行け!! 鳴神学園オカルト研究部 (製品版)

RPG,R18製品版の感想

好評システムの改善+シコれるエロの充実

システム的にもタイトル的にも、[行け!! アイリーン快賊団][姫騎士レイチェル]に続くシリーズ3作めと言っていいかと思います。
そんな訳でハチャメチャ海賊団、巻き込まれ型の姫騎士に続き、今回は現代のオカルト研究部という舞台。

会話指ぬきグローブがワンポイント

初見では表紙の、黒髪で制服な感じがちょっと地味かな…と思いましたが、
いきなり部室ごと異世界にワープ、正体を探るべく周りの探索を始める…
なんてスタートには「なるほど、今までの作風のアレンジとしては最適かも」と納得。
(まあすぐに現代世界に戻っちゃいますが…、私的にはもうちょい理不尽オカルト・ホラー要素を匂わせても良かったくらい)
システム的には前シリーズの大部分を継承。
ローグライクなダンジョンに、相変わらず戦闘は「ちょっと考えて、一方的に有利になる」感じが楽しい。

ダンジョン 戦闘

加えて言えば少しずつ戦闘ルールが解禁されていったり、拠点周りのマップがスリムになってテンポが良くなってたり、
出撃前にボスのデータが分かるようになったり(弱点魔法があるので、それに備えて能力UPしていこう)
諸々の小さな改善で、分かり易さ・遊び易さが上がってるなと。
前二作とストーリー上の繋がりは無いですし、これは今作から遊ぶ人にも良い効果がありそう。
そして敵に前列・後列の概念が加わり、攻撃を当てにくい後列の敵が力を溜めてやがる、さぁどう対処しようか…
なんて更に深くなった部分も。
主人公の友達の淫乱娘がエロの引率役とか、前作からの被りの流れがやや気になりましたが、基本的には順当なアレンジ&改善が光っておりました。

エロシーン1 乳首ピアス

むしろ今作で一番変わったのは、エロシーンかも。
今回はアニメを廃した事でシーン数も多くなり、また恐らく敗北エロも無くなった様子? で、異種姦は少なめそう。
代わりに対人エロのシコリティが格段に上がってました。
まず女生徒+女の子だけの部活…という時点で、会話からも何となく女の子ぽさが漂って良いなあという所からの、その”メス臭さ”を踏みにじる仕打ち。
(現代という事を活かし)ヤクザの脅迫、強気な生徒会長が乳首ピアスされる…とか、
ロリな後輩はキモオタに執拗に責められ、既になびき(堕ち)始めている…とか、関係性がしっかり描かれた売春エロですね。

エロシーン2 後輩セリフ

責め方にも磨きが掛かった感じで、執拗な言葉責めは時に心折られる様子を強調し、時に痴態を想像させられて身悶える子のエロさを煽る。
このシリーズの中で一番興奮しました。
他に女の子同士もあり、「あの先輩が、Hの時はこんな風になっちゃうんだ…」みたいな羞恥・公開なエロが良いですね…
対人に寄せたおかげで、ダンジョンではゲームシステムに入れ込み、それ以外のパートでは飛躍的にエロ頻度UP…っていう役割分担も嬉しい。

レズH

恐らく新作を出す上で、過去シリーズを省み、一番手を入れるべきはここだと分析したのだと思います。
(つい自分は”次はどんなシステムだろ”なんて見てましたが、確かに広い目で見れば、そこの弱さが一番ネックだったかもですね…)
そして狙い通り、きちんとそこを充実させてくる。
サークルさんの頼もしい力量を感じました。

現代エロで更にシコくなり、ダンジョンはついやってしまうし

ゲーム部分は変わらず楽しい感じ、毎戦闘ノーダメージ勝利を目指して、ちょっとスキルに頭使いつつ敵を倒していく。
進むごとに要素も追加、
奥義解禁、お金でパーティー全体スキル強化、合成で武器LVアップ、ダンジョンごとにちょっとした特徴あり…
そして合間にどんどん増えるエロを見る。
完成されてるなあと。

会話女子部員たちの掛け合いを楽しみつつ進もう… 微妙にネタが散りばめられているw

前作もクリアした自分にはちょっと易し過ぎかな…と余裕こいてたのが、
何だかんだ、3つめのダンジョン位からそうそう楽勝って訳にはいかず、そうなるとどのスキルを伸ばすみたいな戦略カスタムがやっぱ楽しめるよね…。
新パーティーもどんどん加わって、8人に。
戦闘は5人までなので、どの子を編成するかだけど、”トドメを刺すと満腹度回復”・”状態ステートがあるほど強くなる”とかの特殊キャラ構成だと、戦闘が割と変わるのもなかなか…。

処女膜チェック 受精確定の中出し 孕み立ち絵シコであった…

やはり前二作と明確に違うのは、現代ならではのエロと濃さ。
生徒会長の裏AVで処女喪失シチュとかね、クールな心を折ろうと、あれこれ責め手を工夫する感じ、
局部に生徒手帳乗せて撮影、更に「避妊薬だと思ってたのが実は排卵誘発剤、着床確定の中出し」「処女中出し後のおまんこのビフォアーアフター」
その後のボテ腹…とか陵辱度高くてシコ。
現代なのでシチュに感情移入しやすい反面、当たり前のプレイ描写では弱い、そこでもう一捻り! みたいのが感じられました。

露出裸で鉄棒…そのちょっと分かるマニアックさ

主人公も、痴漢プレイを募集したら途中で相手が暴走、逃げるけど脅迫&レイプされ掛かる…
とか、「なるほど」っていうようなディティールの違い。
端的に言えば”おまんこをくぱっと開かされるエロさ”の質が上がったぞ、というような…。
まぁキャラによっては女の子同士とか男女カップルの和姦とかもあって、陵辱オンリーって訳でもなさそうですが。(まだ途中)

部員ごとのエロ段階の多さ。捗る陵辱感!

本作の一番はやはりエロの充実。
部員が8人とか居ますが、それぞれ5回以上に渡ってエロがあるもんだから、
初め処女中出しから始まり、それで孕んだらボテ腹SEX、アナルも行っとくか、果ては他の女の子とも絡ませたり…とかとか、ひたすら脅迫され陵辱されるのが濃かった。
そんな段階エロも秀でてますが、一つ一つのテキスト、シチュもようく捻ってあるなぁと(多分、意識的にでしょうか)

寝取りセックス初めは恋人一筋だった子もレズ寝取りを経て、男達も参加、中出し液を彼氏に飲ませるというこのエロの捻じくれ方

例えばスマタ一つ取っても「ローション無し、愛液だけで頼む」「包茎ちんこにじょじょに重みを掛けて、おまんこで剥いてくれ」とか。
普通スマタってプレイ設定したらそれだけで満足しちゃいそうだけど、なるほどなあと。
絵柄的にロリィ子が多めな感じもしますが、強がってる子が挫かれたり、
ブチブチ処女膜破られたり、恥ずかしいセリフをさんざんムリヤリ言わせたり、陵辱風味と絡めてるので、自分でもイケました。
逆にスケベ女王様のマリーはどうするんだろと思ったら、実は内面が描写されるのはエロシーンのみ? だったりとか、なるほど工夫。

ロリ子の拘束絶頂このシーンでは、口枷+目隠しであえて様子を窺いにくくして、処女のロリが絶頂する様子を他人目線で描写。女性視点との使い分けが良い

あ、前回で「和姦もあるみたい」と書きましたが、それも寝取りへの前章にしか過ぎませんでした。
そのまま女教師のレズ寝取りに至り、そしてそれも罠で、男達に捧げられていきます…
ストーリー。
ともすれば多次元パラドックスになりそうな所を、ぐちゃぐちゃさせず、さりげない伏線を絡めてさらっと収めたのも好感触。
ただ最後にチャラになるとはいえ、途中まで相当ハードな事されてるので全体の雰囲気はやや重めだと思って、その点が初作[アイリーン快賊団]の爽やかさと対照的で、なにか面白いなあと。
エロ的にはもちろん今作でしょうが、やってて雰囲気的に楽しいのはアイリーン団かも知れない…

立ち絵カスタム恒例の立ち絵カスタムもあるよ

戦闘。
毎ダンジョン、工夫があるのは痛く分かるんですが、途中でちょっと飽きてしまったかも。
自分には少し簡単過ぎる気もした。
なんというか、案外色々やってるようでいて、ザコ敵に同じパターンが通用しやすくて、そうなると基本ノーダメージ上等なバランスなので、解くだけの作業になっちゃう…という。
システム自体はもちろん凝って作られてるけど、その中で起きるランダム性が大体ぜんぶ「予想の範疇」に収まりがちだな…と。
(基本的に一つのフロアをくまなく踏破して、しかも一気にダンジョンクリアしたい派なのでダレやすかったのかも。
途中で引き上げたりするとまた違いますかね…。基本、じっくり遊ぶゲームな気もしますし)