豊満! NTママンとパイ作り 感想
豊満! NTママンとパイ作り[紙束ワークス]
既存ジャンルにどうにも閉塞感が漂い、反面ゲームの遊び方が多様性を持つ昨今。
元々RPGの歴史がTRPGから始まったように、鋭角な感性を持つゲームクリエイターは割と"卓ゲー"、対人でやるカードゲーム(カードだけとは限らないけど)に興味を向けている様子。
111も卓ゲーの見識を広めなさい、とtwitterにて教えて貰ったのが本作です。
ルールを覚える試行錯誤もまた楽しい
何しろ初めてやるカードゲーム。
ルールを知らぬでは話にならないので、まずヘルプをざっと読みます。
…エロRPGなんかだと、説明書を紐解き、"新しいルール"を覚える事に、かなり面倒臭さを覚えたりもするのですが…
新手のカードゲームの場合、覚える事は多いはずなのに、不思議と心踊る物があるのは何故なんでしょうか。
単純にカードゲームにまだ"スレて”無いだけか…?
思えば[SuperFlowerMagicRX][はなふだマーケット]で、花札覚えるのも楽しかったですね…
(花札はまあ、遊び方と同時に"文化"にもアクセスできるから、っていうプラスαの効果があったかもですが)
で、これは食材・レシピ(パイ)カードの2種類があり、食材を組み合わせてパイを作る、という物だと分かる。
楽しげなカードの図柄からUNOみたいな感じを予想しましたが、言うならパイは役、食材という牌を集めるんだな? と、自分の中で一旦落ち着けたり。
こういう自分の中の、理解するために道筋建てるのもまた楽しいというか…。
概要
しかし実際は麻雀とも違って、例えば引くカードは自分で食材かレシピの山から選べる。
カードを捨てたらそれ拾ってロン、みたいな事も無く、ひたすらカードを捨てまくるフェイズと、パイを製造するフェイズがある。
製造ターンにて、場にある(捨てられた)レシピカードが順に、同じく場にある食材カードを消費していく。
例えばゲームが始まって、
たまねぎ・たまねぎ・肉、(たまねぎ×1、肉×2が必要なパイレシピ)
と順に捨てたとする。
製造ターンでは捨てた順に辿っていくから、レシピの時点で肉が1つ足りず、不成立と。
カードはどんどん積み上げられ、前に何が捨てられたかは見えないので、記憶力が重要。
ただし、製造時フェーズで食材が足りないレシピに、その時の手札(7枚)から緊急的に出して間に合わせるというアドリブもあり、結局レシピをがんがん捨ててけば何とかなるよね…って辺り、パイという身近な題材も含めて、パーティーゲームぽいなと…。
駆け引きとしては、場に出した食材カードは敵自分、共有で使えるけど、レシピだけはどちらが出したか記憶されている。
ジャガイモをせっせと場に出していたら、敵が先んじてジャガイモを消費するレシピを出して来て悔しい(言わば横取り)とか。
更に深く考えれば、カード種類の枚数は等しいので、初めにジャガイモがこなければ後に集中する事になる。
その時までジャガ消費のレシピを取っておくか、あるいは敵も食材を出せてない早めに出しておき、製造ターンの前に引いてきたジャガイモを手札の中に留める。
急場的にレシピに足りないカードを出し、後から完成させられるな…、など、頭を巡らせられる。
とか言いつつヘルプにある通り、1回が終わる頃には"フィーリング"で大体こなせるように。
ヘルプ有るからいいだろ、ではなく、UI面でサポート表示があったのも分かり易かったなあ…。
エロ要素|爆乳ママンに媚薬盛るは、着せ替えするわ
さて本作は、無料エロゲFLASH。
この時点でワイワイやるはずのパーティーゲームが子供は寝てなさい、になってますが…
(そもそもパーティーゲームなのに1VS1だし)
エロ嗜好としては着せ替え。パイを作った枚数だけ脱がせられる、と分かりやすい。
裸エプロン、裸ストッキングやらスク水で電マ当て、など嬉しい組み合わせも出来る。
脱がせば脱がすほどセリフがデレてくるし、更にそこに、ちょっと作りにくい"媚薬パイ"・"うなぎパイ"などを狙う事で、淫乱状態になって母乳が出て…と、上手くエロとゲームのやり甲斐が混ざってました。
カードで対決してても、画面端には常に変態みたいな格好のエロ女性がセリフを吐いてる。
ヌクまではいかないけど、かなりムラムラする独特さ。
これもまたエロゲらしいエロだなあと…。
最後に着せ替え状態そのままで、セックスシーンへ突入するシェア版はまだですかね…!
(FLASHアニメ+喘ぎ声付きとかで)
余談。憧れ…
何しろ手軽に出来るので、同サイトの他のエロゲも色々やりました。
FLASHのライブラリとしての優秀さも、再認識。
FLASHで小さいのを作りまくる、ってスタイルは昔からありますよね…。
そういうのってゲーム制作ライフとしてかなり格好いいし、面白そうだなあ…。
エロ有りなのも、色々ネタと嗜好が混じり合う感じでまた良し。
([Scraper]では、エロブロック崩しの進化の方向性を見せて貰った気分に。昔のゲームだけど…)
あ、卓ゲーに関してはやっぱり対人でやるのが一番"分かる"気がしました…。
少なくとも1VS1のエロゲでは、エッセンスが分かったかも怪しいかな…?
ディスカッション
コメント一覧
着せ替えカードゲーム楽しそう。
女の子向けっぽくすれば絶対受けると思った。
女の子向け!? その発想は無かったです… 汚れてしまった大人でした…。
しかし。これの元になったゲーム。最大5人まで遊べるのですが。 人数が増えれば増えるほどカウンティングできなくなります^^; (食材不問系レシピも必然的に増えるので)。
卓上ゲームの不思議なところって「1度プレイするとなんとなく理解できる」ところですね。 もちろんルール熟知している方が強いのですが。ルーキーでもそれなりに良いところまで行けるように作られているのが特に、ドイツ産には多いです。
そうそう…”これリアルだと誰が判定するんだろ?”って気になってたんです。
5人とか参加したら誰も正しく覚えてないと思うのですが…、順序良く積み上げて、あとで1枚ずつ合わせていくのかな。大変そうw
あーでも考えたら花札とかもそうだから、そういう物なのかな…
卓上ゲームは手触りが魅力なのかな、と考えたりもします。麻雀の牌の感触って良いですしね。
>5人とか参加したら誰も正しく覚えてないと思うのですが…、順序良く積み上げて、あとで1枚ずつ合わせていくのかな。大変そうw
はい。そりゃーもう。
ポイポイ積み上げて。ひっくり返して、1枚1枚めくっていきます。
手触り。確かに重要ですね。あとは、微妙な時間の貯めですかね。
例えばサイコロ1つ振るにも「んー・・・。(ガシャガシャガシャ)そいやぁ!(ゴロゴロ)これとこれで10,20,34」とか。そういう動作とかで無駄な時間とられるのですが。それが苦にならない。不思議な魅力ですね。
そうですね…。ある意味、豊かな時間の過ごし方かも知れません。
いま、見つめなおす時っ!
このゲームで使えるカードに、たまねぎとジャガイモはありませんよ。
たまねぎは何と見間違えたのかは推測できませんが、おそらくジャガイモに見えたのはパイ生地かと。私も最初それがジャガイモに見えたので(笑)
そして、”うなぎパイ”ではなくて”うなパイ”です。・・・”うな”って何でしょうね??
いま確認したら、たまねぎとジャガイモ無かったですねー、すみませんでした。たまねぎは…、バナナを間違えたのかな?
うなパイは商品名的なアレなのでしょうか。
それにしても、3年たっても普通にプレイできるのは素敵だなあ…