The Demon’s Kingdom 〜亡国の女達〜 感想(製品版)
ゾンビ娘が徘徊する国を、ボスを倒して解放していくRPGです。
とは言っても主人公は別に正義の人ではないので、倒したゾンビを犯すし、救える人間を犯して放置したりもできます。
丁寧な作りで醸しだされる"ゾンビが徘徊する街"のアンモラル感
この方の1作めのRPG[The Sleeping Beauty ~眠れる王国の女達~]…からそうでしたが、マップ・キャラチップ素材を丹念に集めており、なかなかしゅっとした出来。

丁寧な作りは、犯したゾンビ娘の全裸+中出し放置のドット絵があるなど、"ゾンビ姦(差分で睡眠姦)""ゾンビが徘徊する、死んだ街の廃モラル感"というコンセプトに寄与しています。
シンボルエンカウントで襲ってくるのも雰囲気出てますね…
リアルタイム+主観ぽい戦闘システム

また他のシステムもかなり凝っています。(この辺は2作め[The Stop of the World ~時よ止まれ、お前は美しい~]の上積みかも)
戦闘はリアルタイム。こちらがまごまごしてると敵に攻撃されますし(とはいえ調整もできますし、そうシビアではありません)主観視点を意識した演出も珍しい印象。
なかなか新鮮でした。
(ここまで来ると贅沢を言って、敵がアニメして欲しいとか考えますが)
主人公が死んだ後も続く
体験版では分からなかったのですが、主人公が死んだ後も続きます。
つまり"生身"と"ソウル体"の2モードがあり、ダンジョンのトラップで割と死んでしまうシビアさもあるのですが、一回死んでもソウル体になって出直し。
ソウル体はゾンビ娘を倒しても犯せませんし、また前回の死亡場所に行くことで、失ったソウル(お金の代わり)を回収する事もできるという…、ただの一発死ではない起伏が用意されています。
ややネタバレですが、冒頭で主人公がいきなり死んでしまう展開なのも、メリハリが利いてて良い。

一度ソウル体になってしまうと、生身になるにはソウルとは別の数値…、"人間性"が必要となってくる。
ダンジョンも都合4種類ですが、初めはその内3つのどこからでも挑戦できる、という"ワクワク"する仕様。
意欲的なシステムは新鮮だけど、あんまり上手く行ってない所も
…ですが正直、ゲームプレイに慣れてくると、まあ生身の方が有利だし一旦ソウル体になると面倒なので、生身でプレイするのが定番になってくる気もします。
(というか実質1面だけ、暗がりの中を進む+落とし穴 でやたらと手応えあった気が…)
ダンジョンの攻略順を好きに選べるのも、別に挑む順番でレベル調整とかしないので、"2つ目に行くべき"ダンジョンにいきなり行くと、即死級のダメージ食らう。、結局この順不同さは形骸化しちゃってますね…。
実績システムもあり、この実績のあり方が"押し付けられる目標"といった風情ではなく、ちゃんと"行動評価"として存在しているのも良い塩梅でした。
前者は"次は○○○して下さい、はい頑張って"と、義務感まで感じさせるのに対し、後者は"好きに行動した結果、実績が満たされ、褒められてるようで嬉しくなる"ですかね…。前者と後者の割合が大事。(どうも日本のRPGで実績システムがあると、前者ばかりになる気が)
ただ、どうも種類が少ないので、行動評価の機会そのものが少ない気も…。
私は余り詳しくないですが、少し洋ゲーのRPGのような、システムの捻り方を感じて好きでしたね…。上手く成立しているとは言い難いですが、なかなか楽しめました。(現在、ラスボス? の女王まで約2時間でいけました)
エロはテンプレアニメ+NPCを助けないとゾンビに!


犯せる子がそこら中に居て、種類も結構あるのは、エロコンセプトを加速させています。
させていますが、まぁこれも作者さんのゲームは毎回そうなんですが、エロシーンは犯しアニメ。で、体位がほとんど共通なんですよね…。テキストも多いとは言えませんし。
正直、自分はこれでヌクのはきついって感じですが、睡姦・死姦方面の、反応無しを楽しむ方にはこれがGoodなんでしょうか…?
まぁ断面図をONにすれば、物言わぬ子の子宮にこってり精液を出す興奮はあったけど…。せっかくのゾンビ姦なので、ウゴウゴ呻いてる声も欲しかったかも。

表紙のゾンビ娘は救えなかったNPCキャラの姿なんですね。これは衝撃的だ。
つい強くなったら力を試したいってんで、皆助けちゃってますが…。まあ2周めに楽しむとしましょう。
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