ルシア・スクリプト〜千年王国の姫君〜 (体験版)

RPG,R18ライター:さたける,ルシア・スクリプト

*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。
⇒製品版の感想はこっちに書きました
露出・恥辱をメインに据えたシチュが中心ですが、「大勢の前で輪姦・スカトロなど」「エッチのテレビ中継」「淫乱度が低い状態で強制全裸徘徊」など、ハードエロに属するシチュがほとんどのサークルさん。初期作からコンスタントに短編RPGをリリースし続けていますが、どの作品もサクっと普通のエロRPGだと中盤ぐらいかな……と思うエロから始まって、すぐに激しいレイプ描写に変化するお手軽さと実用性のあるゲームでした(純新作の短編は例外)。
本作はそんなサークルさんが初めて手掛ける長編RPGです。

隣国に狙われる王女、国民の評判を下げる策謀に翻弄される

王国の中で唯一魔力を持つ王女が、王国各地で暴れる魔導士達を倒していくRPG。
ファンタジーだけど文化は微妙に発達していてテレビがあったり、時期国王(王女)が選挙制だったり。過去作でおなじみですが、製品版には「輪姦のテレビ中継」や「選挙で敗北して奴隷扱い」などのシチュがある模様。
主人公は頭脳派のやり手で国を次々改革して、国民から慕われています。でもお茶目というか、調子にのりやすいし子供っぽい言動をしていて親しみやすい王女さん。先祖返り(魔族)で角と尻尾が生えているので凹凸があるのですが、それがドットでしっかり描かれていて向きによって引っ込んだり飛び出たり。

人気1 人気2
▲人気がありすぎな王女様

主人公1 主人公2
▲国民の評判に満足していたり、酒場で酔っ払って大臣に文句を言ったり。個性がしっかり立っていマスコットのような可愛さがあるキャラです。

また、衣装が豊富で体験版だと王女衣装と町娘衣装、それからダサい衣装(変なデザインのTシャツ)を入手。それぞれ立ち絵とドット絵が変化。王女衣装と町娘衣装は城と城下町で着用でき、会話が変化。ダサい衣装はある村と城で着用できます。おそらく、クエストで入手した衣装は城とクエスト先限定かな。

主人公3 衣装1 ダサい衣装1 ダサい衣装2
▲衣装により変化する会話もなかなか面白い。「変な服を着て馬鹿にされる」シチュって発想いいですね。ちなみにこの姿で演説すると評判が下がります。(王女姿で演説すると評判が上がる)

また、長編ということで主人公だけでなく、別の王女様やメイドさんなども専用の立ち絵を用意(たぶん凌辱されるルートがあるんだろうね)

サブキャラ2 サブキャラ3 サブキャラ6
▲サブキャラも個性豊かです。

本作では評判度なるパラメータがあり、主人公の行動で上下します。序盤は人気がある王女さんなので街の人達もベタ褒め状態。イベントクリアで上昇します。しかし、魔導士達は世界征服を狙う隣国の依頼により動いているようで、魔導士達に負けると辱めを受けたり、また刺客に負けると帝国にお持ち帰りされて皇帝に弄ばれてから丁重に返却されるなど、王女の評判を下げることを目的とした戦略を取っている模様。ボス戦敗北などで著しく下がる傾向があります。おそらく下降しすぎるとボロクソに罵られるようになるのかと。
また、評判度は選挙にも影響しそうで、

選挙に敗北して、姫から一気に奴隷にまで堕とされてしまったルシア。
彼女に対する国民からの風当たりは厳しく、恥ずかしい姿をテレビで全国放送させられ、
道行く人々から悲惨極まりない辱めを受け、哀れな少女は身も心も穢されていく…。

とさらに絶望の淵に追い詰められそうな展開もあるそうです。この展開はサークルさんのお得意技で、過去作でも、最初は国民からの人気が高いのにテレビでのエロ出演などで著しく下がって村人などに性欲処理の道具にさせられたり、罵られたりといった身体も心も責められるハードなシチュが終盤であります。

戦闘中エロや敗北後エロがそのままシナリオに影響しそう

システムとしては、初長編RPGなの?と思えるぐらいしっかりとした快適さとエロさがあります。着替え要素(服装で会話が変化)、全裸徘徊、戦闘中エロ、戦闘中のエロ攻撃、戦闘敗北の段階差分エロ……と長編にしただけあり色んな要素が詰め込まれています。そして快適なプレイも意識しているようで、クエストの目的地へはワープで一瞬、だけど村もダンジョンもあるので手抜き感が全然無し、敵シンボル少なめでダンジョンも狭い、敵も弱い、レベル上げサクサクと短時間プレイで冒険を味わえるシステムです。

宿屋
▲本作では従来の宿屋の代わりに各街やダンジョンにある温泉やお風呂に入るとHPMPが全開。突筆すべきことではないかもしれませんが、お風呂とシステムが一体化しているのでアイデアがいいなと素直に思いました。

クエスト形式で王城のメイド部屋にあるワープを使って一瞬で国内の問題がある地域に移動する仕組みでサクサク。王女様は国民から莫大な支持があるため、移動先に行くと村人が総出で迎えてくれたりと歓待も厚いです。だいたい村・街などで2マップ、ダンジョン1、2マップと短い構成。その割には適度に村人がいたり宿などの設備があったりでしっかり会話を楽しむことができます。
さて、戦闘ですが雑魚を3、4匹倒せばボスに通用する適正レベルになるお手軽戦闘です。本作の場合、雑魚戦・ボス戦含めてエロのために導入したような戦闘でした。1クエストに2体+ボスぐらいですが、予告範囲の2ステージだと全ての雑魚・ボス敵に専用の戦闘中エロか戦闘敗北エロのどちらか、あるいは両方が用意してありました。
注目すべきは、戦闘がエロの基盤となっていることです。戦闘中のセクハラ攻撃や戦闘敗北エロだけでなく、その後の村人の反応や評判が下がることによる会話の変化など「戦闘エロが終わった後」の恥辱が本作のポイントかと。
主人公が服を着ている状態なら、人間なら服を脱がそうとしたり、スライムなら溶かそうとしたり。そして裸に剥いた後は胸や股を責めて絶頂させようとしたりします(後半だと挿入とか輪姦とか激しくなりそう)。これが、立ち絵の変化だけでなく、テキストやカットインがしっかり用意されており、剥かれていく様子や絶頂で経たってしまう様子などが、ちゃんと分かります。文章量が戦闘エロにしては多いので、雑魚戦などが面倒にならないかは心配ですが、しっかりしたクオリティです。

戦闘エッチ0 戦闘エッチ2 戦闘エッチ3
▲スライム戦。服を溶かされ徐々に全裸に。そして全裸になった後は、ランダムに胸や股を責められます。また同じ責めでも絶頂する場合があったりとスライムだけでもテキスト量や差分量が多め。

戦闘エッチ4
▲戦闘後は当然裸。そのまま村に戻ることに。

また、魔物との戦闘で半裸・全裸になることがあるため、全裸徘徊が序盤からあります。王女様の裸に歓喜する男もいれば風紀が乱れると怒る女も。衣装差分・裸差分そして評判度でも会話は変化しそうなので、街やクエスト先の村・街での会話テキストはそれなりの分量がありそう。

全裸1 全裸2

さて、上記で紹介したダサい衣装ですが、この裸状態で村の村長に話しかける(憐れんで)入手できます。つまり入手の過程で裸になって村を徘徊して恥辱会話をする必要があるという事。しかも、なんとか入手した衣装がダサすぎて村人や城内の会話で笑われる始末。製品版は盗賊のアジトに際どい衣装で潜入するクエストもあるそうですが、これも城内だと着用できるのかな。

テレビ1 テレビ2 テレビ3
▲村おこしとしてテレビでアピールするも、ハプニングエロが全国流出。ここまでで戦闘セクハラで裸に→全裸徘徊→村長からダサい服入手→村や城の人々に笑われる→ハプニングエロとサブイベ扱いで次々続いていくわけです。

また、ボス戦と特定の雑魚戦は段階差分込みの敗北エロあり。冒頭で述べた隣国誘拐シチュは刺客との戦闘で敗北すると発生します(敗北エロにしては壮大で且つ物語として続くのも一つの特徴かも)。1段階目は王様や衆人環視の元、全裸にされて何度もイかされてから丁重にご返却されるシチュでしたが、段階差分有りのエロイベなので製品版では凌辱とかがありそう。

帝国1 帝国2 帝国3
▲1段階目は、身体が勝手に動く魔法で、自分から帝王にディープキスをするシチュ。製品版では2回目以降に帝国の刺客に敗北すると発展するようです。戦闘敗北エロながら皇帝との出会いはストーリーに深く関わりそうな気も……。

他、透明人間に負けると、街の広場で何度もイかされたり、次差分では公開凌辱されたりとヒドい目に。そして国民からの評価は著しく下がってしまいます。凌辱後は裸で村の中に開放。

透明人間1 透明人間3 透明人間5 透明人間7
▲2つめのクエストが透明人間の退治。村について早々に戦闘したり(敗北エッチあり)、ボス戦で負けると犯されたりします。序盤なのに、全裸恥辱・処女喪失とハード。

評判の下降は主に戦闘敗北であり、反対に勝ち続ければ上昇して、エンディングが分岐するようで処女クリアやハッピーエンドからバッドエンドまである模様。また、おそらくですが、処女喪失も任意のレイプエロで可能なので処女厨向きの作品でもあるかも。
「主人公の尊厳を踏みにじるようなえげつないプレイ」ということで、長編になってもサークルさん特有のシチュが過去作から引き継いでいる感じは予告からでもしっかり確認できました。今作は戦闘がキーになってエロ系の物語が進展しそうです。
綺麗目なイラストの女の子が一身に恥辱と凌辱を受けていて可哀想だなと思う反面、興奮するシチュばかり。そして、今作から導入された戦闘中エロもしっかり作られていて、個人的にも期待している作品です。