくてもそんなに問題無さそうな村、それに反して一つ一つが作り込まれたマップチップに、調べるとあちこちにある錬成レシピ。
そもそも敵シンボルも避けやすいので、これも結局は「戦っても戦わなくてもいい」とも言えたり。
(ただし、いずれボス戦はあるので、そこで工夫しないと苦戦するかも。短期強化に向いた寄り道のダンジョンとかもあります)

湿原地帯 海岸 メイドさん会話変化
▲湿原地帯に、海岸に…。会話も細かく変化するよ

レシピで武具が錬成できるとなると、つい強力な装備で力押ししたくなりますが、実は本作は「HP35%回復して、4ターン攻撃力強化」とかもある錬成アイテムの方が、ボス戦ではキーに。
対して、全滅したらそれでゲームオーバーっていう今どき珍しいザコ戦は、ちょっとした油断であっさり死んじゃう事もあるバランス。
だから状態異常の深刻さに焦ったり、敏捷度で敵・自分の攻撃順が決まる……なんて、普段では軽く見てる処理がかなり迫真の緊張感を持ってくる。

メイド服
▲骨董品を集めると、ちゃんとご褒美がある。乳輪くっきりの褐色メイド服だ(ブラを着ける習慣は無いのだきっと)

ようやくそのエリアのザコ戦に慣れてくると、
錬成する為にはお城に帰る必要があるけど、飛翔石で一発で帰れるし、ならもうちょっと素材集めてからにしようかな、このエリアが終わるまで進めようかな……と”もうちょっと”粘りたくなるプレイ感も。
(目的のダンジョンの前に、街道・森など区切りを小分けしてるおかげですね)
そして例えば寄り道のサブクエストをクリアするとエロ発生、あるいは少し周り道してレアな蒐集品をお城に持って帰ると、かなりの頻度で兵士たちのセリフが変化してて嬉しい……。
コレこそがっていう一点は無いものの、ちゃんとそういう細かい所をきちんとやってくれてる楽しさ。
あとやっぱり爆乳立ち絵。
褐色娘の脱衣ダメージでピンク乳輪が見える度に、なにかテンション上がるのは人の摂理。
これは絵・嗜好が気に入ったら、隠れた良作になるのでは……なんて、体験版範囲+1時間くらいは思ってました。

大将くん
▲謎のとっとこ推し

というのは……うーん、途中まで良い感じに歯車が噛み合ってるのに、進めるほど、だんだん力が抜けていくというか。
いつの間にか豊富だった敵種も少なくなり、
錬成で作れる品もすぐに店屋に並ぶので、あえて錬成を頑張る必要も無くなって、
回復アイテムが強力な割に相対的にごく安くなっていくから、毎戦闘ぶっ放して、終了後に全快、という良くないルーティンに。
ストーリー展開も……毎回「訪ねてみたら居なかったので、今度はあっち」ばかりで、さすがに山が無いかなあ、と。
序盤の緊張感を維持できなかった、あるいは広げられなかった、という勿体なさはありますね……。

謎解き
▲謎解きで詰まるのは辛い…

あと謎解きで変化を付けたいのは勿論分かるんですが、出来ればそれは寄り道であって欲しくて、メインシナリオで解けないと進めない・ペナルティ払って進めるような救済措置も無し……というのは、さすがに辛くもあり……。
(自分が詰まった陽の神殿のヒントはここ
簡単にしてあるとは思いますが、深読みしちゃってたね……。しかし踏む順番が大事なら、フロア出た時にガチャンってリセットしてくれてたら、もう少し考え易かったかな)
丁寧に作ろうって部分部分では良く感じられるのに、その良い所が最後の爪の甘さでかなり薄まってたり。
制作二作目? で中長編を作るのは早かったかな、なんて思っちゃいましたね……。

ふたなりレズ爆乳。何故か多いむちむち強調のおしっこシチュ。H嗜好には満足

お嬢様爆乳
▲なにかスゴイ爆乳のお嬢様らしきが

個人的な嗜好はありますが、エロはかなり満足でした。
ここは体験版での期待がそのまま叶った感じ。
どの子も爆乳、むちむち感の強調を忘れてませんし、差分も丁寧、基本絵もなかなか多め。
ハートを飛ばしまくる、ふたなりのアへり方も望み通り。
みんな爆乳なのでCGの構図も限られるのか、若干被ってる物もある気もしますが、個人的には「乳づくし」全然OKなので、そこは問題無し。

シスター爆乳
▲同じく爆乳のシスターも

強いて言えば、あちこちに用意されてるシャワー浴びたりとかの小エロイベントがやや少なめ・短めかも。
(サブクエスト絡みが多いので、まだ見つけられて無いだけ?)
しかしそれはそれで良くて、むしろ興奮を維持したままの集中的なシコポイントにしたい、長めの敗北エロがもうちょい欲しかったかな……。
シチュ的には体験版でもある魔王様(ふたなり and 爆乳)の性処理や夜這いがまず多くて、これらが4つずつ。爆乳レズっぽさを補充してくれます。
そして微妙におしっこするシチュも多し。
基本的に男と絡ませたくなくて、その代わりにエロを入れようとした故でしょうか。
絵を使い回す事もなく、立ちおしっこをしてる尻を捉えたアングルだったり、何故かふたなりチンポに向かって尿をかけたり、毎回あらゆる方向から”むちむちさ”あるいは”レズっぽさ”を強調する嗜好で良かったです。

うーむ……終盤、脇道を解かないとけっきょく本筋も進まないってのは、当初目指した方向と違うんじゃないかなぁと思いつつ、
大っぴらに強調はしないけど、モブキャラと細かく話してると気付く伏線とかあったりで、あぁ良いよねこういう気配り……とか思ったり。

マップ素材1 マップ素材2

エロRPGではあまり見ないレベルで背景素材を集めて作り込んでたり、
会話のなんとなく暖かい所とか好きだし
(その割には、敵キャラ素材が地味に奇抜で怖い感じのセレクションはなんなんだろ……)
2周めだとちょっと変化してたり、遊ばせようとする仕組みも分かるだけに、
やはり、もうちょっとで隠れた名作になる所で、一歩足りなかった……という惜しい気がしましたね。
絵柄・性癖的にはすごく響きましたし、次回作ではこのモヤモヤしたゲーム部分をがっちり着地してくれるかな……という期待感はありますね。
(同人らしい、応援したい心)

褐色JK風 乳首だけで止まるくノ一
▲美術品を集めてJKぽい格好に。そしてくノ一のダメージ脱衣、乳首だけで止まるの好き……。ただ衣装チェンジも後半に固まっちゃってる気が

一周クリア時点ではHイベント回収率6.5割くらい。
二周目めだと回想でHイベントの条件が確認できるようになり、それからでないと見れないエロイベントもけっこうありそう?
(もしかして二周目こそ本番なんだろうか。
ただ会話・イベントスキップとかは欲しかった……、ちょっとしんどいかな)