Hな由女ちゃん珍道中! 感想(製品版)
概要
頭の軽い初心者くのいちが里に帰る為、1つの町の中でエロイベントをあれこれ探すRPG。
通常のRPGのザコ戦闘とかは無くて、エロイベントは全て戦闘形式=セックスバトル。
攻撃選んで、敵のダメージが一定数超えると会話発生、何回か会話してフィニュッシュと。
([プリズンファタジア]のような)
ボイスはHシーンのみながら、なかなか華を添えているかも。
もうちょっと間を持たせてくれれば…
里に帰る為のステップをお金だけにしなかったのは良い気配りで、地図を作って貰うとか、色々なフラグを進めるうち、最終的に事件解決へと発展…という事へ繋げやすかったかと。
ただフラグ回収の道筋がほとんど予想できなくて、結局ヒントアイテム頼みになってしまうが辛い所。
(地図を作ってもらいに絵師の家に行く→居ない。ヒントを見ると、遊郭に行ってイベントをこなすと進めるらしい。で帰ってくると、絵師の家に曲者が居る。
脈絡がない…。
絵師の家に書き置きがあるとか、遊郭から出た瞬間に怪しい影が"(絵師の家のある)西町に向かった"とかの誘導が欲しい…)
セックスバトルも、最中のやり取りが少なめ。
だいたい開幕から、1・2回、短い会話シーンがあったかと思えば射精へ…。
後半になるとスライム・触手、中出し直後の出産とか抑えて来てるけど、全裸Hばっかじゃなくて、衣装Hも見たかったかな。
せっかく、くの一なんだし…
バトルに入るまでのエロ的な盛り上げも少ないので、エロ的にも探索的にも、ちょっと物足りなさを感じるかも知れない。
ただしほぼプレイ1時間で、Hシーンは30。
H絵がほとんど使い回し無しってのは凄い。
(1つのHシーン辺り2分も使ってない訳で、正直めっちゃ勿体ない使い方な気が…)
質も落としてないので、絵が気になったら良いかも。
細かいこと
●イベントの起きる順番的に、いきなり"童貞の筆おろし"を受けられて、ほんの数時間前まで処女だったのに、"この街に来た頃のウブな自分を思い出す”とかの描写があったり、
媚薬により公衆の面前でオナニーする時も、"自分を慰めた事など一度も無い"ってあるけど、その前に宿屋に泊まると、オナニーしてるんだよね…
●個人的には冒頭の場面みたいに、からくり仕掛けの屋敷から逃げ出す…(時にセックスもする)ってありかもと思った。
ライブアライブの江戸時代編みたいな。
これもフラグの立て方分かりにくいと、詰まるだろうけど…
穴蔵アナグラム
ディスカッション
コメント一覧
これは、完全に推測や憶測に過ぎないのですが。
たとえインディーズという甘さがあったとしても。
こういうフラグ管理されていないが故のストーリー組立の歪さというのは、なんとかならないものでしょうか。 別のゲームですが「冒険者の街を作ろう2」ですら「裏切りイベント後に、裏切り前のほのぼのイベント」というミスを犯していました。
おそらく。エロシーンを、ショートコント的に散りばめて、そこに至るまでのチェックポイントを踏ませるだけで全体的な話の組立を意識していないのではないかと思っています。 RPGと分類されていますが。私個人の価値観からするとRPGを装ったオムニバスADVのなりそこないのように感じます。
……そういう人たちが。ゲームブックなんぞ作らせたらどういうものが出来るのか大変楽しみでありますが。
(たまには、私だって毒舌のコメントをするのです)
作る前にキチンとした、見通しの良いツールで設計すれば、避けられるかも知れないですね。
私が子供の頃やったゲームブックだと、それを避ける為か、間違った選択肢なら即死亡! って物が多かった気がしますw
最近のゲームブックは高度になっているのでしょうね…